現実でチョコがもらえなさそうなので2次元に逃げてきました
今回も自己満足な駄文ですのでそのようなものが嫌いな方は読まないことをお勧めします
それでは本文をどうぞ
寒い外気が肌に突き刺さるようになった2月
「はぁァ~~~~」
「……? どうした切 ため息なんかついて」
「あぁ小太郎か 僕もしかしたら祝ちゃんに嫌われちゃったのかなって」
この僕灰村切は武者小路祝という女の子と付き合っている 去年の今ぐらいの時期に出会っていい感じの関係が続いていたのだが
「なんでそう思ったんだよ」
「……元々2月に入ってから祝ちゃんが妙にそわそわしてるっていうか よそよそしいっていうかそんな感じだったんだけどさ」
「ふむふむ」
「……今日の朝学校に来た時にこんな事があって」
今日の朝
僕はいつものようにバスに乗り祝ちゃんと一緒に学校に向かおうとしたんだけど
「お早う 祝ちゃん」
・・・・・・
いつもなら帰ってくるはずの返事が無くって 不思議だなぁ~って思ってバスの中を見渡したら奥の座席で寝ているのを見つけたんだ
「おはよ祝ちゃん 起きて」
「ふぇ きッ 切くん⁉ おはよう」
いきなり起こしたから祝ちゃんびっくりしたみたいで
「珍しいねバスの中で寝てるなんて 昨日の夜何かやってたの?」
「いやっ あの なんて言うかその……調べ物っていうか練習っていうか……やってたけど」
「膝の上に置いてある本と関係あるの?」
「えっ いやっ これは関係ない!関係ないからぁッッ‼」
かなり慌てながらその本をランドセルにしまったんだよ
「……もしかして 見ちゃまずかった?」
「・・・・・・」
下を向いたまま返事をしてくれなくて
「祝ちゃん……本見ちゃったこと怒ってる?」
「忘れて」
「エッ」
「いいから今のは見なかったことにして‼」
「いや でもそんなには見えなかったし……」
「 い・い・か・ら・忘・れ・て 」
「わッ 分かった」
その後バスを降りてからも祝ちゃんは一切喋ってくれなくてそのまま学校に到着してしまった
「とまあこんな事があって今に至るけど」
「お前と祝ちゃんって付き合っているんだよな?」
「いッ……一応」
「もうちょっと自信をもって言えないのかよ」
すいませんねナヨナヨした男で
「なぁ 切」
「何?」
「ひょっとして祝ちゃんが読んでた本ってお菓子作りかなんかの本か?」
「そうだけど なんでわかったの?」
「……ハァーーー」
「エッ 何ッ? どういうこと?」
僕にはなぜ小太郎がため息をついたのか全く分からない
「お前さぁ 今日何月何日だか知ってる」
「2月10日だけど……アッ」
そうかようやく気付いた
「バレンタインまであと4日だぞ 作る練習とかしててもおかしくないんじゃないか」
なんということだ彼女と迎える初めてのバレンタインを目前に気まずい空気を作ってしまった
「どうしよう小太郎~~~」
「自分で解決しろよ……」
次は祝ちゃん視点です
読んでくださった方々ありがとうございます