ハイスクールD×D 校則破りの気楽者   作:なと。

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焼き鳥編!完!
いやまあ後1話、後日談的なものを考えていますけれど
戦い自体はこれで終わりです!
そして、携帯がいつ止まるのかビクビクしてます!
何日か更新がなければ、あ、止まったんだなっと思っておいてください!復活すればまた更新しますので!


17話『絶対勝てよ!イッセー!!』

リアス・グレモリーとライザー・フェニックスの結婚式当日。

レーティングゲームは俺達の負けで終わり結局リアス先輩は金髪野郎と結婚が決まった。

その結婚式のパーティ会場に、俺達は招待されていた。イッセーを除いて、だが。

 

「京介先輩…さっきからニヤニヤしすぎです…」

小猫がそう言うが仕方ない

「いや、だってよ。これから起こるであろう事をよ。想像したら楽しみで仕方ねえって。」

俺はそう言いながらタバコに火をつけようとする。

「流石にこういう所では禁煙です…」

小猫に加えていたタバコを取られる。

「…じゃあガムでもくれよ」

俺がそう言うと小猫は何処からかミント系のガムを取り出した。

適当に言ったのに持ってんのかよ。

「サンキュ」

俺はガムを食べながら、やはりニヤニヤしてしまっていた。

 

 

「遅えなぁ…」

小猫からガムをもらい何分か経ち、既に貰ったガムは2箱になっていた。

「食べ過ぎです…」

「遅いイッセーを恨むんだな」

小猫の言葉に俺はそう言った。

しかし遅い…遅すぎんぜイッセー。

アイツもしかしてバックれたんじゃねえだろうな?

イッセーに限ってんな事はねえと思うんだが…

俺はそう思いながらガムに手を伸ばすと、流石にもう拒否されてしまった。

仕方ないのでガムを諦めると、小猫から飴をもらった。

俺は餌付けされてるガキかよ。

いつの間にか式は始まっており、金髪野郎が舞台のようなものに立っている。

「…それでは紹介しよう!私の妃であるリアス・グレ…」

 

ドォォォォォン!!!!

 

金髪野郎がリアス先輩を紹介しようとした瞬間ドアが破壊される。

 

「部長ォォォ!!!」

 

そこにはイッセーが立っていた!

 

 

「おい、貴様! 此処が何処だと思って――」

 

「俺は駒王学園二年、オカルト研究所属の兵藤一誠! 部長、リアス・グレモリー様の処女は俺のもんだ!!」

金髪野郎の言葉をイッセーが遮る…コイツなんかすげえ事言ってねえか!?

 

イッセーがそう言った瞬間、護衛みてえな奴らがイッセーに掛かろうとする。

 

「貴様、一体何奴…ぐあ!?」

 

「やっと来たね、イッセーくん!」

 

「……遅いです」

 

「あらあら、皆で待ってましたわ」

 

「ははっ!おいイッセー!お前が遅すぎたせいで小猫のガムが2箱は無くなったぞ!」

 

各自何人かの護衛を相手に無双し、思い思いの言葉をイッセーに掛ける。

「へへっ!ヒーローは遅れてやってくる物だろ?後小猫ちゃんのガムに関しては知らん!」

「おい聞いたか?小猫、お前のガムなんか知らねってよ?」

「イッセー先輩が遅いのが悪いのに…」

「あーああーなーかしたーイッセーがなーかしたー」

「涙なんて1粒も見えませんけど!!??」

「元気だせよ小猫、イッセーの代わりに俺が何か買ってやるから!」

「いや、考えてみれば食べたの京介先輩じゃないですか」

どうやらバレてたみたいだ…イッセーに罪押し付けようと思ってたのによぉ。

 

「どういう事だこれは!」

何やら赤髪のジジイ?が騒いでやがる、確かリアス先輩の親父だったか?

