ジントの修技館時代    作:いち領民

7 / 35
ジントの修技館時代 第7話

ジントが主計修技館に入学してから1年たって、訓練生には2年生になる前に1ヶ月の休暇が与えられていた。

 

 

「ジント、僕はこれから家に帰るけど、君はどうするんだい?」荷物整理をしながらたずねるダリシュ

「うーん、実は言うと、明日、クリューヴ王宮でハイド伯爵の爵位の授与の式典があるんだ。父が人類統合体に処刑されたことが数ヶ月前にわかったので、爵位をクリューヴ王家の後見としてもらって継ぐことになったんだ。」憂鬱な気分で答えるジント

 

「そうか、わかった。…とにかく、君の父上のことはお悔やみもうしあげる。でも、その後、どうするの?この寮は一時的にこの間は閉館するけど、宿暮らしでもするの?ディアーホもいると何かと不便だろう。もし、クリューヴ王宮にそのまま泊まる気がないならうちにこないか。」ジントを誘うダリシュ

 

「うーんと…(確かに、ラフィールのいない王宮で1ヶ月も暮らすのは、なんだか居心地悪いな。)わかったよ。君の好意に甘えるよ。式典が終わったら、クリューノで知らせるから、迎えに来てくれないかな。僕だと船の操縦ができないからね。」

 

「うん、わかった。じゃぁ、ディアーホは、このまま家まで預かるけど、それでもいいかな。式典に彼をつれていっても無意味だろう。」猫籠をのぞきこむダリシュ

 

「そうだね。じゃぁ、ディアーホも頼むよ。そうだ。荷物も持っていってくれないかな。式典は3日くらいだから、最小限の身の回りのものだけでいいんだ。あとは、クリューヴ王家のほうで用意してくれるから。」

「うん、わかったよ。じゃぁ、君を僕の家に招待するのを楽しみにしているよ。」

「こっちこそ、よろしくな。ダリシュ」

 

こうして、ジントは、ハイド伯爵の爵位を継ぎ、頭環もクリューノも伯爵の身分にふさわしいものを与えられた。

クリューヴ王宮の宇宙港でジントはダリシュと待ち合わせていた。

 

「もうすぐ、時間だな。たぶん、ここにいれば大丈夫だろう。」周りを見まわすジント

そして、ジントに近づく一人のアーヴ少女がいた。

「ハイド伯爵閣下、兄・ダリシュの代わりにお迎えに上がりました。シュリル・ウェフ=キルヒム・ユーリルです。」アーヴ式の敬礼をして答えるユーリル

「あのう、ユーリル。どうして、君がむかえるにくるの?ダリシュはどうしたの?それと、伯爵位を継いだばっかりなので、その称号にはなれていないんだよ」

「ジント、兄は父の仕事を急に手伝うことになって、迎えに来られなくなったの。でも、安心して、兄は私達が家に着いて、しばらくしたら帰ってくるから。」ジントの要求にあっさりこたえるユーリル

「そうなんだ。じゃぁ、君の家までよろしく頼むよ。それと、高加速はやめてくれないか。僕はか弱い地上人だから。」ユーリルがいつもの態度にもどしてくれたのでほっとするジント

「わかっていますよ。伯爵閣下。仰せのままに低加速で送らせていただきます。」いたずらっ子の笑みでちょっとした悪意をこめていうユーリル

「だから、その称号はやめてくれよ。ま、いいか。とにかく、よろしく頼むよ」

「わかったわ。たぶん、5時間くらいで家につくから、ちょっと退屈かもね。」

 

真空宇宙へ飛び出す交通艇の中

「ねぇ、ジント、ちょっと、聞きたいことがあるけど、聞いていい?」巧に制御籠手(グーヘーク)で船を操りながら聞くユーリル

「なんだい?まさか、ダリシュの好きな人について無理だよ」

「違うわ。そのことについてはもう、聞かないわ。それで、パリューニュ子爵殿下についてだけど、殿下はどんな人柄なのかなと興味をもったので…」いたずらっ娘の笑顔で聞き返すユーリル

「ラフィールについてかい?でも、意外だな。君が彼女について興味を持つなんて思わなかったよ。」不思議に思うジント

 

「まぁ、殿下については、色々噂があるのだけど、ジント自身から見た殿下の印象を聞きたいのよ。地上世界で敵軍に囲まれて脱出したとなると相当の危機的状況よ。かなりの冷静な判断力と行動力がいるわ。もしかしたら、皇族としてはかなり優秀だと思っているからよ。」アブリアルの姫君の能力に感心しているユーリル

 

「でも、地上世界から脱出できたのは、控えめにいっても、僕の功績が大きいと思うなぁ。…だって、彼女は非武装の連絡艇で敵の艦隊に挑もうとしていたんだよ。地上世界でも、敵軍の真ん中にいるのに変装もしないで街中をうろつく気でいたしね。」一応、胸を張るジント

