それではよろしくお願いします
第1話
世界的な有名なカードゲーム。デュエルモンスターズ……モンスター・魔法・罠カードをもちいて戦うカードゲーム
これはデュエルモンスターズに新たな風を巻き起こそうとする。若き決闘者の物語である
高層ビルの屋上に近い部屋である書類を見ていた青年は苛立った様子で書類を机に叩きつけた
「この海馬コーポレーションがインダストリアル・イリュージョン社。それにあんな新設のカード会社に劣っていると言うのか!」
その青年の名は「海馬瀬人」この海馬コーポレーションの若き社長であり、そして世界に僅か数枚しかないと伝説のレアカード。「青眼の白龍」を3枚所持し。決闘王「武藤遊戯」と共にデュエルモンスターズでは最強と謳われる決闘者でもある
「シンクロ・エクシーズ……何故我が社だけがこれほどまでに開発に遅れている」
今までのデュエルモンスターズは「通常モンスター」「効果モンスター」「融合モンスター」「儀式モンスター」の4種類が主流となっていたが、ここ最近は全く新しい召喚方法として、チューナーと呼ばれるモンスターを用いる「シンクロモンスター」同じレベルのモンスターを複数枚素材とし召喚する「エクシーズモンスター」がインダストリアル・イリュージョン社から発表された。だが開発自体は海馬コーポレーションが先行していたはずなのに……
「兄様?会議の時間だけど?」
おっかなびっくりと言う感じで俺に声を掛けてくるモクバ。今日はシンクロ・エクシーズモンスターの開発の製作会議に参加することになっていたことを思い出し
「モクバか。今行く」
コートを纏い部屋を出てエレベーターに乗り込み、1階に向かうと
「お願いします!海馬社長にあわせてください!お願いします!!!」
「海馬社長はとてもお忙しい方です。アポイントが無ければお通しすることは出来ません」
「そこをなんとか!よろしくお願いします!」
うるさいまでの声に眉を顰める。ただでさえイラついていると言うのに!俺はその声の元に向かって歩き出した、勿論叩きだす為に……そこにいたのは鮮やかな赤い髪をした16歳ほどの小僧だった。その首からは奇妙なデザインのペンダントを提げていたのが特徴的だった、その小僧は机に頭をこすり付けるような勢いで
「父さんと母さんがデザインした。新しい召喚方法を持つカードを見て頂きたいんです!遊崎。海馬社長なら遊崎を知っているはずです!」
遊崎だと?フリーのカードデザイナーとしてしではなく、デユエルモンスターズの新たな可能性を探していることで有名な……そして新しい召喚方法……
(面白い!話だけは聞いてみるか)
どうせ製作会議と言っても提携しろと提案するグズどもばかり。この小僧の話を聞いてみても良いだろう
「おい貴様!遊崎の関係者か!」
「か、海馬社長!?えーとお……いや、私は遊崎櫂人って言います!見るだけでも良いので!父と母の最期のカードを見て……貴様も決闘者ならば、言葉ではなくカードで語れ。貴様が勝てば話だけは聞いてやろうッ!」ええッ!?」
俺はその小僧を連れてシュミレーションルームへと向かいながら
(最後のカード?一体どういうことだ?)
遊崎櫂人の言った言葉に引っかかる物を感じながらも、俺は櫂人を連れてシュミレーションルームに向かったのだった
(ど、どうしてこうなった!?)
俺は動揺しきっていた。海馬社長と会うためにここに来たのになんで
「俺のターンドローッ!スピア・ドラゴンを召喚してターンエンド!」
スピア・ドラゴン ATK1900
なんで社長とデユエルしてるんだよ!?どうするんだよ!俺!?
「さぁ貴様のターンだ!さっさとドローしろ!」
くっ。こうなったらやるしかない!手札は……問題ない。行ける!
