神の守護者ーボンゴレ最強!?   作:神王龍

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標的87 十年後の出来事

三人称 side

 

「あ、あなたは……!」

(あれ?この顔…)

「まさか、ご、獄寺…」ドサッ

「10代目!」

獄寺が膝をつき、ツナの方をガシッとつかむ。

(やっぱり、十年後の獄寺君!すげーでかくなってる)

「すいません!すいません!」

「ていうか、いててててて」

「あ、すいません」

獄寺がパッとツナの肩を離す。

「いや、あの、俺何がなんだか…し、信じられないかもしれないですけど、

僕は間違ってランボの十年バズーカに当たっちゃって」

「そうですね……五分しかない」

獄寺が悲しそうにそう言った。

「いいですか、10代目今から俺のいうことを必ず実行してください。

詳しく説明している時間は無いんです」

(十年後の獄寺君、なんかすっかり大人っぽいや)

「過去に戻ったらまず、この男を消してください」

そう言って眼鏡をかけた男の写真を見せる。

「この時代の写真ですが、あなたは中二の時接触しているはずなんです。」

「え?誰これ?ていうか消すって!?」

ツナが驚く。

「躊躇する必要は、ありません」

「いや、でも待ってください。消すって、この人の命を?」

「奴さえいなければ、白蘭もこれ程には…」

「白、蘭?」(て言うか、さっきからなんでこんな深刻な空気なの?

一体、十年後のこの世界何が起きているんだ?)

「次に、年の為ですが「あの!一つだけ、すごく気になるんですけど」

獄寺の言葉をツナが遮る。

「なんで、十年後の俺ここにいたんですか?なんで十年後の俺、棺桶に?」

獄寺が悲しそうな顔をする。

「そ、それは……」ポワン!

言いかけた瞬間、ピンク色の煙が立ち上る。

「10代目!」

「ご、獄寺君!?」

現れたのは、十年経つ前の獄寺だった。

(なんで元の獄寺くんが!?おかげで真実を聞きそびれた!)

「あれ?いつもの10代目だ!俺、てっきり十年後に来たのかと思いましたよ」

「いやぁ、ここは十年後であってるよ獄寺君。俺もさっき十年前から来たんだ」

あたりを見渡す獄寺。

「なんだ、やっぱりそうっすか。

リボーンさんのことで大人ランボ呼ぼうとして10代目ん家行ったら……」

「ったく、アホ牛のヤツ。五分だったら締め……ん?これなんすか?棺桶みたいっすけど」

「みたいじゃないんだ」「は?て、ことは十年後の十代目はここに……!?」

獄寺が顔を伏せて座る。

「あの、獄寺君。獄寺君、大丈夫?」

「十年後の俺は何をやってたんだ!なぜ十代目が棺桶に……畜生!

十代目を死なせるなんて、俺は右腕失格です!」

「誰もまだ死んだって言ってないから!」(うわぁ、直視しないようにしてるのにー!)

「それに、多分こうならない方法を教えてもらったから」

ツナは写真を見せて説明した。

「この写真の奴を、そう十年後の俺が言ったんすか?

よし、五分たって元に戻ったらすぐにその写真の男を葬りましょう!」

「ちょ、いやいやそれはまずいよ。五分して戻ったらまず……あ、れ?」

「どうしたんすか?」

ツナが立ち上がり、周りを見渡す。

「もう、ここにきてとっくに五分くらいたってるんじゃないかな」

「そういや、俺もこっち来てから五分たった気がします」

「だよね!?」「ええ」「じゃあ、なんで過去に戻らないの!?」

「考えられるのは十年バズーカの故障じゃ」

ツナが慌てて、獄寺は冷静にそう言う。

「そ、そんな!俺達どうなっちゃうの!」

「詳しくはわかりませんが、二度と過去には戻れないとか?」

「ええ!?そんなの困るよ!」「いえ、まだ決まったわけでは……」

ツナがさらに慌てる。

「どうしようー!」ぐぅ〜

ツナのお腹がなる。

「とりあえず、八ツ橋食べましょうか!」

 

 

「しかしここ、どこなんすかね?日本じゃないってことも考えられますね」

「え!?外国!」

獄寺はケースを拾い、

「これ、十年後の俺が置いてったんすよね?」

「う、うん」「どれ…」パカッ

獄寺が開けると中の荷物が落ちる。

「ちょ、獄寺君。勝手に開けちゃまずいんじゃ」

「構いませんよ、どーせ俺のなんすから。なんだ?この苔むした箱……汚ぇ」

「てか、十年経っても紙の手紙かよ」

獄寺は手紙を開いた。

「なにこれ?絵みわたいだけど」

「これはG文字だ!」

「G文字?」

「獄寺文字と言って、中1の時授業中に俺が考え出した暗号です」

(授業中に何やってんだこの人ー!)

