IS in宇宙警察機構   作:北方守護

34 / 42
今回の話は本編成分が多少入ったオリジナルになります。


第32話 始まり?

武昭達が中学3年になって高校受験の季節になって………

 

「うーん……卒業したら何処の国から行こうかなぁ……」

 

「武昭は気楽だな、高校に行かないから……」

箒の家で武昭が卒業後の予定を考えていた。

 

「まぁな、本来の目的ならいつでも移動出来るからな

箒は確か、IS学園に行くんだったか?」

 

「あぁ、姉さんの妹だから行かざるをえないんだ……

昔は嫌だったが、今は姉さんの手伝いを出来る様になりたいんだ……」

 

「そうか、それが箒のしたい事なら俺も出来るだけの事をやらせてもらうよ」

 

「うむ、ありがとうな武昭……

(私も今では武昭といても普通に過ごせる様になったか……)」

 

〔タッくん!箒ちゃん!大変だよ!どっちでも良いから応答して!!〕

2人がゆっくりしてるとダグコマンダーに通信が来たので確認すると束だった。

 

〔束さん、どうしたんですか?そんなに慌てて〕

 

〔タッくん!今どこにいるの!?〕

 

〔今、俺は箒の家にいて近くに箒もいます〕

 

〔そうなんだ、今すぐにTVでやってる臨時ニュースを見てほしいんだ!〕

 

「臨時ニュース?箒、TVをつけてくれ」

 

「あぁ、分かった だが姉さんがあそこ迄慌てるなんて……なっ!?」

箒がTVの臨時ニュースを見ると男性でISを動かしたと放送されていて、その人物が……

 

「な、な、な、何故一夏がISを動かしているんだ!?」

 

「確か、一夏って箒の幼馴染だったっけ?」

 

「そうだ……小学生の時に別れてから会っていなかったのだが……

まさか、この様な事態を起こすとは……」

 

「詳しい話は束さんに直接聞いた方が早いか〔束さん、今、ダグキャリーに行きます〕」

 

〔うん、待ってるよ〕

 

「武昭、私も行こう どういう事か姉さんに問いただす」

 

「そうか、ならダグキャリーに行くぞ」

武昭と箒はダグコマンダーを操作してダグキャリーに向かった。

ダグキャリーに武昭と箒が到着すると……

 

「武昭様、箒様お待ちしてました」

 

「おぉ、ありがとうなクロエ」

クロエが2人を出迎えた。

 

「武昭、彼女が以前に話していた……」

 

「あぁ、束さんが保護した子で………」

 

「クロエ・クロニクルと言います、箒様の事は束様から聞いております」

 

「そうか、私は篠ノ之箒だ、よろしくな」

2人は自己紹介をすると握手した。

 

「それでクロエ、束さんは何処だ?」

 

「はい、今案内します」

2人はクロエの後をついていった。

 

暫くして……

 

「束様、武昭様と箒様をお連れしました」

 

「うん、ありがとうクーちゃん」

 

「久し振りね、武昭君、箒ちゃん」

武昭達がクロエに案内された部屋に入ると束とセレナがいた。

 

「久し振りですねセレナさん」

 

「お久し振りです 所で姉さん、どういう事ですか?一夏がISを動かしたとは」

武昭がセレナに挨拶、箒は束に詰め寄っていた。

 

「うーん……それなんだけど、私にもよくわからないんだよね……

可能性としてはいっくんがちーちゃんの弟だからとしか思えないんだ」

 

「箒、そのちーちゃんて誰なんだ?」

 

「あぁ、一夏のお姉さんで、姉さんの同級生の織斑千冬さんの事だ」

 

「確か彼女は第一回のISの世界大会モンドグロッソの初代優勝者だったわね」

 

「うん……私でもISに使われてるコアの内容は分かってないからね」

その言葉に、そこにいた全員は〈どういう事?〉という表情をして束を見た。

 

「確かに私はISのコアを作る事は出来るけど

そのコアがどうやって進化するかは分かってないんだよ」

 

「じゃあ束さんでも、どうして一夏がISを起動させたか分からないと」

武昭の言葉に束はうなづいた。

 

「けど……このままなら彼は危険な事に巻き込まれるんじゃないかしら」

 

「セレナさんの言う通りですね……唯一の男性操縦者として色んな機関が狙ってるでしょうから……」

 

「それに、いっくんは一度誘拐されてるんだよ」

 

「えっ!?どういう事ですか!姉さん!!」

束は詰め寄った箒に、その時の事情を説明した。

 

その話によると第2回のモンドグロッソの時に一夏が誘拐され

それを救出する為に千冬が決勝戦を棄権したとの事だった。

 

「あぁ、そんなニュースがあったな………」

 

「その後にちーちゃんはドイツ軍に捜索を手伝ってもらったから

1年間ドイツ軍でIS部隊の教官をしてたんだ」

 

「そうだったんですか……」

 

「それでタッくんにお願いがあるんだけど……

IS学園に行ってくれないかな?」

 

「えっと……束さん?IS学園に俺が行ける訳無いじゃないですか」

 

「武昭の言う通りですよ姉さん IS学園は女子校なんですから」

 

「うん、タッくんと箒ちゃんの言う事は分かるけど、それは()()()()()だよね?」

 

「そうか……さっきの話に合った一夏君ね……」

セレナは束の意図に気付いた。

 

「いっくんがISを動かせた事で全世界で他の男性の検査がある筈だよ。

その時にタッくんもISを動かしてIS学園に行ってほしいんだ」

 

「それは良いですけど……そもそも俺にISを動かせるんですか?」

 

「フッフッフッ、この束さんがそんな事を考えてないと思ってるのかな?

クーちゃん!()()()を出してちょうだい!!」

 

「はい、分かりました束様」

クロエがパネルを操作すると壁が開いて台座に鎮座している鈍色の機体が現れた。

 

「束さん、これは………」

 

「これは私がプロトテクターから開発したISテクターだよ

タッくんのコマンダーを貸してくれる?」

 

「あっ、はい……どうぞ」

 

「うん、ありがとう……」

束は武昭から受け取ったダグコマンダーをISテクターに繋げた。

 

「まだ、このISテクターは基本設定が出来てるだけなんだ」

 

「それで武昭様のコマンダーのデータを入力して武昭様の専用機にするのです」

 

「設定ありがとうクーちゃん、これで終わりだね ポチッとな」

束が入力を終えるとISテクターの形態と色が武昭のダグテクターと同じ物に変化した。

 

「これで、この機体はタッくんの専用機になったよ

ねぇ、ISテクターに触ってみて」

 

「あっ、はい分かりました……うわっ!」

武昭がISテクターに触れると同時に機体が輝き光が収まると身体に纏われていた。

 

「これは何だ?……今までのダグテクターと同じ見た目なのに

纏ってる感じが全然違う……」

 

「そのISテクターにはタッくんの持ってたダグテクターのデータが入力されててね

言わば、もう一つのダグテクターと考えて良いよ」

 

「それと、このISテクターには専用の固有武装が装備されてます」

 

「専用の固有武装?………なるほど、これの事か……」

武昭はマスク内のモニターに武装のデータを表示させて確認していた。

 

「分かりました、俺もIS学園に行きます。

けど、その前に訓練室でこの武装の訓練をさせてください」

 

「うん、束さんは構わないよ、その武装の使用データも欲しかったしね

じゃあ行こうか」

武昭は束と一緒に訓練室に向かって行ったが箒は黙ってそれを見ていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。