半分は駄弁ってます。そういう会話が私は好きです。
7月のアニメを待ち望みながら、書いてます。オールキャスト変更は止めてくれと思いました。
なるべく軽く軽く、とアレンは思っていた。だからか、問われていないと言うのに、名のった。
「僕はHELLSING機関のアレン・ウォーカーです。今回、貴方の命を採りに来ました!」
余りにも軽過ぎる殺人予告。吸血鬼を震え上がらせるには充分である。
破壊した家の壁の上に立っていたアレンは、タタン、という軽やかな男を立てて降りた。
と、同時に、黒い靴を展開し、鋭い一撃を喰らわせる。
「がっ…」
ギリギリでかわしたようで、ダメージは軽微のようだ、吸血鬼は即座に立ち上がり、ナイフを投擲してきた。
「よっ…と」
難なくかわしつつ、鎌鼬を繰り出す。そのような一撃が来ると思っていなかったようで、かわす事もせずに一撃をもろに受け、カラダが割れた。
「簡単でしたね…素人のようでしたが」
軽く溜息を吐いて、踵を返し、機会へと帰ろうとして、草むらが光っている事に気付く。
「何ですが、これ」
近寄って見ると、光の根源が立方体の2つのキューブである事もに気付く。
「ああ、イノセンス––––って、ええっ、こんな辛気臭い所に平然と落ちているもんなんですか」驚きを隠せずに、暫く固まっていたものの、呆れたように溜息を吐いてイノセンスを拾った。
「戻ったら銃でも貰いましょうか。2丁拳銃でも悪くないですね」
そうぼやきながら、村の入り口まで戻る。
「暫くお休み霧の村。僕が戻ったら警察かどっかが来るでしょう」
アレンは言うだけ言って、バイクのエンジンを入れ、道を辿る。
既に、霧は晴れていた。
HELLSNG機関に戻ると、俄かに活気付いている事に気付く。
取り敢えず、近くの人に聴いた。
「ああ、女の子が来たってみんな浮かれているんだよ。男ばかりとはいえ、イギリスの紳士たるもの、もっと落ち着いてくれと思うだけどなぁ」
呆れたようにぼやく青年に、アレンは困ったように笑った。
「まぁ、そうなりますよね…男ばっかりだと」
「分かってくれてうれしいよ。ああ、君の名前を僕は知ってるけど、君は僕の名前を知らないね。僕はアグラヴェイン・リューク。アグラって呼んでね」
「はい。これから宜しくお願いします」
アグラヴェインはアレンの背中を叩く。バシーンッと言う音が威勢の良さを表している。
「もう仲間なんだからかしこまる必要はないさ!じゃあ、また会おう!」
何処となく逃げるようにアグラヴェインは去った。
「…っ。かなり凄い威力でしたけど、実務部隊なんでしょうか」
「戻っていたのか。アレン・ウォーカー」
インテグラがやって来た。アレンは、アグラヴェインが何故逃げるように去ったのか分かった。インテグラの後ろに覇気が見える。オーラが紅い。スタンドがいる。そう感じて、アレンは冷や汗がどっと湧いた。
「はい。…如何されたんです?」
「む…余りの浮かれようにイラついているだけだ」
「あー…やっぱり。アグラさんも言ってましたね」
吐き捨てるような彼女の台詞にアレンは納得した。アグラヴェインの愛称を耳にして、インテグラはそうだろうな、と頷いた。
「彼奴は入る前、所謂プレイボーイだったらしいからな。女には慣れているのだろう」
「意外ですね、真面目そうでしたけど」
「当然だ。不良は駄目だ。という奴だからな」
「ますます不思議です」
その話はそこまでだ。とインテグが言う。
「紹介したい娘がいる」
「話題の娘ですね。分かってます」
ふ、とインテグラは頷いた。
オリジナルキャラクター君ですが、かなり不思議君です。名前にかんしては、アーサー王伝説から採りました。
そんなキャラクターがちょくちょくでます。