「俺のターン!ドロー!手札からフィールド魔法「アクションスタジアム」を発動!」
デュエルディスクのフィールドカードゾーンに魔法カードをセットする。すると無機質なシュミレーションルームが、龍の骨が散乱する荒野へと変わり。無数のカードがフィールドに飛び散る。そして俺と海馬社長の前に光り輝く球体が現れる。そこにはアクションスタジアムの効果が浮かび上がっている
「ん?これは……このカードの効果か?」
【ドラゴンズ・ボーンヤード アクションスタジアム】
このカードはあらゆる効果で破壊できない。また相手プレイヤーがフィールド魔法を発動した場合。または相手がフィールド魔法を発動しているときにこのカードが発動した場合。そのカードの名をアクションスタジアムの前に加える。アクションスタジアムはそのフィールド魔法の効果を得る。このカードが発動している場合。お互いのプレイヤーは●の行動を行う事が出来る
●自分の召喚したモンスターに掴まる。またはその上に乗る事が出来る
●フィールドにランダムにセットされた「A魔法」「A罠」のいずれかを2枚までを手札として持つことが出来る(1度に持てるのは1枚まで)
●カードをプレイするまでに1分間の「Aカード」を探す時間が与えられる
「ええ。このカードは互いに効果があります。ちゃんと見ててくださいよ!俺は更にPゾーンに「EMシルバークロウ」をセット!
俺の隣に光り輝く柱が現れ、そこに精悍な顔つきをした狼が浮かび上がってきて、その前に数字の5ガ浮かび上がる
「Pゾーン?それが新しい召喚か?」
「いいえ。これはまだ準備です!俺は手札から「EMヘイタイガー」を召喚!」
俺の前に兵士の服を纏った虎が現れ、くるりと回転し敬礼する
EMヘイタイガー ATK1700
「そしてヘイタイガーでスピアドラゴンを攻撃!行け!ヘイタイガーッ!」
ヘイタイガーが爪を構えてスピアドラゴンに襲い掛かる
「ふん。1700のモンスターでスピアドラゴンを攻撃するなど「ふふん!違いますよ!ヘイタイガーの攻撃力はPゾーンのシルバークロウの効果で300UPし2000になっています!」
「なにい!?」
ヘイタイガーの爪の振り下ろしからの回し蹴りがスピアドラゴンを蹴り砕き、海馬社長のLPを300減らす
「そしてヘイタイガーの効果でデッキから「EM・ウィップバイパー」を手札に加える!カードを2枚伏せてターンエンド!」
遊崎櫂人
LP4000
手札1
ヘイタイガー ATK2000
伏せ2
Pゾーン シルバークロウ スケール5
先制は取れたけど……なんか怖い……
「ふっふふふふ……面白い!俺のターンドロー!トレードインを発動!手札の「青眼の白龍」を捨てて2枚ドロー!手札から「ロードオブドラゴン~ドラゴンの支配者」を召喚!」
海馬社長の前に龍の骨のマスクを被った魔法使いが現れる。あれは!?まさか
「そしてドラゴンを呼ぶ笛を発動!手札から2体の「青眼の白龍」を特殊召喚する!」
俺の目の前にデュエルモンスターズで1・2を争う。有名なモンスター「青眼の白龍」が姿を見せる
(なんて威圧感だよ!?これが青眼の白龍……)
「バトルフェイズだ!青眼の白龍でヘイタイガーを攻撃!「滅びのバーストストリーム」!」
って威圧されてる場合じゃねえ!周囲を見渡し「Aカード」が無いか探す
「ヘイタイガー!」
【ガウッ!】
ヘイタイガーが屈みこみ、その背中を踏み台にして「Aカード」を掴み取り。それをディスクにセットする
「A魔法「回避」を発動!「青眼の白龍」の攻撃を回避する!」
ヘイタイガーが青眼の白龍が放ったブレスを回転しながら回避し、龍の骨の上に逃れる。
「ほほう。本当にモンスターの上に乗れるのだな!」
なにしてるのー!あの人ーッ!!!
