ヤンデレ系短編集。   作:異論反論は許すが無言低評価は許さん!

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前に書いたやつを別の感じで書いてみた。
もっとヤンデレ分ちょうだいよ!みたいな評価が来たんでとりあえず。
でもこのレキおかしいよね俺もそう思う。ただ俺はストーカー型が大好きだ。


ヤンデレキがストーカーやってるけどもはや七不思議。(緋弾のアリア、レキ)

「武偵校七不思議ぃ?」

 

ある日、悪友のキンジとくたばれファッキンな不知火とともに話していると、不意に不知火がそんな話を出してきた。

いわく武偵校七不思議とはこういうものだそうだ。

 

1.忽然と消えるパン

2.何も無いのに撃ち抜かれているターゲット

3.夜道に怪しく光る鬼火

4.不死身の怪物

5.性欲の魔神

6.気付けば魔改造されている寮

7.この学校そのもの。

 

まったくもって7には賛成したいと思う。強襲科では毎日怪我人が出るし、諜報科の奴等の一部はちょっと違法なテクニックも仕込まれているらしいし、車両科には車検に引っ掛かる改造車がある。その上整備科には殺傷能力が高い銃が多く所蔵されてる。

……武偵校にクーデター起こされたら被害は甚大だと思うな。とにかくこの七不思議の7は本当だと思う。

……で、その七不思議なんだが最近更新されたようで、1の忽然と消えるパンが入れ替えられている衣服、になったらしい。

ある生徒によれば、気付いた時には制服が新しいものに変えられていたらしい。

ヤバい心当たりしかないぞコレ。

つい先日制服が新しくなってたんだよな……怖いわ。

あとこれは怖いと言うよりありがた不気味なのだが、何故か毎年バレンタインにチョコが届き、誕生日にやたらと手の凝ったコースターやらスプーンやらが届くという事象が入学した時からあるのだ。

彼女居ない歴=年齢の俺としては嬉しいばかりだが怖いわ。裏で『アイツwドッキリだと微塵も思ってねぇww』とか思われてるんじゃね?と思うとなおさら。

あ、そうそう。あと3の夜道に怪しく光る鬼火の正体は星伽なんとかさんらしい。ただ灯りにしているところを見られたのだろう。

いや、確かにそれは怖い気がするけど。

「そうそう、で、その七不思議の忽然と入れ替えられている衣服なんだけどさ、正体が分からないんだよね。他は分かってるのに」

 

……でもそんなもんだと思うんだけどなぁ……七不思議って……俺の認識がおかしいのか?

あ、でもここじゃ普通がおかしいんだったか。なら俺はおかしくない。おかしくないんだ。ん?なんか矛盾してるような気がする……

 

 

七不思議を知った日の夜のこと。

ふと思い立ってなんとなく待ち伏せをしてみることにした。

1日じゃどうにもならんだろうが、数日くりかえせばどうにかなるだろう。

あ、待ち伏せと言っても実際に俺が待つ訳じゃないぞ?

ただ整備科で頂いてきた香で侵入してきたやつを眠らせるって寸法だ。これならあまり労さず七不思議の謎が解ける。

ついでに言えば、普段でテレビを見ている途中で寝落ちなんてのも珍しく無いから怪しまれもしない。

わりと隙がない作戦だ。

唯一の問題は今日侵入してくるとは限らないこと。もしかしたら明日とか一週間後って可能性もある。

しかし、七不思議を解くってのはロマンだからな、時間が掛かっても良いだろう……

まずい俺マスク付けてなか………zzZ

 

 

 

”彼”は自分が用意していた香か何かでうっかり眠ってしまったようだ。

良かった。見付かるのは困るから今日は入るのをやめようかと思っていたところでラッキーな事が起きた。

それなら今日も家に上がらせてもらおう。大丈夫、見付かったりするヘマはしない。

事前に監視カメラには録画された偽の映像を流すようハッキングしてあるし、証拠を残すようなことはしていない。

ただし、唯一の問題があるとすれば”彼”が気配を感じて起きたときだ。

でも、そのときは押し倒して(検閲により削除)してしまえばうやむやに出来る……って理子が言ってたから参考にさせて貰おう。

「…………」

 

