真剣で一振りに恋しなさい!   作:火消の砂

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A-5最高だな!


――私の変革日常。――

 貞操を守り切った次の日、起床した総一郎の目の前には豊満な胸があった。いや、あった――と言うよりも総一郎の顔はその胸に突っ込んでいる。

 もう一つ気が付くことがある。後頭部にも、凄く柔らかい感触があるではないか、恐らくこれも豊満な胸であろう。

 特に総一郎はスケベな男ということでもない。比べるのは酷というものだがガクトとは大違いだ、むっつりスケベのモロとも違うと言えるだろう。その要因として燕が彼女である、それが大きいとも言える。

 だが、総一郎は勘違いしてほしくは無い――と普段から言っている。

 彼にだって隠しているエロ本やフェチはある。

 だから彼にだってこの状況はとてつもなく素晴らしい状況なのである。

 

「ふがふが」

 

 顔が埋もれているため言葉をうまく発することができない。恐らくは「辰子さん、離して」と言ったのかもしれないが、そこで総一郎は起床してから気が付いた中でも最も重要なことに気が付いていた。

 

 今自分が顔を埋めている方に辰子は寝ていない。

 

 貞操の危機を守るため総一郎は竜兵の横で寝ないようにすることを決めていた。実際に決めたのは亜巳で竜兵に掘られないようはからってくれたのだ。釈迦堂は「若い者の隣で寝ると心臓に悪りいや」と一番端で寝るためその横には竜兵が寝ることになる、いくら竜兵でも釈迦堂を掘る気は無いらしい。

 そうなれば必然的に総一郎の隣には四人姉弟の三人娘のどれかが寝ることになる。

 辰子は端が好きなため釈迦堂と反対側の端、しかもその時点で総一郎を抱き枕にしていた。天は総一郎の隣で寝るのが恥ずかしいらしくそれを固辞し、結果的に亜巳が総一郎の隣で寝ることになっていた。

 

 ともすれば、どんな小学生でも解ける推理である。

 

「――ふが!ふが!(やばい、亜巳さんの胸に頭を埋めているなんて洒落にならねえ……! しかも何故か俺は亜巳さんを抱き枕にしている!)」

 

 辰子がしているように総一郎は亜巳の背中に腕を回して抱いている状態だった、しかも辰子がガッチリと総一郎をホールドしているためその場から忍んで抜け出すことは不可能だった。

 

「(辰子さんの力が異常だ……流石釈迦堂さんの弟子だけあるが――)」

 

 と、思考を巡らせているうちに総一郎は気が付いた。

 

 出来ぬことは出来ぬ――このまま亜巳さんが起きるのを待とう、起きた時に謝れば良いじゃないか――総一郎は取りあえず幸せの時間を楽しむのだった。

 

 

 

 

 結局起床時に亜巳から小言を貰うことになったが、密かに起きていた総一郎は亜巳が起床したときの反応を知っていた為そこまで落ち込むことは無かった。

 お詫びにまた朝ご飯を作り、亜巳筆頭で感謝される総一郎。ここまで義理をはたせばよかろうと思い、釈迦堂に川神までの案内を頼む――が。

 

「まあ、もうちょいゆっくりしてけよ。どうせもう学校には間に合わねえんだ、天の遊び相手でもしてくれ」

 

 蔑んだ目の総一郎をよそに朝の十一頃には家を出ていってしまう。亜巳もその日は仕事がなかったことや学校に行かないのであれば急ぐ必要もないため、総一郎は板垣家にて一日過ごすことを決めたのだった。

 

 そこで総一郎が聞いたのは板垣家という人たちの話。

 親に捨てられ、金も無く、この無法地帯で無法に生きることしか手段がなかった。盗みは当たり前だし、奪うこともする。金も無く武力もない時は雑草を食べてどうにか今まで生きながらえてきた。最近では時々良い食べ物にありつけることができるらしいが、総一郎の「家庭」料理を食べた時は思わず泣きそうになったと言う。無邪気にゲームをする天と竜兵、いつの間に寝ている辰子を見ながら亜巳は語るのだった。

 

「根は良い子達さ」

 

 語ると言っても天に対しての言葉は一言だけだった。

 少しして亜巳が洗濯をしているときのこと、総一郎の服の洗濯も任せていたので手伝おうともしたが、余分だ――と言い、総一郎は渋々手伝うのを辞めて天、竜兵とゲームをしていた。

 その時だった、天が立ち上がったときそのポケットから何かが落ちたのを総一郎は見逃さなかった。天はそれに気が付かなかったので総一郎は拾い、天に声を掛けようとしたのだった――が、それを見た総一郎の顔は無表情、凄い陰りを見せていた。

 その表情に気が付いたのは辰子だ。今まで寝ていたのに一番は早く異変に気が付いていた。総一郎の顔が陰ったと同時に気に凄味が増したのを感じ取ったからだ。

 

