?「おーい!?大丈夫ー!?」
真「……ん…ん?あれ?」
?「よかった、生きてた!」
目が覚めるとそこは河原。そして目の前に女の子がいた。
水色を基調とした服に青い髪、大きめで緑色の帽子と、一風変わった服装をしている。
……あれ?なんか見たことあるような。
まあ、とりあえず話しかけてみよう。
真「え~と、何が起きたんだ?」
?「私にもよく分からないけど……川に落ちたところを助けたってところかな。」
真「ほお、それじゃ命の恩人だな、助けてくれてありがとう。」
?「いや、助けるのが当たり前だよ。生きててよかったよ。」
真「あ!そういや伊達は!?」
?「伊達?……ああ、あの人のこと?」
そう言って彼女は指をさす。指した方向には……
あ、迷彩服着てる奴がうつ伏せで倒れてる。伊達だ。
真「いやーよかった、俺の一番の親友なんだ。あーよかったよかった。」
?「二人同時に落ちてきたからね、友達かなんかと思ったよ。」
真「あ、そういや名前聞いてなかったな。俺は真田正、絶賛気絶中なのが伊達直也だ。
君は?」
?「私?私は河城にとり(かわしろにとり)だよ。」
真「……え?」
あれ?にとりってアレだよね?お値段以上のやつじゃなくて東方のアレだよね?
え?なんで?なんでにとりがいるの?コスプレにしてはそっくりすぎるし……
真「……こ、ここはどこだ?」
河「あ、もしかして外来人?変わった服装だからもしかしたら、と思っていたけど。」
外来人っていったよね?今絶対に外来人って言ったよね?
おいマジかよ……本当に来ちまったのか?幻想郷に?
あ、でもスキマも見たし……信憑性は高いな。
とりあえず初耳ってことにしておこう。
この世界のことを知っていると多分怪しまれるし。
河「簡単に言うよ。ここは幻想郷といって、貴方が住む世界とは違う世界。妖怪と人間が共存している世界だよ。ちなみに私は河童さ。」
真「へぇーそうなのかー。」
河「…あれ?あんまり驚かないね?」
真「こういうのは慣れてるしな。楽しそうだし。」
河「変わってるね……。まあ、ここじゃなんだし、私の家にくるといいよ。それに……
あなたが持ってる物も気になるしね。それじゃ付いて来て。」
真「はいはーい。それじゃ伊達よろしく。」
河「……え?わ、私?」
真「うん、お願いします。引きずってでもいいんで。それともさっきまで死にかけてた
人に持たせるつもりですか?。」
河「ほ、ほんとに親友なの……?」
真「親友です。(キリッ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青年少女怪我人移動中・・・・・・・・・・・・・・・・
河「これが私が作った家だよ。」
真「な……ログハウスだと?予想外だわ……。」
それはもう立派なログハウス。
たとえるならお〇ゃる丸に出てくるトミーさんの家そっくり。
あ、でもトミーさんの家は河原の近くではないな。まあどうでもいいか。
河「いったいどんな予想してたのよ?。」
真「洞穴。」
河「あのね、私だって女の子なんだからちゃんとした家に住みたいよ。」
真「すまんすまん。それじゃお邪魔しま~す。」
河「普通、家の人より先に入る?」
真「……なんじゃこりゃ?」
家の中は発明品らしきものでいっぱい。怪しげな機械もある。
エンジニアと言うのは本当だったか。
河「こう見えても発明家でね、新しい物には目がないんだ。」
真「だからこれのことを気にしてたのか?」
そういって取り出したのは9mm機関拳銃と小銃。
無反動砲も担いでいたが弾は打ち切ったし重いし……ね。
河「あ!それって銃だよね!?こんな形のものは初めて見た!」
うわ、急に五月蝿くなった。さすがにとり。
河「ちょっと分解……持つだけでもいいから貸して!」
真「ダメ、ゼッタイ。子供が持っていいもんじゃない。」
誤射した奴が何を言ってるんだと思ったが気にしない。
河「子供じゃない!立派な河童さ!」
真「う~ん、でもな~、タダでってゆ~のもな~。」
ピッキーン!ひらめいた!
真「じゃあ、俺の寝床を提供してくれないか!」
河「いいよ!べつに。使ってない部屋もあるしね。」
真「即答だと!?ありがとうございますにとり様!
じゃ、どうぞ。」
河「やった!ありがとう!」
俺がそういうとにとりは喜んで伊達を放り投げ家に走ってきた。
伊「おぅい!?俺は!?俺はどうした!?」
河&真「あれ?生きてたの?」
伊「いきてたの?じゃねーよ!!俺の扱い酷すぎるだろ!?足持って引きずりやがって!
