仮面ライダーディケイド—姫将軍と世界の破壊者—   作:オレの「自動追尾弾」

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悌の巻
第五話 よみがえる虎


どこかにある堕悪触過亜の本拠地。そこの、円卓のある赤い会議室で、大首領・堕悪魔星大将軍以下大幹部たちが集まっていた。

 

「―――ディケイドやクウガ、そして大将軍の妹とやらが、ここまでの力を持っていたとはな………」

「申し訳ありません、大首領。私も、ここまでの物とは………」

「良い、堕悪殻魅碇。我らは少し、彼奴等を甘く見ていたのかもしれん。」

 

堕悪魔星大将軍は頬杖をついてそう言う。堕悪殻魅碇は頭を上げると、堕悪魔星大将軍に進言した。

 

「大首領、クウガはあの宝珠の力でパワーアップしております。ディケイドや、他の武者も同様の宝珠を所持しているのを確認しております。故に、パワーアップされる前に宝珠を奪うか、あるいは破壊する必要があると考えます。」

「うむ、それはワシも同感だ。堕悪殻魅碇よ、お主はデータを集め、宝珠の破壊が可能な怪人の製作に入れ!」

「は!では、情報収集のための怪人を………」

「お待ちになって!」

 

堕悪殻魅碇を遮るように、円卓の武者が立ちあがった。

 

両肩に4つの突起が付いた大きな半球型の肩鎧を着け、更にそこから半透明のマントを装着し、胸を強調するような胸鎧を着た背の高い女性武者で、右手には先端にコウモリを象った飾りが付いた、大鎌を持っていた。

 

「………何だ?妖羅将・堕悪穂彌曇(ダークフォビドゥン)?」

 

堕悪穂彌曇と呼ばれた女性武者は堕悪殻魅碇を嘲笑するように笑うと、堕悪魔星大将軍に恭しくお辞儀した。

 

「大首領さま、その大将軍の妹とやら、少し興味がわきましたわ。この堕悪穂彌曇に出撃の許可を頂けないでしょうか?」

「待て、堕悪穂彌曇。ディケイドの討伐は私の任だぞ!」

 

堕悪殻魅碇は堕悪穂彌曇にそう叫ぶが、堕悪穂彌曇はフフ、と笑うだけであった。

 

「しかし、あなたの差し向けた7体の堕悪怪人は全て惨敗してしまったではないですか?そんな信用性のない連中に、これ以上何の期待をすれば良いのですか?」

「貴様、言わせておけば………!!」

「止さんか二人とも!」

 

険悪な雰囲気漂う二人を堕悪魔星が征すると、堕悪穂彌曇に向き直った。

 

「堕悪穂彌曇よ、そこまで言うのであれば、貴様に一度出撃させてやろうではないか。」

「感謝致しますわ、大首領さま。この堕悪穂彌曇とその配下、『妖魔忍獣衆』にお任せあれ。」

 

 

 

 

 

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堕悪触過亜怪人を倒した翌日、烈帝城の一室に呼ばれた士たちは、蒼蘭やハロ子と共に武ちゃ丸と射鳴刀から話を聞いていた。

 

牟流多(ムルタ)の森?」

「せや。破悪民我夢と俄雲乱土(ガウンランド)の中間くらいにある森なんやけどな、昨日、「頑駄無宝珠」らしき光が、そちらの方に飛んでいくのを見たっちゅう情報が入ったんや。」

「牟流多の森は、昼間でも明かりが必要なほど暗く入り組んでいて、おまけに魔獣が出ると言われているため、地元の人間でも近寄らぬ魔境だ。その森に、八珠の超将軍の一人がいるとしたら………」

「森に入り込んで、迷っているかもしれない、って事か………」

 

射鳴刀の言葉を聞いて、ユウスケがつぶやく。士はふう、と息をついて、

 

「だいたい分かった。要するに、その森に行って、ソイツを助けて来い、って事だな。」

「待て士。射鳴刀の言った通り、牟流多の森は危険だ。」

「私が空から見たとしても、割と無理があるんじゃないかなー?」

 