「……総一郎君、どうしたの?」

 

 殺気が漏れ出ているわけではないので辰子もそこまで警戒はしていない、飽くまでも異変を感じ取っただけだ。

 辰子の言葉で竜兵も天も総一郎の異変に気が付く。天は何があったのか理解できていないが、竜兵は少しの異変に敏感だった。少し総一郎を警戒すればその手にある物――錠剤に気が付くのは容易かった。

 

「天ちゃん、これは君の物か?」

 

「? ああ、ウチのだぜ。それ使うとすげえ強くなれんだ!」

 

 天の言葉を聞いた時、総一郎は反射的に錠剤を持っている右手を握りしめていた。あれだけの大太刀を振り回すことができる彼ならば、少し力を入れただけで物を粉砕することも可能だ。

 

「お、おい! ウチの薬になにしてん――」

 

「今すぐこの薬は捨てた方がいい、君の為だ」

 

「は、はあ? ふざけんなよ、それがなきゃウチは何にもできない――」

 

「何故、止めさせない」

 

 その言葉の先には洗濯物を干し終わった亜巳の姿がある。竜兵や辰子にだって言えることだが、一番非難を受けるのは長女である彼女だ。

 

「……」

 

「まともに生きさせたいなら止めさせるべきでしょう。簡単に強くなる――なんて都合のいい薬がこの世にあるわけがない、必ず代償を払う」

 

「言い返す言葉もないね」

 

 あっさりとした言葉を告げ、亜巳はある引き出しから物を取り出した。

 

「あ、亜巳姉――」

 

「黙ってな」

 

 ある程度の重さを持つ袋を取りだし亜巳はそれを総一郎へと手渡した。

 

「あんたが処分してくれ」

 

 中身は見なくてもわかろう、天が服用していた薬物だ。

 亜巳目を見て総一郎は頷き外へ出た。ある程度広いところへ出ると総一郎はそれを上空高くへ放り投げ、抜刀の構えをとった。

 板垣家の面子もそれを見届けるために外へ出てきている、天だけが不満そうで辰子が天を抱きしめている。

 

 総一郎は全くの部外者で助けてもらった側の人間だ。それだというのに人の家の事情に首を突っ込んでしまった。善意といえば善意、だがそれも受け取る側にとっては悪意ともなろう。

 しかし亜巳はそれを善意と受け取り、総一郎へあまり抵抗もなくそれを受け渡した。

 ならば総一郎は憎しみを込めてそれを粉砕することになんの抵抗もない。

 

 それが粉砕されるのは容易く、またその斬撃を認識できる者もいない。

 

 

 

♦  ♦  ♦

 

 

 

 

 

 

板垣家からようやく解放され、解放されたと言っても総一郎を離さなかったのは辰子と天、もう少し言えば竜兵。釈迦堂が飲んだくれ、酔いが醒めたところでようやく道を教えてもらった。

しかし、簡単に口頭でしか説明されなかったのでかなり時間がかかった、亜巳が送ると言ったが、女性ということで総一郎が断った形だ。

深夜一時過ぎ、ようやく親不孝通りを抜け、総一郎は取りあえず時計を買うことにする。そこで現在が深夜だということに気が付いた。

 工場付近は明かりが殆どなく、逆に親不孝通りは昼よりも夜の方が明るい。怪しい露店で売っていた洒落た時計を買うまでまさかこんな時間であると気が付かなかった。

 今から島津寮に向かうと二時近くになってしまう。玄関の鍵は恐らく開いている、というか誰かしら起きていてもおかしくは無い時間だ、これでも高校生である。しかし、携帯電話が壊れている為連絡の取りようもない、板垣家で電話を借りることも出来たが、島津寮の電話番号など覚えていなかった。

 

「……ここからは川神院の方が近いのか」

 

こんな時間にあそこを訪れるのは非常に躊躇うことであった――こんな時間に学生が外を歩いていることを教師に知られてしまう――だが、当事者である百代に頼めばどうにかなるだろう、そんなことを思いながら当然開いていない正門を飛び越えて敷地内に着地した。

 

「これ」

 

 予想外――と言うほどでもなかったが単純に総一郎は驚いた。まさか出迎えが鉄心自らだとは思わなかった、きっと気配に気が付いた百代かルー辺りだと考えていたのだ。

 

「夜遊びはいかんぞ、さらに不法侵入じゃ」

 

「……」

 

 言っていることは教育者らしいことであったが、その表情は怒った風なものではない。恐らく総一郎を待ち構えていた――きっと百代が既に事情を話しているのだろう。

 

「すいません」

 

「ほっほっほ、ヒュームに挨拶されたようじゃな」

 

「ヒューム? あの金髪クソ爺ですか?」

 