顔面地面にすれて痛いどころじゃなかったわ!叫ぼうにも口の中に石がどんどん入ってきて無理だったわ!
それに今放り投げたよな!?
怪我人を労わるということを知らんのかお前ら!?」
河「ごめん、私河童だから。」
伊「理由になってない!!それに河童と人間って仲良かったんじゃないの!?」
真「ああ、生きてたから人間か。」
伊「お前に関しては言いようがないわ!お前それでも人間か!?」
真「人間だよ?お前バカじゃないの?お前の目は節穴なの?」
伊「うざい!果てしなくうざい!」
河「あなたの寝床も用意する、これでいいでしょ?」
伊「しょうがない、それで許してやろう。」
真「切り替え早!?」
河「じゃ、この部屋使って。」
用意されたのは二階の6~8畳の部屋。とくに家具とかはないが男二人なら十分だろう。
真「サンキューにとり。」
河「じゃ、お約束どうり、ね。準備が終わったら下に来て。」
そうしてにとりは下に降りて行った。
真「はいはい分かりました。伊達はどうする?」
伊「銃見せるなら一丁で充分だろ。俺はこの部屋にいるよ。」
真「はいはい、それじゃ行ってくる。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青年移動中・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真「おーい、来たぞー。」
河「じゃ、貸して。」
とりあえず俺は9mm機関拳銃をわたす。
河「分解するよ~」
真「結局分解すんのかよ……まあいいか。壊すなよ?大事なものなんだから。」
10分たった。
河「…………」
真「…………」
さらに10分たった。
河「…………」
真「…………」
1時間後………
河「うん、中の構造とかは大体理解できた。そっちの小銃も同じような構造でしょ?」
真「大体、だがな。それにしても飽きないな~。暇でしょうがなかったぜ。」
河「それで、お願いがあるんだけど……」
真「何?それならあげないぜ?」
河「そうじゃなくて、改造してもいいかって聞きたかったんだけど。」
真「改造、ねえ……、どんな?」
河「弾幕ごっこ専用に……嗚呼、弾幕ごっこ知らないよね?」
真「もちろんしってゲフンゲフン、初耳だな。」
河「じゃあ説明させてもらうよ。」
とりあえず教えてもらったことを簡単に言おう。
弾幕を撃ちあう。
殺すのはダメ、あくまでもごっこ。
必殺技的なスペルカードと言うものがある、
それを使うと強い弾幕が出る。
カードを使い切ってしまう、ギブアップするなどをすると負け。
……適当すぎたか?ま、いいか。
ってこれ、ゲームと全く同じじゃないか?ってことは……
原作知識がある俺+弾幕撃てる俺=最強の俺!?
俺最強じゃねーか!?キャッホオオオオオオオオオオイ!
河「あと、能力を使って戦う人、妖怪もいるね。」
真「へぇー、じゃあにとりも能力があるのか?」
知ってるけどな。
河「私?私は『水を操る程度の能力』だよ。」
真「へーすごいな。」
ん?まてよ?
俺に能力あんのか?なかったら最強じゃなくね?
真「なあにとり。俺に能力ってあるのか?」
河「う~ん、分からないけど、伊達にならあr『ヒャッハアアアアアアアアアアア!!我が世の春が来たあああああああああああああ!!』な、何!?」
真「うっせーぞ伊達!どうしたんだ?」
ドタドタドタ……と急いで階段を降りてくる音が聞こえる。
伊「じゃーん!!これを見てみろ!!」
真「なんだそれ?」
伊達がそう言って見せてきたのはミニミ機関銃。……あれ?伊達がなんでミニミ持ってんだ?
俺と同じ装備だったはずなのに。
真「どうしたんだそれ?」
伊「聞いて驚け、俺の能力で出しましたー!」
真「は?どう言うことよ?」
伊「いやなんか、ミニミ出ろ~って思ったら出てきた。そんだけ。」
真「と言うと……」
河「想像したものを創造する程度の能力、みたいなのが使えたんじゃないのかな?。」
伊「いや、重さも自由に変えられるんだよ。軽くしたりとか。」
河「じゃあ『物を自由に操る程度の能力』だね。」
真「うっわなにそれチートじゃねーか。俺にはなんの能力も無いのに……。」
伊「そのうち使えるようになるんじゃねーか?俺に出来たんだし。」
真「そーだといいんだがな……」
河「どちらにしろ私にしては好都合だね。発明もはかどるし、やっぱり人助けはする物だね!」
真「あ、そうだ!伊達よ、して貰いたい事があるんだが。」
伊「ん?なんだ?」
今までのことを説明した。
伊「弾幕ごっこ用の銃を作れと?」
真「そのとうり。と言う訳で頼む。」
伊「でもさぁ、いちいち銃つくんなくても弾幕ごっこ用の弾が入ったマガシン作れば済むんじゃないの?」
真「その手があったか!それなら今あるミニミも小銃も機関拳銃も無反動砲も無駄にならないな。」
伊「じゃ、作ってみるぞ~。」
伊達はそう言うと机に向かって手を向け、いかにも集中してるような顔をした。
伊「ほいっ!」
あらまびっくり!机にマガシンと砲弾が!
