ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~ 作:緋色月下・黒龍帝のアリシア
GHP…、グレイフィア・ヒロイン・計画開始です!(笑)
と、言う訳で、グレイフィアをヒロイン化してみました
んでもって、今回でフラグを立てときました。
ライザーとの対戦へ向けての修行が終了し
今日がその日、ライザーとの対戦だ。
俺とアーシアは、グレモリーさんの眷属じゃないので
ゲームには参加出来ず、観戦する事になった。
あの修行で皆は確実にレベルアップしている
特に兵藤君はかなり成長したと思う
いや!成長してくれてないと困る!なんたって兵藤君はわしが育てた!
「部長さん逹、勝てるでしょうか?」
大丈夫だろうかと、心配そうな声で言うアーシア。
「大丈夫だよ、グレモリーさんも兵藤君も、皆が強くなったんだ、だからきっと大丈夫だと思うよ」
「そうですよね…、部長さん逹なら大丈夫ですよね!」
実際のところ、グレモリーさんが勝てるかはわからない…
アーシアには大丈夫だなんて言ったけど、俺の勘ではグレモリーさん逹は負ける。
そんな気がしてならなかった。
こう言う時の勘はよく当たるし尚更だ。
「間も無く、リアス・グレモリー様とフェニックス・ライザー様によるレーティングゲームを開始します」
間も無くゲームが始まるとアナウンスが流れた
声から察してグレイフィアか?
そんなことを考えていると、俺とアーシアがいる別室に魔法陣が現れ、そこからグレイフィアが現れた。
グレイフィアは現れてからすぐに、俺に向かって頭を下げて一礼をしてきた。
「お久しぶりです、三上様」
「あぁ、久しぶりだねグレイフィア、元気そうで何よりだよ」
「先日は勝手に入り込んで申し訳ありませんでした」
「あのことは気にしなくていいさ、まぁ、まさか君に会えるとは思ってもいなかったがね」
そんな俺とグレイフィアの会話に
アーシアがどういうことなの…って顔をしているが、俺は見ないフリをした。
「しかし驚いたよ、あのサーゼクスの側近のメイドをやっているなんて…、結婚はしてないの?」
「はい、結婚はまだ…」
「そっか…、サーゼクスはいい奴だよ?今の内にアタックしとかないと誰かに口説かれてしまうよ?」
「残念ながら、サーゼクス様は既にご結婚をなされています」
なん…だと!?嘘やん!サーゼクスの奴!こんな美人を側近にしときながら他の女性と結婚だとぅ!?
今度会ったら説教かましてやる!!
「それに…」
「ん?」
「好きな人が私の傍に居られますから」
そう言って微笑むグレイフィア
やっべぇ…、久々に会ったからいろいろと成長している訳なんだが
今のグレイフィアの笑顔は破壊力がありすぎる!
にしても好きな人かぁ…、グレイフィアに好かれる人ってどんな人だろ?
俺としては、グレイフィアがその人と幸せになれるなら別に誰でも構わないが。
「はぅ~…また一人、ライバルが増えました…」
何か隣で、アーシアがライバル増えたとか言ってるけど誰のこと!?
はっ!?もしかしてグレイフィアか!?グレイフィアの事か!?
あれ?グレイフィアがライバルだとしても一体何のライバルなんだろ?
そんな事を一人で悩んでいると
「三上様、そろそろ時間ですので私はこれで…」
「あっ、うん、久々に会えて嬉しかったよグレイフィア」
「私もです三上様、…近々あなたの元へ…」
「うん?最後なんか言った?」
「い、いえ!それでは三上様」
グレイフィアはまた頭を下げて、魔法陣を展開し
部屋から退室していった。
それにしても、最後に何か言っていた気がするんだけどなぁ…
てかアーシアがやばい事になってるんだけど…。
「…どうして私の周りはこう…、胸の大きい人が…」
こ、怖すぎぃ!!ブツブツ何か言ってるけど暗すぎてやばい!
あかん!こんなの俺が知ってるアーシアじゃない!こんなダークサイドのアーシアなんて見たくない!
「ア、アーシア?もうすぐでゲームが始まるよ?」
「あれ?私ったら何を…」
どうやら元に戻ったみたいだな…
いや、マジで怖かった…。
「ただいまより、リアス・グレモリー様とフェニックス・ライザー様によるレーティングゲームを開始します。進行は私、グレイフィア・ルキフグスが勤めさせていただきます。また、この度のレーティングゲームには両家の皆様、また、魔王ルシファー様も拝見されております」
なんだと!?サーゼクスも見てるのか!?どこだ!?どこに居やがる!!
今すぐ会って説教だぁああああ!!!
