ヤンデレ系短編集。   作:異論反論は許すが無言低評価は許さん!

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さて、どうでもいい事を言おう。
作者の運の無さは世界一ィィィィィィィィ!!!
なんだよ!パズドラのゴッドフェスで四神出るからって引いたら…メイメイだよ!好きだけど!そして四神系初入手だけど!
七回分貯めてたんだけどな………

まぁ作者の話は置いておくとして、この話の原作はフリーゲームの『感染性ナイトメア』。作者はこのゲームのグラフィックが好きだったりする。
で、ここからはこの話の登場人物の説明。

○○
もちろん主人公。転生者。
特典は本編で語られるがとりあえず原作を知らない。
フラグに敏感で直感的に死亡フラグに気付くタイプ。
死因はクラスメイトの女子がトラックに牽かれそうになって『これを助けりゃ吊り橋効果でワンチャン!』と考えた末に運悪く死亡。クラスメイトについてはそもそも隠してたものの彼氏持ちな上トラックはその場に居ただけでそもそも避けてたらしい。

ヘレン
原作である『感染性ナイトメア』の主人公。
金髪オッドアイ。淡い色が似合う。
実は………(ネタバレのため削除)



登場人物については以上。
そして最後に1つ。
今回は後書きまで読んで貰わないと作者が困るパターンです。


感染性の不死と救済する少年(感染性ナイトメア、ヘレン)

やぁ、おはこんばんにちは?

いやまぁこれを見ているここでない世界の誰かさんか今朝昼夜どの時間で読んでいるのかは分からないからこう言わせてもらうけども。

 

ん?なんでそんなことを考えているかって?

いや、そりゃ簡単だ。俺、転生者だもん。

特典は『18で不老不死化』、『俺が18になるまで原作等の面倒事が起こらない』、『かなりレベルの高い才色兼備』というどこまでも自己中過ぎるもので、だけど生まれつき重度の花粉症を患ってる。3月は病院から出られないくらいに酷いんだが………いやーイケメンってお得だね。

クラスメイトがお見舞いに来てくれるんだよ。正直怖いくらいに。

それと来る比率は女子が多かったりする。まぁ仕方ない。転生イケメンだしな(嫌味)。そう…………イケメンだ。

 

だが時々男友達が来てくれると女子とは話せない話とかが出来るからな………やっぱ転生って最高。

ただ、そんな俺だが時には暇をもて余すんだ。

仕方ないだろ?病院だし。その上まだまだティーンも半ばに満たない14。

つまり学校の勉強がある。ただつまらない。

つまるところあれだ、やはり俺が特典に才色兼備を望んだのと前世の知識が混ざりあって謎の相乗効果で学校が死ぬほどつまらない。

いや、その分良く分からない技術が磨かれたけどさ。

具体的には視線の動きを悟られずに授業中本を読む技術とか、脳内でひたすら時間を潰すようなくだらないことを考える技術とか、突然の質問に対しボケをかます技術とかな。

あとは…前世の格好いいと思ったセリフを言うタイミングを考えて時間を潰す技術。

ただ…どれもこれもなんの得にもなりはしない。断言しよう。

 

 

さて、とりあえず俺の自己紹介はここらで終わりにさせてもらっても良いかな?

いや返事を求めている訳じゃないから終了させてもらうんだけども。

とりあえず話を変えよう。

 

なぁ、病院内を散歩してて目の前の病室のドアがたまたま開いてて、おあつらえ向きにもそこに今にも自殺してしまいそうな美少女が居たらどうするよよ?

あ、これマジの話な?今現在形で起こってる実状。多分俺の行動次第じゃこの子の未来が変わるんじゃないかなーと思う感じの。

 

え?俺の解答をさっさと出せよ。だって?

そりゃキツいこった…まぁ、俺の解答はこうだ。

 

俺はドアが開いていた病室へと踏み込むと、中に居た………金髪美少女?に声を掛ける。

最初に掛ける言葉をどうするかは決めてある。とりあえず思考を死ぬことから完全に切り離させるために話題をズラす。

「やぁ、初めまして、俺は○○。ところで今の気分はどうよ?」

 

「………」

 

ありゃ、駄目だ。じいちゃんはとりあえずこんな状態の奴は今の気分はどうかと聞いてみるのが一番だと言ってたんだがな…

こうなれば近くでウザったく話を続けてみよう。そこで『ウザい』とかリアクションしてくれたらこっちの勝ちだ。

「あー、そうそう。俺はここの近所の◇□中ってとこに通ってんだけどさ、君はどこに通ってる?よかったら教えてよ」

 

「………誰?」

 

まさか俺って今の今まで認識もされてなかったりした?