青眼の白龍の頭の上で腕を組み、俺を見下ろしている海馬社長は
「さあ!俺のモンスターはまだ残っているぞ!「滅びのバーストストリーム」!!!」
青眼の白龍が再びブレスを放ってくる。近くにAカードは無い!この攻撃は防げない
【ガウーッ!?】
「くっヘイタイガーッ!?」
ヘイタイガーは滅びのバーストストリームに飲まれて消える。そしてその差分の攻撃力1000ダメージを受ける、だがその爆風でAカードが飛んできた。それを掴んで手札に加え、デイスクのボタンを押す
「速攻魔法!「イリュージョンバルーン」!「EM」モンスターが破壊された時。デッキの上から5枚捲り。EMモンスターを1体を特殊召喚する!」
オッドアイズペンデュラムドラゴン
EMプラスタートル
EMウィップバイパー
融合
EMペンデュラム・マジシャン
「良しッ!俺は5枚目の「EMペンデュラム・マジシャン」を守備表示で召喚!ペンデュラムマジシャンの効果発動!フィールドの「EMシルバークロウ」そして伏せカードの「ドタキャン」を破壊して。デッキから2体のEMを手札に加える!俺はデッキから「EMフレンドンキー」そして「EMソードフィッシュ」を手札に加える!そして破壊された「EMシルバークロウ」は表側でエクストラデッキに置かれる!」
表側でシルバークロウをエクストラに置くと。海馬社長が
「ほう。Pモンスターはエクストラに置かれるのか……ますます面白い。ならば「ロードオブドラゴン~ドラゴンの支配者~」で「EMペンデュラム・マジシャン」を攻撃!」
ロードオブドラゴンがその手にしている笛でペンデュラム・マジシャンに殴りかかる。ぺンデュラム・マジシャンは応戦しようとしたが、笛で殴り飛ばされる
「くっ!だがこの瞬間2枚目のAカード「ブレイクチェンジ」を発動!デッキからPモンスターをPゾーンにセットする!俺はデッキから「時読みの魔術師」をPゾーンにセットする」
~A魔法ブレイクチェンジ=
自分フィールドのPモンスターが戦闘で破壊されたときに発動できる。デッキからレベル4以下の「Pモンスター」をPゾーンにセットする。この効果が発動した場合。次のターンペンデュラム召喚を行うことが出来ない
黒い衣装に身を包んだ魔術師が俺の隣に浮かび上がり。8の数字が浮かび上がりかけたが4になる。だがこれでPゾーンにカードを置けた。まだ何とかなるか?
「俺はカードを1枚伏せてこれでターンエンドだ」
海馬瀬人
LP3700
手札3
青眼の白龍 ATK3000×2
ロードオブドラゴン ATK1200
伏せ1
(面白い効果だ。しかしあの数字は一体?)
モンスターの前に浮かんでいる4の数字が気になる……何の意味があるんだ?しかし青眼の白龍の上と言うのは中々珍しい体験だ
(あのフィールド魔法の効果か?)
ふっ、これは面白いカードだ。これは海馬コーポレーションでカード化しても良いな……しかし、このデユエル。そしてPモンスター……どこかで見た気がするのだが……
「俺のターンドロー!俺は手札から「EMフレンドンキー」を召喚!更にフレンドンキーの効果で手札の「EMソードフィッシュ」を特殊召喚!」
何かすっきりしない物を感じていると、櫂人のフィールドのマヌケな顔をしたロバとサングラスを身につけた魚が現れる
EMフレンドンキー ATK1600
EMソードフィッシュ ATK600
「ソードフィッシュの効果で相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を600下げる!」
ソードフィッシュが分裂し、俺のフィールドに突き刺さる。それによって「青眼の白龍」が少しよろめく
青眼の白龍 ATK3000→2400
ロードオブドラゴン ATK1200→600
上手いな。対象取る効果では無いからロードオブドラゴンの効果の穴を突いている……
「更にAカード「最誕」を発動!墓地のモンスターの効果を無効にして特殊召喚する!」
~A魔法「最誕」
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を選択する。選択したモンスターの効果を無効にして特殊召喚する。この効果で償還したモンスターはエンドフェイズにデッキの一番下に戻る。またこの効果で特殊召喚したモンスターは如何なる場合も生贄にする事は出来ず。またシンクロ・エクシーズ素材にすることが出来ない
「この効果で償還したモンスターはエンドフェイズにデッキの一番下に戻る!俺は墓地の「EMヘイタイガー」を召喚!そしてソードフィッシュの効果で更に攻撃力を600下げる!」
青眼の白龍 ATK2400→1800
ロードオブドラゴン ATK600→0
(ステータス変更系の効果を多用するのか。これはややこしい戦術だ)
「EMヘイタイガーでロードオブドラゴンを攻撃!」
ロードオブドラゴンで回し蹴りで吹っ飛ぶ。攻撃力が0だから直接攻撃に等しいダメージになる
「ならば俺もAカード発動!むっ?これは!?」
取ったAカードをディスクに入れると俺が乗っている青眼の白龍が更によろめく
「あー外れカードです。それ」
「外れカードだと!?なんだこれは!?」
~A罠牙折り~
このカードを発動したプレイヤーのモンスターの攻撃力は600下がる
(くっ良い効果だけではないのか!しかもディスクにセットしなければ効果が判らないとは!)