「少々言葉が悪いが間違ってはおらんな、彼奴は儂の「らいばる」じゃよ」

 

 「らいばる」と言った鉄心の表情が「戦士」に変わる――が、奥から聞こえてきた足音で鉄心の昂りもすぐに抑えられていた。

 

「総一!」

 

「総ちゃん!」

 

 駆けてきたのは川神姉妹、二人とも寝間着なので新鮮な絵面だった。ヒュームに蹴飛ばされて行方不明ともなれば百代ですら心配する、現に一子は総一郎に抱き付いて涙を流している。別に保護者を気取るつもりは総一郎にないが、そんな姿を見て頭を自然と撫でていた。

 

「ううっ、もう会えないかと思った……」

 

「いやいや、ちょっと上空一万メートルまで飛ばされただけだって――」

 

「お前も存外化け物だな」

 

「化け物結構」

 

 数時間ぶりの再会に二人は笑みを浮かべていた。

 

「ほれほれ、もう遅い時間じゃ。総一郎、今晩はもうここに泊まっていきなさい」

 

 三人の時間を割くように鉄心は間に入り、就寝を諭す。文句を言いながらも百代は本堂に戻っていくが、そこで一つの違和感に気が付いた。

 

「――総一、お前なんで服が変わってるんだ?」

 

「ああ、着地したところにいた家族に風呂と着替えを恵んで貰った――」

 

「――女の匂いがするぞ」

 

 後ろから掛けられたその言葉に総一郎は体を震わせて歩みを止めた。別に百代とはそう関係でもないし、やましいことなどしていない。

 問題点としては百代や一子――恐らくファミリーにも話は伝わっている。大勢の人間が総一郎を心配していた時に当の本人は女性に服を貸してもらっていた――それが最大の問題だ。こんなことファミリーに伝われば大和を通じて絶対に交渉が行われるだろう。

 だが、そんな心配は屁でもない。

 

「大変だったんだ」

 

 苦し紛れに出た言葉は総一郎からしたら言い得て妙だ――が、百代に言う言葉としては的を射ていない。それどころか悪手であっただろう。

 

「ナニが?」

 

「何もなかった」

 

 怖くて振り向けない、恐る恐る振り向いてみると――百代の怖い顔がすぐそこに迫っていた。

 ――落ち着け、と言う間もなく――いや、言うことを後回しにして総一郎は目の前に真っすぐ延びる廊下を全力疾走することになる。

 

 

 失念していたのはここが川神院――百代の庭であることだっただろう。

 

 

 

 

 

 

 昨晩の騒ぎで百代と総一郎は鉄心に絞られて寝不足、幸い次の日が土曜日だったの十時頃まで寝ることができた。

 起床した時、何故か自分の体が一子と百代の枕代わりになっているのか理解できなかったが、二人を除けて取りあえず鉄心とルーに挨拶し、島津寮へ向かうことにした。

 

「たのもう」

 

 初めて島津寮に来た時と同じ言葉、なかなかハイセンスなギャグだろう――総一郎はそう軽い気持ちで島津寮の扉を開けたのだ。

 しかし――

 

「キャップは市街地の方を頼む。源さんごめん、親不孝通りの方を頼めるかな? ガクトも源さんについて行って。モロは島津寮で情報の整理をして欲しい。京は俺の指示に従って高台から――姉さんとワン子は一体何をやってるんだ!」

 

 島津寮玄関口ではまさにnow、直江大和軍師による塚原総一郎捜索隊の編成が行われていた。

 

「大和、落ち着いて」

 

「直江、取りあえず俺達は先に行ってるぞ、連絡は後で――」

 

 ガクトと共に源さんは玄関先から外へ――となれば必然的にそこにいる総一郎と出会うわけだ。

 いや、誰の視界にもその姿は入っている。

 

「よ、よう……」

 

 よく考えた。昨日のうちに島津寮へ電話をかけるつもりが何故電話を掛けていなかったのか? 一目瞭然、百代と駆けっこをして疲れて寝てしまったからだ。

 一子が自分の体を枕にしていたのは総一郎が心配だった為、百代が自分の体を枕にしていたのは一子と総一郎が一緒に寝るというので監督役としてそこに居た為だ。

 

 一同は唖然としている。恐らく昨日――いや、一昨日も自分は捜索されていたのだろう。総一郎が朝、豊満な胸に挟まれて幸せな時間を過ごしていた、など考えもしなかったはずだ。

 

「総一! 無事だったのか!」

 

「よ、よかった」

 

「ま、全く俺様を心配させやがって……!」

「……けっ! 全く手間が省けてよかったぜ」

 

「総一……よかった……!」

 