流石にこんなに暴れりゃ騒ぐわな…めんどくせえからシメッか

そんな事を考えると、突如別の声が聞こえた。

 

「私が用意した余興ですよ」

 

騒いでるジジイや、リアス先輩と同じ赤髪の男だった。

確か…サーゼクス・ルシファー。リアス先輩の兄貴だったはずだ。

 

「お兄さま」

「ドラゴンの力が見たくて、ついグレイフィアに頼んでしまいましてね」

「さ、サーゼクス様!そ、そのような勝手は!」

 

赤髪の男、サーゼクスは部下であろう悪魔の口を塞ぎ言葉を続ける。

 

「いいではないですか。この間の『レーティング・ゲーム』、実に楽しかった。しかしながら、ゲーム経験の無い妹が、フェニックス家の才児であるライザーくんと戦うには少々分が悪かったかなっと」

 

「…サーゼクス様は、この間の戦いが解せぬと?」

 

「いえいえ、そのようなことは。魔王の私があれこれ言ったら、旧家の顔が立ちますまい。上級悪魔同士の交流は大切なものですからね」

サーゼクスは不敵に笑いながらそう言った。

 

「では、サーゼクス。お主はどうしたいのかな?」

赤髪のジジイがそう聞くと

「父上。私は可愛い妹の婚約パーティーは派手にやりたいと思うのですよ。ドラゴン対フェニックス。最高の催しだと思いませんか?伝説の生物同士で会場を盛り上げる。これに勝る演出は無いでしょう?」

サーゼクス・ルシファーがそう言った。

 

「ドラゴン使いくんお許しは出たよ。ライザー、リアスと私の前でその力今一度見せてくれるかな?」

 

「いいだろう。サーゼクス様に頼まれたのなら断るわけにもいかない。このライザー・フェニックスが!貴様を消し炭にしてやるとしようじゃあないか!」

金髪野郎は何やら妙なポーズをしながらそう言った。

 

「ドラゴン使いくん、キミが勝った場合の代価は何がいい?」

サーゼクスのその言葉に周囲はざわめくが、それをサーゼクスが黙らせた。

 

「言ってくれればなんでもあげるよ。爵位かい? それとも絶世の美女かな?」

「リアス・グレモリー様を…返してください」

イッセーは覚悟を決めたような顔でそう言った。

ああなったイッセーは、誰も止められねえ。

爵位だの絶世の美女だのは意味ねえよ…

アイツにはリアス・グレモリーしか見えてねえ!!

 

「わかった。君が勝ったら、リアスを連れて行けばいい」

「ありがとうございます!」

こうして場所を変えることとなり

 

舞台は闘技場へと移った。

「京介先輩…イッセー先輩は、勝てますか?…」

小猫が俺に聞いてきた。

「僕も、聞きたいな、イッセー君、勝てると思う?」

木場まで一緒に聞いてくる。

 

「馬鹿野郎、そりゃぁお前…勝つに決まってんだろ」

俺はニヤニヤしながらそう言った。

「1回…負けてるんだよ?」

木場は俺が勝つと言ったにも関わらず聞いてくる。

「はぁ…おいおい…分かんねえのかよ?木場」

俺がそう言うと木場は何やら不思議そうにこっちを見る。

 

「勝負ってのはよ、負けたらすげえ悔しいだろ?そしたら普通はもう負けたくねえって思う筈だ。それだけでも自身の士気ってのは高まるもんだけどよ。それに加え、アイツは理由を持っている。」

「「理由?」」

木場と小猫が同時に聞いてくる。

 

「アイツが勝たねえとリアス先輩が返されねえっていう理由だ。アイツが負けたら二度と、リアス先輩は帰ってこねえ。確かにアイツは一度負けてる…力の差もまだあるかも知れねえ…でもよ。アイツはもう後に引けねえんだ。なんせ惚れた女が返されるかどうかの瀬戸際なんだからよ」

俺はそう言って、さらに言葉を繋ぐ。

 

 

「そんでよ…後に引けねえ…絶対負けられねえ喧嘩っつーのは、決まってアイツみてえな奴が奇跡を起こすんだよ」

 

俺がそう言うと二人とも黙った。いつもの呆れて黙るのではなく、今回は俺と同じ様にイッセーを信じているのだろう。

もうこの観客席で、俺達は参戦する事は出来ない。

あの金髪野郎を殴る事も、蹴る事も、テメエに任せた!

