IS インフィニット・ストラトス 英霊を従える者   作:ザルバ

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今回で最終回でーす。
中途半端な終わり方ですけどこんな感じでいいって思ってます。
で、個人的お願い。
お気に入りしてくれている人いない人全員に評価お願いします。
正直、みんながどう思っているのか知りたい私個人の願望兼欲望なので。
これの次は”小さくて可愛い織斑一夏”の方に集中しまーす。


37 最後の話

 臨海学校から日にちが経ち、一夏は箒たちと共にいつもの訓練場に転移していた。

「ルーラー。訓練とはいえど本気で頼む。」

「ええ、もちろんですとも一夏。」

 一夏は槍旗を投影し、構えるとルーラーも構える。

「んじゃどっちとも言いな。審判は俺が務める。」

 ランサーが立会人として立つ。

「それじゃあ・・・・・・・・・・・・・始めろ!」

 ランサーの言葉を火種に一夏が先に動き、旗を丸めルーラーに向け振り上げる。ルーラーは旗を手で引っ張り攻撃を受け止める。

「ふっ!」

 ルーラーは押し返すと旗を丸め槍旗を振り下ろす。一夏は石突で受け止めるが後ろに吹っ飛ばされる。

「ぐっ!(やっぱ強い・・・・・・・・・・でも!)」

 一夏は態勢を立て直し、着地。着地の衝撃で地面が文字通り割れた。そこへルーラーが追撃と旗槍を突いてくる。一夏はジグザグに避けながらも攻撃を流す。

(やはり腕前はそこそこあるようですね。しかし・・・・・・・これを使った戦いは私の方が上です!)

 ルーラーは旗を広げ、一夏の視界を遮る。

「くっ!」

 一夏は槍旗を突くがそこにはルーラーの姿はなかった。

「いない!・・・・・・・・・・・・っ!」

 一夏は自分い影が差したことから上を見上げるとそこには槍旗を振り下ろそうとしているルーラーの姿があった。

(避けるか?いや、間に合わない・・・・・なら!}

 一夏は正面からその攻撃を受け止める。

「ぐっ!」

 一夏の足元がひび割れ、その衝撃が周りの大地に影響を及ぼした。

「ぬぁああああああ!」

 一夏は無理やりルーラーを押し返した。ルーラーは態勢を空中で立て直し、着地する。

 が、一夏は一瞬で後ろに回り込み、槍旗を左に振るう。

 しかしルーラーはバク宙をして回避、着地と同時に体を回転させ一夏に槍旗を喰らわそうとする。一夏は咄嗟に右手を反転させ右手を引っ張り後ろに跳ぶ。一夏は衝撃を一部殺しながらも攻撃を受ける。

「ぐぅっ!」

 一夏は気がある方まで吹っ飛ばされるが体勢を立て直し気を足場に着地、そしてルーラーに向かい跳ぶ。

「はぁあああああああ!」

 一夏は雄叫びを上げながらルーラに接近するが、槍旗を突くがルーラーは体を回転させ回避、そのまま一夏に槍旗を振り下ろす。一夏は地面に叩きつけられる。

「がっ!」

 倒れた一夏にルーラーは追撃しようとするが、一夏は右手を使い横に転がり回避すると立ち上がる。

「はぁっ!」

 一夏はルーラーに正面から槍旗を突くが、ルーラーは避けながらも時折槍旗で防ぐを繰り返す。

「くっ!」

(一生懸命突いて来ている思いは伝わります、一夏。ですが・・・・・・・・それでは戦いに勝てません!)