 そんな後ろめたさを胸に秘めながら総一郎は「し、心配かけた、俺は大丈夫だ」と、迫りくるファミリーをどうにか宥めていた。「どこで、どうしていた」と軍師大和に聞かれたが「飛ばされた先である一家に拾ってもらったんだ、携帯も壊れていたから連絡が出来なかった、すまん」と、嘘は吐かず、都合のいい真実だけを告げて頭を下げた。

 これで一先ず安心、後は百代に賄賂を渡してどうにか隠し通そう――というのは甘かった。

 ――女性というのは勘が鋭い。

 

「女の匂いがする」

 

 背筋に悪寒が走る――後ろに誰かが居たわけでもないが、正面にいた――京の言葉で総一郎は明らかに動揺していた。

 大和以外に興味がない京が何故そんなことを言うのか。理由は至極簡単――心配し、怒っているからだ。

 そんな京が一言でもそう言ってしまえばファミリーの視線は事実確認もしないままに非難の視線に変わっていく。

 怒り、妬み、呆れ――全てを含んだ視線の中、京の視線だけが気にかかった総一郎は弁解することもせず非難轟々を受け入れることにした。

 

 

 休日を挟み、月曜日の川神学園。総一郎が金曜日に休んだ理由は「九鬼の金髪老人執事が突然蹴り飛ばしたせいで行方不明」などと完璧な真実が曲げられることなく一年次に伝わっていたため、多くのギャラリーそして九鬼英雄と忍足あずみが一年F組に足を運んでいた。

 S組の長である英雄がF組にいるなど天地がひっくり返るような由々しき事態である。しかも今話題の総一郎の元へ足を運んでいた。

 

「おっす」

 

 当の本人はそんなこと気にもせず、ただ友人に挨拶をするだけであった。

 

「総一……今回は九鬼の不手際だ、すまぬ」

 

「誠に申し訳ございませんでした」

 

 そこで一同が目にしたのは英雄とそのメイドである九鬼従者部隊序列一位のあずみが頭を下げた姿、信じられない光景は今日何度目かだったがこれ以上に驚くことは無い。

 

「アポなし訪問だった俺も悪いからお相子で、近いうちにまた九鬼に行くから話通しておいてくれな」

 

 総一郎も二人に対して特に恨みを持っていない、あるとするならば金髪老人執事。それもあえて言えばの話である。

 しかしそこで引き下がる英雄でもない。ゲストである総一郎を囲って攻撃し、さらには九鬼の最強兵器でどこかへ吹き飛ばしてしまった。九鬼を継ぐものとして何らかの始末が必要である。

 

「いいって、師匠の話を聞かせて貰えればそれでいい」

 

「総一……」

 

「まあ、後はうまい飯でも付けてくれりゃあ問題なし」

 

「無論だ! 九鬼が最高級の料理を持て成す!」

 

「ああ、後は同じクラスの直江大和も一緒に九鬼へお邪魔してもいいか」

 

「構わぬ! 千人の友を連れと来ようと持て成してみせる!」

 

 食い下がらぬなら食わせて下げる。

 大したことではないが、三つ程こちらがお願いすれば小さかろうと大きかろうと相手は満足もする。

 九鬼が持て成すと言うだけでかなりの待遇であるし九鬼の料理ならばかなり金も掛かるだろう。ある程度の欲求は満たされる。

 後は相手が質を高めればいいだけのことだ。

 その後、英雄はもう一度頭を下げてSクラスに戻って行ったが、あずみの表情は冴えていなかった。

 主に頭を下げさせたのだから当たり前と言えば当たり前である。

 

 

 

 

 

 

♦  ♦  ♦

 

 

 

 

 

 総一郎が川神に来てから四カ月以上が経つ、きっと彼にとってこの年こそがターニングポイントとなるであろう。

 地を離れ、友と出会い、心を打ち明け、過去との戦いを迎えようとしている。

 全容が底知れぬ「呪い」に対して総一郎は精神を高めることできない。いつもの事といえばその通り、だがそれでも歯がゆいものである。

 師を殺し、自分を苦しめ続ける「呪い」をどう打ち砕くか。

 

 

 十二月、島津寮の食卓で開かれた一枚の手紙には――

 

「元日、塚原家当主承認試験、塚原山にて」

 

 平然とそれを見つめる総一郎を窺う大和、京、キャップ、源さんは胸のうちに全てを秘め、総一郎は左手の拳に必要以上な力を込めて右目から一粒だけ涙を流すのだった。

 




お久しぶりです。

A-5やってました、遅れてすみません。

義経も旭さんも天衣さんもマルさんも最高じゃ。活動報告で言いましたが旭さんのおかげでプロット変更が大変です。義経の遮那王逆鱗も割りとぶっ壊れだったのでどうにかしなければならんです。

元々源氏組と絡みが多い予定だったのでこれからをお楽しみに。



マルさん最高じゃけん、マルさん最高じゃけん、マルさん最高じゃけん

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