ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~   作:緋色月下・黒龍帝のアリシア

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はい、こんにちは!アリシアです!
今回でイッセーが悪魔になっちゃいます。



第6話 俺、見ました!

 はーい!時空の美人な女神様ことミラエルよ♪

いつもはユウから始まるんだけどね~、たまにはいいかなって…えっ?話がメタい?何の事かしら?

 まぁ、とりあえずそれは置いといて、先ほどユウが帰ってきたんだけど、えらく上機嫌なのよね

今も夕飯の準備をユウがしてる訳なんだけど…。

 

「~♪~♪」

 

鼻歌まで歌ってるのよ

私は神だから、なんで機嫌がいいのかわかるけどね。

 

どれ、ちょっとからかってあげようかしら♪

 

「ねぇ~ユウ~」

 

「ん~?」

 

よし、乗ってきたわね。

 

「アルジェントさん、俺はね、君が間違った事をしたなんて思えないんだ、君は自分の意思で自分の力を正しく使ったにすぎないんだ、だからね、例え周りが君を魔女だと言っても、俺はそれを否定する、俺からすれば、君は今でも間違いなく聖女だ か ら ♪」

 

最初の辺りはわざとかっこよく言い、最後の辺りでおふざけてみた

その結果♪

 

「~ッ!!」

 

顔を真っ赤にしてるわ

まぁ可愛い!

 

 

……

 

SIDE ユウ

 

「~♪~♪」

 

 俺は家に帰ってきてから、服も着替えずに、エプロンを付けて夕飯の準備をしていた

いやぁ、アーシア可愛かったなぁ…、教会に帰る時に何度も振り返ってたのとかもうね!

にしても、治癒の力か…、おそらくそれは神器による力

それを受け入れたと言う組織…、少し気になるがもしかすると…。

 

 そんな事を考えた俺に、ミラエルが声をかけてくる。

 

「ねぇ~ユウ~」

 

「ん~?」

 

「アルジェントさん、俺はね、君が間違った事をしたなんて思えないんだ、君は自分の意思で自分の力を正しく使ったにすぎないんだ、だからね、例え周りが君を魔女だと言っても、俺はそれを否定する、俺からすれば、君は今でも間違いなく聖女だ か ら ♪」

 

 !?、何故にミラエルがその言葉を!?

いや、そんなの簡単だ!ミラエルが神だからだ!

俺がどこで何してようがミラエルには筒抜けなのだ!(プライベートなんてなかったんや…)

 

「~ッ!!」

 

 俺は今、顔が真っ赤になっているんだろう

それがわかる程に、俺は今の言葉にこれまでにない恥ずかしさを感じていた

てかミラエルの奴!むかつく程にニヤニヤしやがって!覚えてろ!!

 

そんな事を心の中でつぶやいていると…。

 

―ご主人

 

おおう、久々に登場ってか久々に声を聞いたぞラミルよ

 

―…私だってもっとご主人と…

 

え?今何て言った?

 

―何でもありません!それよりもあの使い魔達に反応がありましたよ

 

何故か怒られたんですけど…解せぬ

にしても、やっぱり何か企んでたか…。

 

どれ、ちゃちゃっと用意して見に行きますかね。

 

「ミラエル~」

 

「なぁに?」

 

「ちょっとさ、この後出掛けて来るよ」

 

「…、堕天使に動きがあったのね」

 

「まぁな…、てかまた心の中読んだろ!」

 

「えへっ」

 

 そんな会話を交わしながら、俺は手を緩めることなく

スピーディーに夕飯の準備をした。

 出来上がった料理を皿に盛り、それを食卓へと並べ付けていたエプロンをはずす。

 

「それじゃあミラエル、ちょっと行ってくるよ」

 

「はいは~い、気をつけるのよ~、…ん~美味しい♪」

 

 料理を食べながら気をつけてと言うミラエル

食べるか喋るかどっちかにしなさい!…なんて言ってみたくなったりしたが

俺は先を急ぐことにし、玄関へと向かった。

 そして玄関で靴を履いていると

 

―ご主人

 

ラミルか、場所は?

 

―近くの公園です

 

あそこか…、わかった

 

俺は靴を履き終え、外へと出た

外へ出ると既に夕暮れ、俺はダッシュで堕天使と兵藤君が居る公園へと向かった。

 

 

……

 

SIDE イッセー

 

「~♪」

 

 俺に腕を組みながら、上機嫌に鼻歌を歌う夕麻ちゃん

はぁ~、俺は今とても幸せだ

こんな可愛い子と一緒に居られるなんて思いもしなかったからなぁ。

 

てか、おっ、どうやら着いたみたいだな。

 

 俺と夕麻ちゃんは、独特な噴水がある公園えと着ていた

というのも、夕麻ちゃんが行きたいと言ったからだけどな。

 

「夕麻ちゃん、公園に着いたけど」

 

俺は夕麻ちゃんに声をかけ、公園に着いている事を言う。

 

「あ、本当ですね、そしたら…」

 

夕麻ちゃんは腕を組みながら、周りをキョロキョロと見渡す

そして目的の場所が見つかったのか、この公園の特徴の一つである一本だけ立っている木の所へ移動する。

 

木の前まで移動した所で、夕麻ちゃんは俺から離れ、木を背に俺の前に立つ。

 

「夕麻ちゃん?」

 

 俺は何となく、どうしたのかなと思って夕麻ちゃんの名前を呼んだ

すると夕麻ちゃんは

 

「兵藤君…ううん…一誠君」

 

 夕麻ちゃんが俺の事を兵藤ではなく一誠と呼んでくれた

何!?まさかこれって告白!?そう言えばまだ告白されてなかったしそうだよな!?