だからよ…その代わり

 

「絶対勝てよ!イッセー!!」

俺は、お前が、逃げねえ様に、しっかり応援してやっからよぉ!!

 

 

イッセーside

 

京介の声が聞こえた。当たり前だ。絶対勝ってみせる。

「部長…プロモーションの許可を、お願いします。」

部長は頷いた。

「10秒で…ケリを付ける!プロモーション!女王!」

全ての駒の性質を司る女王!そして!

《balance breakre!》

《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》

「面白い…かかって来い!下等生物がァ!!」

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

「うおおおおおおおおお!!!」

「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」

俺はとある物を拳に握り込み、ライザーと殴り合う!

 

「ガハッ!?…何故…血が…?」

ライザーは血を吐くと驚いた様にしている。

 

「どうやら効いたようだな…この!十字架が!」

俺は拳に十字架を握りこみ、殴り合っていたのだ。

悪魔は十字架に弱い。勿論握り込んでいる俺にもダメージは入るが、それ程痛い訳では無い!

 

「き…サマァ!?何だその…その左腕はァ!」

ライザーは俺の左手を見てそう叫ぶ。

見ると俺の左手はドラゴンの腕と化していたのだ。

 

「ここに来る前…ドライグ…俺の神器に居るドラゴンに頼み込んだんだ…俺の左腕を代償に、力をくれってな!」

そう答えた瞬間、俺の禁手《バランス・ブレイカー》が消える…

「ふ…フハハハハ!!どうやら力が切れたようだな!これではゲームの時と同じじゃあないか!」

ライザーはそう叫び、俺の襟を掴む…

「…ん?おい!何をニヤニヤしているんだ!…おい待て!何だそれは!」

俺は手にとある物を持っていた。

特訓中にアーシアから作り方を教わり、貰ったもの。

 

《聖水》である。

そして!その聖水を思い切り振りまく瞬間!

《explosion!!》

聖水に倍加の力を使う!

 

「グァァァァッ!!!」

ライザーが痛みにもがき、手を離した瞬間俺は落ちた十字架を握り、その上に聖水をかける。

「くっ…」

握っている手に痛みが走る…でもこんな痛み…どうってことない!

朱乃さんが…小猫ちゃんが…アーシアが…

木場が…京介が…!俺に任せてくれたんだ!

部長が…俺に助けを求めてくれたんだ!!

 

「喰らえ!!クソ野郎!お前なんかに…部長は!リアス・グレモリーは!!絶対に渡さない!!!」

俺は叫びながら思い切り、ライザーの腹に拳を撃ち込んだ!

「グッ!ウォォォ…」

ドサッ!

 

 

ライザー・フェニックスはこうして倒れ…これが、俺、兵藤一誠の勝利が決まった瞬間だった。




はい、これにて焼き鳥編(バトル)終わりです!
そういえばですね、この作品、結構原作と違う所がありますが、何気に意味があったりします。
例えばドライグですが、この回まで名前も出てきませんでした。なぜなら京介が知らないからです。京介は自分以外あまり興味の無いナルシストなのでイッセーは既にドライグを知ってましたが京介は知らなかったのです!普段は京介の一人称なので京介の知らない事は書かれてないのです。
小猫も大分性格や、行動等が変わっています。
ガムなんて持ち歩いてるとは思いませんでしたよ。
イッセーなんか、自分が書いているせいなのか、たまに京介っぽくなってしまう事があり怖いです。
そしてライザー!もう言葉使い殆ど某奇妙な冒険の吸血鬼元にしました。
キャラ以外も何気に設定自体が変わっていたり、こんな話まず知らねえよ!ってのが出てくると思いますが、伏線みたいなものです(多分)
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