それでは!
だって俺王子だもん
ベル side
ー城ー
俺はベルフェゴール、皆からはベルって呼ばれてる。
今日もいつも通り求愛の手紙とか届いてる。
ししし、いつも通り全部断るけど。
だって俺王子だもん。
「ん?爺これ誰だ?」
「はい、ラーフィンス家・長女のフレデリカ様にございます」
「…こいつの家まで送るし」
「畏まりました」
俺が始めて会おうと思った女性…後の俺のフィアンセになる女だ。
sidechange
三人称 side
ーラーフィンス家ー
ようこそおいで下さいました、とベルはメイド達に出迎えられる。
「こちらでお嬢様がお待ちでございます」
そう言われてベルが案内されたのは応接室だった。
応接室の扉が空いた瞬間目の前の女性にベルは釘付けとなる。
「初めまして、ベルフェゴール王子。
私はラーフィンス家・長女のフレデリカに御座います」
「ベルでいい…二人きりにして欲しい」
そう言ったベルの目は真剣だった。
ベルの爺とラーフィンス家のメイド達が部屋を出た瞬間
ギュッ!
と目の前にいるフレデリカを抱きしめた。
「きゅ、急にどうされたのですか/////」
「俺初めてなんだ。
だって俺王子だもん、俺に見合うだけの女なんてそうそう見つからなかった。
けど、手紙の内容と付いてたフレデリカのドレスの写真を見て会いたくなった///」
そう言ったベルは、嫌われないかという不安で心配だった。
だがそれも杞憂に終わった。
「ベルフェ…いえ、ベル様にお会いしとうございました」
ギュッ
なんとフレデリカも抱きしめ返したのだ。
ベルは嬉しくてしょうがなかった。
今まで残虐なことをしてきた彼にとって、唯一の癒しが出来たからだろう。
「…ししし、明日から一緒に暮らす」
「まぁ…!嬉しゅうございます」
「妻になるなら砕けて話していい。こんな事言うのフレデリカだけだからな」ニッ
「えぇ、ずっとベルのそばにいますわ」ピトッ
そして2人は新しく家を買い、そこに暮らし始めた。
〜数年後〜
ーベル家ー
「じゃあ俺行ってくる」
「はい、行ってらっしゃい。あなた♡」
ある日いつもの様に、ベルがボンゴレ本部へ出かけた日の事だった。
プルルルルル
ベル家に1本の電話が掛かる。
ガチャ
「…えぇ、首尾は順調ですわ。お父様とお母様はご無事で?声を聞かせてください!」プツンッ
フレデリカが何かを話していると突然電話が切れた。
フレデリカは後ろを向く。
そこには本部に向かったはずのベルがコンセントを持っていた。
「…何話してたんだ?」
「なんでもございま「なんでもないわけないだろ!」
…ベル様、私は今貴方のご両親とラジエル様にお父様とお母様が人質に取られています。
ベル様と付き合って子を身篭れと…。
正直最初は手紙など書くつもりはございませんでした。
ですがそんな脅しをされては書かざる負えないでしょう?
…私のことは恨んでも構いません。お父様とお母様を解放してください…うぅ」ポタポタ
フレデリカはそう説明した後、涙を流しながら膝を落とした。
そしてベルはフレデリカに近づき…
パシ-ンッ!
とビンタをした。
「…これで許す。だって俺王子だし。
一応聞くけど俺の事は好きか?」
真剣な目で見つめられ、フレデリカも答える。
「はい、お会いした時からずっと…愛しております」
ナデナデ
「ベル…あなた…うぅ」ポロポロ
「俺が…フレデリカの両親を助けてくる」
「!どうしてそこまで私の事を…」
「俺もフレデリカを愛してるから…」チュッ
ベルの軽く唇に触れたキスは、フレデリカも拒否することなく受け入れていた。
そしてこの後に起こる出来事がベルによる一家惨殺である。
ー数年後ー
「あなたー?ご飯出来たわよー」
「今行く」
数年後2人は幸せな家庭を気付いていた。
side out
甘々だよ!コーヒー飲みたくなったよ!
………
今回はベルのフィアンセとの出会い、そして固く結ばれた愛情に関してでした。
次回は…何になるかは未定です。
乞うご期待!