士に、射鳴刀とハロ子が反論をする。ディケイドならば空を飛ぶライダー、例えばブレイド等に変身して脱出が出来るだろうが、他の者に同様の事をやれと言うのがムチャな話だ。

 

「牟流多の森の奥には、」

 

すると、話を聞いていた蒼蘭が発言をした。一斉に蒼蘭の方を向いたので、一瞬縮こまるが、直ぐに話を続けた。

 

「大将軍家と一部の者にしか知らされていない、忍びの者の里がある。そこの者の1人が、超将軍の可能性がある。」

「忍びの者って………忍者って事か?じゃあ、魔物が出るっていうのは………」

「場所を知られないように、そこの忍び達が流したのだろうな。」

 

ユウスケの質問に、蒼蘭は答える。士と武ちゃ丸は成程と頷いた。

 

「将軍家が知っているという事は、蒼蘭や大将軍はそこまでの道を……?」

「知っている。それに、この城の御庭番がその里の出身者なんだ。」

 

御庭番なんていたんだ、と感心するユウスケに対し、士と射鳴刀は小さく頷いた。

 

「よし、ならさっさとそこに行くぞ。蒼蘭も一緒なら、そこのニンジャ達も入れてくれるだろ。」

「そうだな。兄上や撃さんにも相談して、準備を………」

 

蒼蘭がそう言いかけると、部屋の戸が開いて1人の武者が現れた。

 

「失礼するッス。」

「ん?」

 

入ってきたのは鋭利なデザインの肩当てが特徴的な橙色の鎧を着た武者であった。彼の姿を見た武ちゃ丸と射鳴刀は、意外そうな顔をした。

 

「なんや、有緒洲(アリオス)やないか。どうかしたんか?」

「夢者遊撃隊二番隊隊長・有緒洲、撃鱗将頑駄無様の命により、総隊長武者丸殿と一番隊隊長射鳴刀殿をお迎えにあがったッス。」

「え?」「撃鱗将様が………?」

 

有緒洲の告げた言葉に、首を傾げる2人。士たちも同行し、撃鱗将の待つ部屋に向かった。

 

 

 

 

 

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「武者丸、そして射鳴刀、お前達には、天馬の国に行って貰う。」

 

一同が部屋に着くと、撃鱗将は開口一番にそう言った。

 

「ぺ、天馬の国へ………?」

「そうだ。現在、天馬の国では、鎧丸(ヨロイマル)率いる鎧王グループ主導で、新兵器が開発中なのだ。」

「鎧丸?」

「ワイらの仲間や。」

「その新兵器の最終調整に、努貫丸の力が必要なのだそうでな。天馬の国を進攻中の堕悪触過亜と交戦している號號将(ゴウゴウショウ)達に一番隊を率いて合流し、新兵器開発チームの護衛を頼みたいのだ。」

「しかし、我らが烈帝城を離れては、堕悪触過亜の対処は………」

 

射鳴刀が抗議をするが、その時、背後のふすまが開いた。

 

「心配しなさんなよ。」

「!」

 

そこにいたのは、先ほどの有緒洲と、額に大きなレンズの着いた兜が特徴の緑色の鎧を着た武者、それに、薄紅色の鎧を着た単眼の大柄な武者がいた。

 

新琉(ニール)に、多欧通(タオツー)……?」

「天宮には、俺ら二、三、四番隊がいるんだぜ?武者丸さんやお前がいなくても、堕悪触過亜なんざ屁でもねえさ!」

 

陽気に笑い飛ばす緑色の武者新琉。すると、隣の薄紅色の武者多欧通と有緒洲が口を開いた。

 

「総隊長の留守は、私たちが守ります。だから、お二人は天馬の国へ。」

「俺たちに任せるッスよ!」

「お前ら………」

(……て言うか、多欧通ってやつ女かよ……!?)

