「この状況の説明を求む。」
「いいっすよー。貴方は俺の上司のミスで死にました。」
どこを見ても真っ白な部屋だ。一時間以上いたら発狂しそうだ。
で、つぶやいてみたら急に目の前に出てきた軽そうな青年が俺の独り言に応えた。
「・・・・・・は!?何だそれ!てかあんた誰だよ!」
「神ですwww!」
「まーいーや。で、俺死んだの?」
「イエス!ザッツライト!」
「じゃあ何で話せてんの?今。」
「まー詳しい事はめんどくさいんで端折るっすけど、要するに『こっちのミスで殺しちまった事がばれたら妻に怒られる!ベーわマジベーわー。そうだ転生させたらばれないんじゃね!?でも俺がやるとばれそうなんで、お前代わりにやっとけや。欲しがっていること全部かなえるよーに。これじょーしめーれーだから後ヨロシク!』という上司の丸投げ提案から転生できるっす。基本的になんでも願い事はOKみたいっす。」
この神マジ軽いな。
「あー。要するに俺はこれからチート転生が出来るってことでいいんですよね?」
「お察しの通りっす!」
テンプレだなこれ。
「じゃー願い事は決まったんでいいですか?」
「いつでもOKっす!遠慮しないでいいっすよ!」
「じゃあ遠慮なく。
武器を念じたらすぐに創れるように、それと異能で某ラノベのベクトル操作、超電磁砲、魔術。あとオリジナルで加速、魔術の新規開発と完全記憶能力、身体の自動回復を死の一歩手前まで適用してください。」
「ちょっと待ってくださいっす。・・・・・・終わっったっす!今言われたのは転生時に身体に付与されますっす!
他にはないっすか?」
「あー。あと緋弾のアリアでのランクで、
狙撃科(スナイパー)は絶対半径(キリングレンジ)を10kmオーバーまで立って片手撃ちで一発ヘッドショット決めれるように。
視力は測りきれないレベルまで。
強襲科(アサルト)はシャーロック100人同時相手にして左腕一本で勝てるレベルまで。
そのほかの科も一応Rランク最強にしてください。
あ、もちろん「体がついていかない~」なんでことにならないように身体能力も底上げしておいて下さい。」
「そんな事なら余裕っす!メタルイーター20丁を片手立ち撃ち30発フルオートで5時間撃ち続けても『余裕だぜ!』って状態にまで強化するっす!走る速度もほぼ瞬間移動、しかも距離無制限で1週間トップスピードで走り続けられるようにするっす!」
それ、人間の域超えてね?
てかそんな奴殺せんのか?
・・・・・・無理じゃね?
「あ、身体の自動再生っすけど、即死にも適応するようにしたっす!」
「それ殺せねーじゃねーか!」
「最強化したっすから当然っす!」
鬼だ。鬼がいる。
リアルに最凶化させた奴がいる。
「それで転生後の世界はどうするんすか?」
「うーん。やっぱり『緋弾のアリア』で。」
「クラスとか設定はどうするんすか?」
「えーと、
時間はキンジがチャリジャックされチャリが爆発する1時間前。
場所はそのチャリが爆発する地点から100m直線距離で離れたビルの屋上にしておいて下さい。」
「えーと。ピッピッピと。設定完了っす。
あ、身長は180後半。
容姿は中の上から上の下。
サービスで武偵弾の作成と薬品の作成。あと対価無しで魔術発動出来るようにしたっす。
それと超能力を持っているせいで起こる魔力の循環不全は無効化したっす!
魔術の詠唱は無しでも出来るっすよ~」
おお。忘れていた事までやっておいてくれたんだ。ありがたい。
「ところであんたの上司って誰だ?」
「あ~ゼウスっす!それと奥さんのヘレナさまっす!」
「あんたの上司最高神かよっ!」
「そっすよ~。じゃあもうそろそろ時間なんで転生を始めるっす!その扉に入れば転生できるっすよ~」
「ああ。ありがと。それとあんたも頑張ってくれよ。」
「もちろんがんばるっす!ソッチも頑張ってくださいっす!」
「ああ!言ってくる。」
「さよなら~っす!」