それでは!
SET UP ONLY、さぁ始めよう!
ー並中ー
竜司 side
「竜司!」
「ん?どうしたんだ?バイパー」
帰ろうとするとバイパーが話しかけてくる。
「えーとその、頑張ってね。僕応援してるから明日の戦い!」
「おう、当たり前だ!明日勝って俺が神の守護者だって教えてやるさ」
「う、うん。でも無茶はしないでね?心配だよ」
「サンキュー」ナデナデ
「じゃあまた明日な」
「うん!」
そう言って別れる。
だが、この時の俺は想像もしなかった、信頼していた関係が崩れようとは…。
〜次の日〜
−朝−
ー神王家ー
「行ってきます。」
そう言って俺は家を出て、日課である散歩に出かける。
ー噴水広場ー
(ここも変わってないな。ん?あそこに居るのはバイパーと、ガイア…!?)
俺は見てしまった、二人が幸せそうに歩くところを。
「本当に幸せそうだな…なら、離れるべきかあの時と同じように…」ポロポロ
俺は泣きながらそう言っていた。
それと同時に
(よし、今日、別れよう…)
こう思ってもいた。
side change
バイパー side
(僕は何をしてるんだろう…彼氏がいる癖に、端から見たら裏切ってるだけじゃないか…!)
「ん?どうしたんだい?」
「本当に今日だけだよ?僕には竜司がいるんだから…」
(どうしてこうなったんだろう)
ー回想ー
『今日1日一緒にいて、そしたら諦めるから』
『ほんとだね?』
『ああ、本当さ』
『ならいいよ、これで最後だ』
『分かった、楽しませるよ精一杯ね』ニヤッ
ー回想終了ー
(はぁ、本当に終わりだよね?)
「おー二人とも仲良さそうだね…」
その時《彼》が話しかけてきた。
side change
竜司 side
(話しかけるか)
「おー二人とも仲よさそうだね…」
「竜司!?違うの!これは…!「何も違くないよ…昨日の応援が嘘みたいだ。」
…嘘じゃない!僕はもう付きまとわないって言うから今日一緒にいるだけだよ!」
「ならよかった…その言葉信じるよ?」
「うん!勿論!」
「チッ俺もう付き纏わないなんて、口実だよ?」チュッ
…?今、こいつは何をした?
「おい、お前賭けはどうした?」
「そんな物馬鹿正直に守るとでも?あんた馬鹿だn
「竜司意外に、キスをされた…うぅっ汚れちゃった…」ポロポロ
「…しかもバイパーを泣かせたんだ…。今日の試合覚悟しとけよ?」
俺はそう言うとバイパーに近づき、
「ほら、お前は汚れてなんかない。汚れてても俺が全て受け入れるよ。
だから、な?泣くのをやめてくれ」
「駄目だよ、そんなのは駄目だ。僕が駄目なんだ…もう、
ポワンッ
突然バイパーが包まれ、赤ん坊に戻っていた。
「!?何故だ!なぜ戻った!お前の仕業か!神王竜司!」
「違えよ、けど今の言葉がおしゃぶりには
「え…?裏切り…?」
「そうだ、おしゃぶりの力でバイパーは成長したんだ。
だからキスした所持者以外を好きだとか言ったりすると赤ん坊に、戻る」
「そ、んな」
「チッ!早く大きくしろよ!」
「そう、だな。竜じぃごめん。約束の時って今だよな」ギュッボワァ!
俺は神のおしゃぶりを強く握る、そして多大な死ぬ気の炎が出る。
そのまま俺は手を自分に充てる。
ポワンッ
「な、お前じゃないぞ!?」
「うるさい黙ってろ」チュッ
そして俺は十八歳の姿になり、バイパーに口づけをする。
ポワンッ
バイパーは十八歳の姿になる。
「え、ええ?」
慌てるバイパーをよそに俺はおしゃぶりの炎を小さくしていき、消す。
ポワンッ
「これでいいだろ?これならお前の呪いは俺が死ぬまでか、
おしゃぶりが俺の元を離れるまで解除はされない。」
「ど、どうしてそこまでするの?」
「初恋だから、かな」
「それだけの、為に?」
「そ、俺は君が幸せならそれで良いんだ。じゃあ別れようか」ニコッ
「…う、うん…」
「でも試合は勝つから。じゃないと楽しくないからね。じゃあまた後で」
俺はそこで諦め、そそくさと帰った。
(これで、賭けも無くなるし二人は両思いだ…)
(これで、良かったのかな…僕は汚されたから仕方無いんだ…竜司が優しいだけだから…)
「これで彼女は俺のものだ!!!ハハハハッ!)
こうして俺は、バイパーと別れた。別れるつもりなんてなかったのに…。
side change
三人称 side
−夜−
ー並中ー
「あ!みんな!」
「おう、ツナ」
「10代目!」「沢田!」
「よ、ツナ」「遅えぞ?ツナ」
「ご、ごめん」
彼らは門で挨拶を交わす。
「竜司〜頑張って彼女守んないとな〜」ニヤニヤ
「…悪い、別れたよ」
「「「「え?」」」」
みんなが驚く。
「お前、あんなに仲良かっただろ!?」
「色々あったんだよ…でも勝つから良いさ」
「そ、そうか」
獄寺の問いに、竜司は曖昧に答え、それ以上は獄寺も聞かなかった。
「今回は、体育館です。急いでください。」
ー体育館ー
「うわ!?何だこれ!?」
体育館の中は、壁、床、天井の全てが補強されていた。
「今回は、神の守護者に相応しくこの空間の全てが跳躍エリア」
「触れれば、弾かれる仕組みになっております」
「名付けてディオ・スペース」
そうチェルベッロが言った。
「おいおい、彼女と別れた神王竜司君じゃないかー」
「神の守護者は中央へ」
「…もう行くよ、円陣今回は要らないから。」スタスタ
(竜司、またあの時と同じように…)
チェルベッロの言葉で二人が中央へ行く。
「尚、観客席は無く入口より外から見ていただきます」
「今回も赤外線式のセンサーを使用します」
「今日はよろしくねー?」
「ああ、
「掛かって来なよ!」
(竜司…)
二人は宣言し合う。
「僕は最初から全力で行かせてもらうよ…」
(心に閉まったはずのあの感情。湧き出てくる、嫌なのに、な)
竜司はそう言いながら、鋼鉄のグローブをはめ、戦闘態勢に入る。
ガイアも双小剣を両手に持ち構える。
「それでは神王竜司
「バトル開始!」
side out
今回は、竜司とバイパーが破局!?
そして、神のリング争奪戦が開始!
次回は、竜司
竜司の心の奥に閉まった感情とは…!
そしてバイパーは竜司の想いに気付くのか!?
乞うご期待!
活動報告にてリクエスト募集中です!
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