「そうなの?まぁ、アブリアルならそんな行動をとりかねいないわね。確かにその功績はジントが大きいわね。」少し考え込むユーリル

 

「まぁ、ラフィールの性格について言うなら、怒りっぽくて、意地っ張りで子供扱いされるとことを特にいやがるな。あとは、嘘が下手かな。でも、素直な部分があるよ。自分が間違っているところはちゃんと認めるし、あれだけ怒りっぽいのに危険な場面になるほど冷静になるんだ。」思い出しながら話すジント

 

「なるほどね。ありがとう。今後の参考になるかもしれないわ。ところで、ジントはこの修技館を卒業したらどうするの?やはり、前線は希望しないつもり?ジントの性格からしたらそう思うけど…」

 

「うーんと、それについて、言うと、たぶん、ラフィールと一緒の艦に乗ることになるよ。彼女はあと2年後で十翔長になって突撃艦の艦長を希望しているみたいだから、その艦の書記が僕の予定なんだ。」

 

「なるほどね。なら、ジントは、なおさら頑張らないといけないわね。皇族の出世競争に参加するのだから。せいぜい、殿下の足を引っ張らないようにしてね。」何か含みのある言いかたをするユーリル

 

「何だか。そのいいかた。刺があるなぁ。確かに僕は軍士にはむいてないかもしれないけど、ラフィールの出世競争には足をひっぱるつもりはないよ。でも、どうして、そんなことを気にするんだい?君とは関係ないと思うよ。」馬鹿にされていると思って少し怒るジント

「クス、そうね。確かに今は関係無いけど、後々に関係があることになるかもよ。まぁ、今の段階では、そのことについては、ジントに秘密にしておくわ。」再び、いたずらっ娘の笑みで含みのある言い方をするユーリル

 

「まぁ、いいさ。君が話したくないなら。でも、いつかは教えてもらいたいね。その秘密とやらを。」煙に巻かれたような言い方をしたので、さらに腹を立てるジント

 

「ごめん。この話は私がふったのに、ジントには気分を悪くしたみたいね。じゃぁ、他の話題にするわ。ところで、ジントは、地上世界出身のアーヴ貴族だけど、これまで、いくつの地上世界にいったことあるの?」

 

「えーっと、三つかな。ハイド伯国のマルティーニュとヴォーラシュ伯国のデルクトゥーとスファグノーフ候国のクラスビュールだよ。やっぱり、アーヴ社会では、すごいだろ。」

珍しく自慢するジント

「そうなの。思ったより、少ないわ。」

「そういう、君はいくついったことあるのさ。どうせ、0だろ。でも、僕は、実際にマルティーニュで10年、デルクトゥーで7年すんでいたんだ。少ないのはしょうがないさ。」

 

「それは、すごいわ。よく、地上世界に17年も住めるのか不思議でしょうかないわ。でも、地上世界にいった数なら私のほうが上ね。だって、50カ国は地上世界に下りたわ。」得意げに話すユーリル

「何だって、生まれながらのアーヴの君がどうしてそんなに行っているの?アーヴは一生地上世界に下りないのじゃないの?ラフィールだって、クラスビュールが初めてだっていってたし。」ユーリルの発言に素直に驚くジント

,「まぁ、家庭の事情かな。私の父がよく、交易のときに地上世界におりたのよ。それで、兄と私も連れられて、降りたのよ。しかも、領主にも領民政府にも無断でね。このことを後で知ったときは、寒気が走ったわ。」

「でも、なんだか、すごいね。君の父親は、アーヴとしては、非常識な趣味でもあるのかな?」当然の疑問を抱くジント

「それは…一応、趣味ではないわ。まぁ、簡単に言うと、父の仕事ね。詳しいことは、兄から聞いて。たぶん、びっくりすると思うから。ジントも我がキルヒム家がどんな家かを知れば、納得できると思うわ。」笑顔で答えるユーリル

 

「そうなのかい?でも、どうやって、君達が地上世界にいるのかな、目立って、領民政府にばれないのかい?」

 

「もちろん、ジントと王女殿下と同じように変装するのよ。現地の言葉もなるべく覚えるように教育もされたわ。ちなみに私は100ヶ国以上の地上世界の言葉をはなせるわ。ちょっとした自慢よ。それと、入国管理の記録を捏造するために思考結晶のハッキングもする技術も身につけたしね。あ、そろそろ、家に着くわ。ジント、とりあえず、我が家へようこそ。歓迎するわ。」もうすぐ目的地に着くことに気付き、交通艇を巧みに操作するユーリル

 

「うん、ここまで、ありがとう。君との話は楽しかったよ。」礼を言うジント

 

 