ショックだわ。うん。

いやでもそれだけ追い詰められてるって訳で………今の状態に持ち込めたんならどうにか救えるんじゃねーかな?

どうしてか目前に回収寸前の死亡フラグを感じるけどな…

まさかとは思うがこの子が俺を巻き込んで心中とか…考えたくもない。

とりあえず今はこの子をどうにか自殺寸前?って感じから平常時まで戻そう。

平常時でこんな感じだったりしたらどうにもならんがな!

「…もしかして俺が来た事に今気付いた?」

 

「あ…すみません」

 

「いや、まぁ気にしなくて良いよ。勝手に入ってきたの俺だし」

 

よし、掴みは順調とは言いがたいが及第点か。

まずここで他愛ない日常会話まで持っていけたら良いんだが、多分こんなとき一般の感覚じゃなんで入ってきたのか聞いてくるだろうな…

まぁここで正直に答えるかは意見が分かれそうだが、俺はその質問が来たら正直に答えようと思う。

最悪自殺を止める(物理)すれば良いのだろうけど、俺の個人的意見では言葉での解決が第一だ。

 

その後、俺はこの金髪の子に再度自己紹介をした。

すると彼女め名乗り返してくれた。どうやらヘレンと言う名前のようだ。

姓の方は分からないが、なんとなくハーフっぽい感じがする。

日本人にしちゃ髪色が自然すぎるし外国人にしちゃ日本語が自然すぎる。

まぁ、在日で二歳くらいから居るとかかも知れんが…そういうのは聞かんでおこう。嫌な予感がする。

そして俺とヘレンは何度か他愛ない会話を交わしたのち、ヘレンの方から予想通りの質問を投げ掛けて来た。

「で………なんで○○さんはここに来たんですか?」

 

さて、ここであらかじめ言わせてもらうけどちょっとこのあと用意してある台詞は言った後一人になったら即頭カチ割りたくなるような台詞なんだ…

頼むから笑うなよ?事前予告だ。

笑うなよ?大事だから二度言っておく。

「そりゃ、病気だからね」

 

「そういうことじゃなくて…!」

 

でも少しだけ心の準備をしよう。

うんなんかこれ言ったら本当に命の危機を感じる。

不老不死を選んだ事を思わず後悔する気がする。

ただまぁ………流石に目の前で自殺されるのはそれより胸糞が悪いから言おうじゃないか。

「そりゃさ、目の前で自殺しそうな可愛い女の子が居たら男として止めない訳にはいかないだろう?」

 

フラグが1つ折れて、1つ回収された気がした。

俺、死んだ。社会的に死んだ。ぜってー死んだ。でもきっとこの年代の自殺理由は大抵が誰にも必要とされてないとの思い込みとかが原因だからこれでどうにかなるはずさ。うん。でも俺は死んだ。

ただまぁ、今はこのヘレンちゃんの命が救われた事を喜ぶべきかと思うよ……ってあるぇ?

なんかいまだに思い詰めてる感じが戻ってない。やべーどーしよー。

もしかして問題はもっと根深かったりした?

マジか…社会的に盛大に爆死したの無駄だったじゃん。普通に話を聞いた方が良かったんじゃん。

 

ええぃ、こうなりゃ普通に話を聞いて対応しよう。

幸いにも前世でカウンセリングのプロな友人が居たからこういうのは出来なくもないからな。うん。

「でも…私はもう…一人ぼっち…………」

 

ただ流石に人間関係で何かあった場合で家族とか親類とかの物が原因だとちょっとキツいかもしれない。プロじゃないし。

「あー、その事なんだけどさ…良かったらおにーさんに話してみないかい?」

 

でも最善は尽くそう。

まず、カウンセリングのプロ…いわゆるカウンセラーだった友人によれば話を聞いてやる事が大事だそうだ。

その時も話させるのではなく話してみないか?と言った具合で相手に選択権を持たせないと駄目だとか。

詳しいことは良く分からんが警察の尋問みたいにするとストレスを与えてしまうということだろう。

「………別に…信じられやしないですよ…」

 

「そうかい?」

 

ただまぁ、今回は少しそのセオリーに反してでも止めたいところだが。

ついでに言えば俺なら多分どんな突飛で普通なら冗談だと思うような話でも信じられるんだよなぁ…俺が一番のファンタジーだからね。これはきっとこの状況において一番の強みじゃないかなと思う。