 

3人の武者の後押しに射鳴刀がじんと来ている中、ユウスケと士は割と失礼な事を考えていた。

確かに多欧通は透き通った女性の声(能○麻○子さんが近いだろうか?)だが、巨体なので一見して女性とは気づかない。

しばし、射鳴刀は黙っていたが、小さく口を開いた。

 

「………分かった。だが、ウチの仁駆須(ジンクス)組を、本殿の護衛に置いておくぞ。」

「素直じゃねーなー。」

「しかし、仁駆須組を置いていくとなると、天馬の国に連れて行くのは………」

 

笑う劉那召に対し、多欧通ははっとした顔になる。射鳴刀も、黒い仮面の下で若干の不安な表情をしていた。

 

「え?何かあるの……?」

「………まあ、多少の不安材料はあるが、アレでも実力はあるんだ。実力は、な………」

 

頭を抱える夢者遊撃隊隊長の面々と撃鱗将に、士たちは首を傾げた。不安そうな一同の様子を見たユウスケが、後頭部を掻きながら進言する。

 

「あー………何なら、俺も行こうか?」

「助かるで、ホンマ……」

 

話し合いの結果、武ちゃ丸と射鳴刀がユウスケと部下を率いて天馬の国へ向かい、士と蒼蘭は、牟流多の森にある「忍びの者の里」へ向かう事となった。

 

 

 

 

 

「ギッ………ギキッ………ムルタ、ノ、モリ………」

「ダイショウグン、イモウト………ギキキッ……」

 

 

 

 

 

しかし、この様子を「影の中」で聞く者がいた事に、誰も気が付く事はなかった………

 

 

 

 

 

|||||

 

 

 

 

 

牟流多の森へ向かう事となった士は、光写真館前でマシンディケイダーに跨り、蒼蘭とハロ子を待っていた。

 

「けれど、士君はバイクで大丈夫って言っていましたけど、蒼蘭ちゃんはどうするんでしょうね?」

「さあな。この世界にバイクがある様には思えないけど、籠か牛車か?」

 

ヘルメットを持ちながら聞く夏海に、士が適当に答える。

 

「ていうか、何で夏みかんまでついてくるんだ?」

「士君と蒼蘭ちゃんだけでは、心配だからです!護衛の武者さんもいるとは聞いていますけれど、士君が蒼蘭ちゃんに失礼な事しないとも考えられますから!」

「失礼なヤツだな………ん?」

 

士が怪訝な顔を夏海に向けた時、烈帝城の方角からパカラ、パカラ、と蹄の音がした。振り向くと、機械じみた外見の白馬に跨った蒼蘭が、ハロ子を率いてこちらに向かってきていた。

 

「ブルルィヒヒーーーン!!」

「ぅおっと、どうどう………待たせたな。」

「そ、蒼蘭ちゃん………!?」

「何だ、この随分とカッコいい馬は……?」

 

前足を上げて嘶く白馬を手綱で諌め、自分たちを見下ろす蒼蘭に聞く士。

止まった事でこの馬の詳細な外見が分かった。武者頑駄無と同じく金属のような白い毛並に、サメの背びれのように固く鋭い鬣は淡紅色だ。金色の目には瞳が無いが眼光は鋭いく、口先はやや鋭角気味であった。

 

「私の愛馬、馬神(ばしん)桜刀(オウトウ)だ。天宮でも屈指の早馬だぞ。」

「うん、危うく私も置いてかれそうになったわ………」

「ブルルルル………」

 

蒼蘭は馬から降り、首を撫でながら紹介する。桜刀の頭で休むハロ子も、少し息を乱してその速さを証する。桜刀は頭のハロ子を少し鬱陶しそうにしていると、夏海が蒼蘭に聞いた。

 

「この馬で行くんですか?士君と私はバイクですけど………?」

「それに、護衛が来るって言ってなかったか?」

 

蒼蘭と桜刀の周囲を見渡しながら、2人が聞く。護衛が付くと聞いていたが、周囲には蒼蘭とハロ子しかいない。

 

 

 

 

 

「―――ああ、ボクならここにいるよ。」

 

 

 

 

 

「「!! !? ??」」

 

2人が首を傾げていると、不意に背後から声がする。

振り返ると、そこには黒い身体に緑色の目を持ち、白く中央上部が尖り、V字の飾りが付いた鉢金を頭に巻いた銀色のポニーテールを結わいた女性武者が、マシンディケイダーの後部につま先立ちをしていた。

 

「だ、誰ですか!?」

「はじめまして旅の方。ボクは“影狼一族”のギン。烈帝城の御庭番だよ。」

「御庭番?」

(あれ、影狼一族ってどこかで聞いたような………?)

