ハイスクールD×D ~Black dragon emperor 黒き龍帝~ 作:緋色月下・黒龍帝のアリシア
初めに言っておく!今回はくっそ長いです!
いやね…、分けようかなって思ったんだけどね、編集している内にまとめちゃってて…。
堕天使の件があってあから、二日が過ぎた
というのも、土日は学園が休みで、部活をやっている訳でもないし、俺は町の探索をしていたのだ。
その土日が過ぎて、今日は月曜日
駒王学園への道を俺は一人で歩みながら、兵藤君に宿った赤龍帝の事を考えていた
何故、兵藤君に宿ったのかとか、赤龍帝が現れたとなると、奴も近くに居るはずだ
そんな事を考えながら歩いていると、俺はいつの間にか学園に着いていた。
んでもって、着いて早々なんだが…
「助けてくださいお兄様!」
なんぞ!?着いて早々いきなり助けてくれって言われたんだけど!?
逆に助けてほしいんだけど!!
「あははは…、えっと…、皆おはよう、どうかしたの?」
俺は冷静になって朝の挨拶と、一体どうしたのかを聞いた。
「お姉さまを!リアスお姉さまを助けてください!」
「はい?」
ちょっと耳がおかしいのかな?何か「リアスお姉さまを助けてください!」なんて事が聞こえたんだけど…
てか、もし何かあったとしても大丈夫じゃね?何たって彼女は悪魔だし、そんじょそこらの奴らには近寄る事すら出来ないっしょ、って思ったのだが、あれでも彼女は女性だ、悪魔だって事もバレたくないだろうし、ここは手を貸しますか。
「えっと…、グレモリーさんは今どこに?」
助けて欲しいと頼んできた女子に、グレモリーさんの居場所を聞く
すると…
「あそこです!」
女子が指を指した方を見てみると、木々に隠れるかのようにしてグレモリーさんと誰かが居た
あれは…。
「兵藤君?」
「そうなんです!リアスお姉さまがあんな獣と一緒なんです!信じられないんです!」
いやいや、別に先輩と後輩が一緒なだけだろう…
第一、兵藤君がグレモリーさんに何か出来る訳ではないだろうし…
にしても、兵藤君やっぱり無事だったんだな、よかったよかった。
とりあえず、女子達には軽く言っとくか。
「まぁ、グレモリーさんが何か兵頭君に用があったんだと思うよ」
「しかし!」
「大丈夫だって、兵藤君がグレモリーさんに何かしたりは出来ないよ、したとしたら君達にボコられるだろうしね…」
「う~…、お兄様がそう言うのでしたら…」
そんな事が朝早くにあり、5分ほどして、俺はようやく教室へと辿り着いた。
「はぁ…、朝からこの調子かぁ…」
「うっふふ、三上君は人気者ですからね、まぁもう一人、人気者がいろいろと大変だったみたいですけど」
姫島さんとそんな会話を交わしながら、ピッと廊下側に指を指したので、それにつられて見て見ると
グレモリーさんがはぁ…と言った顔で教室にやってきた。
「おはようリアス」
「おはようグレモリーさん」
姫島さんが先に挨拶をし
俺もそれ続いて挨拶をした。
「えぇ、おはよう朱乃、三上君」
彼女は大人の笑みと言った感じに笑顔で挨拶を返してくれた
いやぁ…、本当に美人っすなぁ。
「朝から大変ねリアス」
「本当よ…、私はただ、後輩君と一緒に登校しただけなのに…」
いやいや、君の影響力は君が思っている以上に強大なんだぞ…
と、言いたい気持ちがあるが、俺はあえて口にはしない。
「あなたはどう?皆と同じでヤキモチとかやいたりしたかしら?」
おおう、いきなり俺に振ってきますか…
うーん、ヤキモチかぁ…、確かにこんな美人と一緒に登校出来た兵藤君は羨ましいのかもしれないな
ということで…
「そうだな、兵藤君が羨ましく思えるよ」
そう答え、グレモリーさんの反応はと言うと…
「ッ~!!」
あれ…、何か顔を真っ赤にしたぞ…
もしかしてまずいことを言ったか…?
「あらあら、私はリアスが羨ましいですわ」
「ちょっと!朱乃!もうすぐでSHRも始まるし、さっさと席につきなさい!」
「わかりましたわ」
右手を自分の頬に当てながらニコニコとしている姫島さん
わかるぞ…、あの人のあの顔はいじりがいのある玩具を見つけた時の顔だ!
登校初日で、俺は嫌と言うほど弄られたからな!言葉で!!
しかもその時の顔と言ったらすんごいエ○い顔だったし!!
うん…、いろんな意味でトラウマだわ…。
そんなこんなで、気がつけば予鈴もなり
担任の榛名先生が教室にやってきた。
「はい、皆さん、席についてください」
榛名先生の指示の元、皆が自分の席に座る
その後は、榛名先生が軽く最近の事とか、もうすぐでテストとか言っていた。
「先生からは以上と言いたいのですが、最後に三上君」
「はい?」
なんだろね、この学園の人たちって何でこうもいきなり話を振ってくるかね?