「まぁ、実を言うと俺は自分自身が一番信じられない体験をしてるからさ、多分君の話も信じられると思うよ?」

 

まずはその事をある程度隠しつつ開示して俺が信頼出来ると思わせる。

出来ればここで信じて貰えれば楽なんだけどね…

最悪もう一度俺が社会的に死ねば良いか。どうせ一度死んだら二度も三度も一緒さ。

物理での死は絶対にお断りだけどな。

まだセーフラインの18歳に3年と少しほど足りてない。

「ほんと…?」

 

ほんとほんと。

俺はそう言うと、病室のベッドに腰掛けた。

するとそこでついさっきまで誰かが寝ていたような暖かみを感じた。

まさか俺が通り掛かる寸前まで気絶か昏睡か睡眠のどれかだったとか?

もしそうだとしたら…俺が奇跡的にあのタイミングで通り掛かってなかったらやばかったじゃないか。

 

そんな事を考えている間に、ヘレンは話を始めていた。

その話は少々長くなったが、確かに普通は信じられないだろうと思った。

彼女の話を纏めるとこうだ。

 

突然目が覚めたと思えばそこは血の痕が目立つ病院のような所で、多くの記憶を失っていた。

そしてそこで自分の双子の妹と名乗る『クリュー』という少女に出会った。

そしてその病院のような所を出るとそこは先の見えない迷宮で、クリューと共に進んで行くと結晶のような物が見つかり、それに触れたらよく分からない学校に居た。

 

そこでは…色々あるので省略するが、先日に校長が自殺、死体が消失したという事件が発生していたという。

そしてそこの卒業写真を見て、ヘレンがそこに通っていたという記憶を取り戻した。

 

そしてその学校を出て迷宮のような場所に戻ると新たな結晶が現れており、それはなんらかの家であった。

するとそこでヘレンは酷い頭痛と共に意識を失い、その家の二階にあるベッドで寝ていたらしい。

その後一階に降りてクリューを探すとナイフによって殺害されそうになるが、その時その家にあった写真でクリューが実際は存在しない人物であることが判明。そしてその場所がヘレンの記憶を取り戻すための場所であることを知らされた。

 

そして3つ目の場所。それは観測所にカモフラージュされたヤバい研究所だったらしい。

しかもそこで研究していたのはヘレンの両親。そこで両親は不死の薬の研究をしていたらしい。

その発端は死への強い恐怖だとか。

だがある日そこにヘレンが侵入、様々なヤバい研究の内容を見てしまったようだ。

それを見た当時のヘレンは両親の研究を真っ向から完全に否定。

だがその時度重なる研究での心労により精神が壊れかけていた母親はその言葉で精神が崩壊。完成していたらしい不死の薬を服用した。

 

で、この不死の薬なんだがヘレンの言葉と推測を混ぜてみると『細胞の変化を止めるのではなく、その意思によって細胞を自由に変化させられるように出来る薬』だったらしい。つまり、望めばそのままの姿を維持できるって奴だな。

 

ただ、その薬を飲んだヘレンの母親の精神はボロボロだった。そのせいで細胞を自由に変化させられるという効果で怪物になってしまい、ヘレンは負傷。

父親はヘレンを逃がして近くにあった薬品で怪物になった母親ごと死亡したらしい。

そのショッキングすぎる記憶を取り戻した事でヘレンの記憶を取り戻す………有り体に言うとヘレンの精神世界が崩壊し出し、ヘレンはクリューにその正体?を教えられて脱出。

そして先程の自殺寸前と言った瞬間になっていたらしい。

 

なるほど。両親は片や怪物化の後死亡、片やヘレンを守るために死亡、唯一の家族だと思っていたクリューすらもこの世界には居ない。

それで絶望してたのか。

 

俺に今の事を全て話し終わると、ヘレンは少しだけ楽になったような顔をしていた。

そして俺に『ありがとう』といって別れの言葉を………

いやちょっと待て。

さっきの話を聞いて今更思い付いたんだが、まずあの不死の薬は母親の怪物に噛まれた腕から感染しているらしい。

さらに、その薬は人間が巨大な怪物になれるほどに細胞を増やせる。

そしてヘレンの精神世界には、多分クリューの意識が存在している可能性がある。

なら…もしかしたら、存在はしていない筈のクリューを産み出す事が出来るかもしれない。

 