伊「とりあえず箱型弾倉とマガシン、榴弾1個ずつ出してみた。」
河「すごいね!能力をこんなに早く使いこなすなんて!」
真「でもこれ、本当に使えるのか?」
伊「それは俺にも……う、体がだるい……この能力使いすぎはよくないな。体鍛えといてよかったぜ。」
河「外で試してみたらどうかな?見てみたいし。」
真「外で試してみるで決定だな。よし、行こうぜ。伊達は荷物持ちな。」
伊「お前は鬼か!?」
真「河原に到着~。歩いて1分だが。」
伊「この能力があって本当に良かった……荷物持ちって大変だわ……」
河「ほら、実験は?」
真「あ、悪い。じゃあまず、機関拳銃貸して。」
伊「はいよ~。」
伊達から拳銃を貰う、そして銃口を川に向ける。
川までの距離は30mほど。
真「ファイア!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダン!!!
拳銃から出たのは赤く光る弾だった。速度も何とかよけれる程度速さだ。
実験大成功!いえーい!
伊「拳銃がこれなら小銃も同じようなもんだろ。ミニミはどうだ?」
真「サンキューってあれ?このミニミ軽すぎだろ。3キロないんじゃないのか?」
伊「嗚呼、お前は持ってなかったな。重さも自由にできるって言ったろ?。ある程度だが。」
真「へーそりゃいいや。では早速……」
ミニミを打つ態勢に入る。そして撃つ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド(以下略
ドドドドドン!!!!
真「すげえ!!200発連続で撃っても大丈夫だ!」
伊「さすがミニミ!さすが俺!」
河「すごい……これが外の世界の技術かぁ……」
出たのはさっきと同じ赤く光る弾。若干弾は小さく、着弾地点は少しバラつきがあるが全然問題ない。
伊「じゃあ最後にこれ、無反動砲。」
真「うわ軽!?片手で持てそうだぜこれ。あ、俺の後ろに立つなよ、爆風が来るから。」
河「はいはい。」伊「はいよ。」
真「それじゃ撃つぜ。」
狙いを川に向ける。
真「……発射あ!!」
ドシュン!!
あれ?発射音は結構小さいな。そして出た弾は……赤いレーザ!?
弾はあっという間に川に着水。そして……
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
真「うお!?」伊「わっ!?」河「キャ!?」
3メートルほどの水柱とともにあたりに尋常じゃないほどの赤い弾が散らばった。
川底に当たって爆発したのだろうか。
こちらの方までは飛んでこなかったが半径5メートルは地獄だろう。(弾一つの威力は別として)
想像以上の威力に立ちすくんでしまった。
真「す、すげぇ……」
伊「桁違いの威力だな……」
河「び、びっくりした……」
真「これ弾幕ごっこに使えるのか?」
河「ちょっと無理があるかな……」
伊「でも爆風は全然起きなかったな。改良すべき点はあるが。」
真「今日はこのくらいでいいだろ。家に戻ろうぜ。」
日は傾いてきてる。4~5時くらいだろう。
河「あ、ご飯作らないといけないね。」
真「俺らの分は大丈夫だぞ。食糧ならちょっとあるし、いざとなったら伊達が作るし。」
伊「俺かよ……結構作るのしんどかったんだが……。」
河「発明の方も手伝ってよね!貴方には期待してるよ!」
伊「能力持ちって……つらいわあ……」
真「エアコン、冷蔵庫、照明器具とか頼むぞ。あ、電気がいるな。水力発電……いや、ソーラーパネルでも
いいか。」
伊「お前は本当に鬼だな!」
めでたく能力を手に入れた伊達君はこき使われることになったとさ。めでたしめでたし。
伊「めでたくねえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
読んで頂きありがとうございました。
やっと5000文字超えましたがこれが限界ですw
……にとりってどんなキャラなんだろう?あやふやです。
まあ、これから頑張っていくので許してください。
それでは!