 ルーラーは槍旗で一夏の槍旗を払うとその勢いを利用して回転し、一夏に強烈な一撃を喰らわせる。

「がっ!」

 一夏は吹っ飛ばされ、倒れる。

「ぐっ・・・・」

 一夏が起き上がろうとするとルーラーが既に槍旗の先を一夏に突きつけていた。

「そこまでだ。坊主、お前の負けだ。」

 ランサーがそう言うとルーラーは武器を下げ、一夏も魔力に戻した。

「あ~、やっぱ勝てないかー。一回でも勝てると思ったんだけどなー。」

 一夏はそう言いながら立ち上がる。

「ですが一夏、先ほどの動きはよかったですよ。最後まであきらめない貴方の心、確かに伝わってきました。」

「ありがとう、ルーラー。」

 一夏とルーラー、ランサーは箒たちの方へと歩く。

「どうだった、みんな?なんか参考に――――」

『ならない!』

 箒たちは口を揃えていった。

「ま、そうだよな。」

 一夏は予想通りの言葉にそう答える。

「坊や、また派手に怪我したわね。」

「織斑、この地形は長年の結果か?」

「へ~、こんなところがあったんですねー。」

「ほ~、ここが織斑君の訓練場かー。」

キャスターに連れてこられ、千冬、山田先生、楯無も来た。

「キャスター、また治療お願い。ルーラーとランサーは地面を直しておいて。今度は久しぶりにランサーと一戦交えたいから。」

「一夏、またアンタするの!」

 鈴が一夏の言葉に驚く。

「折角の休みなんだし、出来る時にできることをしてもいいだろ。」

「相変わらずだな坊主は。ま、そういうの嫌いじゃないぜ。キャスター、坊主を万全にしろよ。」

「言われなくてもわかってるわ。」

 一夏は上着を脱ぎ、治療を受けようとすると箒が気付いた。

「一夏、背中に確か・・・・・・・・・・・令呪と言う者はあったか?」

「ん?ああ、これ?これはルーラーの令呪だ。」

「これが・・・・」

 箒たちはまじまじと一夏の令呪を見る。

「あら、貴方たち坊やの令呪を見るって建前で坊やの素肌を見たいのかしら?」

『っ////////』

 キャスターの言葉に顔を真っ赤にする箒たち。

「あらあら、ウブなのね。」

「キャスター、あまりからかうなよ。」

「ふふふ。」

 キャスターは治癒魔術を掛けながら微笑む。

「ああ、それと千冬。この大地は先ほどの一夏との訓練でこうなりました。」

「・・・・・・・・・・・・・・つくづくザーヴァントとは規格外だな。」

 ルーラーの説明に千冬は思ったことを口にした。

「でも・・・・・・・・・・ブリュンヒルデがねぇ・・・・・」

「その呼び名はあまり好きじゃないぞ、キャスター。」

「いいえ、違うの。私が知っているキャスターはセイバークラスじゃなくてランサークラスで召喚されるの。だからどちらかと言えばあなたは・・・・・・・・・・ライダークラスね。」

「えー、はいはい。確かにISだからライダーだな。でもライダー兼セイバーって感じじゃないか?」

「そうね。でもやっぱりセイバーじゃなくてライダーよ。」

 キャスターの話に一夏は相槌を打つ。

「一夏さん、何故織斑先生をサーヴァントのクラス基準で話すのですか?」

「いや、もしこの中で聖杯に召喚されるとしたら何のクラスかなーって思ってさ。」

 セシリアの問いに丁寧に答える一夏。それと同時にキャスターの治療が終わった。

「おわったわよ、坊や。」

「ありがと、キャスター。じゃあ俺はランサーと一緒に地面直してくるから。」

 一夏はランサーの方へと向かう。

「あの、キャスターさん。一夏っていつもこんな訓練をしているんですか?」

「まあそうね。最初の頃はかなり短い時間であったけど、今と比べ物にならないくらいに時間は伸びたわ。でも、一度たりとて坊やは私たちに勝ってないわ。まあ、私たちの英雄としての意地ってのもあるんだけどね。どう?一度貴方たちで私たちとやってみる?」

『遠慮させていただきます。』

 一同口を揃えて言った。

「ま、そうね。貴方たち自身、これから何が起こるかわからないけど・・・・・・・・・・・坊やを思うなら、その信念を曲げないことね。」

 キャスターは重みのある言葉を言った。

 

「坊主、お前これからも守るために戦うつもりか?」

「そのつもりだ。救えるものは全ては無理でも、出来る範囲で救う。で、気づいたことがあるんだ。」

「んだ、それ?」

 

「一人で戦うんじゃなくて、みんなで戦おうと思うんだ。ただ一人のヒーローじゃなくて、戦隊って形でさ。」

「はっ!いいじゃねぇか。弓兵の末路よりかはよっぽどマシだ。」

 

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