「三上君は三年でここに入学してきた訳で、そんなに長い訳ではありませんが、どうします?何か部活をされますか?」
あぁ~、なるほどねぇ…、部活かぁ…、どうしようかね
「もう少しだけ時間をいただけませんか?まだ見れてないものが多いですから」
とりあえずそう答えた
でもまぁ、確かに何か部活をしたいなぁ…、何がいいだろ?
「わかりました、では後ほど、入部届けを渡しときますね」
「はい、ありがとうございます」
「では先生からは以上です、皆さん、もうすぐでテストがありますから、勉強を怠ってはなりませんよ?」
こうしてSHRが終わり、一限目前の休憩へと入った
そしてその直後だった。
「三上君、申し訳ないんだけどちょっと着いて来てもらえるかしら?」
隣に座っているグレモリーさんから着いて来てほしいと言われた
やべぇ…、思い当たる事がアレしかないんですけど…
見られてたか!?やっぱ見られてたのか!?
「わかった」
表面では冷静に、裏面では慌てながら
俺はグレモリーさんの後を着いていった。
んでもって、グレモリーさんの後を着いて行き、着いたとこが廊下の階段の踊り場だった。
「三上君、急に変な事を聞くけど正直に答えて欲しいの」
あっ…、もうこれアレについてじゃないですかやだー!
「あなたは金曜日の夕方、噴水が独特な公園に居たかしら?」
うげぇ…やっぱり見られてたっぽいなぁ…
どうしよう、嘘はつきたくないんだよなぁ(いつかバレるし…)
かと言って、ここで俺の正体をバラすのも俺にとってよろしくないが…、仕方ない。
「居たよ」
「ッ!!…、公園の何処にかしら?」
「君と最後に目が会ったあの木の場所にだよ、俺はそこで君達を見ていた」
「目的は?」
うわーん!!あの美人顔がめっちゃ怖い顔してるよー!!
もうやだ…。
「目的は堕天使の行動を知る為だ、あの場に君が現れなかったら、俺が兵藤君を助けるつもりで居たが」
「あなたは一体…何者なの?」
「それに関しては今は話せない、話すべき時はこちらで用意する、その時まで黙って居てくれるとありがたい」
「そう…、わかったわ」
「…、信用してくれるのか?」
「今のとこはね…、ただ覚えておいて、変な事を起こそうとしたら…」
「わかっている、俺自身、君達に危害を加える気なんてこれっぽちもない、俺の正体は、君の眷属を含め、全員に話そう」
「そうしてくれると、こちらとしてもありがたいわ、私も、あなたをこの手で葬りたくなんてないもの…、ごめんなさいね、急に…、お詫びとして、あなたからの質問も受けるわ」
質問って言ってもなぁ…
Q、君の招待は!?
A、悪魔です。
Q、この時代での二天龍の歴史は?
A、赤き龍と白き龍が暴れまわっていました、それを三大勢力で抑えました。
聞きたい事は知ってるしなぁ…、あっ…一つだけ聞いとくか。
「それなら一つだけ聞きたい、今で悪魔と天使、堕天使の三大勢力を長している者は誰だ?」
「どうしてそんなことを…?いえ、いいわ、まず悪魔だけど、四大魔王が居て、サーゼクス・ルシファー、セラフォルー・レヴィアタン、アジュカ・ベルゼブブ、そしてファルビウム・アスモデウスの4人よ」
おいおいおい…、何人魔王が居るんだよ…
にしても、そうか…、サーゼクスとセラフォルーの二人は魔王になれたか…。
「次に天使達だけど、全能神と呼ばれているゼウスよ」
ッ!?馬鹿な!?ゼウスだと!?あいつはあの時代で、俺と同じで殺されたはずだ
それが何故…、まさか…。
「大丈夫?何だか顔色よくないわよ?」
「いや、大丈夫だ、続けてくれ」
「わかったわ、最後の堕天使達だけど、アザゼル・バラキエル・シェムハザの3人ね、アザゼルが前の総督だったのだけど、今ではシェムハザが堕天使を率いているわ…、こんな事を聞いてどうするの?」
「今の時代の者たちの中に俺の知る人たちが居るか気になっただけだよ」
「そう…」
「ありがとう教えてくれて、俺からの質問はもうないよ」
「わかったわ」
しかしまぁ、本当にあの二人が魔王になったか…、ふっ、いつか会ってみたいものだ
そして堕天使だが相変わらずあのおっさん達か、つかアザゼルの奴、絶対「総督なんてめんどくせぇことなんかにゃ興味ねぇよ」とか言って総督の座を渡したんだろう。
まぁ、アザゼルは前々から神器に興味を持っていたからな…、今の時代でなら研究でもやってるんじゃなかろうか…。
そして問題の天使達だが…、ゼウスがこの時代で生きている事は有り得ない
あの時代で俺と同じで死んだはずだ…、そうか!システムか!!
