ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~ 作:緋色月下・黒龍帝のアリシア
そして大変長らくお待たせして申し訳ありません主のアリシアです。
本来ならもっと早く投稿出来たのですが、仕事がどうしても入ってしまい
休みの日も、うちの主(社長)と海外へと赴いたり
何だかんだと摩訶不思議アドベンチャーな日々を送っていたらこんなに遅くなってしまいました。本当に申し訳ありません。
SIDE ユウ
「はい、ユウ様。」
「…」
重い…、この空間が果てしなく重い!
え?何でかって?んなもん決まっておろう。
悪気がまったくない様子で、晩御飯のおかずを箸でつまみ
それを俺に差し出してくるグレイフィア。
つまり、グレイフィアは何の悪気もなく
寧ろ満面の笑みであーんをしてくるのだ。
で、それを見てグレモリーさんとアーシアがすっごいジト〜と見てくるんですよ
んでもって、肝心の女神様と言えば…。
「…」ニヤニヤ
すっげぇムカつく!!
絶対楽しんでやがるぞこいつ!!
「ユウ様?」
「ふぇ?」
少しばかりこの状況から現実逃避しているとグレイフィアに呼ばれた。
「ど、どうした?」
「お食べにならないのですか?」
しゅんとした顔でこちらを見てくるグレイフィア
やめて!そんな捨てられそうな子犬の目みたいに俺を見ないで!
そんな顔されたら俺は!!
「ふふっ、お味はいかがでしょうか?」
「ん…、美味しい…。」
はい、素直に口を開いて負けを認めました
だって仕方ないじゃん!?あんな潤目で見られたらぐぬぬ!ってなって
最終的に口を開かざるを得ないじゃん!!それに俺からすればこれは学んだ事だ!
以前も同じ事があって、何が何でも嫌と断っていたら
グレイフィアが強行手段をとって口移しだぞ!?その日はいろいろ覚悟したわ!!
「もう我慢ならないわ!」
グレモリーさんが突然立ち上がり俺の隣に来て腰を下ろした
そしてグレイフィアと同じ様におかずを箸でつまみ
それを俺の方へと向けてきた。
「はい、三上君。」
あーんと言いながら、満面の笑みでグレイフィアと同じ事をするグレモリーさん
やだこの子!何でこんなに対抗心燃やしてるの!?
「ま、待ってくれグレモリーさん。何をそんなに…「部長さん達ばかりずるいです〜!!」アィエエエ!?アーシア!?アーシアナンデ!?」
グレモリーさんだけではなく、アーシアまでもが参戦
そんな状況を声には出さず顔で笑うミラエル
くっそー!!マジで腹が立つんですけど!!
そんなドタバタしている中
ポケットに入れていた携帯が鳴り出した。
「誰だろう?」
携帯を見て画面に映る番号を見るが
登録もしていない為、誰からなのかがわからない…。
まぁ、とりあえず出てみますか。
「はい、三上です。」
『こんばんは三上君、朱乃ですわ。』
「えっ姫島さん?姫島さんがどうして俺の番号を?」
おそらくグレモリーさんか兵藤君辺りにでも聞いたのだと思うけど一応ね。
『リアスから聞きましたわ』
「そっか、それでこんな時間にどうした?」
『リアスは近くに居ますか?』
「グレモリーさん?グレモリーさんなら側にいるけど?」
『でしたら今からリアスと一緒に、ある場所に来ていただけないかしら?』
「なんだか急ぎの用事っぽいな、わかった」
俺は姫島さんから場所を聞き、グレモリーさんとその場所へと向かった
時間が遅かった為、アーシア達には家で待っててもらうことに。
……
SIDE イッセー
「どういうことか説明してもらうわよイッセー。」
「はい…。」
人気のない廃棄された建物の中で
俺は今、部長や三上先輩達の前で正座をさせられていた。
どうしてこうなったかと言うと、つい30分程前だ
小猫ちゃんと匙、そして俺の三人で木場とあの教会の…えっとなんだっけか…
あぁそうだ、ゼノヴィアとイリナの二人と行動を共にしていたんだ。
木場の目的は聖剣を潰すことだ
ならあの二人も同じようなもんだし、探すなら多い方がと思って一緒に居たんだ。
で、目的の奴は見つかったんだけど
フリードとなんか太ったおっさんが出てきて
そのおっさんを見て木場の様子が変わったんだ
まるで復讐の相手を見つけたと言わんばかりに…。
それで結局、フリード達に逃げられ
それを木場とゼノヴィアとイリナの三人は後を追って行ったんだ
