ハイスクールD×D 校則破りの気楽者   作:なと。

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どうも、凄く遅くなってしまいました。
それもそのはず、毎日毎日バイトバイトでハーメルンのサイトすら全然開けなかったものですから…
いやぁ、夏休みとお盆は滅びればいいのに。
混むわ混むわで大変ですね。
それでは本編入ります


26話『暗闇の死闘ー漆黒の傷』

「…テメェ…何しに来やがった焼き鳥野郎」

俺は突然現れた焼き鳥野郎、ライザー・フェニックスにそう言った。

「フッ、貴様はやはり変わらないな…流石はリアスの眷属というものだ」

焼き鳥野郎はそう言いながら笑うと、俺の目の前で偉そうに腕を組む。

「さて、まさか先程の言葉が聴こえてないわけではないよな?」

「…俺を鍛えるってやつかよ…テメエが何で俺を鍛えんだよ」

俺はそう言って吸っていたタバコを地面に叩きつける。

「はぁ…まさかそこまで頭が悪いとは思っていなかったぞリアスの眷属よ…まあいい良く聴け、説明してやる」

すると焼き鳥野郎は奇妙なポーズで口を開き出した。

 

「あれは今朝の事だ…いつもの様に私は朝方の特訓の後、優雅に食事を楽しんでいたのだ。しかし眷属と共に楽しく食事をしていた時、不意に電話がかかってきたのだ。携帯電話という物はよくわからなかったので少し時間が掛かったが何とか出てみるとその相手はリアスだったのだ」

もう既に話が長えよ焼き鳥野郎。

 

「このライザーに何か用か?リアス嬢…と、言った私にリアスは貴様が死神と名乗る者にボロボロに、無様に負けたという事を伝えられ、貴様に炎の特訓をしてやれと言われたのだよ。流石にリアスからの頼みだ、聴かないわけにはいかないだろう?」

そう言い終わると焼き鳥野郎は不敵に微笑み、炎の椅子を作り出して座り出した。

 

「…まあ、言ってることは分かったけどよぉ、なんでリアス先輩がテメェに連絡すんだよ」

「ん?それはこのライザーが最強の炎使いだからに決まっているだろう」

「だからよぉ、テメェら敵だったろうが!」

「……別に私とリアスは敵ではなかったぞ?婚約者だったのをリアスが拒否しただけで別に永遠の決別をした訳では無い」

「…ん?んん?おいまてよく分かんねえな、つまりテメェはリアス先輩や俺達を恨んでねぇのか?」

あんなにイッセーにボコボコにされて…いや、それ以前にレーティングゲームで殺しあったんだ。そんな奴らを恨んでねえ訳…

 

 

「別に恨む事はないだろう、それどころか私はこのライザーを打ち倒した兵藤一成、そして私の眷属を倒したリアスの眷属を評価すらしているよ。無論貴様もな」

「……テメェ何か変わったか?」

「…変わったとしたら貴様らの影響だろうな。 」

「…そうかよ、おい焼き鳥野郎。俺を鍛えてくれるんだろ?俺を貴族レベルにしてくれるって聴いたからよぉ、よろしく頼むぜ」

「ああ、無論だ。すぐに貴様を最強にしてやろう」

こうして俺は焼き鳥野郎に教わることになった。

「ああ、あと貴様、私を焼き鳥野郎と呼ぶのは辞めろ、せめてライザーだ」

 

 

 

 

「でよぉ、一体ここはどこなんだよ?」

俺は焼き…ライザーにそう聞いた。

「ああ、ここは魔界だ」

「んなこたぁ何となくわかってんだよ!魔界のどこだってんだよ!」

「ふむ、ここは私の持つ修行場だ。朝でも昼でも暗闇に包まれる森の中、貴様には色々と修行をしてもらうぞ」

ライザーはそう言うと明かり替わりの炎を消した。

 

「あん?おい、何も見えねえぞ」

「当たり前だろう。見えなくしているのだからな」

ライザーがそういった瞬間ーー

 

ドォッ!

