ハイスクールD×D 校則破りの気楽者   作:なと。

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とりあえず携帯が止まる前に少しでも多く書こうと思います。
オカルト研究部の皆は地獄の特訓を始めるようです。
どうなる事やら…


14話『いや、お前の強さは聞いてねえよ。俺の俺の』

金髪野郎が来た翌日俺は眠い目をこすって校門に集合していた。

現在午前5時0分である。…

「5時半集合って言ってたから5時に来てみれば…誰も居ねえじゃねえか」

俺はそう呟きながらタバコに火をつけた。

「暇だロヴィル。相手しろや」

《ふざけんな。テメェが早起きしたせいで俺様も眠いんだぞこの野郎》

「あぁ?テメェ早起きは基本だろうが!」

《何処に5時半集合で5時に行くやつがいんだよ!》

「此処にいんだろがボケ!」

《あぁ!?やんのかこの野郎!》

「上等だコラ!燃やし尽くしてやんよ!」

《ならこっちは消し炭にしてやんよ!!》

「何を1人で遊んでるのよ…」

俺とロヴィルで喧嘩をしていると、不意に声が聞こえた。

「おお、リアス先輩と姫島先輩か」

「随分早いのね?京介」

リアス先輩は俺にそう言った。

「おお、俺は30分前行動を基本にしてっからな!」

「いくら何でも早すぎると思うけれど…」

リアス先輩がそう言うが俺がこうなったのはとある先輩のせいなのだ。

昔その先輩と待ち合わせをしていた時に先輩より遅く着くと必ず怒られ、これなら大丈夫だろと20分前に行っても先輩が居て怒られるので、これなら文句ねえだろと30分前行動を基本にするようになったのだ。

マジで鬼畜すぎんぜ…

「それにしてもよ、いきなり特訓なんて言い出した時はビックリしたぜ。昔の漫画じゃねえんだからよぉ」

「ライザーに勝つ為にはもっと強くならなきゃ通じないのよ」

ほうほう、まあ俺は問題ねえだろうがな。鬼島最強の名は伊達じゃねえぜ。

そんな事を話していると木場と小猫が歩いてきた。

「よお、小猫なんか菓子ねえか?」

「会っていきなりたからないで下さい…」

子猫はそう言いながらもお菓子を取り出した。

「文句いいながらもお菓子をくれるなんていい奴だなぁ」

俺はお菓子を食べながらそう言った。

「後はイッセー君アーシアちゃんだけだね」

木場がそう言った。

ん?アーシア?そういや俺金髪シスターとまだ話してねえ気が…

まあ着いたら話せばいいよな

それからイッセーとアーシアが来たのは20分後である午前5時32分であった。

 

 

「何で山なんか登ってんだよ俺達はよぉ…」

俺達はいま、山を登っていた。

どうやらリアス先輩の所有する別荘に行くらしいのだがとにかく山がうぜぇ。

「はぁ…はぁ…し、死ぬ…」

イッセーはそろそろバテそうだ。

まあそりゃそんなに荷物がありゃあな。

ちなみに俺は着替えくれぇしかねえから凄え楽だ。

合宿なんかマジで必要なもん以外はいらねえんだよ。

もちろんワックスやスプレー。スペアのサングラスは持ってきてるけどよ。

「き、京介…お前そんなに荷物少ないなら少し持ってくれよ…」

イッセーはそう言うが

「駄目よ。自分の物は自分で運びなさい。これも特訓の内よ!」

「だとよ。悪ぃけど俺は持ってやれねぇな。」

自分の事は自分でやらねえとな。

ちなみにイッセー以外は軽々と運んでいる。

小猫なんかすげえ楽そうに持ってやがる。戦車の名は伊達じゃねえな。

 

 

 

