ブランクですかね。
あとはバイトですね。休み入れたはずが入って無かったりしますからね。ええ、とんだブラック企業ですよ全く。
まあ、それは置いといて、新章に行きますね。
凪原京介side
祐斗と遊んでから数日たった日
エンジンの音と風の音を聴きながら、俺はバイクで走っていた。
本来ならまだ部室にいる時間の筈だが…
オカルト研究部部室にて
「…どういう事?」
リアス先輩の声が部室内に響く。
「どうしたんですか?部長」
イッセーがそう聞くとリアス先輩は難しい様な顔をする。
「…どうも最近この辺りの悪魔が無差別に狩られてるそうなのよ」
「悪魔の抗争でもあんのか?」
なんか伝説の抗争の名前みてぇだな。
そんな事を思いながらタバコを吸っているといつの間にやら話が進んでいた。
「とりあえずこのまま野放しにはしてられないわ。変な気配があるかどうか探してみてちょうだい」
と、いう事で俺はバイクに乗りながら変な気配を探しているのである。
…にしても悪魔狩りねぇ…
悪魔祓いって奴らじゃねえのか?
俺は白髪野郎を思い浮かべながらバイクを走らせる。
…そいやぁリアス先輩は気配を探せとか言ってたけどよぉ…気配ってどう感じんだ?
匂いか何かか?
………考えんのもダリィな。
俺は公園にバイクを止め、ベンチでタバコを吸い始めた。
「なあロヴィル」
《あ?何だよ》
俺はタトゥーに入ってるロヴィルに話しかけた。
「悪魔とかの気配ってよぉ、どうやって感じんだ?」
《…んなもん簡単だろうがよ、感覚研ぎ澄ませて感じりゃ良いんだよ》
「だからそれがわかんねぇから聞いてんだよ!」
《あぁ!?そんくれぇ悪魔ならすぐに出来んだよ!》
「じゃあなんで俺ぁ出来ねぇんだよ!!」
《知らねぇよ!テメェが下手くそなだけだろうか!!》
「あぁ!?上等だテメェ消し炭にしてやんよ!!」
《あぁ!?ならこっちは灰にしてやんぞこら!》
そんな風にロヴィルといつもの様なやり取りをしていると、何やら轟音が聞こえてくる。
「…あっちからか」
俺は音が聞こえた方に向かった。
公園から少し離れた人通りの少ない空き地。
俺がそこに着くと、辺りは真っ赤に染まっていた。
「がっ…はぁ…」
そこには金髪の男が、悪魔らしき奴を串刺しにしている光景があった。
「んん?おっと、またまた悪魔の発見じゃん?」
「テメェ、誰だ」
金髪野郎は俺を見ると、串刺しにしてた悪魔を投げ捨てる。
「んん~?…ギャハッ!お前…よく見たらグレモリーの眷属じゃん…しかも不良悪魔!ウェザーには悪いけど…こりゃ大当たりじゃん!」
ゲラゲラと笑いながら金髪野郎は鎖の様な物を構えた。
「ちっ…誰だって言ってんだろうがテメェ!」
《fire engine ignition》
《second gear!》
俺の腕に神器が現れる。
「ギャハッ!聞いてた神器とはちょっと違うじゃん!こりゃあ楽しめそうじゃん」
「じゃんじゃんじゃんじゃんうるせえんだよ!豪炎!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!
俺は豪炎を放つ。
「おいおいおいおい~…こんなもんか?拍子抜けじゃん?」
「はっ!そっちは囮だクソッタレ!」
「あ?うおっ!!!」
俺は豪炎の後ろから回転させ圧縮させた槍炎を放つ。
「へっ、どうよ、姫島先輩の直伝だぜ!」
何気に実践で使ったの初めてじゃねえか?
教わったのは大分前だった気がすんだけどなぁ…
そんな事を思っていると金髪野郎は笑いながら立ち上がる。
「ギャハッ!ギャハハハハ!!」
「おいおい、槍炎喰らって笑うなんてマゾかテメェ」
そう言って金髪野郎の方を見ると…
「バーカッ!こんな炎なんかこの鎖で止められんじゃん!」
鎖の繋ぎ目で槍炎を止めてやがる!