コラそこォ!それで付き合ってたかよとか言うな!!

 

「あのね…あのね、お願いがあるの…」

 

 いやもうこれ間違いなく告白でしょ!告白しかないでしょ!

うひょー!俺もついにリア充に!?

 

そんな俺を裏腹に、夕麻ちゃんが次に放った言葉が

俺にはとても理解が出来なかった。

 

「死んでくれないかな」

 

 意味がわからなかった

何で俺は夕麻ちゃんに死んでくれと言われてるのか

俺は何か悪い事をしてしまったのか?

それにしても、どうして夕麻ちゃんに羽が…?

いや、それよりも何で…何でこんなに腹が痛いんだよ

何でこんなに、手にいっぱい血がついてんだよ…何でだよ…マジで意味わかんねぇ…。

 

「あっははは!ごめんねぇ一誠君♪怨むならその身に神器を宿した神を怨んでね」

 

夕麻ちゃんが何か言ってるけど聞こえねぇよ…

聞こえないどころか、視界までボヤけてきやがった

本当についてねぇ…、何でこんな事になっちまったんだ…。

 

「はぁ…何でこんな…」

 

 もう動く力すら出ねぇ…

いやだなぁ…、死ぬならあの人の…、あの人の胸の中で死にたかったな…。

 

もう死んでしまうってのに、そんな事を考えていたら。

 

「あなたね?私を呼んだのは」

 

 誰…?

うっすらとだが、誰かが立っていた

紅くて…長い髪…、俺が憧れていた人にそっくりだ…。

 

「どうせ死ぬなら、私が拾ってあげるわ」

 

何を言っているのかがわからない…

それにだがうっすらと見える、また…羽…。

 

「あなたの命、私の為に生きなさい」

 

それを最後に、俺はついに意識が途絶えた…。

 

 

……

 

SIDE リアス

 

 やれやれ…、やっぱり手を出したわね、あの堕天使

いつか会ったら、私自らの手で葬ってあげないとね

それにしてもこの子…。

 

「…」

 

 なるほどね…、この子が殺されてしまう訳だわ

ちょうどいいわ、眷族を増やそうと思ってたところだし、この子には兵士の駒を与えましょうか。

 

 私は地面に倒れている彼の胸に、兵士の駒を当て、魔法陣を作り上げる

そして、彼の胸に当てた兵士の駒は、吸い込まれるようにして、彼の胸の中に消えていく。

 

 これでこの子は私の眷属、私の物

後は彼を家に連れて行ってあげないとね、こんな所で寝かせてたら風邪をひいてしまうしね。

 

 私は再び魔法陣を作り上げ、彼を彼の部屋へと転送させた

これで私がやる事は終わった、でも、また彼は狙われるでしょうね…

けどあの子はもう私の物、そう簡単に失う訳にはいかないわ。

 

 私は自分の足元にまたもや魔法陣を作り、自宅へと転送しようとした時

転送するその一瞬、気のせいか、木の上にしゃがんで、この場を見ていた彼の姿が見えた気がした。

 

 

……

 

SIDE ユウ

 

 グレモリーさんが魔法陣の光の中に消えて行き、その場には俺だけが残った。

 

いやね…、もう何て言ったらいいかね

まぁ、簡単に説明すると、友達は悪魔でした、はい…。

いやまぁ、ちゃんと説明をしますとね、兵藤君が尾行していた堕天使に殺されてね

やばいなと思っていたところに魔法陣が現れて、まさかのグレモリーさんが出てきて、そのまま兵藤君を眷属に加えたのか何か知らないが、彼に何かを施して、その場を去っていった訳よ。

んでもって最後だけど、グレモリーさんに俺の姿を見られた気がした…、見られてないよな…?

 

「よっと」

 

木から降りたところで、ラミルが話しかけてくる。

 

―ご主人

 

「どうした?」

 

―あの殺された男から、あいつの気を感じました

 

「あいつって…、嘘だろ…、どっちだ?」

 

―赤い方です

 

「マジかよ…」

 

―マジです。

 

 傍から見たら、独り言を喋っている様に見える俺

ちなみにラミルとは、心の中でも喋れるから、俺の気分次第で変わるのさ…なんて言ってる場合じゃない

そう、重要な事じゃない、それよりも重要なのはアイツが…、赤龍帝が兵藤君に宿りやがった事だ…。

 

 と言っても、兵藤君がどうしようもない悪だったらやばい話だから、現状では何とも言えない

ただ、彼に宿ったとでしかないのだ。

 

―どうします?ご主人。

 

「どうするも何も、幸いな事に兵藤君は無事だろうし、奴が彼に宿ったとしても、それはすべて彼次第だからな」

 

―それもそうですね…、では

 

「あぁ、帰るか」

 

こうして俺も、その場を後にし

家へと帰るのだった。

 

 

 




はい!今回はここまで!次回をお楽しみに!

※脱字・誤字、または間違った点(例えば名前が違うとか台詞が違う)など
もし見られましたら感想やメッセにて教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
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