②そして気が付いたら阿部さん書いてた。
③この小説はこんな奴が書いています。
④と言うことは別に知らなくてもよいです。
⑤始まります。
ジリジリジリジリジリジリ……と目覚まし時計が鳴る。速攻で止め、すぐに布団にもぐりこむ。
はあ……なんでだよ、なんでなんだよ。
なんで死んじまったんだよ。俺がもう少し早く着いていればあんなことにはならなかったのに。
美香を殺した奴を撃った警官は殺人として捕まったらしい。呆れたよ。
薬やってて大量殺人を犯した奴を殺して何が悪いんだよ。狂ってる、狂ってるぜ。
真「学校行かなきゃ……」
月曜日か……憂鬱だなぁ……でも行かないと……。
動かしたくない体を無理やり動かし、学生服を着る。
リビングに行き、用意してあった朝食を食べる。……冷てぇ。
父さんは俺が小さいころ死んだ。
母さんはいるが仕事で夜も遅く、顔を見せ会うのは休日ぐらい。
伊達とかなり仲が良くなったのはこのせいかもしれないな。
真「行ってきまーす。」
誰もいない家に向かって呟く。玄関の鍵を閉め、自転車をこぎだす。
学校に着く。自分の教室に歩き出す。なんだか視線が気になるな……気にしない気にしない。
教室に入る。普段はみんなからおはようとか、よお真田、とか言われる。
だが今日は違った。
「お……おはよう」
少し動揺した声で言われた。おはよう、と返し、自分の席に座る。
美香が何時も座っている席には誰も座っていない。声もかけてくれない。
代わりにこんな声が聞こえてくる。
「おい……真田だぞ。」
「ああ、美香を見捨てて逃げたんだってな……」
「最低な野郎だぜ……」
真「…………!!?」
俺が……見捨てた? いや違う。ちゃんとアイツに飛びかかった、見捨ててなんかいない、戦ったんだ。
そして戦って……美香が死んだ……? 俺が美香を……?
キーンコーンカーンコーンとチャイムが鳴る。先生が教室に入ってくる。
「気を付け。礼。」
「「「「よろしくお願いしまーす。」」」」
先「えーとだな……みんなも知っているかもしれないが美香が死んでしまった。ショックかもしれないが
そろそろテストが近い、気を引き締めていくようにな。特に真田、ショックで不登校になったりするんじゃ ないぞ。」
真「……はい。」
先「よし……それじゃ、授業を始めるぞー。」
……それだけ? それだけなんですか先生? 人が死んでいるのにそれだけなんですか?
口には出さなかったが強く思う。
授業が終わり、学校も終わる。……帰るか。と思った時だった。
「よーう真田ー。お前美香見捨てて逃げたんだってな~?」
ああ、コイツかよ。一番関わりたくない奴だ。数人を引き連れ何時もプラプラ遊んでやがる。
「全く情けねーよなー。俺だったら一発でやっつけられるのによ~?」
殴りたい気持ちをぐっと抑える。あの場にいなかったからそんなことが言えるんだよ。
コイツも殺されていればよかったのに。
「じゃあお前ら帰るぞ。このままいると真田ちゃんがかわいそうだしな~。」
「そーっすね! こんな奴ほっといて帰りましょうよ!」
笑いながら教室を出ていく。……殴りてぇ。けど問題起こすのも面倒だし我慢する。
伊「おーい真田。帰ろうぜー。」
伊達が教室に入ってくる。伊達は俺とは別のクラスだ。
真「……ああ。」
伊「お前……大丈夫か?」
コイツに心配されんのもなぁ……ボケて返すか。
真「大丈夫だ、問題ない。」
伊「……まあそんなことが言えるんだから大丈夫か。ほら帰ろうぜ、東方紅魔郷をhardで
クリアするんだろ?」
真「あ、そうだったな、帰るか。」
真田家にて。
伊「右、あ、左! あーもうボムつかえ!」
真「フランの弾幕鬼畜過ぎるだろ!? もう残機もボムもねーぞ!?」
伊「大丈夫、これがラストスぺカだからここさえ耐えれ『ピチューン』……あ。」
真「ああああああああああああああああああ!!!!!!」
咲「もう少し静かに起きることはできないのかしら?」
気付いたらベットの上だった。
真「ああああああ……あれ? where am I?(ここはどこだいジェニー?)」
咲「紅魔館の中よ。治療のために部屋に連れてきたけどいざ包帯を巻こうと思ったらすでに
包帯だらけじゃないの、驚いたわよ。(そしてジェニーって誰よ)」