俺は、その考えを頭の中に描くと同時、病室から出ていこうとしていた自分の体を反転させてヘレンのところに歩み寄った。

「なぁ………これは俺の突飛な考えなんだけどさ、かなり確率の低い懸けではあるがクリューを復活させられるかもしれない」

 

俺がヘレンにそう言うと、ヘレンは恐ろしい早さで駆け寄って来ると俺にその方法を教えるよう懇願してきた。

「お願いです…私にその方法を教えてください!何でもしますから!」

 

「いや、まぁ普通に教えるけどさ、まず期待しすぎるなよ?もしかしたらそのクリューって子が精神世界の崩壊に巻き込まれている可能性がある。あと………何でもするってのはあんまし言っちゃダメだ。相手が俺みたいな奴じゃなきゃ酷い事に…」

 

俺はその懇願に対しなんの見返りもなく教えてやるつもりなのだが、なんか美少女が『何でもする』って言ったときに男がどれだけ下心を働かせるか分かってない感じのヘレンに説教でもしようかと思ったが、早く教えて欲しいと願うようなヘレンの視線に耐えきれずすぐに教えることにした。

 

ただ、あとで今の事についてはしっかりと言い聞かせるつもりである。

「…良いか?まずお前の体は今、ある程度強く思い描いたなら肉体をその願い通りに変質させられるという事は分かるな?だから『クリューにまた会いたい』だとかを強く思い描けば肉体を変質させ、クリューの肉体を造りだし、お前の中に存在するクリューの意識をそこに入れることが出来る可能性がある…だがあまり期待しないでおいた方が良いぞ」

 

俺は最後に期待しすぎないように付け加えると、ヘレンにやってみるよう促した。

すると彼女は目を閉じて何かを願うように手を合わせている。

するとどうだろうか、その体のすぐ横に別の何者かの体が構築されていくのが見えた。

なので俺は一分ほど目を瞑っておくことにした。流石に内蔵は見たくない。

 

そして一分が経過したころ。

ヘレンはいまだ一心に願い続けていた。

そしてその横には…髪の色が銀色なこと以外はヘレンとまったく同じ少女が立っていた。

その少女…クリュー?は目をぱちくりとさせている。

まぁヘレンの話いわく精神世界の崩壊に巻き込まれかけた可能性があるからな、突然ヘレンと再会すりゃ驚くか。

 

なら、双子揃って驚かせてやるとしますかね。

「…ヘレン、もう良いぞ」

 

「はい…」

 

ヘレンは祈るのをやめて目を開けた。

そしてクリューの居る方向を自然に向きかけるが、あえてここで水を刺させてもらおう。

「回れ~~~~、右っ!」

 

前世じゃ言った経験のない台詞を言ってみる。

ヘレンは見た目的にはまだ中学生、だとすればきっと反射的に…

素直に右に半回転した。

だがしかしそこにクリューは居ない。

そして俺は今だ目をぱちくりとさせているクリューの手を掴むとヘレンの肩を持たせてみた。

 

さて、と。

とりあえずここで双子の感動の再会でもさせてやりますかね。

「ひぐ………うぅ………」

 

「さて、俺が回れ右と言って後ろにクリューが居るんじゃないかと思ってたら居なくて泣き出してるところ悪いが…お前の肩を持っている手の主を見てみろ」

 

俺がそう指示すると、ヘレンは期待していないような素振りを見せながらも手の主を見た。

さぁ、感動の再会だ。

ちなみに俺はあとで殴られる覚悟をすでに決めている。

仕方ないだろ?感動の再会に全力で水を刺しちまったんだからな。

ただ言い訳もある。

『何でもするって言っただろ?』ってな。感動の再会に全力で水を刺しておちょくりたくなったとでも言うつもりだ。

まぁ殴られる覚悟はしてるさ。当然な。

 

さて、そんな姉妹の再会に水を刺したクズは退散するとしますかねー。

俺は、後ろで抱き合いながら号泣している二人を置いて、病室から去っていくのであった。

 

 

 

それにしても…なんかまだ時間差で回収寸前の死亡フラグがどこかにある気がするんだよな………気のせいか。

どうせ今は自室に戻って頭を打ち付けないと。壁に。





さて、お分かり頂けただろうか。
今回、作者にしては滅茶苦茶長い事に。
そしてお分かり頂けただろうか。
将来的なヤンデレの素質はありまくってもヤンデレ要素が0なことに。

まぁ正直に言うと今回は導入編。次回の話はこの話を前提にやるのだよ…
ちなみに一部キャラ改変する予定なので原作好きは回避推奨。
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