束を家に入れた武昭が何をしてたかというと………
「すっごく、美味しいよ!このオムライス!!」
「喜んでもらえて良かったです」
オムライスを作って束と一緒に食べていた。
「それにしても……なんで、あんな事した私にこうやってご馳走してくれるの?」
「まぁ、俺もオムライスを食べたいって思いましたし、こうして誰かと食べたかったんですよ」
「そうなんだ……それで、さっき私に説明したいって言ったけど、何なの?」
「それは食べてからにしましょうよ」
武昭が、そう言ってオムライスを食べてると束も食べていた。
その後、食事を終えた二人がコーヒーを飲んでると目をキラキラさせた束が武昭に詰め寄った。
「さあ! なんで君が束さんが知らないISのコアを持ってて、男の子なのに起動出来たか教えてちょうだい!!」
「えぇ良いですけど、これを聞いたら篠ノ之博士が今まで積み上げて来た知識や情報なんかが
崩れる事になるかもしれませんよ、それでも良いんですか?
俺が今から話す事はそれだけの事なんです」
「うーん………私は大丈夫だよ。伊達に天災なんて呼ばれて無いよ!」
「まぁ、そこまで言うなら話しますよ、俺の事を…………」
武昭は以前刀奈達に話した事を束にも話した。
その結果………
「へぇー じゃあ君は一度命を落として、この世界に来たんだ……けど、その証拠が無いよね?」
「じゃあ、その証拠を見せます。俺について来てください」
武昭は束を連れてダグキャリーに向かった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ダグキャリー内………
「うわー!私はこんなのを今まで見た事が無いし、私でも無理だよー!!」
ダグキャリー内を散策していた束は、その科学技術に驚愕していた。
「これで、俺の話は真実だって信じてくれますか?篠ノ之博士」
「うんうん!信じるよ!!だから私の事は博士なんかじゃなくて束って呼んでよ!
私も“タッくん“って呼ぶから!!」
「わかりました篠ノ…おっと“束さん“」
束は武昭と握手をすると気まずそうに、ある事を尋ねた。
「それでね、タッくんに少しだけお願いがあるんだけど………」
「ここを使いたいなら構いませんよ。そんな事もあるんじゃないかなと思ってまして」
武昭が束を案内したのは、多数の機械が置かれていた開発室だった。
「ここなら束さんが好きに研究や開発が出来ると思いますけど……どうですか?」
「うん!これだけの物が合ったら凄い事が出来るよ!ありがとう!タッくん!!」
束は嬉しさから武昭に抱き着いたが、その大きな胸に頭を埋められ武昭が息苦しくなっていた。
その後……
「ハァハァハァ……危うく、天国から地獄に行くところでした………」
「ごめんねタッくん………嬉しかったから、つい………」
武昭の状況に気づいた束が慌てて離して謝罪していた。
「別に気にしませんよ。束さんは、ちゃんと謝ってくれたんですから」
「う、うん……ありがとうタッくん
(こうして頭を撫でてもらうのって、この歳になってからは初めてだけど、気持ち良いな……)」
武昭に頭を撫でられた束は赤い顔で喜んでいた。
「あぁ、後、俺からも束さんに頼みたい事と言うかお願いがあるんですけど……」
「タッくん、そんなに畏まらなくても束さんは平気だから何でも言ってよ!」
「そうですか、なら言いますけど、実は………」
武昭はある事を束に頼んだ。