「ユ、ユウさん…?」
おっといけねぇ…、つい我を忘れかけた…。
にしてもグレモリー家とフェニックス家、そして魔王までもが見ているのか…。
大丈夫かな…、兵藤君とかガチガチなんじゃないか?
そんな事を考えていると、ついにレーティングゲームが開始された。
……
SIDE イッセー
「ま、魔王様まで見てるのかよ…」
「落ち着きなさいイッセー」
お、落ち着けって言われてでもですね…
だって魔王様が見てるんだぜ?しかも部長の家族やあの焼き鳥野郎の家族までもが見てるんだぞ?
これで緊張するなって方が無理じゃないですか部長ォ!
しかし、現実は非情!俺の事なんざ知った事じゃないぜ!と言わんばかりに…
「ゲーム…開始!」
グレイフィアさんが開始宣言をした
うわぁあああ!!始まったぁあああ!どうすんだ!?どうすんだ俺!!
「始まったわね…、皆、作戦通りに動いてちょうだい」
まぁそうですよね…、普通はそうですよね…。
「…一誠先輩、行きますよ」
「おう!」
えぇい!もう始まったもんは仕方ねぇ!
部長の為にも頑張らないとな!!
俺は小猫ちゃんと共に、部長の作戦通りに行動を始めた。
まず、俺と小猫ちゃんが向かったのは体育館
そこであの焼き鳥野郎の眷属達を誘い出し、そこで朱乃さんが倒すのまず一つの作戦だ
相手の眷属の数を減らした後、部長と合流してアイツをぶっとばす!
俺達は皆、三上先輩に鍛えてもらった!身体だけじゃなく心も!すべて先輩に鍛えてもらった!!
先輩が見てんだ…、そう考えれば魔王様が見てようが何だろうが!!
俺と小猫ちゃんは体育館に辿り着き
作戦通りに行動を始め、俺達は焼き鳥野郎の眷属との戦闘が始まった…。
……
SIDE ユウ
「…」
ゲームが始まってから二時間
「リアス・グレモリー様の『女王』リタイヤ」
姫島さんがやられ、グレモリーさん側は残り兵藤君とグレモリーさんのみとなった
状況的にはグレモリーさんが優勢だ、姫島さんや木場君、そして塔城さん達が頑張って数を減らしたんだ
その結果、相手は残り『キング』のライザーだけだ。
とは言え、ライザーはフェニックス、再生能力は高いし、戦闘力もそこそこある
能力面だけで言えば、今のグレモリーさんと兵藤君には荷が重過ぎる…。
何も出来ない…、俺とアーシアは、ここで皆の戦いを見ている事しか出来ない…
ただ頑張れと、祈りを捧げてやる事しか出来ない。
『部長!!』
『イッセー!?』
『ほお、まさかお前がここに来るとはな…』
『やい!焼き鳥野郎!あの時の俺と思ってたら大間違いだ!!部長に指一本触れさせねぇ!!』
左腕をライザーに向け、兵藤君の腕に赤龍帝の籠手が現れた。
『覚悟しやがれライザー!!』
兵藤君がライザーに向かって突っ込んでいく
あまりにも迂闊な行動だが、ライザーは兵藤君相手に完全に油断している為
ライザーの行動がかなり遅れた。
しかし…
『おりゃあああ!!』
『フンッ!!』
『なっ!?』
『お前こそ、俺をなめてもらっては困るなぁ…、あの時より数段と強くなったみたいだが、それもでも貴様は勝てん』
『なんだと!?ッ!?ぐぁッ!!』
腐ってもフェニックス、あの状況で兵藤君の攻撃を受け止めるか…
逆に兵藤君は反撃をモロにもらってしまっている。
『イッセー!!』
『大丈夫です部長!こんな痛み、先輩に受けた拳や蹴りに比べたら!!』
えっ…、そんなに痛かった!?ごめんね兵藤君!!
『しつこい奴め…、しかし…、そろそろゲームにも飽きてきた、終わらせてやるよリアス』
『ッ!?てめぇ!!部長を放しやがれ!!』
『ふっ、いかに汚い手を使おうとも、最終的には勝てばいいんだよ!!』
『てめぇ!!絶対に許さねぇ!!輝きやがれ!!オーバーブーストォォオ!!』
!!兵藤君!君はまさか!?
この状況で、アレになると言うのか!?
『Welsh Dragon over booster!!!』
『うおぉぉぉぉ!!!!』
『な、何だ貴様!その姿は!!』
『これが!俺が先輩との修行で手にした力だ!!』
なりやがった…、この状況でなりやがった!
ははっ…、すげぇ…、すごいぞ兵藤君!!