「…疲れた…み、水…」

別荘に着き、イッセーは水を飲みバテている。

情ねえなぁ。漢ならそんくれえでバテてんじゃねえよ…

女共は着替えてくると言って中に入って行った。

俺は髪が崩れてねえか確認。

木場は着替えてくると言って何処かへ言った。

「覗かないでね?」

なんてふざけた事を言いやがったのでイッセーと共に木場をシメた事は女共には内緒だ。

「さあ、特訓よ!」

リアス先輩が出てくるなりそう言った。

「で、どんな事すんだ?」

俺がそう聞くとリアス先輩が説明を始めた。

どうやらイッセーを集中的に鍛えるらしい。

「俺は何すんだよ?」

「京介はまず魔力の使い方を覚えなさい。魔力をうまくコントロール出来るようになれば貴方の炎も強くなるはずよ」

リアス先輩はそう言った。

魔力ねぇ。

つーか少し気になる事があんだよな。

「なあロヴィル、俺って今どのくれぇ強えか解るか?」

《ん?強えかどうか?そりゃお前俺様は最強だろうよ!》

「いや、お前の強さは聞いてねえよ。俺の俺の」

《京介の強さぁ?まあ、俺様には全然及ばねえな!雑魚だ雑魚》

「んだとコラ!」

《あぁ!?やんのかゴラ!》

「上等だコラ!燃やし尽くしてやんよ!」

《ならこっちは消し炭にしてやんよ!!》

「何1人で喧嘩してるんだよ…」

「イッセー《赤トカゲのガキ》は黙ってろ!!」

 

とりあえずロヴィルと話し合い、技のレパートリーを増やすことに決めた。

「つってもなぁ…豪炎、爆炎、炎弾の他に何か考えるって言われてもよ。そう簡単には思いつかねぇよな。ロヴィル、お前はなんか技持ってねえのかよ?」

《俺様の技?教えてやってもいいが、今のお前が使っても反動で死ぬぜ?》

「そうなるとやっぱ俺が考えんのか…」

うーむ…昔技のデパートって言われた先輩がいたけど、あの人は格闘技専門だかんなぁ…

技か…

技ねぇ…

うーむ…

「思いつかねぇよクソッタレ!」

「では、とりあえず魔力の使い方でもやりましょうか?」

いつの間にか姫島先輩が後ろにいた。

「うぉ!いつの間に後ろにいんだよ…魔力ねぇ…つっても俺は充分炎は使えんぜ?」

「では、こういう事は出来るかしら?」

そう言うと姫島先輩は雷で俺の周りをクルクルと囲み始めた。

「うお!回ってやがる!」

「この様な精密な動きは、魔力を上手くコントロールしないと出来ませんわ」

姫島先輩はそう言いながらどんどん雷を回転させ一つの棒状に仕上げた。

「雷を回転させ、槍状にする事で殺傷力が増しますわ。凪原君にはこれが合っていると思います」

回転か…

「うっし!姫島先輩!やり方教えてくれや!」

「分かりましたわ。まずは集中が大事です。凪原君の場合は炎ですわね。炎を自分の一部だと考え、小さく回転させてみてください」

「おう!」

俺は神器を起動させ炎を出す。

「集中…回転!」

ゴォォォォォ…

炎は回転したが、すぐに無くなりやがった。

「まだ魔力を一点に維持できてない証拠ですわ。まずは5分維持できるようにしましょう」

俺は姫島先輩と延々と魔力の使い方を練習した。

 

「とりあえず7分…出来たぜ」

「いい感じですわね。この調子で次はもう少し大きな炎で試してみましょう」

姫島先輩がそう言った。

俺は掌に丁度ボウリングの玉位の炎を出した。

「この大きさで5分、やってみましょうか」

「上等!」

この調子でどんどん練習していると、リアス先輩が近付いてきた。

「京介、次はイッセーと組手の相手をしてもらえるかしら?」

「ん?おお、いいぜ。丁度この回転ってのを人に試してみてえって思ってた所だ!」

俺はイッセーの所へ向かう。

 

「よお、イッセー。次は俺だぜ」

「お!京介か!京介なら悪魔になったのも俺と似たような物だからもしかしたら俺が勝つかも!」

イッセーはそんな事を言いやがった。

「はっ!おいおい、天下の鬼島最強は伊達じゃねえぜ?」

俺はそう言うと神器を構える。

「負けないぞ!」

イッセーも神器を構える。

「さあ…楽しい喧嘩しようぜ!!」

 

「飛ばすぜぇ!」

俺はマフラーから炎を吹き出し、一気にイッセーの所へ移動する。

「吹き飛べぇ!爆炎!!」

俺は拳を爆発しながら殴り掛かるっ!

「これくらいならッ!」

「はっ!避けんじゃねぇ!!豪炎!!」

俺は殴りかかった拳をそのままイッセーに向け豪炎を放つ!

 

「こんなの!何回も食らってれば慣れる!」

イッセーの野郎…何回も豪炎ぶつけてたせいで慣れやがった…

《Boost!》

イッセーの神器がそうなった瞬間イッセーは掌にエネルギーを溜める。

「くらえ!ドラゴン…ショットォ!」

ドォォォ!

 

「はっ!危ねぇじゃねえかイッセー!」

俺はイッセーの攻撃を避けながら蹴りを入れる。

「オラァ!」

そこから右拳、左拳とどんどん攻撃を当てていく。

ドドドドドド!!

