ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~   作:緋色月下・黒龍帝のアリシア

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はい!こんにちは!アリシアです!
今回でユウがライザーと戦います
まぁ圧倒しちゃうんですけどね!!




第18話 俺、君に物理的説教をします!

 サーゼクスに別の場所へと転移させられて

俺とライザーの二人は別の場所に移動し、その場には俺とライザーの二人だけになる。

 

「ちっ…、サーゼクス様も余計な事をしてくれた」

 

 なんでこんな奴を相手にしないといけないんだって顔をしながら

ぶつくさと独り言の様に言うライザー。

やれやれ…、彼が小さい頃はあんな駄目鳥じゃなかったのになぁ…

僕もユウ様みたいに強くなります!なんて、小さい頃言ってたのに…

どこで道を間違えたのやら…。

 

「おい貴様、時間が惜しいんだ、さっさと始めるぞ」

 

 そんなに焦んなくても、何も逃げやしないってのにねぇ

どうせ、今の君の言う時間ってのは何となく予想がつくけどさ。

 

「ライザー、戦う前に一つ聞きたい、君はどうして、そこまでして彼女に拘る?」

 

「何?」

 

「純血の悪魔なら、彼女以外にも居るはずだ、それなのに何故彼女を?」

 

「はっ!決まっているではないか!純血だけではなく、あんな良い身体を持っている者がどこに居ようか!!」

 

 夜が楽しみだと豪快に笑い出すライザー

あぁ…、君は本当に堕ちるとこまで堕ちてるなぁ

それに、彼女を、グレモリーさんを身体だけで見るとかさすがにね?

そんな子に、結婚とか笑止千万!!説教かましてやる!!

 

「ライザー、今の君にグレモリーさんは相応しくない」

 

「なんだと?」

 

「君は彼女の事を身体でしか見ていない、そんな男と結婚しても、決して彼女は幸せにはなれないし、君も彼女を幸せに出来ない」

 

「言わせておけば貴様!」

 

 ライザーの炎が大きく増したが関係ない

俺は彼に彼女の本当の魅力を語るまでだ。

 

「彼女は気高い、王と言う立場であり、誰よりも眷属を思い、誰よりも眷属を愛する。その結果、眷属達は皆、彼女を思い、彼女の為に力になろうとする、だが、それはあくまで彼女が王であろうとした姿だ、本当の彼女は何ら変わらない、ただ一人の女性だ、普通に暮らし、普通に誰かの事を好きになり、そして幸せに暮らす、それが彼女の願いだった。君は、そんな彼女の弱い心を思ったか?知っていたか?」

 

「え、ええい!黙れ黙れ黙れ!!貴様の言葉を聞いていると妙に虫唾が走る!もういい、貴様との話はもう飽きた」

 

 ライザーは、この間のレーティングゲームで見せた時と同じ火球を作りだし

それを俺に向かって放ってきた。

やれやれ…、本当にコイツは…。

 

「ふははは!!そのまま燃え尽きるといい!!」

 

 俺はライザーの火球を避けはしなかった

いや、する必要がなかった。

なんせ、この炎…

 

「どうした?こんなものか?」

 

「なんだと!?馬鹿な!!人間の貴様が何故耐えれる!?」

 

「ハッキリ言わせてもらうが、お前の炎はぬるい、まだマグマの方が熱いぞ」

 

「くっ!!貴様ぁあああああ!!!」

 

 火球をこれでもかと連続して放ってくるライザー

知ってるか?魔弾とか気弾とか、火球にしても同じだ

バカみたいにやけくそになって放っても、それは負けフラグでしかないんだぜ?

 

 それにしても面白くないなぁ…

あの時の子が、今はこうして立派に成長して大人になったと言うのに

やっていることは無能、力も上級悪魔だからとか言って、修行とか何にもしなかったんだろうな

そんな奴が俺みたいに強くなる?は!笑わせるな!!