俺の目に映る兵藤君の姿はまさに赤龍
赤き龍の鎧を纏い、その鎧から感じる波動は絶大なもの
とは言え、今の兵藤君ではおそらく時間制限が付くはずだ
それまでにライザーの精神を潰せれば!!
「いけ!!兵藤君!!」
思わず声が出てしまった
だってかっこよすぎるんだもん!今の兵藤君はまさに主人公って感じすぎて…あれ?
この物語の主人公って…俺だよな…?
まぁいいや、今回は君に譲るとしよう!
『いっくぜぇえええ!!』
『き、貴様ァ!!調子に乗るなァ!!』
殴る、とにかく殴る
今の兵藤君は完全にライザーを圧倒している
ライザーもなす術もなく、兵藤君にボコボコにされている
フルボッコだドン!
『あ、ありえん…俺はフェニックスだ!上級悪魔なんだ!貴様如き下級悪魔に俺がァアアアア!!』
『これで終わりだ!ライザーァアア!!』
精神的にももうギリギリなライザーに向かって
兵藤君が突っ込んでいくその瞬間。
『ッ!?』
兵藤君を纏っていた赤龍帝の鎧が消え
兵藤君はそのままよろよろっとした足で、地面に倒れた。
くっ…時間切れか…。
『く、くくく、どうやら時間切れのようだな』
『くそォ…、くそォォォオオ!!』
『死ねぇ!!赤龍帝の小僧!!』
ライザーがこれでもかと言うほどの特大火球を作り出し
それを兵藤君へ向かって放った。
まずい!あれをくらったら今の兵藤君じゃ!!
『イッセー!!』
『部長!?』
『キャアアアァァ!!』
『ぶ、部長ぉおおおおおお!!』
グレモリーさんが兵藤君の前に立ち
代わりにライザーの火球を受けた。
そして…。
『イッセー…大丈夫?怪我はない?』
『ぶ、部長!!』
『ごめんなさいね…、あなた達の気持ち…本当に嬉しかっ…た…』
グレモリーさんが倒れた
よって、この試合は…。
『リアス・グレモリー様の『キング』リタイヤ、よってこの試合、ライザー・フェニックス様の勝利です』
グレイフィアの宣言で、ゲームが終了した
この宣言の後、兵藤君が叫んだが、その後にすぐに沈黙が訪れるのであった。
「そんな…、部長さん達が…」
俺の隣に立って、今にも泣きそうな表情をしているアーシア
この試合中、アーシアはずっと祈りを捧げていた。
グレモリーさんが勝てるようにと…、皆が無事に戻ってくるようにと…。
でも…、結果は負けてしまった
皆傷付いて、皆最後まで諦めずに戦って…。
未だにその場から動かず、涙を流す兵藤君を見て
俺は自分の非力さを嘆きそうになった時、再び魔法陣が現れた。
「三上様」
再び現れたグレイフィア
彼女の右手には、なにやら手紙の様な物を持っていた。
「この中に、リアスお嬢様とライザー様の会場へと転移する用紙が入っています」
「招待状って訳ね」
俺はグレイフィアから招待状を受け取り、中身を見た
中には一枚の紙だけが入っており、その紙には魔法陣らしき模様が書かれていた。
「あと、魔王サーゼクス様より伝言も受け賜っております」
「伝言?」
「妹を頼むとの事です」
俺はその言葉がどう言う意味なのかすぐに理解した
サーゼクスは魔王だから、妹に何もしてやれない、だが自分以外なら何とか出来る
用は、人間の俺が会場に来て、会場を荒らしてグレモリーさんを奪えって事だろう。
まぁ、俺は別にいいけど
悪魔の未来がどうのこうの言ってなかったか?大丈夫なんだろうかね?
とは言え、俺の気持ちは決まっている
会場を荒らして、グレモリーさんを助ける
彼女との約束でもあるしな…。
「三上様、パーティーは明後日となりますのでお忘れなく」
「あぁ、わかった」
「では」
一礼して部屋から退室するグレイフィア
「アーシア、俺達も帰ろうか」
「はい…」
酷く落ち込んでいるアーシアの頭を撫で
俺とアーシアは自宅へ帰る事にした。
はい!今回はここまで!次回でお会いしましょう!
本当はイッセー視点でライザー戦書きたかったんだけどね…時間が…時間がないんです!
「先生!俺!!時間が欲しいです!!」
「お前なら手に出来る!諦めたらそこで終了だァ!!」
「ハイ!!先生!!」
※脱字、誤字またはあの場面が違うなどの点が見られると思います(イッセーの友達の名前が片瀬になっているなど)
そう言った点が見られましたら、感想やメールにてメッセをいただけたらと思います!
ただ、場面につきましては、私なりに改変してるところがありますので、気になった場面が見られましたら、気軽に聞いていただけたらと思います!