シュリル一族のキルヒム家はかつて護衛艦だったものを改築したものだった。

ダリシュがいないので、家の案内はユーリルがやっていた。

「ジント、ここが無重力庭園よ。そして、ここが勉強室、そして、ここが、食堂、ここが資料室…」一応、家の各部屋を紹介するユーリル

 

「へー、意外と広いんだね。それに思ったより、古いね。」正直な感想をもらすジント

 

「500年間前から使っているから、相当古いと思うわ。まぁ、細かい修理は自分たちでしているので、大きな事故はないけど、他の士族の家に比べたら古いほうかもね。でも、私はこの家は気に入っているわ。そうだ。まだ、ジントが泊まる部屋を案内してなかったわね。その奥の部屋がそうよ。ここなら食堂にも近いし、私と兄の部屋に行くにも近いと思ったから。荷物もそこにおいてあるわ。」ジントを案内するユーリル

 

「うん、わかったよ。ところで、ディアーホはどこかな?この部屋にはいないみたいだ。」自分の猫が気にかかるジント

「ああ、ディアーホは私の部屋で眠っているわ。ちょっと、待っていて、連れてくるから。」

そういって、猫をとりにいくユーリル

 

しばらくすると、ディアーホを抱いてユーリルがジントの部屋へ入ってきた。

「ジント、はい。あなたの猫をつれてきたわ。でも、この子は、本当に愛想がいいわね。誰でもなつくし、大人しいし、良い猫ね。あなたの教育のたまものかしら。ところで、ジントあと30分したら、兄も戻ってくるので、そのときに夕食を一緒に食べましょう。それまで、部屋の整理をしていてね。じゃぁ。また。」

 

 

夕食の場にて

 

「ジント、クリューヴ王宮に迎えに行けなくて、悪かったな。父の仕事を手伝っていて、色々と忙しかったんだ。」ソイ・アーサ片手に持ちながら謝るダリシュ

 

「別にいいよ。こっちは、しばらく居候の身なんだし、ディアーホまで預かってもらっているし、本当に助かっているんだから。」

 

「そうね。でも、ここに客人を迎えるのは久しぶりだから、ちょっと、楽しみだわ。ところで、兄さん、その例の仕事は早く片付きそう?1週間後の私の飛翔科修技館の祝宴にお父さんにまにあってほしいんだけど」

「うーん、どうかなぁ。もしかしたら、間に合わないかもしれないな。そうしたら、この3人で祝うしかないだろう。」

「そう、残念ねぇ。でも、お仕事ならしょうがないか。」

「ねぇ、君達のお父さんの仕事って何?確か、士族だよね。やっぱり、交易の仕事が忙しいのかな?」

「いや、違うよ。ジント、そういえば、我がキルヒム家のことを教えていなかったな。これから説明するよ。ジントは、紋章院の役割を知っているか?」

「えーっと、確か、貴族や士族の紋章を保管して、家格や系図を管理する役所だよね。君のお父さんはそこの役人なのかい?」

「まぁ、紋章院に所属していることは確かだけど、役人とは違うな。それと、紋章院の役割は、もう一つあって、所領や邦国の内偵をつかさどる、一種の秘密警察的な役割もはたしているんだよ。我が家ではこっちの方の仕事を担当しているのさ。そして、我が家は、代々、紋章院の精鋭特殊部隊『青の牙』のナンバー1特殊工作員(スパイ)なのさ。それが、父が今とりかかっているお仕事というわけさ。」

 

「そうなのかい、びっくりしたよ。まさか、紋章院がそんな役割をしているとは思わなかったし、君の家がそんな家だとは思わなかった。アーヴがスパイ行為するなんて、驚きだよ。」キルヒム家の秘密を知って驚くジント

 

「まぁ、父が今やっている仕事は、4ヶ国連合の特集工作員狩りさ。これが、なかなか多くてね。かなり、帝国に入っているので、大変なんだ。本当は星界軍に頼みたいんだけど、あちらさんよりは、こっちのほうが、優秀なんで任されているわけさ。」

 

「でも、兄さん、その仕事は、本来は、『青の牙』の役目ではないでしょう。もっと、他の紋章院の方々や星界軍の情報局に任せれば、いいじゃない。なにもうちのお父さんがする仕事ではないわ。」自分の祝宴に父親が来れそうもないので、不機嫌になるユーリル

 

「しょうがないだろ。皇帝陛下直々の勅令なんだ。父も久々にはりきっているみたいだし、当分は家に帰って来られないと思うよ。」妹をなだめにかかるダリシュ

「なんだか、すごいね。やはり、帝国は戦争しているんだね。こういう戦いもあるとちょっと、実感したよ。ところで、君たちの家が所属している『青の牙』という組織の本来の目的はなんだい?」

「主な目的は二つある。これは、帝国にとって重要なことさ。1つは、平面宇宙航行可能の船の製造を防ぐこと。アーヴの復讐を果たすこと。」真剣な眼差しでジントをみるダリシュ