「おいおい嘘だろ…姫島先輩直伝の回転エネルギーだぞオイ」
「今度はこっちから行くじゃん!」
金髪野郎がそう言うと持ってた鎖を俺に向かい投げてきた。
「はっ、こんな鎖ただ先に刃がついてるだけじゃねえか!爆炎!」
「ギャハハハッ!!馬鹿だなお前!」
「あぁ!?なっ、刃が俺の神器を…」
拳を爆発させながら金髪野郎の武器を殴った俺の拳は…
神器ごと刃に突き破られていた。
「はっ!こんくれぇ気合で治んだよ!!吹き飛べ!豪炎!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
豪炎は拳に刺さった鎖を伝って金髪野郎に向かって放たれていったのだが…
突然の風により吹き飛ばされていた。
「オイオイ…テメェ、また人の喧嘩邪魔すんのかよ…クソフード野郎」
「…チェイン、グレモリーの眷属にはまだ手を出しては行けないはずだよ、まずは雑魚からって言う作戦の筈だ。」
「ギャハッ!まあ気にすんなよウェザー!こいつも雑魚と変わんねえじゃん!」
「あぁ!?誰が雑魚だこの野郎!上等だテメェ…来いよフード野郎、邪魔したテメェからぶっ飛ばす」
「……チェインを叱った手前言い辛いけど…まあ気にせず僕はキミを殺す」
「オラっ!吹き飛べ!豪炎!!」
まずは牽制として豪炎を放つ。
「…シルフィード・トルネード」
フード野郎がそう言って斧を振ると、竜巻が豪炎諸共吹き飛ばしやがった。
「ちっ!この風野郎が!!」
俺は炎璧を出し、竜巻を防ぐ。
「無駄だよ、そんな壁ならすぐに突き破る」
「破らせねぇよ!!」
俺は突き破られる前に神器に炎を溜める…
「螺旋…豪…炎!!!!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!
回転エネルギーを加えた豪炎は周りのものを吹き飛ばしながらフード野郎に向かって放たれていった。
「…この程度かい?」
「…無傷かよ…クソ野郎…」
目の前には螺旋豪炎を食らっても傷一つ付いていないフード野郎だった。
「…弱すぎてやる気が失せたな…チェイン…帰るぞ」
「あいよ!…って考えてみたら俺ウェザーより先輩じゃん!?」
「っ!テメェ逃げんなっ!」
シュンッ
「ちっ!逃げやがった…」
俺はその場に座り込む。
螺旋豪炎なんて1発撃つだけで疲れんのにそれを無傷だと…あの野郎…
「ただのフード野郎じゃなくなったって事かよ…」
俺は座り込んだままタバコを取り出し、火をつけた。
木場祐斗side
部長から話を聞いた後、僕は気配を辿ってみた。
「…悪魔が狩られてる…か…悪魔祓いか堕天使かのどちらか…?」
だが部長の管轄内でそんなに派手に暴れる堕天使も…今は少ない筈…
やはり悪魔祓いの仕業か…
僕は思わずはぐれ悪魔祓い『フリード・セルゼン』を思い浮かべてしまう。
結局フリードはエクスカリバーを盗みどこかへ消えてしまった。
ゼノヴィアのエクスカリバーも消えたと言うのだから恐らくフリードの仕業…なのかな。
あの時のゼノヴィアの顔は本当怒りに満ちていて怖かった…
自販機で買ったコーヒーを飲みながら考えているといつの間にか結構歩いてたみたいだ。
「…悪魔の気配は…特にないかな?」
そろそろ帰ろうか…帰ったら京介とオンラインゲームでもしようかな…
「げっ…お前…悪魔か」
「!!」
僕はすぐに武器を構える。
「君は誰だい?」
「別に俺は…あー…」
目の前には黒髪の男が立っていた。
格好はホストの様だ。
「…別に悪魔の存在知ってるだけっていうか…てかここら辺悪魔いないんじゃなかったか…堕天使の穴場だって聞いたんだけどな…」
「君は誰か、聞いているんだけどな」
目の前の男に僕はそう言う。
「…あー、悪ぃ、俺は黒崎って言うんだ…お前は?」
「僕は…木場だよ」
相手が偽名を言ってる可能性もあるので苗字だけ教える。
「木場…あー、木場祐斗?」
「なぜ僕の名前を知ってるんだい?」
「え?そりゃ、グレモリーの眷属は調べてたから…フリードが目をつけてた剣士だった様な…」
フリード?
「フリード・セルゼンを知ってるのか?」
「…あー…喋りすぎた…酒入ってっとダメだな俺…」
「質問に答えて貰おうか…答えによっては君を逃がす訳にはいかなそうだ。」
僕はそう言って魔聖剣を構える。
「…はぁ…ダリぃな…悪ぃけど俺は仕事以外じゃ戦わねぇ…ここは逃げさせてもらうぜ」
「逃がさない…と言ったら?」
「…そしたらまぁ…仲間に助けを求めたり…な」
ガキンッ!
