ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~   作:緋色月下・黒龍帝のアリシア

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はい!こんにちは!アリシアです!
今回でライザーが出てきます。(まぁ主人公にボコられるんだけどね!)


第14話 俺、少しだけプッツンします!

「うっはー!すっげぇ!これ、全部先輩が作ったんですか!?」

 

「うん、ちょっと気合が入りすぎちゃって作りすぎちゃったけど…」

 

 うん、マジで作り過ぎちゃった!

だって、いい食材がいっぱいあるし作ってる内に楽しくなっちまったんだもん!

料理を作るのが好きな人ならわかるはず!!

 

 てな訳で、テーブルいっぱいに俺が作った料理がずらーっと並べられているのだ

それを見た兵藤君が、はよ!はよ食べさせて!!と言わんばかりの顔をしている

よっぽどお腹が空いているのだな。

 

「それじゃあ皆、適当に座って夕食を食べましょう」

 

グレモリーさんの一言で、皆が適当に座っていく。

 

「では…、いただきます」

 

「「「「「「いただきます」」」」」」

 

 俺を含め、皆がいただきますと言ってから

俺が作った料理に皆が手をつける。

さて…、反応は…。

 

「うっめぇ!!」

 

「本当!何これ!美味しすぎるわ!!」

 

「はぅ~、こんな美味しいものを食べたのははじめてです~」

 

「あらあら、美味しいですわ」

 

「料理も出来るなんて、先輩は本当にすごいです」

 

「…美味しいです」

 

 お、おう…、なんかすっげぇオーバーな気がするけど

皆が美味しいって言っているのだったら大丈夫かな?

 

 兵藤君なんて、どこぞの漫画の戦闘民族並にガツガツ食ってるし

皆も箸を止める気配すらないし、大丈夫だな。

 

 皆の反応を確認した後、俺も自分で作った料理を食べ始める事にした。

 

 

……

 

SIDE イッセー

 

「ふぃ~食った食った!」

 

 いやぁ、マジで美味かった!

三上先輩は容姿が美人だけじゃなく、料理も作れるなんて…、実は女性なんじゃないか?

っていけねぇ…、先輩は俺達の為にって、料理を作ってくれて、それどころか修行まで手伝ってくれてるんだ

そんな良い人を悪く言うのはよくないな…。

 

 しかしまぁ…、先輩って本当に何者なんだ?

夕食の時、部長が食事しながら俺を含め、皆に修行はどうだったかと聞いていた。

それに対して、木場や小猫ちゃんは先輩の事をすごいと言っていたし

一体どんな修行をしていたんだ?

 

 まぁ、きっと俺では想像がつかないような修行をやっているんだろうな…

それにしても、あの時の先輩には驚いた。

まさか、あの焼き鳥野郎をビビらせるんだもんなぁ…。

 

 先輩があのライザーとか言うやつをビビらせたってのは

レーティングゲームで決めようって話をしたあの日

先輩とアーシアを含めて、俺達は全員、オカルト研究部の部室に居たんだ

そしたら、あの焼き鳥野郎が現れて、部長の目の前で自分の眷属の女とキスとかしだしたりして…、くそ!思い出すだけでむかつくぜ…。

っといけねぇ…、でまぁ、そのライザーって奴がさっきも言ったとおりで自分の眷属とキスをしたんだ

それを見て、俺はつい、種まき焼き鳥野郎とか言っちまったんだ。

そんでもって、いつの間にかアイツをぶん殴る事に身体が動いちまって、そのままアイツの眷属の小さな女の子にぶっ飛ばされたんだ…、ははっ…思い出すだけで情けねぇ…。

 

 その後かな、確か先輩がライザーをビビらせたのは

ぶっ飛ばされた後、部長が俺の傍によってきて、部長が寄ってきた後にアイツも寄ってきて

俺の胸元をグッと掴んで、自分の炎で俺を殺そうとしたんだ

その瞬間、三上先輩が入ってきたんだ。

 

「その辺でやめておけ、ライザー」

 

「あぁ?何だお前は?」

 

「俺は三上・優だ、リアス・グレモリーの友人で、人間だ」

 

「人間?はッ!人間ごときが俺様に牙を向けるか」

 

 そう言ってライザーは、俺を掴んでいた手を離して

先輩につっかかっていったんだ。

 

「やめなさいライザー!!」

 

「おいおいリアス、どの道、お前の男の眷属は殺すんだぞ?眷属でなかろうとも、俺のリアスに近付く男は俺が焼き殺してやるさ」

 

 ライザーが先輩の胸元を掴み、もう片方の手で炎を作り出した瞬間だった

 

「ぐっ!?」

 

「その辺でやめておけと言ったはずだライザー」

 

 立場が逆転するってこういう事を言うのだろうか?