「そ、そうなんだ。大変だね。あ、そういえば、ダリシュがなぜ、主計修技館が全力を出して、目立っていけないか、やっとわかったよ。そんな家業なら目立っていけないことは、当然だね。」やっと、ダリシュの全力を出せない理由に気付くジント

 

「そうよ。ジント。兄さんはね。すごいのよ。船の操舵も格闘術も銃の腕も、情報分析能力、白兵戦の指揮統率能力、どれをとっても、私はかなわないわ。もし、翔士として、本気を出せば、相当できるわ。私が兄に勝てるのは、これまでやったのでは、艦隊戦の戦術くらいね。」ダリシュを誉めるユーリル

 

「そうなんだ。でも、普段の行動と様子からはそんな感じがしないな。特にディアーホを相手にしているときなんて、のんびりした雰囲気がでているからな。」普段の様子を思い起こすジント

「ジント、適切な評価ありがとうよ。まぁ、普段は別に本気を出す必要が無いしな。のんびりしていたほうが楽だしね。第一、機能を制御されている頭環をしていると、集中するとかえって、疲れるんだ。まぁ、お仕事以外で本気を出すことは滅多に無いしね。」

「ところで、ジント、もし、僕に調べたいことがあったら、何でも頼んでくれよ。キルヒム家の後継ぎの特権で僕ができる範囲を調べるよ。」

「うーん、いや、別にないよ。別に他人の秘密を知るような趣味はないしね。でも、その特権はどれくらい有効なのかな。やっぱり、紋章院で一番の特権なのかい?」こっちのほうが気になるジント

「ジント、兄が正式にキルヒム家を継げば、正確に言うと紋章院の『青の牙』の長を継げばだけど、情報に関しての権限は、皇帝陛下と同義。つまり、帝国で一番の特権よ。兄が帝国が保持している情報に関して調べられないものはないということよ。もっとも、兄にとっては、その権限を使わなくても不正にどんなセキリュティでも突破して簡単に情報を手に入れられるしね。」驚くべき告白をするユーリル

「…あの、どうして、そんな権限が与えられるのかな。いくら、紋章院の特別な組織の長だとしても、皇帝陛下と同義なんて、信じられないよ。…」親友のダリシュが帝国で特別な存在だと今改めて感じるジント

「まぁ、キルヒム家の歴史を知れば、わかると思うけど、まだ、僕は正式に父の跡をついだわけではないので、その権限はもっていないよ。ユーリル、先走ったことをいったからジントは動揺したじゃないか。」

「でも、兄さん、もうすぐ、あと2週間後にキルヒム家の試験を乗り越えれば、正式に父の跡をつぐじゃない。それに、そんな権限なんて、あってもなくても、兄さんにとっては無意味じゃない。兄さんにとって、帝国のセキュリュティを突破することなんて児戯に等しいからね。」兄の能力を的確に評価するユーリル

 

「そうなんだ。知らなかったよ。でも、残念ながら僕は、ダリシュの力を借りて、帝国の秘密を知る気はないから、その力を発揮するところは見れないと思うよ。それより、キルヒム家の後継ぎの試練って何をするの?」

 

「まぁ、これは、何代もやってきたことだけど、僕の感覚からすれば、あまり良い試験とはいえないね。だって、皇帝陛下の頭環を盗むというのが、無礼な試験に思うからね。でも、皇帝陛下はこの試験について知っている。それ以外での人はほとんど知らない。だから、近衛兵に見つかったら確実に殺されるだろうな。」他人事のように話すダリシュ

 

「ダリシュ、大丈夫なの?だって、帝宮はすごい警備なんだろう。いくらなんでも無茶じゃないかな。」心配するジント

「大丈夫だ。ジント、そのための準備もこの数ヶ月してきたし、しくじることはないよ。だって、今まで、この試験を代々、我が家の後継ぎはクリアして、キルヒム家の当主と『青の牙』の長となったのだよ。僕も後継ぎ候補としては、失敗できないし、そんな不名誉な歴史を自分でつくりたくないよ。」

「まぁ、ジント、兄さんなら余裕で試験をクリアするわ。たぶん、今の年齢でクリアすれば最年少記録更新ね。兄さんは、父にこれまでのキルヒム家の歴史上の最高の後継者といわれているのよ。失敗するはず無いわ。まぁ、心配する気持ちはわかるけど、兄さんを信じてあげてね。」ダリシュのことを信じきっているユーリル

「ジント、そろそろ、夕食も終わりにしよう。それと、これから僕の部屋で1杯やらないかい?キルヒム家のことについてもっと、詳しい話をするよ。」二人きりでお酒を飲むことを誘うダリシュ

「わかったよ。ダリシュ、じゃぁ、そこへ行くよ。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。