 

ギンと名乗った武者はディケイダーから降りて蒼蘭の傍に立つ。士はギンの役職を聞いて、彼女に聞いてみた。

 

「そいつが御庭番という事は、もしかして……?」

「ああ、森の奥にある里の出身だ。」

「なるほど、護衛兼道案内って訳か。」

 

そういう事、とギンが応える。

 

「さて、じゃあ行くとするか……桜刀!」

「ヒヒーーーン!!」

 

桜刀は蒼蘭の号令に答えると、前足を大きく上げて嘶く。すると、桜刀の前足が『折り畳まれ』、首を後ろに下げると足の間から車輪が飛び出す。車輪が地面に着くと後ろ脚も折り畳まれ、尻尾の下に後輪もせり出す。最後に背中が開いてシートになり、首の後ろにハンドルが出てきた。

何という事だろうか、白馬・桜刀は、あっという間にバイクに変形してしまったではないか!

 

「馬神・桜刀、爆輪馬(バイク)形態(モード)!!」

「ブルルルル………!」

 

爆輪馬形態に変形した桜刀が唸る中、蒼蘭が座席に座りハンドルを握るとギンが後部座席に座り、アクセルを噴かした。

 

「さて、じゃあ行くぞ!」

「「「いや、待って!!」」」

 

普通にそのまま発進しようとする蒼蘭を止める士、夏海、ハロ子の2人と1羽。

 

「?どうかしたか?」

「どうかしたかじゃないよ!何で馬がバイクになるんだよ!?これはバイクになる馬なのか?それとも馬になるバイクなのか!?」

「ブルルって言うのが、馬の鳴き声なのかエンジン音なのか、判別できません………」

 

きょとん、として聞き返す蒼蘭とギンを問いただす士。普段斜に構えた態度の彼も、馬がバイクになる光景を目にしては驚かざるを得ない。

 

「いや、さっきも言ったように、桜刀は馬だから、バイクになる馬だぞ。」

「そんなあっけらかんと言いやがって………」

「けど、聞いた話では武者と一体化して『ケンタウロススペシャル』となった馬や、変形して大砲になる馬がいたそうだよ。」

「前者は、合体できる馬と武者のどっちがすごいんだ………?」

「天宮の馬って、いったい………」

 

武者頑駄無の国・天宮にて、ある種のカルチャーショックを受ける2人であった。

 

 

 

 

 

|||||

 

 

 

 

 

バイクと馬を走らせること2時間半、士たち4人と1羽は、牟流多の森まであと半分ほどの距離にまで来ていた。丁度、街道沿いに『月毬屋(ルナマリや)』という茶店があったので、そこで休憩をとる事にした。

 

「お団子と玄米茶、4人前になります~」

「ありがとう。」

 

注文した田語とお茶を受け取り、礼を言うギン。

 

「ブルル………」

「エサは普通に干し草とかなんだな………」

「やっぱり、生物なんですね………」

 

馬神形態に戻り、茶店で頼んだ干し草を食べる桜刀を見て、士と夏海は団子を手にして苦笑する。士は団子を頬張ってご満悦の蒼蘭に聞いた。

 

「そもそも、あんな馬どこで見つけてきたんだ?」

「むぐっ……ゴクン、ああ、桜刀は、城所有の牧場にいたんだ。私の乗馬の練習の時に出会ってな。」

 

団子を飲み込んだ蒼蘭が、説明をする。

 

「最初に会った時には、他の馬たちと馴染めないようで、1頭だけ離れていたんだ。」

(それ、絶対バイクへの変形が原因のような気が………)

