ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~   作:緋色月下・黒龍帝のアリシア

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はい!皆さんこんにちは!アリシアです!
今回で、ようやく主人公が戦います!


第10話 俺、戦います!

 アーシアと出会ってから、二週間が過ぎた

あれから彼女には一度も会ってなく、あの公園に行けばまた会えるんじゃないかと思い、何度か公園に行って、時間を潰してみるが彼女は公園には来なかった。

 まぁ、シスターをやっているんだし、きっと忙しいのだろうなと俺は思った。だから今日、せっかくの休みだし彼女に会いに行こうと思った。

 幸いにも、彼女が居る教会の場所は知っているし、何か土産でも持っていこうかな。そう思って俺はクラスの女子に教えてもらったケーキ屋に行き、5種類ほどのケーキを買って彼女が居る教会へと向かった。

 

 教会へと向かって、だいたい10分くらい歩いた

彼女が居るはずであろうの教会に着いたはいいが、場所が何とも言えないくらいに人気がない。

 というのも、場所がかなりわかりずらくて俺でも2、3分迷った。まぁ、着いたから別にいいんだがな。

俺は教会の前にある階段を登り、ドアを開いた。

 そして...、ドアを開けた先に映った光景は、とても衝撃的だった。

 

「なぁにこれぇ...」

 

 俺の目に映った光景は、壁、床にまるで血みたいなのが撒き散らされていた。てか、普通に人が倒れてるしなにこれ...はっ!?まさか何かの撮影中だったとか!?やべぇ!俺って普通に邪魔者じゃん!

 

 そう思っていた俺に対し、実に不愉快な口調で

俺に喋りかけてきた人が居た。

 

「おんや〜?お前は何処の誰ですかぁ?もしかしてアーシアのお仲間の悪魔さんですか〜?」

 

 舌を出して、カッカッカと笑う口の悪い神父みたいな格好をした男性が姿を現した。

何だこいつ!?なんか手に剣みたいな物持ってるけど!!しかも、その剣にはリアルに血糊みたいなのが付いてるし!!何!?もしかして部外者でも構わん!撮影を続けろ!的なノリで巻き込まれた!?いやー!!

 

「まぁ違ったとしても、これを見てしまったのが運の尽きって奴ですよ!と言う事で死にやがってください!」

 

 そんな俺の心境は察してもらえず、神父のような男性は、手に持っている剣で俺に斬りかかって来た。

いやー!!マジで来たァアアア!!

 

 俺はとっさにケーキが入っている箱を上に投げ、振り下ろされると同時に右足で軽く剣を蹴った。

蹴られた剣の刃はいとも簡単に折れ、剣先が神父の真横を掠めていき、掠った頬から血が出ている。

あぶね…、役者を殺してしまったらいくら事故とは言え洒落にならねぇ…。

 

「なっ…、なんだテメェは!?こんな化け物相手なんてしてらんねぇですよ!俺様はここらでドロンさせていただきますよ!」

 

 そう言って、神父の格好をした男性は、煙玉みたいなのを地面になげ

言葉の通り、その場から姿を消した。

 

 おお!まさに悪役って感じだ!役者ってすげぇ…。

 

「…」

 

 で、カットは?ここでカァーット!とか言って一旦区切るんじゃないの?

あれ?もしかしてこのまま続けるの!?やっべぇ!!それなら俺も演じきらないと!!

ご丁寧にも、何か地下へと続く階段みたいなのがあるし、これを下りていけばいいんだよな?

俺が階段を下りようとした瞬間、突然、誰かの…いや、アーシアの声が聞こえた気がした

聞こえた言葉は「助けて」と、俺にはそう聞こえた。

 

 嫌な胸騒ぎと共に地下へと続く階段を下りていくと、何だか趣味の悪い扉が現れた。

何か微弱ながら結界まで張ってるし、結構本格的だなぁ…。

それで、これはどう開ければいいのかな?普通に結界を解く事は出来るけど、ここはかっこよく蹴破った方がいいかな?まぁ失敗したとしても、またやり直したらいい話だしな。

てな訳で…

 

「ふっ!」

 

 俺は勢いよく身体をクルっと回らせて扉を蹴った。

別にそんな勢いはいらなかったけどね、普通に指でツンってするだけで開けれるもんだったし。

 

 扉を勢いよく蹴破り、俺は部屋の中に入った。

そして、再び俺の視界に映った光景に目を疑った。

 

「な!?貴様!!どうやってここに!?」

 

 何か言ってるけど無視の方向で!

堕天使みたいなのが3人居て、アーシアが十字架みたいなのに貼り付けられていた

さらに、その堕天使の中には兵藤君を襲った堕天使も居た。

もっと言うと、何か兵藤君を襲った堕天使がアーシアの前に立って、何か儀式みたいなのやってるし…

いやまぁわかるんだけどね、さすがにこんな状況を見てわからない程、俺はバカじゃないし…。

 

 俺が何を言いたいのかと言うと、こいつらはアーシアの持つ神器を無理やり手にしようとしているのだ

現にアーシアの目に光が見られない、それはこいつらがアーシアの神器を無理やり取ろうとして、アーシアの命が消えかけているのだ。

 

 

「貴様ら…、俺の大切な友達に…、手を出してただで済むと思うなよ」

 

「ひっ!?カ、カラワーナ!ミッテルト!あいつに邪魔をさせるな!!」

 

「し、しかしレイナーレ様!」

 

「いいからさっさと行きな!奴を足止めするんだよ!!」

 

 なるほど、奴がリーダーか…、ならば!