「えーと、守護、者は、集合?」ガサッ

獄寺が解読していると、後ろから声がする。

「やはりな」

「!誰だ!」

「初めまして、そしてさようなら」

「な!」「敵!十代目、下がってください!ここは俺が!」ジジジジジジッ

「果てろ!」バンバンバンッ

獄寺の投げたボムを上に避けてかわす。

「逃がすかよ!」

獄寺はロケットボムを放つ。

が、その人物は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

武器より放たれた攻撃がボムをすべて撃ち落とす。

そして、獄寺をネットのようなものが動きを止めた。

「!獄寺君!」

「やばいよ、どうしよリボーン!」(!リボーンは、いないんだ)

「やはりリングを使いこなせないのか。宝の持ち腐れだな」

「リングを使いこなす?」「な、何言ってんだ?」

「俺を恨むな、死ね」

そう言って武器を構える。

「十代目、こいつなんかやばいっす、逃げてください!」

「ご、獄寺君!そんなぁ…!」

ポケットを探り、死ぬ気丸を取り出すツナ。

(死ぬ気丸!本当はこんなの飲みたくないけど……ああ、もうやるしか!)

そして、謎の人物の武器から弾が放たれる。

が、それを全て弾くツナ。

「十代目!」

「弾丸をものともしない高密度のエネルギー、待ってたぜ。

ハイパー死ぬ気モードのお前をな」

「なせ、俺達を狙う?」

「今は非常時だ、手っ取り早くが最優先なのさ」

ツナの質問にそう答える謎の人物。

「次のは鉛玉とは違う、その炎でも消せはしないぜ!」

ツナがかわすが、それを追いかけるように曲がる。

「!ホーミング!」

ツナは炎で弾こうとするが、直撃する。

(今の、たまは、まさか……)

「休憩なんてやらないぜ、ここで死ぬようなら足で纏になるだけだからな。

生きたきゃ生きろ」

落ちていくツナに弾が直撃する。

「10代目!」

「リボーンの指導を受けながらこんなものか。これでよくXANUXUSを倒せたな。

リボーンが隣にいて初めて一人前だったということか」

「なぜ、リボーンのことを知っている」

が、ツナは零地点突破改を使って吸収していた。

「零地点突破・改か!」

「なぜ、なぜ死ぬ気の炎を使えるんだ」

綱は一撃を腹に当てる。

「なるほどな」

「な、女!」

「なかなかどうして、みどころはありそうだな。沢田綱吉。

俺が全力を出しても。お前の戦闘力には及ばないだろうぜ。

もっとも、旧時代的意味においてな」

「それだけでは、この時代……生きてはいけないぜ!」

箱に炎を注入する。

そして、攻撃を繰り出すが、ツナはそれを躱す。

そして、箱から何かが飛び出してツナを囲む。

「なんだ!?」

ツナは炎を噴出して抜けようとする。

「すごい、さすが10代目!」

「気付けよ、逆効果だ。

お前は自分の意思で死ぬ気の炎を出しているんじゃない、

無理矢理大気中に放出させられてるのさ。

炎で動くおもちゃによってな」

ツナは死ぬ気の炎が無くなり、地面に落ちる。

「こんな初歩的なトラップにかかるとは情けないな、ボンゴレ10代目」

(奴の言う通りだ、俺、リボーンがいないと半人前なんだ。

きっとリボーンがいたらこんなことには……リボーン!)

「が、及第点だ」

「俺の名はラル・ミルチ」

そうラルが名乗った。

「10代目!お怪我は!」

獄寺の拘束が解かれ、ツナに駆け寄る。

「うん、大丈夫」

「派手に暴れすぎたな、このままでは奴らに見つかるのも時間の問題だ」

「これをボンゴレリングに巻きつけろ」

そう言ってラルはチェーンを落とす。

「マモンチェーンと言って指輪の力を封印する鎖だ」

「おい、ちょっとまて!いきなり襲っといてわけわかんねぇ事言ってんじゃねぇぞ!

それになぜボンゴレリングのことを……一体何者なんだ!」

「急いでここを立ち去る、裸足じゃ無理だそれを履け」

(シカトー!?)

そう言ってサンダルを投げる。

(でも、この人敵じゃないかも)

「ちょっと待ってください!俺達過去から来たんです!

さっきから驚くことばっかりで何がなんだかさっぱり……!?」ガチャ

ラルはツナに武器を構える。

「ふざけんな!なんでお前のいうことを!」

「ついてこれないやつは死んでくれた方が助かる、俺には時間が無いんだ」

「知らないことは目的地についてから調べるんだな」

「目的地?」

「お前達のアジトだ」

「お、俺達のアジト!?」

獄寺とツナが驚く。

「まさかこの時代の!?てことは俺……!リボーンもそこにいるんですか!?」

「そうか!十年前のリボーンさんがまだこの時代にいるってことも!」

「知るか」

ラルはそう即答した。

「いけすかねぇアマだぜ」

「でも、赤ん坊リボーンがいなくてもこの時代のリボーンはいるかも」

「そうっすね」

「コロネロ、スカル……最強のアルコバレーノ達は、皆死んでいった」

「え!ええ!?」「もちろん、リボーンもいない」

「!!!」

 

ーアジトー

「へーここがアジトかー」

一方、竜司と翔太は一足先にアジトにつき雲雀と別れていろいろ回っていた。

 

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