「デンプシーロールってやつだぜ!」

両拳の連撃を当て、最後にアッパーを打つっ!

「くそっ!流石京介…喧嘩ならお手の物って訳か!」

イッセーはまた掌にエネルギーを溜める。

「今度は当たれ!ドラゴンショット!」

「はっ!甘えよ!」

俺は避けた後掌に炎を回転させ留める。

「この容量で…回転っ!豪炎!」

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!

「「うぉぉぉぉぉ!!」」

 

気づいたら俺とイッセーは丸焦げになっていた。

「痛え…」

「い、いくら何でも自爆はないだろ…」

「高威力の攻撃に回転を加える時に魔力のコントロールが甘いと、このように暴発しますわ」

「先に言ってくれや姫島先輩よぉ…」

こうして、俺とイッセーの組手は自爆で終わった。

 

「飯だ!腹減った!」

俺達は夕飯を食べていた。

「うめぇ!んだコレ!学食よりうめえ!」

「凄い美味いっす!いくらでも食べられますよ!」

「あらあら、沢山あるのでいくらでもお代わりしてくださいね」

俺とイッセーの言葉に姫島先輩は笑いながらそう言った。

 

「このスープもうめえ!」

「そのスープ私が作ったんですよ」

金髪シスターがそう言った。

「お、そうなんか!あー、アーシアだったよな?凪原京介だ!今更だけどよ。宜しくな!」

「はい!よろしくお願いします!」

「アーシア美味いぞ!お代わりくれ!」

イッセーがアーシアに向かってそう言うとアーシアは嬉しそうにイッセーにスープを渡した。

ヤベェうめえ!学食なんか目じゃねえぜ!

こうして飯を平らげ、少し休憩することになった。

 

「ふぅ…美味い飯を食った後のタバコは最高だぜ…」

「いつか体を壊しますよ…」

隣に座っていた小猫がそう言った。

「こんなもんで壊れる程俺の体はヤワじゃねえよ」

 

「さてイッセー、今日1日特訓してみてどうだったかしら?」

リアス先輩がイッセーに向かってそう言った。

 

「俺が一番弱かったです」

イッセーがそう言う…いや正直過ぎだろおい

「そうね。それは確実だわ」

リアス先輩もそう言った。

 

「朱乃、祐斗、小猫はゲームの経験がなくても実戦経験がそれなりにあるわ。だから感じをつかめれば十分に戦える。京介は昔から喧嘩とかで近接戦闘は経験してるわよね。今日のイッセーとの組手を見てもそれは分かったわ。イッセーとアーシアは実戦経験が皆無に等しいわ。でもあなたの赤龍帝の籠手とアーシアの聖母の微笑による回復は無視できない。最低でも相手から逃げられるくらいの力はほしいわ」

 

リアス先輩はそう言った。ふむ、まあ昔から喧嘩ばっかしてたからな…やり合ってた奴らもこれまた強えんだわ。俺には及ばなかったけどな!

「逃げるのってそんなに難しいんですか?」

イッセーがそう言うとリアス先輩は頷いた。

 

「逃げるのも戦術の一つだわ。でも相手の力量によっては殺してくださいって言っているようなものだもの。無事に逃げるのも実力の一つ、だから逃げ方も教えるわ。もちろん面と向かって戦うすべも教えるわ。覚悟しなさい」

リアス先輩がそう言うとイッセーは力強く頷いた。

まあ俺はどんな時でも逃げるなんかしなかったけどな!

喧嘩で逃げたら漢の恥だぜ!

 

 

「それじゃあ、食事を終えたらお風呂に入りましょうか。ここは温泉だから景色がいいのよ」

 

リアス先輩がそういった瞬間イッセーの顔つきが変わった。

これは…何かを成し遂げると決めた漢の顔だ!

「僕は覗かないよ、イッセーくん」

木場は笑顔でそう言った。

「俺と止めとくぜ、お前の本気は分かっけどな」

「バッカ! お、お前らな!」

イッセーが慌てると

「あら、イッセー。私たちの入浴を覗きたいの?」

リアス先輩のその言葉で皆の視線がイッセーに集まった。

「なら、一緒に入る? 私は構わないわ」

ぶふぁっ!リアス先輩の野郎とんでもねえ事言いやがった!

 

「朱乃はどう?」

「私はどちらでも構いませんわ」

リアス先輩の言葉に姫島先輩が答える

は!?マジかよ!嘘だろ!?何でイッセーだけ!俺も覗くって言えばよかったんじゃねえか!?