今のお前に、この姿のままでも十分だが、俺はあえてアレで戦ってやろう。

 

「ラミル」

 

-はい、ご主人

 

「久々に暴れるぞ」

 

-わかりました、ですが…

 

「わかっているさ、殺しはしないし、闇に呑まれるつもりもない」

 

-かしこまりました、では…

 

「あぁ…、禁手化」

 

『Vellshing Dragon Balance Breaker!!!!!』

 

 俺が禁手化と口にすると、黒き龍の鎧、黒き龍の翼、黒き龍の紅き瞳

それぞれが俺の身体を纏い、黒龍を模した姿になる。

 

「ひっ!ド、ドラゴンだと!?」

 

「ライザー、今の君は俺がこの姿で戦うまでもなく弱いが、今回は特別だ、説教がてらにその腐った根性を叩き直してやる」

 

「く、来るなぁああああ!!」

 

「遅いッ!!」

 

「がぁッ!!」

 

 俺のこの姿を見たライザーが逃げ出そうとしたが

俺はその逃げる先へと一瞬で回り込み、ライザーの腹に一発入れた。

 

 俺の拳を受けたライザーは口から血を吐くが

安心してください、こいつフェニックスです。

 

 前のめりになるライザーに、非情かと思われるかもしれないが

俺はライザーの首筋辺りに右足で思いっきり蹴り落とした。

 

「がぁあああああ!!」

 

 ライザーはそのまま勢いよく地面へと落ちて行き

大きな音ともに、まるでカエルが轢かれたのようになっていた。

 

「あ、ありえん…、俺は上級悪魔なんだ…、フェニックスなんだぞ!!こんな…こんな…人間如きにぃいいい!!」

 

 俺が見た中で、今までよりも大きな火球をライザーが作り出す

少しはやれば出来るじゃないか…。

 

「死ねぇええええええ!!」

 

 ライザーが作り出した特大な火球は、再び俺に向かって放たれた

それを見た俺は、体中に流れる魔力を右手に集中し、ライザーの火球よりも小さな…

まるで黒炎が纏った小さな球体が、集中した右手の前に現れる。

 

 その球体が出来たのを確認し

右手をグッと力強く閉じ、そのまま腕をグッと後ろに引く

そして、今度は逆に、グッと閉じたまま突き出すように、まるで球体を殴りつけるように

勢いよくライザーの放たれた火球へと向かって放つ。

 

「アブソリュートショット!」

 

 俺が作り出した球体は、ライザーの火球へと向かっていき

いとも簡単にライザーの火球を打ち消し、ライザーへと向かって行った。

 

「ぐぁあああああ!!おぉぉのぉぉれぇぇぇえええ!!!」

 

 何ともいえない、あなたはどこぞの御大将ですかってくらいの叫び声と共に

俺のアブソリュートショットはライザーに直撃し、大きな爆発をも起こし

ライザーはボロボロの状態で地面に倒れていた。

やべぇ…、やりすぎちまったかも…

 

-ご主人!ちょっとハリキリすぎですよ!!

 

「仕方ないだろ!?久々だったんだし力加減が出来なかったんだよ!!」

 

-それならわざわざ禁手化になる必要なかったでしょ!

 

「いやほら…、ついその場のノリで…ね?」

 

-ね?じゃないですよ!!まったく!!

 

 そんなこんなで、ラミルと会話をしていると

俺は突然、別の場所へと移された

いや、別の場所と言うより、元に戻ったと言うべきか。

 

って…、いけね!こんな姿のままで戻っちまったじゃん!

すぐに解除しないと!!

 

 俺はすぐに禁手化を解除し、元の姿へと戻った。

 

「…」

 

「…」

 

 やめて!こんな沈黙の中で俺を見ないで!

何!?未来ある若者を物理的説教しちゃった事がまずかった!?大和魂の土下座☆をするから許してぇえええ!!