私はとりあえず壁を登ると、彼の部屋の窓(鍵が掛かっているが実は外から開けられる)を開けて家に上がる。

そしていつもの通り彼の制服を綺麗にしたものと入れ替えておく。

そして元々あった方は持ってきた鞄に詰めて持ち帰る。

決して、変な目的があったりはしない。匂いを嗅いだり顔を埋めようだなんて思ってない。

決して、ない。

ただちょっと帰った時にうっかり自分の制服と間違えて着てしまったりだとかはあるかもしれない。

 

とにかく、決して変な目的ではないのだ。ただ制服を綺麗にしておいた方が気分が良いだろうと思ったからなのだ。

……そうだ、今日はついでに彼の寝顔を……もとい寝姿を撮って行こう。やましい目的ではなく彼の好きなモノを知るという崇高な目的のために。

大丈夫、カメラはシャッター音が出ないようにしてある。だから起こしてしまう心配もない。

『怖い。ウチの子がいつの間にか変態になってる。助けて緋々ちゃん』

 

黙りなさい“風”、これ以上煩いと二度と私に関われないようにしますよ?

『私うるさくないよ!?』

 

今すぐ黙らないとこのヘッドフォンを外して砕いて捨てます。

『……』

 

まったく、彼の前で大声を出すなんてどういう神経をしてるんでしょう。

頭おかしいんじゃないですか?

『駄目だ……もうどうにでもなれ』

 

まったく、うるさい風です。お陰で彼を観察出来る時間が26秒減ったじゃないですか。

いつも通り彼が目覚める前に気付かれず去れるのはAM5:53くらいでしょうし……あの風、どこにも良いところが無いですね。

あ、ですが無駄にあんなモノに思考を割くくらいなら彼の事を考えた方が建設的ですよね。

……そうだ、彼がいつか私に気付いてくれたりしたらどう考えるでしょうか。

やっぱり男性からしたらこういうのは嬉しいんでしょうかね。それともただ驚くんでしょうか……いっそ今日彼に種明かし……いや、駄目ですね。理子さんによれば少しずつ外堀を埋めていって、埋め終わったところで一気に攻め入るのがもっとも成功しやすいそうですから。

なら、せめて今年いっぱいはこれを続けましょう。

そして来年、私から姿を現す……きっと、良い返事があるはずです。

 

 

 

 

 

……朝目覚めて気が付いたが、どうやら昨日は例の七不思議が来たらしい。

証拠?

そりゃ、制服が何故か入れ替わってやがれば嫌でも気付くだろ。

それにこの制服、前に着てた俺の制服だしな。

何故か補修されているけど袖に隠したナイフを取り出す時にうっかり刃が当たって出来た傷があるからすぐ分かった。

それにしても、こりゃ相当上手いこと補修したな……どんだけ裁縫上手いんだか。うーん、それにしても、こういうことまでやってくれると正体を暴いてみたくなるな……一体どんな奴なのか。美少女なのか、そうじゃないのか。その辺が特に気になるし。

 

ってん?なんか微妙に下の辺りにシミっぽいものが……いやまぁ、多分それなりに長いこと着てるからだろうな。

一瞬変態的でキチガイな考えが思い浮かばなかったとはいわないが。妄想してないとも言わないが。

悪いか?七不思議の子がウチに来てると知って、しかもそれが美少女かもしれないと思い付いて、怪しいシミが制服に……とあったらアレな妄想するのが普通だろう!?なぁ!?

まぁ、自賛した水筒を溢したという可能性も捨てきれないけどさ。

だがこれまで俺に気付かせなかった七不思議がこんな露骨な証拠を残して行くだろうか……ありえないよな。

つまりこれはあ……コホン、うっかりR-18待ったなしな言葉を言う所だったよ。

あぶねーあぶねー。だがスレスレでセーフ。

ま、とりあえず気を取り直してこれを採取して新聞記者じゃないあややにでも持っていくとするか。

アイツならきっと七不思議の正体が誰か分かるに違いない。

そして……正体を突き止めたらとりあえず狸寝入りして待ち伏せ、ついでに捕縛の名目でセクハラを……なんでもない。

 




くだらない次回予告。
諸事情により遅れるかもしれんが、とりあえずこの作品じゃ少ない監禁系をやるか……?と思っている。

ヤンデレ=監禁みたいなのはあんま好きじゃないというか書きにくいんだが、まぁそういうのも書いてみた方が面白いと思ったからさ……
それと、数話中に最初の話でやった話の初めをセリフラッシュにしてみるってのを復活させる予定があるかもしれない。

まぁこうご期待……されたら作者が死ぬから……ほどほどにご期待くだせー!
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