なんか通じ合ったような気がした。
真「別に生活に支障が出るわけじゃないしある程度治ってるから大丈夫。」
咲「そう……そういえばあなたの親友さん、こんなものを落として行ったわよ。」
咲夜さんから紙を渡される。
真田へ
明日宴会に行く前に迎えに行くからまっててくれ。
ps、お風呂上りに耳掃除をすると湿っている。
真「…………宴会って咲夜さん達行くの?」
沈黙の時間にどんなことを考えていたのかは察してくれ。
咲「さあ? お嬢様次第ね。」
真「ふーん、そうなのかー。」
咲「で? どうするのよ? 別にここに居てもいいわよ?」
腕時計に目を向ける。……夜の八時か。結構時間たってんなー。
真「じゃあここに居させてもらうわ。眠いしレミリアに挨拶するのは明日でいいよな?」
咲「じゃあお嬢様にそう伝えておくわね。」
真「じゃーお願いねー。」
そう言って俺はすぐに布団を被った。だが……。
咲「その前にちょっと話があるわ。」
真「なんすかー?」
咲「貴方、私を治療してくれたわよね?」
真「そうだね。治った?」
咲「いや、調子はいいけど……服の下にまで包帯が巻いてあったってどういうことよ?」
真「…………あ。」
……あれ?何この空気?え?もしかして俺地雷踏んだ?え?これやばくね?
この先どう考えても咲夜さんに八つ裂きにされるパターンしか見えないじゃないですかヤダー!!!!
確かに最初はためらったよ!?でもそのままにするのもアレだからしょうがなかったんだよ!?
だから胸のアレ(詰め物)見ちゃっても仕方ないじゃないかー!?
咲「……ねえ。」
真「は、はい!? なんでありませうか咲夜様!? どうか殺すのはおやめになってくださいませぇー!!」
咲「ひ、秘密にしてくれるわよね?」
真「……は?」
あれー? なんか思ってたのと違う……いや、助かったからいいのか?
咲「だ、だからこのことはみんなには内緒にしてほしいのよ!」
真「え……ああ、構わないけど……。」
咲「本当よね?」
真「大丈夫ですよ、誰にも言わないから。とりあえず寝させてくださーい。」
咲「そう、それじゃあおやすみなさい。」
そういって咲夜さんは部屋から出て行った。……マジで死ぬかと思った。
これからは変な言動は避けた方がいいな。ん?まてよ?
咲夜さんって時止めれるんだよな……ッハ!?もしかして四六時中監視されているんじゃ!?
何それ怖い!やだやだやだ今からずっとこれなんて嫌だ!!
あ! もしかして今の事も見られているのか!?やばいやばいやばい!!
そんなことを考えていたらドアが開いた。
咲「ごめんなさい、言い忘れてたけど朝食は食べ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」いったいどんな心変わりが!?」
咲「……いくらなんでもそこまではしないわよ。」
真「あーよかったー。これから毎日恐怖におびえて生きていくのかと。」
咲「ちゃんと秘密にしてくれれば何もしないわよ。」
秘密にしなかったら刺されるのか……
真「でもツンがあってこそ可愛い。」
つい思ったことを口に出してしまった。
咲「な……何を言っているのよ!? 次言ったら八つ裂きにするわよ!?」
真「すいませんしたー!!」
咲「全く……何を言いに来たのか忘れちゃったわ。」
真「朝食がどうのこうの言ってなかったっけ?」
咲「ああそうだったわ、朝食は食べるのよね?」
真「食べるけど?」
咲「食堂までの道、分かるかしら?」
真「分からないな。」
咲「じゃあこれ。紅魔館の地図よ。広いから迷わないようにね。」
真「さんきゅー。」
咲「それじゃ、今度こそおやすみなさい。」
真「おやすみー。」
咲夜さんが部屋から出ていく。また死ぬかと思った。
……そういえばさっき咲夜さんが怒った時顔が真っ赤だったけどどうしたんだろうか?
女子ってわからんわ~。
なんだろう、今日はめっさ疲れた。グングニル刺さって咲夜さんの暗黙の領域に入って……
変な夢も見たなぁ……。今更なんで……。
真「寝よ……。」
俺は部屋の電気を消し、眠りに入った。
次話はどうにか速攻で書き終えたい。
毎回毎回一か月も皆さんを待たすのも悪いですしね。
じゃあ、それでは!!