「フレンドンキーで「青眼の白龍」を攻撃!」
「くっ!青眼の白龍が!」
頭突きで吹っ飛ばされた青眼の白龍の上から飛び降り地面に着地する。青眼の白龍はそのままその身体を粒子と変えた
(すまん!青眼の白龍!俺のミスだ)
ロードオブドラゴンは破壊され1700ダメージ。更にフレンドンキーで青眼の白龍が攻撃され400ダメージ……
海馬
LP3700→2000→1600
「俺はこれでターンエンドです。エンドフェイズに「EMヘイタイガー」はデッキの一番下に置きます」
櫂人
LP3000
手札2
フレンドンキー ATK1600
ソードフィッシュ ATK600
伏せなし
Pゾーン 時読みの魔術師 スケール4
「ふん。中々やるではないか。だが遊びはここまでだ!俺のターンドロー!「闇の量産工場」を発動!墓地の「青眼の白龍」を2枚手札に加え、「融合」発動!フィールドの「青眼の白龍」と手札の2体の「青眼の白龍」を融合!現れろ!我が最強の僕!「青眼の究極竜」!」
強烈な閃光が放たれ、光が晴れるとそこには
青眼の究極竜 ATK4500
三つ首となり、より鋭利な姿となった青眼の白龍が俺の前に現れていた
「青眼の究極竜!?これが神のカードの「オベリスク」をも上回る究極のドラゴンか!」
「お前には勿体無いが、特別に魅せてやった!これでトドメだ!「青眼の究極竜」で「EMソードフィッシュ」を攻撃!「アルティメット・バースト」ッ!!!」
新しい召喚方法とやらは見ることが出来なかったが、まぁ良いだろう中々に面白い勝負だった……
「フレンドンキー!いけっ!!」
【ヒヒーンッ!!!】
ほう。1分で何か探すつもりか?しかし到底見つかるとは思えないがな……フレンドンキーに跨った櫂人は何かを見つけ
「いっけえええッ!!!」
竜の頭の骨の中に突っ込む。ごんっ!やごす!という鈍い音を放ちながら姿を見せた櫂人は転がりながら、ディスクにカードをセットする
「A魔法発動!「奇跡!」戦闘ダメージを半分にして破壊を無効にする!」
青眼の究極竜 ATK4500
EMソードフィッシュ ATK600
3900÷2=1950
櫂人
LP3000→1050
「しのいだか、ふん!面白い!俺はカードを1枚伏せてこれでターンエンドだ!」
海馬
LP1600
手札1
青眼の究極竜 ATK4500
伏せ2
(さぁ、次は何を見せて来る!遊崎櫂人!)
俺は気がつけばこの遊崎櫂人に興味を引かれていた。青眼の究極竜を前にまだ衰えることの無い闘志。こいつは伸びる……俺はそれを確信していた
な、何とかしのいだ……あれが神をも越えるモンスターか……だけどここで諦めるわけにはいかない!幸いにも手札にはあのカードが来ている。このドローで引くくことができれば!
「俺のターンドロー!「強欲な壷」を発動!デッキからカードを2枚ドローする!!!」
デッキからカードを2枚引きぬく……恐る恐るカードを見て
「来た!俺は「星読みの魔術師」をPゾーンにセット!片方のPカードが「星読みの魔術師」になったことで「時読みの魔術師」のPスケールは本来の8になる!そして「星読みの魔術師」のPスケールは1」
俺の左右に時読みと星読みが現れ。彼らの前に数字が浮かび上がる8と1だ。これで条件は揃った!
「揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!」
そして時読みと星読みの間に現れたペンデュラムが大きく揺れる……もっとだ!もっと大きく揺れろ!!!
「ペンデュラム召喚!!現れろ!我が僕のモンスター達よ!!!」
天空に魔方陣が浮かび上がり。そこから光が放たれ俺の前に無数のモンスター達が降り立つ
オッドアイズ・ペンデュラムドラゴン ATK2500
EMウィップバイパー ATK1700
EMチアモール ATK600
「馬鹿な!モンスターを召喚出来るのは原則1回!それにオッドアイズ・ペンデュラムドラゴンのレベルは7!2体の生贄が必要なはずだ!」
「ペンデュラム召喚はPスケールの間のレベルのモンスターを手札・表側エクストラから任意の数だけ特殊召喚できます!時読みと星読みのPスケール1と8!よって俺はレベル2~7のモンスターを特殊召喚できるんです!」
これが父さんと母さんが残した新しい召喚システム「ペンデュラム召喚」条件が少し厳しいから時間が掛かってしまったが、何とか成功した!