さっきまで先輩の胸元を掴んでいたライザーが、逆に先輩に首を掴まれ

先輩も先輩で、片手だけでライザーをグッと持ち上げだしたんだ。

 

「き、きさま…!」

 

「ライザー、君は将来、よき若手悪魔になると信じていたんだがな…、今の君を見て、正直ガッカリだよ」

 

 こぇえええ!!先輩の顔が今まで見たことのないくらいに…いや!

あの笑顔が似合う先輩がすっげぇ怖い顔してる!!

 

「ゲホッ!ゲホッ!…、はぁ…はぁ…、貴様…、一体何者だ!?」

 

「言ったはずだ、ただの人間だと」

 

「ただの人間が!これほどまでの力を持っている訳がないだろう!!ふざけるな!!」

 

 そう言って、さっきよりも強く炎を作り出すライザー

そして…。

 

「貴様はここで殺す!人間如きが上級悪魔である俺様に歯向かった事を後悔するといい!!」

 

「君はまだ若い、もう一度、しっかりと考え直すのだな」

 

「何!?ぐあぁぁぁぁぁッ!!」

 

 カウンター一閃!焼き鳥野郎がぶっ飛ばされてダウンしたー!!

って…えぇぇぇぇぇ!?先輩つえぇぇぇ!!

あの焼き鳥野郎が壁にめりこんでるぞ!?マジで先輩は何者なんだ!?

 

「お兄様!」

 

 金髪のドリルヘ…、ツインテールかな?女の子がお兄様って言ってライザーの傍による

うん?お兄様?なに!?まさかアイツってあの焼き鳥野郎の妹!?

 

「君は確か、レイヴェル・フェニックスだったね、兄を連れて今は退け、全てはレーティングゲームで話をつけるといい」

 

 こうして、焼き鳥野郎とその眷属達は帰ったんだ

んで、先輩もいつもの先輩に戻ってたし…。

 

「…」

 

 俺も先輩みたいに強くなれるのだろうか…

赤龍帝の籠手なんて力を手にしても、肝心の俺が弱いままだ。

 

 いくら赤龍帝の籠手を持っていても…、このままじゃ…俺…

いやいや!!めげるな俺!せっかく近くにすっげぇ強い人が居るんだ!明日の修行で稽古つけてもらえるように今から頼みに行こう!よし!さっそく行動だ!!

 

 俺はベッドから下り、上着を着て三上先輩と部長を探しに部屋を出た

まずは部長に許可を得てから、三上先輩に頼みに行くとしよう。

 

 

…… 

 

SIDE リアス

 

 夜、私はある人を探して中庭へと出ていた

まぁ、私が探しているのは三上君だけどね。

 

 にしてもわからない、どうして私はこんなに彼と話したくてウズウズするのだろう

最初は、私も相談してみようかしらと思って、彼を探していた。

けど途中から、そんな事はどうでもいいくらいに、ただ彼と話をしたくて

私は三上君を探し回っていた。

 

 そしてようやく見つけたわ、こんなところに居たのね。

 

「三上君」

 

「グレモリーさん」

 

 中庭にある東屋に、彼は居た

壁にもたれて、三上君は空を見上げていた。

 

「もしかして探してました?」

 

 心の中でも読めるのかしら?

