IS in宇宙警察機構   作:北方守護

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第34話 学園生活の始まり。(放課後)

放課後になって……

 

「さてと帰るとするか」

 

「あっ、広瀬君 まだ教室にいてくれて良かったわ」

武昭が教室を出ようとした時に担任が声をかけてきた。

 

「先生、俺に何か用ですか?」

 

「えぇ、実は広瀬君に寮の鍵を渡そうと思ってね」

 

「寮の鍵って……俺は家から通いの筈ですけど……」

 

「そうだったんだけど……ちょっと国の方からね……」

担任は武昭に事情を説明した。

 

その内容は………

貴重な男性操縦者に何か合ってからだと遅いので寮に住まわせる……との事だった。

 

「そういう事情でしたか まぁ 仕方ないですね」

 

「急に言ってごめんね」

 

「いえ、先生が悪い訳じゃないですから気にしないでください」

 

「ありがとう、そう言ってくれると少しは楽になるわ はい、これが寮の鍵よ」

武昭は鍵を受け取ると担任に説明を聞いた。

 

「先生、俺が寮に住む時の注意みたいな物はありませんか?」

 

「そうそう、寮には大浴場があるのだけど広瀬君は入れないわ」

 

「それは、そうですね本来は女子寮みたいな物で男の俺は無理ですからね

あと聞く事は……そうだ俺は1人部屋ですか?」

 

「いえ、急に決まった事だから女子と同部屋なのよ」

 

「女子と同部屋ですか……まぁ、ずっとこのままじゃないですよね?」

 

「それは大丈夫よ1ヶ月程で部屋割りを修正出来るから」

 

「分かりました、じゃあ俺は帰ります そうだ、まだここに慣れてないので

校舎内を歩いてみても良いですか?」

 

「えぇ、構わないけど寮は門限が21:00だから、それまで部屋に戻ってね」

 

「はい、それじゃ失礼します」

武昭は担任に頭を下げると教室を出た。

 

 

教室を出た武昭は校舎内を歩いていた。

 

「なるほど、ここら辺は整備エリアなのか………ん?簪?」

 

「あれ?武昭………なんでここに居るの?」

数ある整備室の一つに簪が居た事に武昭が気付くと簪は武昭がここにいる事に頭をひねった。

 

「あぁ、俺は急に寮生活になってな、寮に帰る前に校舎内を見歩いてたんだ」

 

「そうだったんだ……私は、この子の製作をしてたの………」

簪が指差した方には作りかけのISの機体が合った。

 

「機体の製作って……普通は何処かの企業がやるんじゃないのか?」

 

「そうだったんだけど……ちょっと事情があって…………」

簪は事情を話した。

 

それによると………

簪の機体『打鉄 弐式』は倉持技研という企業が請け負っていた。

だが、織斑一夏が見つかったので彼の機体に人員をさいた。

その為簪の機体の凍結になる所を簪が引き取り作製する………

との事だった。

 

「なるほど、そういう事だったのか……全く、企業として最低な事をしてるな……

簪、それで この機体はどこまで出来てるんだ?」

 

「全体で言うと……30%位………かな?」

 

「そうか……なぁ簪……「それはいい」」

簪は武昭が何か言うのを遮った。

 

「武昭なら手伝ってくれるって思ってたけど………

今はまだ私だけでやらせて欲しいの………」

 

「そう決めたなら、俺は何も言わないよ……

けどな、手を借りたい時はいつでも言ってくれ……

俺が出来る限り手伝ってやるから………」

 

「う、うん……ありがとう武昭………」

武昭に頭を撫でられた簪は頬を染めて喜んでいた。

 

「けど、とりあえずは今日はもう帰らないか?時間も時間だから」

 

「うん……片付けるから少し待ってて………」

 

「じゃあ、俺も手伝うよ これ位は良いだろ?」

 

「うん……ありがとう………武昭……」

武昭と簪は整備室の片付けを始めた。

 

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