その後に朱乃さんが現れて今に至るって感じだ。
「はぁ…まったく勝手な事をしてくれたわね。」
「すいません…部長…。」
「…すいません」
「過ぎた事を気にしても仕方ないわ、それで祐斗は後を追って行ったのね?」
「はい、何かあれば電話をくれると思うのですが…。」
俺が部長にそう言うと
今まで俺の話を黙って聞いていた三上先輩が言った。
「そうとは思えないな。」
「え?」
「今の彼は聖剣に対する復讐で頭がいっぱいのはずだ。そんな彼が悠長に電話をよこせるとは思えない。」
「私もそう思うわ。」
三上先輩がそう言った後
部長も三上先輩の言う通りだと言う。
確かに、先輩の言う通りだ…
俺が木場と同じ立場なら、きっと俺も電話はしないと思う
仇を前にして、悠長に電話なんて出来る訳が…。
「俺…、余計な事をしちゃったんでしょうか…」
俺の一言に対し、三上先輩は答えた。
「余計な事なんかじゃないさ兵藤君。君は仲間の為に、友の為にと思ってやったことだ。それが余計な事かどうかとかは問題じゃないんだ」
「三上先輩…」
三上先輩の言葉を聞いて、何だか心の中が暖かくなる感じがした
俺だけじゃない、部長や朱乃さん。
小猫ちゃんもそう感じているのか、皆静かに微笑んでいた。
しかし…、そんなせっかくのいい雰囲気を壊す奴が一人居た…。
「ぎゃぁあ!!会長ぉ!許してくださいぃぃいい!!」
「まだまだです匙!後994回!!」
俺と同じで、隣の方で怒られていた匙が
生徒会長の魔力がこもった尻叩きを受けていた。
「し、尻叩きに魔力を!?」
匙が生徒会長の罰を受けているところを見ていると
突然、部長が立ち上がった。
「まっ…まさか部長も…?」
「そうね、勝手をする悪い子にはお仕置きしておかないとね。」
ひぃいいい!!いかにもお仕置きしますと言わんばかりに部長が左手に魔力を!!
「さぁイッセー!お尻を出しなさい!!」
あぁ…終わった…
俺は今日1日…、いや明日も尻の痛みに耐えないといけないのですね!
わかりたくないわ馬鹿野郎!!
「…待ってください部長。」
俺の隣で、俺と一緒に叱られていた小猫ちゃんが突然立ち上がって部長に言う。
「…今回の件は一誠先輩だけではなく私にも責任があります。だから一誠先輩にお仕置きをするのなら私に半分お仕置きしてください。」
「小猫ちゃん…」
何ていい子なんや小猫ちゃん!
だけどそれはダメだ。
今回の件は俺が言い出した事だ
木場が居なくなってしまうのが嫌で、その気持ちは小猫ちゃんも同じだったから手を貸してくれただけなんだ。
お仕置きをされるのは俺だけでいい…
小猫ちゃんの気持ちは嬉しいけど、俺は男なんだ…。
「部長!お仕置きなら全部俺にしてください!!」
「一誠先輩?」
「小猫ちゃん、気持ちだけで十分だよ。今回の件は俺が言い出した事なんだ。お仕置きをされるのは俺だけでいいんだ。だから部長!!」
俺はそう言ってから部長に背を向けて四つん這いになった。
「そう…、2人の気持ちはよくわかったわ。だから…」
俺は覚悟を決めて歯を食いしばったが、伝わったのは部長の優しさ
ただ単なるそっと触れるだけの感触だった。
「イッセー、小猫。こっちを向きなさい。」
部長の指示に従い、俺と小猫ちゃんは体制を崩して
部長の方を見た時だった。
「馬鹿ね2人とも…。もう勝手をしたらダメよ。」
俺と小猫ちゃんは部長に抱きしめられた
お仕置きなんてそっちのけで暖かく…。
「か、会長ぉおお!!あっちは何だかいい感じに終わってますけど!?」
「よそはよそ!うちはうちです!後900回!!」
この日、俺は今まで以上に部長の下僕でよかったと
そう思える1日であった。
はい!今回はここまでです。
いやぁ…、本当に遅くなって申し訳ないです…。
おまけ
ユウ「う~p~主~?」
アリシア(主)「おうなんだユウ…ってこわっ!?」
ユウ「なんだじゃないでしょうなんだじゃ!!今まで何してたんですか!!」
アリシア「いやなんだ…。海外行ったりなんやしてましたが?」
ユウ「そういう事は事前に言っておくべきでしょうが!!あなたはどれだけ多くの人を待たせたと思ってるんですか!!」
アリシア「おおおおおちつけけけけ!!」
ユウ「歯ぁ食いしばれ!そんな根性修正してやる!!」
アリシア「あ~^」
…、次遅れるときは報告します…。