 

「く、くそ!!」

 

 レイナーレに指示された、カラワーナとミッテルト

カラワーナは青色の長い髪が特徴と言う様な堕天使、ミッテルトは金髪のツインテールと言ったとこか

そんな二人が、レイナーレの指示で俺を足止めしようとこちらにむかってくる。

 やれやれ、威圧だけで制そうとしたのに…、平和ボケしすぎたかな?

まぁ、それでもコイツらの動きは、俺にとって遅すぎだ、亀がゆっくりと歩いているみたいだよ。

 

「おせぇよ」

 

「なっ!?いつの間に!?」

 

「こ、コイツ!!キャアァァ!!」

 

 俺はカラワーナとミッテルトを素通りし、レイナーレの横に一瞬で近付いた

そして近付いたと同時に、レイナーレを蹴る勢いで風圧を起こし、レイナーレを吹き飛ばした。

 

 レイナーレを吹き飛ばした後、アーシアの両手、両足を縛っている鎖を壊し

そのまま前に倒れてくるアーシアをゆっくりと受け止めた。

 

「…ユ、ユウ…さん…?」

 

「助けにきたよ、アーシア」

 

「ユウさん…、私…、私っ!!」

 

 俺の腕に抱かれながら、アーシアは俺の首に両腕を回し、そのまま抱き付く様に泣いた。

余程怖かったのだろう、現にアーシアの身体は震えていた。

 

「大丈夫だアーシア、俺が来たからもう安心だよ」

 

 そう言ってアーシアの震える身体をグッと抱きしめた

もちろん、アーシアが痛くならない程度に。

 

「うっ…、くそ…、後ちょっとで手に入ったと言うのに…!!カラワーナ!ミッテルト!何をやっている!!はやくアイツを殺せ!!」

 

「し、しかしレイナーレ様!」

 

「そうだよ姉貴!ウチらじゃアイツには敵わないよ!」

 

「何を弱気になって…、いいわ!だったら私が自らやってやるわ!!」

 

 戦意喪失した二人を他所に、レイナーレは立ち上がって光の槍らしきものを作り出した

そして、その作り出した光の槍を、俺に向け、こちらに投げようとしてきた。

 

「アーシア、俺の後ろに」

 

「は、はい」

 

 抱えていたアーシアをゆっくりと降ろし、俺の後ろへと隠れさせる。

 

「死ねぇ!!」

 

 レイナーレが光の槍を俺に向かって投げてきた

そしてその槍を…

 

「なッ!?」

 

「つ、掴んだ!?」

 

 俺は投げられた光の槍を掴み、それを逆に投げ返した

もちろん、レイナーレの真横に向かってな。

 

「次にアーシアに手を出してみろ、その時は容赦はしない」

 

 俺がそう言うと、レイナーレは戦意喪失したか、床にペタンと座り込んだ

それを見た俺は、再びアーシアを抱えて、教会の外へと向かおうとした時だった。

 

 

……

 

SIDE イッセー

 

「アーシア!俺が助けに来たぜ!って…、アレ?」

 

 おっす!画面前の皆!エロに生きる男とは俺の事!兵藤一誠だ!

突然で悪いんだけどさ、この状況教えてくれないかな!?

いやだって、エクソシストが居る教会に乗り込んだはいいんだけどさ

何か全滅しちゃってるのよ…、んでもって何故か三上先輩が居るしどういうことなの!?

 

「これは!?エクソシスト達が全滅している!?えっ!?先輩!?」

 

 俺の後に入ってきた木場がかなり驚いている

うん、無理もないよな、俺だって目を疑っているんだからさ。

 

「…、三上先輩これは?」

 

 木場の後に小猫ちゃんが入ってきて、そのまま三上先輩にどういう事なのかと質問する小猫ちゃん

それに対して三上先輩は

 

「俺がやった」

 

と、答えた。

 

 マジで!?三上先輩、一人でこいつらを全滅させたんすか!?

そんな俺の心境などお構いなしに、木場は俺と小猫ちゃんに指示を出してきた。

 

「小猫ちゃん、一誠君、とりあえず詳しい話は後にして、そこに居る堕天使達を捕まえよう」

 

「おう」

 

 木場の指示で、地面に伏せ込んでいる堕天使に近付き、腕を掴んで外へと連れ出す

何があったかは知らないけど、こいつらは以外にも簡単に言う事を聞いてくれた。

 

「先輩、アーシアさん、申し訳ないのですが二人も一緒にいいですか?」

 

「あぁ、構わないよ」

 

「は、はぃ…」

 

 木場が三上先輩とアーシアの二人に、一緒に外へとお願いをしていた

まぁ、とりあえずアーシアが無事だったんだし、結果オーライだよな?

 

 こうして俺は、堕天使を連れて、三上先輩達と共に、部長と朱乃さんが待っている外へと出た。

 

 

 

 

 




はい!今回はここまで!
少しネタバレになりますが、レイナーレ達は生かす方向で行きます。

※脱字、誤字またはこの場面が違うと言った所が見られると思います(例、イッセーの友達の名前が片瀬になっているなど)
そう言ったところが見られましたら、感想やメールにてメッセをいただけたらと思います!
ただ、場面に関しましては、自分なりに書いているところがありますので、気になりましたら答えますので、お気軽に聞いてもらえたらと思います!
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