 

「っ!ああ!?」

俺の体に衝撃が走った。

「ちっ!おいライザー!テメェどういうつもりだコラ!」

「フッ…今から貴様にはこの暗闇の中、私と戦ってもらう」

「はっ!そういう事かよ!」

俺はそういうと神器をーー

 

 

出せなかった。

「…あ?」

「神器を出そうとしても無駄だ。ここには特殊な結界を張ってある。貴様にはまず神器無しで私に勝ってもらう。強靭な肉体が無ければ強力な力があっても無意味だからな…勿論このライザーもーー」

 

「この肉体のみで貴様を倒しにかかるぞ」

 

「ははっ!ステゴロのタイマンって事かよ!上等じゃねえか!軽くぶちのめしてやっ!」

 

ゴキっ!

 

あ?

気づくと俺の腕は折れていた。

「……軽くぶちのめす?フッ…何を言っている?私は今から貴様を殺すつもりで臨むのだ。」

 

 

「これは特訓であり、試合であり、死合なんだよ」

 

…!!

暗闇の中でもライザーが笑っているのがわかる。

 

「悪魔の治癒力ならもう腕は治っているだろう。さあ始めようではないか。貴様への第一関門はーー」

 

「暗闇の中このライザーを…殺す事だ。」

「…おいおい、大分頭行ってんのかテメェ」

「ああ、安心しろよ…私は不死だ。死にはせん。言い方が悪かったな…正しくはーー」

 

「私を一瞬でも殺してみろ。凪原京介」

「はっ!ははっ!上等だ!完膚なきまでに捻り殺してやるよ!クソ鳥野郎!!」

こうして俺とライザー・フェニックスの暗闇の中の殺し合いは始まりの鐘を鳴らした。

 

 

 

人間界ーとある病室

 

「調子はどうかしら?祐斗」

「…大分回復しましたよ。悪魔ですから」

リアスの質問に祐斗は笑顔でそう答える。

 

「そう、良かったわ…まさか悪魔の身体にそこまでの傷をつけることが出来るなんて、流石堕ちても悪魔祓いと言ったところかしらね、フリードは」

「…そうですね、前よりも格段にレベルが上がっていましたよ。性格は相変わらずですけどね」

祐斗の言葉にリアスはそう、と一言返す。

「祐斗…病み上がりで悪いのだけど、教えてくれるかしら?貴方を襲ったフリード・セルゼンと、一緒にいたと言う男の事を」

「…わかりました。」

 

 

 

 

「話を聞く限りフリードは何かの組織に居るようね…」

「ええ、確かに一緒にいた男は上に誰かいる様な事を言っていました」

「そう…悪魔でも、堕天使でもない、更にその両方を狙う組織…そして何よりも謎が深いのは…」

「黒いエクスカリバー…ですよね」

「そうね、黒いエクスカリバーなんて聞いたことも無いわ。」

「エクスカリバーの事なら、ゼノヴィアに聞いてみたらどうですか?以前聖剣を使っていた事ですし」

「そうよね、私からゼノヴィアに聞いてみるわ。祐斗はもう少しここで休んでて頂戴。その黒い傷が治るまでね」

リアスはそう言うと、祐斗の胸に巻かれた包帯に目をやる。

そこには微かに黒い傷のようなものが見えていた。

「…わかりました、気をつけて」

祐斗がそう言うと、リアスは病室を出た。

 

 

「…やっぱり部長には言えないかな…この傷の正体は…これがあれば…」

祐斗はそう呟き包帯を少し緩めた。

そこには少し歪な、禍々しい黒い傷が刻まれていた。

 

「この力があれば…僕はもっと強くなれる」

 




はい、という訳でね。
ライザーと京介の特訓第1弾!
炎の使い方を教えるというのに炎を使わないとはどういうつもりなんですかね?
まあよく言いますもんね?強靭な炎は強靭な肉体と強靭な精神に宿るって…あれ?言いません?

そして木場くんに刻まれた変な傷は何でしょうね?
それではまた次回お会いしましょう。

疑問点、誤字などがありましたらコメントを下さればお答えしますき直させていただきます。
感想や評価をくれると大喜びして泣きわめいてしまうかも知れませんねぇ…

8月17日、デュランダルをエクスカリバーと書いてしまっていたミスを直しました。 ふむ、と言う台詞を踏むと書いてしまってミスを直しました。
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