「いよぉぉぉう!!久しぶりじゃあないですかぁ!?イケメン悪魔君よぉ!」
「フリード・セルゼン!」
僕は後ろから切りつけてきたフリードの剣を捌いた。
「おいおい蘭ちゃーん?なーにイベント起こしてんのよぉ?」
「悪ぃ…酔っててよ…色々喋っちまった…お前が来てくれて助かったぜ…俺はもう眠いから帰るわ」
黒髪の男は帰ろうとする。
「させるか!」
「おっとこっちもさせねえよん!」
僕が黒髪の男を追おうとするとフリードが邪魔をしてくる。
「…この際君でもいい、詳しく話を聞かせてもらう!」
二刀流でフリードに向かう。
「そう言われると何も言いたくなくなるんだぜぃ!ほら!俺っち天邪鬼だから!」
本当にこいつは人をいらつかせる…
「さてさてぇ…せっかくだから試してやろう!俺っちの新生エクスカリバー!」
いきなりそう叫ぶとフリードはエクスカリバーを掲げる…
黒いエクスカリバー!?
「おっと!次にお前は何故エクスカリバーが黒く染まっているんだ!と言う!」
「何故エクスカリバーが黒く染まっているんだ!…はっ!」
「おっしゃ!成功!まあコレ見たヤツみんなそう言うんだけどニャァ…さてさて!この黒いエクスカリバー…否!デス・カリバーの力で貴様を滅殺してみせるぜ!むしろ爆発させてやるぅぅ!!」
ごちゃごちゃと長文を話しながらフリードはエクスカリバーを振るう。
「ただ黒くなっただけなら!」
「ただ黒くなった訳じゃあないんだぜ!」
ズバァッ!
黒い斬撃が僕の横を過ぎていく。
「こういう事も出来るのよん」
「っ!!」
いきなり目の前に瞬間移動したフリードは僕に斬りかかる。
「はぁっ!」
ザクッ!
と僕の剣がフリードを斬る音がした。
「…ぶっちゃけそれ待ってた!」
ニタァ…とフリードが笑う。
その瞬間フリードの傷口から刃のような物が飛び出てきた。
「くっ!これは…血!?」
「ポンピンポンピン大正解!黒くなったのはエクスカリバーだけじゃあ無いんだぜ!」
そう叫ぶとフリードはエクスカリバーの切っ先をを地面に付けるように構える。
「行くぜ!BLOOD N Ver.α!」
ズドドドドドドドドドドド
フリードが剣を振り上げると、地面からドス黒い斬撃が針のように向かってくる。
「その速度なら!」
その斬撃を横に躱す。
「来た来た!分岐点B!」
ズドンッ!
「カハッ…」
何が起きたのか見てみると、横腹にデカイ斬撃が突き刺さっていた。
「真っ直ぐ進むだけじゃあ無いんだぜ?天邪鬼だから!」
さーて次は何しようかなぁ!
そう言いながらフリードは剣を振り上げる。
その瞬間
「おいフリード…お前、まだ居たのか…遅いと思ったら…」
黒髪の男が戻ってきた。
「んあ?あれ!蘭ちゃーん!何で居んの!?」
「何でじゃねえよ…俺が帰る時間稼ぎかと思ったらお前いつまで経っても来ねえから心配したんだろが…うお、こいつ血塗れじゃん…もう帰ろうぜ」
「いやいや!俺っちはやりたりねーって!」
「はいはい、良いから帰っとけって」
バシュッ!
黒髪の男がフリードに銃を向けて打ち出した瞬間、フリードは何処かへ移動した。
「…悪ぃな…グレモリーの眷属殺すとフリードがアキラに怒られっからさ…まだお前らを殺しちゃダメなんだ…」
「…フリードは…」
「ん?ああ、さっきの弾は移動弾つって撃った奴を設定した場所に移動する弾だよ…俺らのアジトにつながってんだ…とりあえず治しはしねぇけど…勝手に回復して勝手に帰ってくれや…じゃあな…」
そう言って黒髪の男は何処かへ消えていった…
「くっ…」
痛みに耐えながら立ち上がる…
「…これは…部長に…報告だね…」
そう呟いて、僕は回復をする為に家に向かう事にした。
はい、というわけで新章に来ましたね。
誰だコイツは何だそれはって言うのが多かったと思います。
あ、そう言えばあれですね新章って言ってももう原作は絶対に出てこないという訳ではありませんので!ギャスパーとか後後出てきますからご安心ください。
しかし今回はなかなかネタが入れられなくて…フリードが居なかったらネタが一つも無いなんてことになっておりました。フリード君超便利。
それではまた次回。
誤字や変な所、読み辛い所などがありましたら気軽に報告下さい。治しますので!