俺の考えが正しければ、今の天使達はゼウスの死を知らない、では何故、今も天使達のシステムが働いているのか
それは俺の部下であったミカエルによる処置でだろう。
まずいな…、俺とゼウスの死を知らないあいつらが知れば、大半は間違いなく堕天する…
チッ、他の勢力がこの事を知っていればバラす事もあるな…、そうなれば再び戦争が起きる…くそ。
「み、三上君?さっきから顔が怖いのだけど…何を考えてるの?」
おっと、そういえば傍にグレモリーさんが居たな
そうだな…、ここでうだうだ考えても仕方ない
また戦争が起きると言うのなら、その時は俺が…。
「ごめんねグレモリーさん、ちょっといろいろと考え過ぎてただけだよ…、それにしてもそろそろ教室に戻らないとな」
「そうね、もうすぐで一限目が始まるわね」
「そういう事、戻ろうか」
「えぇ、あっ、三上君申し訳ないのだけど先に戻っててくれるかしら?」
「うん?わかった」
こうして俺は、グレモリーさんと話を終え
自分の教室へと戻った。
……
SIDE リアス
やはり、あの場には三上君が居た
しかも彼は、私に隠すどころか堂々と答えてきた
その事で察すると、彼は嘘を言ってはいない。
故に、彼が何かを起こす事はまずないだろうが
それでも念の為に…
「朱乃」
「はい、リアス」
「三上君を監視して、彼との話で彼は嘘をついていないだろうけど、念の為に」
「わかりましたわ」
「お願いね」
三上君の監視は朱乃に任せて大丈夫でしょう
さて…、一応、この事はお兄様に報告しときましょうか…。
私は人目のつかない場所へと移動し、魔王である私の兄、サーゼクス・ルシファーに連絡を入れた。
『やぁリーア、君からの連絡なんて珍しいね、何かあったかい?』
「お忙しいところ申し訳ありませんお兄様、実は報告がありまして」
『何やら深刻そうだね…、それで?』
「はい、実は最近、駒王学園に私が居るクラスに入ってきた新しい人が居るのですが、その人が先日報告した堕天使の件に関わっておられまして、本人はただ単に場に居合わせただけらしいのですが、さきほど、直接本人に話を聞きました」
『ふむ…』
「今のところは私達に危害を加える気はない、自分の正体は改めて、私と私の眷属達に話すと言いました」
『なるほど、リーア、その人の名前はわかるかい?』
「はい、名前は三上・優です」
『三上・優か…、リーア、三上君はフェネラルと言う言葉を口にしなかったかい?』
「いえ、そのような言葉は…」
『そうか…』
「はい、それでまだ話があるのですが、その三上君なんですが、何故か三大勢力の長の方々の名前を聞いてきました」
『僕らの名前を?』
「はい、何故かはわかりませんが、勝手ながら、彼には名前を伝えています」
『僕らの名前を聞いてきたか…、わかった、リーアは引き続き、彼の動きを監視しててもらえるかな』
「わかりました」
『頼むね、三上君の事は、少し思い当たりがあるからこちらでも調べとくよ』
「ありがとうございます」
この言葉を最後に私は通信を終えた
お兄様が最後に言っていた、思い当たりがある、一体どう言う事…?
そう言えば、私が四大魔王の名前を教えた時、下を向いてたから顔が見えなかったけど
一瞬、三上君が笑っていたようにも見えた。
お兄様と三上君の間に何が…?
いえ、わからない事を考えていても仕方ないわね
とりあえず、私も遅れながら戻るとしましょうか。
こうして私は、もう既に授業が始まっているであろう自分の教室へと戻った
はぁ…、何て言い訳しましょうかしら…。
……
SIDE サーゼクス
「頼むね、三上君の事は、少し思い当たりがあるからこちらでも調べとくよ」
『ありがとうございます』
リーアとの通信を終え、僕は彼の事を考えた
三上・優…、彼であるはずはないだろうがどうも気になる。
私達の名前も聞いてきたらしいし、彼ではないと断言しにくい
しかし、もし彼だったとしたら、どうやってこの時代に…、彼はあの戦後に死んでいるはずだが…。
私がさっきから三上君と当てている人物は、私が小さき頃から、私が魔王になる事を応援してくれていた
ある意味、私が憧れていた人でもある。
ただ、彼は私とは違い、彼は神、私は悪魔と言う立場の違いがあった。
そんな彼は、立場などと言った関係などを無視し、様々な者の夢を応援していた
私が憧れた者の名、それはフェネラル・ユウ
彼が居なかったら、きっと今頃、私達は存在すらしていないだろう。
三上・優…、彼の正体はおそらく…。
はい、今回はここまでです!
ところでサーゼクスの自分の呼び方って、私だっけ?それとも僕でしたっけ?
とりあえず、ちょっと迷ったんですが、会話中を僕にして、心理描写のとこは私にしました。
※脱字・誤字、または間違っている点(例えば、イッセーの友人の名前が片瀬になってる)などが見られましたら
感想やメッセで教えていただけたらと思いますのでよろしくお願いします!
では次回でお会いしましょう!