「そして「ソードフィッシュ」の効果で「青眼の究極竜」の攻撃力・守備力を600下げます!」
青眼の究極竜 ATK4500→3900 DEF3800→3200
「だがそれでは俺には勝て……「更にEMウイップバイパーの効果を発動!青眼の究極竜の攻撃力・守備力を交換します!」
青眼の究極竜 ATK3200 DEF3900
「そしてEMチアモールの効果を発動!フィールドのモンスターを1体を選択する。選択したモンスターの攻撃力がもともとの数値より低い場合、更に攻撃力を1000下げる!」
チアモールがボンボンを振りながら踊ると。究極竜が力を無くし。首がだらしなく垂れる
青眼の究極竜 ATK3200→2200
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで青眼の究極竜を攻撃!螺旋のストライクバーストッ!!!」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの放ったブレスが青眼の究極竜を捉え砂煙を上げる……
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが相手モンスターを破壊したとき。その戦闘ダメージは2倍になる!残ったEMで……えっ?」
俺は思わず我が目を疑った。海馬社長のフィールドに「青眼の究極竜」の姿は無く。変わりに
【【【グオオオオッ!!!】】】
3体の青眼の白龍が俺を睨んでいた。そんななんで!?
「ふぅん、中々の戦術だが……この俺を倒すには程遠い!俺は速攻魔法「融合解除」を発動していた!よって貴様の攻撃は無効だ!それとも攻撃力2500のオッドアイズで攻撃するか?」
また青眼の白龍の上で仁王立ちしている海馬社長にそう尋ねられる。俺にできることはもう……ない……
「ぐっ!た、ターンエンド……」
近くにAカードは無い。とても一分では探せない……フレンドンキーに乗ったとしても探しきれない……これがヒッポなら……
「俺のターンドロー!今度こそトドメだ!3体の「青眼の白龍」で「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」「EMチアモール」
「EMソードフィッシュ」を攻撃!滅びのバーストストリームッ!!!!」
EMウイップバイパーで攻撃力と守備力を変えても、後の2体でやられる……俺は自身に迫る3つのブレスを見て
「く、くっそおおおおおおッ!!!!!」
3体の青眼の白龍のブレスが俺のモンスターを吹き飛ばし。そして俺自身もその爆風に弾き飛ばされ意識を失ったのだった……
「手加減したとは言え、中々やるな」
俺の伏せカードは「死のデッキ破壊ウィルス」ロードオブドラゴンの攻撃力が0になったときに発動も出来たが、こいつの力を見るために敢えて発動しなかった。
「ペンデュラム召喚にモンスターそしてAカード。良いじゃないか」
気絶している櫂人を見ながら呟く。これならばシンクロやエクシーズにも負けない目玉カードになる
「モクバ!今日の会議は中止だ!重役にはそう伝えておけ!磯野は櫂人を連れて来い!起きてから話を聞くことにする!」
最後の作品と言う言葉。そしてこの召喚方法……詳しく聞く必要がある。俺はそう判断し、モクバと磯野にそう指示を出し社長室に戻ったのだった……そして戻りながら思い出したのだが
(そうか!何処かで見たと思ったが、あれか!?)
デュエリストキングダムの後。俺にアポイトメントを取り直接交渉に来た夫婦。あの時は無名だったが、確か「遊崎」と名乗っていたはずだ……Aカード。特別な召喚方法。だがあの時では余りに早すぎ、そしてシステムが不安定で途中で終了してしまい。忘れていたが間違いない……それの完成形がこれか……
(ふふふふ!あの時のカードがこう仕上がったとは驚きだ)
あの時はアクションスタジアムにモンスターに触れることが出来る効果はなく、Aカードはソリッドヴィジョンに反応し、浮かび上がるシステムだったが。良くここまで仕上げた物だと正直感心する。そしてこのP召喚こそが海馬コーポレーションが発表するべき新しいシステムだと確信するのだった
第2話に続くかも
これを見ていただけて面白いや続きを見たいと思っていただけたのなら。活動報告かメッセージにコメントください
真面目に連載を考えたいと思うので、それではよろしくお願いします