そんな俺に救いの手を差し伸べてくれたのがサーゼクスだった。

 

「お久しぶりです、ユウ殿…いや、フェネラル殿」

 

 そう言って、サーゼクスは俺の目の前で膝をつく

それに続く様にして、グレモリー卿にフェニックス卿、そしてグレフィアまでもが膝を地面につき

俺に向かって頭を下げる。

 

 それを見た周りの貴族悪魔達はざわつきだす

まぁ、魔王が頭を膝をついて頭を下げるところなんてみたらね…。

 

「頭を上げてくださいサーゼクス、グレモリー卿もフェニックス卿も、皆頭を上げてください」

 

 俺がそう言うと、頭を下げていた方々は皆頭を上げ

じっと俺の顔を見つめだす。

 

「改めて…、久しぶりだなサーゼクス、それにお二方も」

 

「妹からあなたの事を聞いて最初は驚きましたよ」

 

「本当なら、俺はこうして皆の前に姿を現す事はなかったんだけどな…、運命には逆らえないものだ」

 

 そんな会話を交わしながら、はっはっはとサーゼクス達と一緒に笑っていると

 

「あ、あの…、失礼ですが、三上君とお兄様は一体どういう関係で…?」

 

 グレモリーさんが、失礼ながらと俺とサーゼクスの関係を聞いてくる

そうだな…、ちょうどいいし、ここらで話そうか。

 

「俺とサーゼクス、そしてグレモリー卿やフェニックス卿とは昔からの知り合いだよ」

 

「それも私が小さい頃からのね」

 

「ち、小さい頃からって…」

 

「それにしてもサーゼクスしか居ないのか?あいつは…、セラフォr「ユウ様ぁー!」おうふ!」

 

 俺がある人の名前を言おうとした瞬間

その本人が俺に飛びついてきた。

 

「ひ、久しぶりだなセラフォルー」

 

「うわぁあああん!ユウ様一体今までどこに居たんですかー!!」

 

 そういいながら、俺の胸にこれでもかとグリグリ押し付けてくるセラフォルー

いやまぁ、死んだら女神さんに拾われて時を越えてきたんだが…

てか胸がぁあああああ!!!

 

「セラフォルー、とりあえず降りてくれないかな?」

 

「あっ…」

 

 俺がそう言うと、セラフォルーは俺から降りて

自分のスカートはパパッと叩き、両手を前にしてサーゼクスの横に立った。

 

「二人とも、本当に魔王になったんだな…、魔王だと聞いた時は驚いたよ」

 

「当然です、ユウ殿との小さい頃の約束ですから」

 

「私もですユウ様、ユウ様との約束があったから魔王になれたのです」

 

「そうか、久々にいろいろと話したいところだが、俺は疲れた…、サーゼクス、詳しい話はまた今度でいいか?」

 

「わかりました、ではグレイフィアに送らせましょう」

 

「かしこまりました」

 

「頼むよ、グレイフィア」

 

 グレイフィアが俺の近くに寄り、魔法陣を展開する

っといけねぇ…、言っておかないといけないことがあったな。

 

「グレモリー卿」

 

「はい?」

 

「グレモリーさんの結婚だが、今回はなしにしてあげてくれないか?彼女は次期当主で、王と言う立場であっても一人の女性なんだ。好きになった人と結婚させた方が、彼女にとっても良き未来を得ると思うが」

 

「勿論です、今回のは私達が急ぎ過ぎたと反省しております。それでよろしいかな?フェニックス卿」

 

「勿論ですとも。私もあのバカ者にはまだ早すぎたと反省をしております」

 

 二人はまたもやはっはっはと笑い合う

これでグレモリーさんとの約束は果たしたし、帰るとしますかね

アーシアもミラエルも待ってるしな。

 

「じゃあ、皆、またね」

 

 俺はそれだけ言って

グレイフィアの転移魔法と共に、会場を後にした。

 

 




はい!今回はここまで!次回でお会いしましょう!
教えてくれ…ラミル、俺は後何回…、島風と雪風が出るまで建造をすればいいんだ…。

※脱字、誤字またはあの場面が違うなどの点が見られると思います(イッセーの友達の名前が片瀬になっているなど)
そう言った点が見られましたら、感想やメールにてメッセをいただけたらと思います!
ただ、場面につきましては、私なりに改変してるところがありますので、気になった場面が見られましたら、気軽に聞いていただけたらと思います!
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