エミー「ちょっと!何よこれ⁉」
エミー・ローズは自宅で、ココアを飲みながらニュースを見ていた。
そこで、Dr.エッグマンが世界中のお菓子工場を占拠してしまったというニュースが流れたのだ。
エミー「まだバレンタインのチョコ買ってないのに...こうしちゃいられないわ!」
エミーは家を飛び出し、あわてて店に向かった。
行きつけのお店に着いたエミーは溜息をついた。チョコレートのみが見事に品切れだったのだ。
店員「すまないねぇ、エミーちゃん。...実は昨日の晩、泥棒に入られてしまったんだよ。」
店員のおばさんは申し訳なさそうにエミーに話しかけた。
エミー「泥棒?」
店員「そうなんだよ、昨日店を閉める前は確かに在庫があったんだよ...。警察にも通報したけど、同じ事件が町中で起こって、手が回らないそうだよ。」
エミーは他のお店を見て回った。
やはりどの店も例外なく、チョコレートを盗まれているようだった。
仕方ないので、彼女は家に戻ることにした。
エミー「あーあ、ソニックのチョコレート、どうしよう...」
お菓子工場を取り戻すため、軍事組織GUNが兵の派遣を検討しているらしいが、本格的な活動まではなかなか時間がかかるようである。
バレンタインまで一週間ちょっと、とても間に合いそうにない。
暗い気持ちを紛らわそうとテレビをつけると、どの番組もエッグマンのニュースでもちきりだった。
画面に映るやたらと楽しそうなエッグマンの顔を見ていると、エミーは急に腹が立ってきた。
エミー「...むーっ!エッグマンのヤツ、何を考えているのか知らないけど、乙女を怒らせたらどうなるのか...思い知らせてあげるわ!」
エミーは決心した。バレンタインを台無しされそうな世界中の乙女のために、エッグマンの野望を阻止するのだ。
そして、バレンタイン当日には、いとしのソニックに特製のチョコレートをプレゼントして、二人でラブラブな一日を送るのだ。
その日の夕方、エミーの部屋には彼女の仲間が集合した。
小柄なウサギの少女、クリーム・ザ・ラビット。
クリーム「エミーさん、一緒にお菓子を取り戻しましょう!」
その友達のチャオ、チーズ。
チーズ「チャーオ!チャオチャーオ!」
以前エッグマンの起こした騒動に共に立ち向かった、ビッグ・ザ・キャット。
ビッグ「チョコレート、ひとり占めは、よくないな~。」
チーム「ローズ」が、再び結成されたのだ。
エミー「皆揃ったわね?それじゃ、今からエッグマンを懲らしめに行くわよ!」
クリーム「待ってください。その前にエッグマンがどこにいるのか分からないんです。」
クリーム達はエッグマンがどこにいるのか見当もつかなかった。
エミー「大丈夫!エッグマンの元にたどり着くいい考えがあるわ。」
エミーはそう言って、ウィンクしてみせた。