まるで、私が顔に出していたかのようにズバッと当ててくるわね。

 

「えぇ、ちょっと話がしたくて」

 

 私がそう答えると

三上君は、申し訳ないと言って私の隣に立つ。

 

「それで?話ってのは?」

 

「え?あ…えぇっと…、あ!眷属の話なんだけど…、どう?決まった?」

 

「…申し訳ない、どうやら俺は、君の眷属になれそうにないんだ」

 

「そう…」

 

「すまない…」

 

「気にしないで、眷属にならないって言ってから、あなたの事を見ていると何だか眷属に出来そうにないって、そう感じていたから」

 

「…ごめん」

 

「もう…、本当に気にしなくていいからそんな顔しないで」

 

 落ち込んだ彼の顔を見ていると、何故だか胸が痛かった

本当に何故かはわからない、それでも彼の落ち込んだ顔を見ていると

申し訳ない気持ちや、彼の助けになってあげたいって気持ちになってしまう。

彼が落ち込んでしまった原因は私なのに…。

 

「ところでどうだい?ライザーには勝てそう?」

 

 まるで気を遣ってくれたかのように、彼は話を変えてきてくれた

そうよね…、私だってこんな暗くなるような話をしにきたんじゃないもの。

それで、ライザーとの対決についてだけど…。

 

「正直…、勝てる気がしないわ…」

 

「どうして?」

 

「眷属の数も、レーティングゲームの経験も…、どれをとってもライザーが上を行っているもの…、もちろん、最初から諦めてる訳じゃないわ、皆の事はちゃんと信じているし、皆の気持ちを知っているからこそ、私も最初から諦めたりなんてしないわ…、でも…」

 

「でも?」

 

「私は…、普通に生きたかった…、私もいつかは、普通の女の子として誰かを好きになって、好きになった人と結婚して…、そんなごく普通な生活を、私は送りたかった…、でも、それは叶わない夢…、好きでもない男と結婚させられ、悪魔の未来の為にと…、そんな理由だけで…」

 

「グレモリーさん…」

 

「えっ…?」

 

 私は一瞬なにが起きたのかわからなかった

三上君が私の名前を呼んだ後、彼は私の事を抱きしめてきたのだ。

 

 そして、そこでようやく私は気がついた。

何故、彼が私を抱きしめてくれるのか…、私は、いつの間にか涙を流していたのだ。

 

「グレモリーさん、君は、今回の結婚が破談に出来るなら、悪魔の未来なんて物を捨てることが出来るかい?」

 

「…捨てるわ、私は王と言う立場であっても…、一人の女だもの…」

 

「そっか」

 

 三上君はそっかと答え

私をゆっくりと放してくれた。

 

「グレモリーさん、今回の結婚の件、君や君のお兄さん…いや、悪魔の皆に迷惑をかけてしまうけど、俺が君を助けてあげる」

 

「えっ?」

 

「だから、君も俺と約束してほしいんだ…、今度のレーティングゲーム、最初から諦めずに勝つつもりで最後まで諦めずにやってほしいんだ、君の眷属達の為にもね」

 

 そう言いながら、三上君は私の目に溜まった涙を指で拭い

私に優しく笑顔を見せてくれた。

 

どうして…、彼はこんなに優しいのだろう。

 

どうして…、私はこんなにドキドキしているのだろう。

 

どうして…、こんなに安心するのだろう。

 

 今までになかったものが、まるでパズルが埋まっていく様に

私は、今までに感じたことのない感情が、彼と出会って、私の中にある隙間が埋まっていくような感じだった。

 

 そして、私は彼と約束をした

絶対に諦めない…、最初から諦めたりなんてしない

最後の最後まで、絶対に!

 

 こうして…、私の一日目は終わりを告げた。

 

 

 

 

 




はい!今回はここまで!次回で会いましょう!
この話を書いている時に、何故かイッセーとアザゼル先生の会話を思い出した
「乳○は玄関のブザーじゃないんですよ!!」
「いや、あれはある意味ブザーだ、押すと鳴るんだよ、いやん、ってな」
「ッ!?」

あかん、何故か笑う。

※脱字、誤字またはあの場面が違うなどの点が見られると思います(イッセーの友達の名前が片瀬になっているなど)
そう言った点が見られましたら、感想やメールにてメッセをいただけたらと思います!
ただ、場面につきましては、私なりに改変してるところがありますので、気になった場面が見られましたら、気軽に聞いていただけたらと思います!
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