IS in宇宙警察機構   作:北方守護

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第30話 久し振りの………

武昭がクロエと会ってから日にちが経って………

 

「そう言えば…武昭は中学を卒業したら、どうするのだ?」

 

「そっか………俺達もそろそろ中学3年だもんな………

まぁ、軽く世界中を旅してみようかなって考えてるんだ」

 

「そうか……武昭は、その様な夢を持っているのか………」

 

「箒は………束さんの妹だからIS学園に行くのが決められてるんだっけか?」

 

「あぁ、そうだな……前までは私は、その様な所へは行きたくなかったんだ……

だがな………姉さんの宇宙へ行きたいと言う夢を聞いてからは、自分から行こうと思えてきたんだ……」

 

「箒が束さんの手伝いを出来る様にか?」

 

「その通りだ、私に何が出来るかは、まだ分からない………

だからこそIS学園に行くのだ………自分が出来る事を探す為に……」

 

「そっか、まぁ箒がどんな生き方を選んでも俺は味方だからな」

 

「なっ!?へ、変な事を言うな!!

(どうしたのだ、私は?……なぜ武昭に笑いかけられただけで恥ずかしいんだ………)」

 

「箒、顔が赤いけどどうかしたのか?」

 

「だ、大丈夫だから気にするな!!」

 

「そうか? 箒がそう言うなら気にしないけど………ん?悪いな箒、もしもし……あぁ久し振りだな」

箒と話してた武昭のスマホが鳴ったので武昭は少し離れた。

 

「それで 急に連絡してどうしたんだ? うん………」

 

(一体、誰と話してるんだ?姉さんやシャルならダグコマンダーで連絡するだろうし………)

 

「あぁ、じゃあ今度の日曜日に駅前でな……」

 

「武昭、誰と話してたんだ?」

 

「あぁー ちょっとした俺の知り合いだよ、それじゃ箒」

武昭は箒と別れたが少しよそよそしい感じが気になった。

 

「うーん……少し気になるな………あぁ、悪いが箒だ。

こんな時間に済まないな、実は………」

武昭を見送った箒はダグコマンダーで()()()()と通信していた。

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

武昭が約束した日曜日の駅前………

 

「ふぅ、約束した時間よりは30分早いけど遅れるよりましか」

その場に来た武昭は誰かを待っている様だった。

それと時間は平行して武昭から少し離れた場所で………

 

「ねぇ、本当に武昭が誰かと約束してるの?」

 

「あぁ……何故なら武昭にしては珍しく何処かよそよそしかったからな」

物陰に隠れたシャルと箒がいた。

 

「そうなんだ………けど、なんで私に連絡してくれたの?」

 

「そ、それはあれだ、シャルが武昭に好意を持っていたからだ」

 

「ふえっ!?ほ、箒は気付いてたの!?」

 

「あ、あぁ、シャルの武昭への態度を見ていたら何となくな………」

 

「そうだったんだ………そうだ、この事を武昭には………」

 

「安心しろ、武昭には話していない」

 

「そうなんだ、ありがとう箒……所で箒はどうなの?」

 

「ん?どうとは………どういう事なんだ?」

 

「箒は武昭の事が好きなのかって事だよ」

 

「んなっ!?わ、私が武昭の事をす、好きだと言うのか!?」

 

「うん……前に束さんから聞いたけど、箒って小さい頃から好きな男の子が居るんだって?」

 

「なっ!?ね、姉さんが………あぁ、私はその男子に助けられた事があってな………

それから、今まで彼の事を思い続けているんだ………」

 

「そうなんだ………じゃあ聞くけど武昭の事はどう思うの?」

 

「武昭は私のクラスメイトで大切な友だと思っている……」

 

「それって………本当なの?箒はその子と武昭のどちらか悩んでるじゃないの?」

 

(だが、確かにシャルの言う通りだ………武昭は私が傍にいてほしいと思った時に傍にいてくれた………

一夏は私を助けてくれて守ってくれた………一体、今の私は………)

 

「アッ!箒!あれを見て!!」

シャルの言葉に自問自答していた箒が一緒に武昭を見ると水色の髪で外ハネしている赤い目の少女が来ていた。

 

「ふーん………武昭って、あんなに可愛い女の子とデートするんだぁ………」

 

「お、おいっ、まだデートだと決まった訳では………まずは気付かれない様に追跡しよう」

箒の提案を受け入れたシャルは武昭と少女の後を追いかけた。

 




はい、今回はここまでにします。

今回の話では………
・シャルが箒から通信を聞いて来日する。
・箒が自分の気持ちと思い出のどちらにするか?

と言う流れにしてみました。

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