IS in宇宙警察機構   作:北方守護

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第15話 吐露した心

武昭が箒の家に行って……………

 

「ん………ここは……頭にタオルが……」

 

「おっ、気が付いたか箒」

箒が目を覚ますと額に濡れたタオルが載っており武昭が小さな土鍋を持っていた。

 

「た、武昭!?なんでお前がここに居るんだ!」

 

「ほら、体調が悪いんだから、慌てて起き上がらない方が良いぞ」

 

「あ、あぁ済まない………」

武昭は箒の横に座ると箒の背中に手を当ててユックリと体を起こした。

 

「それよりも、何故武昭が私の家に居るんだ?」

 

「忘れたのか?学校からのプリントを届けに来たって言ったろ」

 

「そ、そうだったな、わざわざ悪かったな」

 

「気にするなよ、俺と箒は“友達”なんだから」

 

「友達か………そう言われるのは久し振りな感じがするな……」

箒は遠い目をした。

 

「そういや、箒はクラスで、そんなに皆と話してない様に見えるけど、どうしてだ?」

 

「武昭は編入して来たから知らないのも無理は無いが……私は今の学校で6校目なんだ」

 

「6校目って………それは凄いな。けど、なんで、そんなに転校してるんだ?」

 

「私の今の名前は本来の名前では無く本当の名前は……“篠ノ之箒”と言うんだ……」

 

「篠ノ之?確か、ISを作った人が篠ノ之束って名前だった筈だけど」

 

「あぁ、その人は私の姉なんだ。私は姉さんがISを作った為に保護プログラムと言う物のお陰で転校を繰り返しているんだ」

箒は布団の上で握り拳を作っていた。

 

「姉さんが、あんな物を作らなければ私が、こんな目に遭わなくて済んだ!全て姉さんのせいだ!!」

 

「ふん……何を甘えた事を言ってんだよ。箒は束さんの本当の心を知ってるのか!?」

 

「武昭……お前は、まさか姉さんを知っているのか!?」

 

「あぁ、ちょっとした縁が合ってな。それよりも箒は束さんがなんでISを作ったか知ってるのか!」

 

「そんな事知る訳が無いだろ!姉さんは何も話さなかった!そんな姉さんが何を考えていたかなんて………」

 

「だったら、直接聞けば良いだろ。(だから束さんは俺を学校に“この学校”に行かせたのかもな)」

 

「そんな事を言われても………姉さんは何処に居るかは私でも知らないんだ………」

 

「大丈夫だ俺が連れて行ってやる」

 

「なっ!?急に何をするんだ!!」

箒は武昭にお姫様抱っこをされて顔を赤くした。

 

「これから束さんに会いに行くんだよ。〔空間転移。目的地ダグキャリー〕」

武昭がダグコマンダーに命令をすると二人の姿が、その場から消えた。

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

ダグキャリーの一部屋に武昭と箒が姿を見せた。

 

「なっ!?ここは一体、何処なんだ!」

箒が慌てていると武昭がダグコマンダーで通信した。

 

「ここは俺の秘密基地って所だな。〔束さん、俺ですけど今は何処に居ます?〕」

 

〔うーん?タッくん?私は今、D-9区画に居るよー〕

 

〔D-9区画ですか。今からそっちに行っても良いですか?〕

 

〔構わないよー、タッくんは何処に居るの?〕

 

〔今、俺が居るのはF-23区画ですから15分位で行けます〕

 

〔分かったよー、じゃあ待ってるねー〕

武昭が束との通信を終えると箒が詰め寄ってきた。

 

「おいっ!ここは何処で武昭は一体何者なんだ!!」

 

「それは束さん所に着いたら話すよ。箒、俺について来るんだ」

武昭が進むと箒は後ろを追いかけた。

 




はい、今回はここまでにします。

今回の話は少し早足で進めました。

次回を楽しみにしててください。
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