それでは!イッツ、死ぬ気タイム!
ー沢田家ー
「ツッ君ー?起きなさーい。遅刻するわよ?」
「うわぁ!ヴァリアーが来た!」バサッ!
「夢?あ、あれ?指輪がない…」
「ツナ、朝ご飯だって!」
「うん、おはよう」
「早く来ないとランボさんが食べちゃうもんね!」
「分かった分かった」
「あのさ!父さんは?」
「知らないもんねー」
「もしかして今まで全部長い夢だったんじゃ!そうだよ!
父さんは帰って来てないし物騒な指輪なんか貰ってない!」
「そんな訳ない」
「9代目の直名が額に入ってるー!?」
「リングもそこにあるだろ?」
「家光はバジルと情報収集に出たぞ」
「やっぱりあれは夢じゃ無かったんだ!」
ー回想ー
「同じリングを持つ者同士、一対一のガチンコバトルだ!」
「ガチンコバトル!?」
「ああ、後は指示を待てと書いてある」
「指示?」
ザザッ「「お待たせしました!」」
「今回のリング争奪戦では我々がジャッジを務めます」
「え?誰?」
「我々は9代目直属のチェルベッロ機関の者です」
「リング争奪戦において我々の決定は9代目の決定だと御考え下さい」
(あれにも死ぬ気の炎が)
「9代目はこれがファミリー全体を納得させるためのギリギリの措置だと仰っています」
「異存はありませんか?XANXUS様」
ギロッ
「ありがとうございます」
「待て、異議ありだ」
「チェルベッロ機関など門外顧問の俺も聞いた事が無いぞ?」
「そんな連中にボンゴレファミリーの未来を決める重要なジャッジを任せられるか」
「異議は認められません!」
「我々は9代目に使えているのであり、貴方の力の及ぶ存在ではない」
「何?」
「まぁー残念ね」
「本来9種類のハーフボンゴレリングはボスが持つ1組と門外顧問が持つ1組が存在し、
跡継ぎの式典の際にボスと門外顧問の二人が認めた9名に、
ハーフボンゴレリングを合体させた完全な形で継承される物なのです」
「ですが今回異例の事態になってしまいました。」
「二人が相応しいと考える9名が食い違い、
それぞれが違う人物に一方だけを配ったのです」
「即ち9代目が認めたXANXUS様率いる9名と、
門外顧問家光氏が認めた綱吉氏率いる9名です」
「そこで、真にリングに相応しいのはどちらなのか命賭けて証明して貰います!」
「命って!?」
「場所は深夜の並盛中学校、詳しくは追って説明します」
「それでは明晩11時並盛中でお待ちしております」
「「さようなら」」
「ちょっと待って!そんな…」
ー回想終了ー
「無理だよ!あんなやばい相手なんて聞いてない」
「あれ、普通の人間の目じゃ無かったぞ!」
「なっ、やべえよな」
「なっ、じゃ無いだろ!」
「そもそもなんで俺が後継者争いなんてしなきゃなんねえんだよ!」
「そんなの俺が聞きてぇぞ」
「俺の知る限り9代目はこんな血迷った戦いをさせる奴じゃねえ」
「何かあったとしか考えらえねぇな」
「何かって何なんだよ」
「大体父さんも父さんだよ、なんであの人達にリング渡さなかったんだよ」
「XANXUS達にあげればこんな事には…」「それは違ぇぞ」
「XANXUSは抜かりの無い男だ。遅かれ早かれお前達は消されていた。」
「そんなぁ!!あーもう!なんでこんな事に!
もう無理修行なんて無駄だよ!やりたくない!」
「そうか、学校には行けよ」
ー通学路ー
「逃げ出したいよ!逃げてみよっかな」
「よ!」トンッ「うわあ!」
「なんだ山本かー」
「流石に昨日は眠れなくてな」
「修行してても落ちつかなくててな、学校行こうと思ってさ」
(山本も緊張してるんだ)
「いやーわくわくすんな!」
(精神構造が違う!)
「大丈夫だって!」
「最初は俺、自分があのロン毛に勝つことしか考えてなくてさ」
「未だに状況も分かってねえしな」
「でも、みんなが揃った時思ったんだ。俺じゃなくて俺たちの戦いだって」
「一人じゃねぇんだぜ?ツナ」
「皆で勝とうぜ!」「や、山本!」
「ったりめぇだ!あんな奴らにボンゴレ任せられるか!」
「獄寺君」
「相手が誰だろうと蹴散らしてやりますよ、勝つのは俺たちです!任せて下さい10代目」
(またいつものパターンだ!)
