IS in宇宙警察機構   作:北方守護

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今回はあるキャラの家族が出てきますが名前は適当です。


第10話 英国にて………

武昭が束と仲良くなってから数日後 彼はイギリスに来ていた。

 

「たまには、飛行機で移動するのも良いものだな………」

 

〔ヤッホー着いたかなぁ?タッくん〕

 

「えぇ、今空港を出た所ですよ」

外に出た武昭は束から貰った通信機で連絡をしていた。

 

「それで束さん、俺は何をすれば良いんですか?」

 

〔うん、私が調べたらねそっちの方で変な組織が何かを企んでるみたいなんだ〕

 

「変な組織って調べれなかったんですか?」

 

〔ちょっと束さんでも詳しくは無理だったんだよねー

それで日にちも迫ってたみたいだったから、タッくんには先に行ってもらったんだよー〕

 

「そうでしたか。それで俺は次に何をしたら良いですか?」

 

〔うん、タッくんには、これから………〕

束が何らかの指示を出すと武昭は、それに従った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

束から指示を受けた武昭は列車に乗っていた。

 

「えーっと、おっ、ここが俺の席か。ちょっと失礼します」

 

「えぇ、構いませんよ」

武昭が自分の席を見つけて座ると向かいには金髪の夫婦が座っていた。

 

「あら、貴方の様な子供が一人で旅行だなんて珍しいですのね」

 

「はい、ちょっとした事情がありまして。お二人も旅行ですか?」

 

「あぁ、久し振りの仕事の休みでね妻と二人きりなんだ」

 

「久し振りの休みって……どんな仕事をしてるんですか?」

 

「ちょっとした会社を経営しててね、私が社長で旦那には秘書をしてもらってるの」

 

「旦那さんが秘書をしてるって……普通なら逆ですけど、今の時世なら有り得る話ですね」

 

「まぁ……そのお陰で、ちょっと困った事があってね……」

 

「困った事?………話せる事なら俺に聞かせてくれませんか?

話せない事なら無理に聞きませんけど」

 

「うーん………そう言ってくれるのは嬉しいけど、これは家庭の問題だからね」

 

「マシュー話してみましょう。見た所娘のセシリアと同年代みたいだから

何らかのヒントがあるかもしれないわ」

 

「セリーナ………そうだな他人に話す事で何か変わるかもしれないからな」

セリーナから言われたマシューは武昭に悩みを話す事にした。

 

「実は私達には娘が一人いてね名前をセシリアと言うんだが………

セシリアが私を嫌ってるみたいなんだ」

 

「そのセシリアさんがマシューさんを嫌ってるって、なんでそう思うんですか?」

 

「それはマシューが私の秘書をしているのを見るセシリアの視線から嫌悪感を感じるんです」

 

「嫌悪感?それはマシューさんがセリーナさんの秘書をしてる時にしか感じないんですか?」

 

「えぇ、家でも感じる時もありますが、特に私がセリーナといる時に顕著に感じるんです」

 

「家でも感じるけどセリーナさんといる時に特に感じるか…何と無くですけどわかった様な気がします」

武昭が、そういうとマシューが肩を掴んできた。

 

「本当か!?どうか教えてくれ!!」

 

「マシュー!そんなにしたら話せないわ!!」

 

「いえ、大丈夫ですよ。それよりも二人に聞きたいんですけど……

マシューさんがセリーナさんと仕事をする時は他の企業の偉い人に会ったりする事もありますよね?」

 

「えぇ、社長として色々な集まりに行く時にはマシューと一緒よ」

 

「その場に娘さん……セシリアさんを連れて行った事もありますよね」

 

「あぁ、後継者として早い内に会わせておこうと思ってね、それが何か関係が?」

 

「俺の考えと二人の話からの憶測ですけど……

そのセシリアさんはマシューさんを軟弱だと見てるんですよ」

 

「私を……軟弱に?どういう事だね」

 

「今の、この世間は女尊男卑の考え方が蔓延ってて女性が偉いと勘違いをしてるんですよ

けど、マシューさんは、そんな女性にも頭を下げたりしてるんじゃないんですか?

それを見てセシリアさんが軟弱な男だと思ってるんですよ」

 

「そうかもしれないわね………私は会社の事は自分でしてるけど……

人間関係はマシューに任せっきりだったわ」

 

「それは私が望んだ事だよセリーナ、私は男である前に一人の父親なんだ………

私が頭を下げる事で大切な家族を守れるなら幾らでも下げるよ………」

 

「だったら、それをセシリアさんに正直に話せば良いんです。

家族なんですから話せばわかってくれますよ」

 

「そうか……そうだな簡単な話だったな、わかってくれなくても何度も話せば良いんだ」

 

「マシュー、私も手伝うわよ。家族なんだから」

 

「あぁ、ありがとうなセリーナ……そう言えば自己紹介がまだだったな

私の名前はマシュー・オルコットで妻がセリーナ・オルコットだ」

 

「俺の名前は広瀬武昭です。すみませんでした俺みたいな子供が生意気な事を言って」

 

「いや、広瀬君のお陰でセシリアに見直してもらえそうだよ」

 

「やはり家族と他人では見る視線が違うのね」

 

「いや、あくまで俺の意見は憶測なんで正しいとは……クッ!なんだ!?今の音は!!」

武昭達が話していると凄まじい音と車輌に強い揺れが来て放送が流れてくるが、その内容は

先の線路に落石が起こりブレーキを掛けるが下り坂の為、効かないとの事だった。

 

「クッ!このままなら石に激突して車輌が………」

 

「急いで先頭車両から離れないと!」

 

「いえ、今の状況なら移動してる間に石に激突します」

 

「だが、このままここに居ても………」

 

「(俺なら何とか……)マシューさんはセリーナさんと一緒にいて窓から離れてください」

武昭は窓ガラスを割ると、そのまま窓枠に足をかけた。

 

「お、おいっ!何をする気だ!?」

 

「まさか……そこから……」

 

「広瀬君!止めるんだ!!」

 

「二人には帰りを待ってる人がいるんです。そんな時にこそ俺にしか出来ない事をするんです!」

武昭が窓から飛び出すとマシューが駆け寄って来た。

 

「行くぞ!トライダグオン!!グリッターアキ!バードチェンジ!!」

 

マ「なっ!?彼がISを……いや、今は広瀬君に賭けるしかない」

武昭がダグテクターを起動させたのを見たマシューは、武昭に託した。

 

 




今回はここまでにしました。

今回の話ではセシリアの両親を出しましたが、いつ事故が起きたかわからないので

こちらで推測して決めました。

それに付随してオリ主の年齢も変えました。
(訂正前14歳→訂正後12歳)

それでは、次回をお楽しみにしてください。



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