「アーシアは愛しのイッセーとなら大丈夫よね?」

アーシアは顔を赤くしながら俯いた。

おいおいおいおいおいおい!!洒落にならねえぞおい!これでイッセーが入れるなら俺はイッセーを殺す!俺だって入りてえ!

 

「最後に小猫。どうかしら?」

 

「……いやです」

小猫は両手でバツを作りながらそう言った。

おお!子猫は拒否した!って事は!

「じゃあ、なしね。残念、イッセー」

「ざまあみろイッセー!」

俺は思わず叫んだ。

「くっそぉぉぉぉ!!!」

イッセーが叫ぶが、皆は無視して温泉へ向かっていった

小猫マジでグッジョブ!お前の事は忘れねえ!

 

女共が温泉から出てくる…

湯上りの女ってのは何でこんなにエロいんだろうなぁ…

「じゃあ、僕達も入ろうか」

俺達は温泉に向かった。

 

サングラスをとり、まず髪をよく洗う。

ワックスをちゃんと洗い落とさねえと傷んじまうからな!

適当に髪を下ろし温泉に入る。

「…え?誰?」

「え、えーっと…凪原くん…だよね?」

何を言ってるんだこいつらは

「当たり前だろうが」

「だ、だよな」

何だこいつら、特訓し過ぎでボケたか?

 

俺達は温泉から出て、リビングに向かった。

俺は風呂上りなのでサングラスを服にかけ向かった。

 

「あ、イッセー達も上がったの…ね?」

リアス先輩は何故か驚いたように俺を見る。

「…京介先輩…ですか?」

小猫も何故か驚いたように俺にそう聞いた。

「おいおい、何当たり前の事聞いてんだよ?京介様だぜ?」

俺はそう言って小猫の隣に座ってタバコに火をつけた。

「やっぱり俺達だけじゃないんだな…」

イッセーは木場にそう言っている

「おいおい、どうしたんだよお前ら、俺の顔になんかついてるんか?」

「京介…」

リアス先輩が俺に話しかける

「ん?何だよ?」

 

 

 

「貴方髪下ろしてサングラス取った方が絶対カッコイイわ…」

「私もそう思いますわ」

「同感です…」

「私もそう思います」

「僕もそう思うよ」

「俺もそう思う」

研究部の皆は俺に向かってそう言った。

 

「いや!いやいや!何言ってんだよお前ら!そんな訳ねえだろ!?」

俺はそう言うが

「いいえ、絶対そっちの方がいいわよ」

「普段サングラスで見えませんでしたけど、2重でキリッとした目ですわね…元々顔立ちも良いですし」

「髪もサラサラで綺麗です…」

リアス、姫島先輩、小猫が続けてそう言った。

んな事言われてもなぁ…

「悪いけどよ。俺のあの格好はポリシーなんだ!自分のポリシーをそう簡単に崩せねえよ!」

「なら髪の毛だけでも下ろしたら?」

「駄目だ!オールバックは漢の勲章だ!」

「ならサングラスだけでも…」

「それも駄目だ!サングラスは漢の必需品よ!」

「駄目よ京介。わざわざ似合ってない格好をするよりは自分を活かす格好をした方がいいわ」

おい待てリアス先輩、そりゃあまさか…

「俺の普段の格好が似合ってねえって言ってんのか!?」

「ええ」

「そうですわね」

「はい…」

「んだとぉ!?」

何て事だ…俺のかっこよさが分からねえってのかこいつらは…

「イッセーと木場は分かるよな!?あのカッコ良さを!」

俺はイッセーと木場にそう聞いた。

「いや、悪いけど俺もあの格好はないと思ってた」

「ごめん、僕も」

「裏切りやがったなテメェら!!」

「京介、この特訓中だけでもオールバックかサングラスどちらかを辞めなさい。これは命令よ」

「いえ、どちらかじゃなくてオールバック辞めましょう…」

リアス先輩の言葉に小猫が続く。

「ふざけんな!オールバックは俺の…」

「ポリシーは捨てなさい。もう一度言うわ。これは命令よ。聞けないなら転移魔法陣で樹海か何処かに落とすわ」

……………

「不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

こうして俺は、この特訓中、オールバックを辞めざるを得なくなったのであった。

 




はい、地獄の特訓一日目ですね!
皆にポリシーを否定された京介でした。
この話はいつかやりたいと思っていたので書けて良かったです。

結構前にも書きましたが
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評価や推薦なんてもらった日には…泣いて涙でタバコの火が消えてしまうかも知れませんねぇ…
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