(二人の根拠のない、盛り上がりに巻き込まれ行く!
でも、二人にそう言われると何とかなるような気がするから不思議だよな)
(震えが止まってる)
「お、獄寺なんだ?その箱」
「中身はなんだ?」
「こらっ勝手に開けんな」
「紙飛行機?」
「こんなにたくさんの紙飛行機どうすんの?」
「修行にに使うんすよ」
「実はまだ新しい技が完成してなくて」
「今から山に行くんす!」
(紙飛行機で何の修行!?)
「にしても霧のリングのやつは何してんすかね」
「こんな大事な時に顔も見せずに…」
「どんなやつだろうな!」
「アホ牛よりよりまともな奴であることを願うばかりだぜ」
「た、確かに…」
「雲雀もいなかったよな」
「うん、でもディーノさんと修行してるはずだけど」
「遅刻常習犯の沢田の癖に早いじゃない」
「俺もいるだろ俺も」
「ツッ君おはよ!」
「京子、黒川お、おはよう」
「きのうはごめんね、フウ太君たちと逸れちゃって」
「気にしなくていいよ逸れたあいつらが悪いんだから」
「そうだよ気にすんな、と言うか無視するなよ花」
「ん?あんたは席に座ってて!」
「へーい」
「あの…ツッ君」
(どうしたんだろう京子。元気ない)
「最近お兄ちゃん、ボクシング以外の事に夢中見たいでどこか変なの。
何か心当たり無い?」
(お兄さん今回の事京子に言ってないんだ)
(どうしよう、俺のせいだ)
(俺がお兄さんを巻き込んだせいで京子にこんな心配かけてる)
「お兄ちゃんたらコロネロ君までどこかに連れ出してるみたいで」
「ええ!?京子コロネロ知ってるの!?」
「え?だってもうずっと家に泊まってるよ?」
「ええ!?京子ん家に泊まり!?」
「うん!一緒にご飯作ったり、遊んだり、お風呂入ったり!」
「京子とお風呂!?」
「京子とお風呂」「あんた!なに想像してんのよ!」
「ツッ君…////」「京子も照れない!」
「ごめんね変な事聞いて」
「ツッ君なら知ってると思ったから」
「京子…お兄さん戦わせちゃいけないんじゃ…
もしかして俺大変な事しちゃってるんじゃ)
(兎に角ちゃんと話さないと)
「京子ちゃんごめん実はお兄さんは…「相撲大会だ!」
「え?」「お兄ちゃん!」
「獄寺や山本達と相撲勝負するから特訓をしているだけだ」
「沢田も出場するんだぞ?」
「コロネロも相撲を観るのが好きでな」
(また無茶な説明だ!)
「なーんだそうだったの!」
(京子ちゃんも信じてるし)
「沢田、日暮、四股を踏みに行くぞ」
「はーい」
「なーんか怪しくない?翔太も何気に行ってるし」
「すまんな沢田、日暮まで巻き込んでしまって」
「俺はいいっすよ」
「京子のやつ喧嘩がらみの事となると異常に心配したがるんでな」
「この傷な、俺と京子がまだ小学生だった頃につけた傷だ」
「近所に俺と竜司を敵対視する中学生がいてな」
「ある日京子を使って俺たちを呼び出したんだ」
『京子を返せ!』『そうだ返せ!』
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『お兄ちゃん!竜司君』
『しっかりして!二人共』
『お兄ちゃん!』『竜司』
「京子は未だにそれが、自分のせいだと思っている」
「それに竜司に関しては黒川と京子をまた助けてボロボロになった事がある」
「あいつ、俺以外にも助けてたのか!」
「ええ!?竜司ってそんなに人助けてたの!?」
「あいつはそうゆう癖がある」
「そしてまた、俺が無茶をするんじゃないかって」
「そうだったんですか」
(それで京子あんなに心配そうに…)
(やっぱりお兄さんを戦わせるのは)
「あの!お兄さん!」
「何、今回の事は京子に黙っていても問題無い」
「俺は勝つからな!任せとけ!」
「お兄さん…」
side out
今回は、了平を心配する京子の秘密でした!
竜司が人を助け過ぎなのはちゃんとした理由があります!
竜司は了平と共に呼び出され、ボロボロにされました。
そこから誰でも守れるように力をつけて襲われたりしている人達をほっとかなくなったのです!
次回は、晴れの守護者対決です!
乞うご期待!
活動報告にてリクエスト募集中です。
何か案がありましたらコメントをお書き頂ければ幸いです。