Call Elite SAS the Admiral -私たちが戦い抜いた日々- 作:03-Moonlight
今日はとりあえず艦娘には武器などの搬入の手伝いだけで終了し、自由にしていいと言った。
そんなことでいつの間に時計は午後6時半を指していた。
夕食・・・大本営に例の手紙を叩き込んだところどうやら承諾し、こちらに食事費などを支払ったらしい。
そういうわけで、近くの町のスーパーなどで野菜や肉、調味料をそろえる。ちなみに鳳翔にいろいろ教えてもらってる。そりゃあほとんどSASはイギリスの部隊だったし、イギリスの超まずい飯を食ってきたので日本はあんまり知らない。だけど日本語は喋れる。
というわけで米屋やらいろいろ回って全員分の食糧はそろった。
「日本食は初めてだな・・・」
「あら、そうなのですか?」
俺が独り言で言ったのを鳳翔が笑顔で返す。
「ああ、俺は生まれがイギリスでな。だけど生みの親が父も母も日本でな・・・」
つまり、俺は金剛のような帰国子女みたいなの。でも金剛はイギリスの会社が作ったから多分別。
「そうなのですか。日本語をちゃんと話してたから気づきませんでしたよ」
んで、鎮守府に戻るとあんまり面識のない艦娘からは嫌な目線を向けられた。
まあ、仕方ない。というわけで食堂で集会を開いた。もちろんフルアーマーで。
「マイクチェック・・・大丈夫だな。あんまり面識のない艦娘もいるが・・・まあいいだろう。今日からこの鎮守府に着任する、SASエリート将校の、infinityだ。まあ・・・あだ名つけて呼んでくれると助かるな。」
といっても着任方法って前任のクソ提督射殺して枠奪い取っただけですがね。
「聞いてほしんだが・・・俺は、もともとこの世界にはいなかった。」
すべて話した。ここに来た経歴も。話し終えるとみんな泣いていた。
「みんなも、同じような辛さを感じてきたんだな・・・絶対に幸せにする、それは約束する。もう、いいだろう。話は終わり。君たちにとって久しぶりだと思うけど、夕食を作った。食べてくれ。」
(フルアーマー、意味なかったかな・・・)
涙を流しながら夕食を食べる艦娘を遠くで見ながら、防具の重さに涙目のinfinityであった。
みんなが食べ終わって、寮に戻ってほぼいない状況で、遅めの夕食をとった。
「結構、艦娘に好まれる人格ですね。」
「そう・・・か?大切な人は二度と失いたくないし、傷つけたくない。兵器だの無感情のロボットだの、関係ない。確かに人間のような所じゃないところもあるが、確かに人間と一緒だ。」
ほぼ自分の艦娘に関しての理論のようなものだ。
んで、執務室のベットで寝てて、翌日艦娘全員が執務室にいたというのは別の話。まあ感謝しに来たというのか。
まあちょうど都合良かったので自分の鎮守府運営方針を挙げた。
「俺はみんなが海の上だけで戦うという固定概念を覆そうと思ってる。大地震が起きたりして、それで助けることもありだ。ともかく、これから海の上だけで戦うことはなくなる。そして、俺は大本営のような艦娘の扱い方をいいとは思っていない。寧ろ間違っているとしか言えない。もちろん上層部の一部にも俺のようにやさしく接したり、悩みを聞いてあげるのもいる。なら、その上層部の一部を味方につけて大半を占める考えを完璧に叩きのめす。自分の方針はそんな感じだ。」
なお、この発言キッチリ監視してた大本営によって査問行きとなった。ケンカ売ってると同等とみてフルアーマー&RIA 50[RED]持って行くが、これまた別の話。
いろいろなことがあって2週間たった。艦娘たちと仲良くなり、執務室に遊びに来るのもいた。そんな中、訓練も始まっていた。
一応基礎部分はMobiusとPixyに完全に任せている。2人には俺がこれまで考え切ったすべての基礎を叩き込んだ教え子だ。
練度のチェックも兼ねて1週間につき1回、鎮守府近海(以下海域番号に変換)へと出撃していた。
徐々に安定していくと1-1ではなく1-2へ、安定していくと1-3へ、1-4、2-1(南西諸島海域の番号は2)へと次々変えていった。
もちろんみんな最初はおぼつかないが、戦い方を学び対策方法を考えると、実践に移す彼なりの訓練方法であった。
彼は信頼を持つ。だが決して油断しないことを覚えるように伝えた。そして、戦果を上げられなくても生きて戻ることが君たちの責任と、無線で言ってた。
そしてある日、海域番号4-4の出撃を行ってる最中、艦娘からの依頼が舞い降りた。
音声を再生する。
「秋月です。」