「それで気になって、桜刀に乗ろうとしたんだけど、当然の事ながら避けられてしまってな………何日かしぶとく付きまとっている内に、段々と向こうから寄って来てくれるようになったんだ。」

 

出された玄米茶の湯飲みを両手で持ちながら、懐かしむように話す。

 

「あまりにしつこいんで、向こうが折れた感じか。」

「おい、その言い方は酷くないか!?」

「ちょっと、士君!!」

「やれやれ………っ!!」

 

士と蒼蘭のやり取りに苦笑するギンであったが、飲もうとした玄米茶の匂いに異変を感じた。そして、蒼蘭の方を見ると、今にも玄米茶を飲もうとしていた!

 

「姫さま!!」

「えっ!?」

 

ギンは叫ぶと同時に蒼蘭の手の湯飲みを蹴り飛ばした。湯飲みは地面に落ちて割れると中のお茶がこぼれ、地面を溶かして紫色の煙を上げた!

 

「お茶に毒が入っていたのか!」

「毒入りの茶でもてなすなんて、行儀の悪い店だな。」

 

士が湯のみを投げ捨てると、4人は店内に入る。こちらに背を向ける店員を睨みつけて、士が啖呵を切った。

 

「おいお前、堕悪触過亜の手先だな!」

「………くっくっくっ………一口飲んで、楽になれば良かったモノを………」

「何!?」

 

士の言葉に、店員は不気味に笑う。振り向いたその顔は眼の奥が怪しく光り、手には青竜刀が握られていた。

 

「やむおえぬ、ここで殺してやる!喰らえぇ!!」

ブンッ

「うおっと!?」

 

店員は青竜刀を振るって3人に斬りかかるが、咄嗟に避ける。士は振り下ろして隙の出来た店員に蹴りを入れると、店員は戸を突き破って外に飛び出た。

 

「ヤロウ……!?」

「ギキッ………」「ギギキキキ………」

「ギキキキッ…………」

「こいつら、いつの間に………!?」

 

店員を追って店の外に出ると、いつの間に現れたのか、革製のような光沢を持つ黒い忍装束のゴキブリに似た怪人たち数十体に囲まれているではないか!

 

「こいつら………確かフォーティーンの……?」

「クソー……」

「だから毒殺なんて回りくどい事はヤダっつったんだよ!」

 

すると、ゴキブリ怪人『ダークローチ』を率いる鎌を装備した中国風鎧の武者が、倒れる先程の店員をなじっていた。

 

「てめえら、堕悪触過亜か!」

「笑止!我らは堕悪触過亜に非ず!」

「何!?」

 

店員は立ち上がると、着物を脱ぎ棄てる。すると、そこにいたのはサソリを思わせるデザインの中国風鎧を着た、単眼で赤い鼻の武者であった。

 

「我こそは、黄虎賊(オウコぞく)四大頭目が1人、毒激(ドクゲルググ)なり!」

「同じく、鎌厄(カマヤクト)!!」

「黄虎賊?」

「黄虎賊だって!?」

「馬鹿な!?」

「知っているんですか、蒼蘭ちゃん?」

 

毒激と鎌厄の名乗った名前に驚く蒼蘭とギン。

 

「黄虎賊とは、大昔に天宮、影舞乱夢、赤流火穏の三国が協力して悪を撃ち滅ぼした時代に、隣国・影舞乱夢を荒らし回った、黄虎璽(オウコジオング)率いる悪党だ。」

「歴史の教科書に出てくるような悪者が、目の前にいるって言うのか……!?」

 

それを聞いて士たちも驚く中、鎌厄は不敵に笑った。

 

「ククク、親切な奴もいるものでなぁ…蘇らせてもらった恩に、貴様らを殺ろうという訳よ!」

「貴様ら頑駄無軍団を倒した後には、影舞乱夢を手に入れてやるわ!」

「そうはさせん!行くぞ士!」

「ああ、変身!」

[KAMEN RIDE―――DECADE!]

「武者着装!!」

 

掛け声と共に2人は変身をし、毒激と鎌厄と対峙する。

 

「行け、漏血(ローチ)!!」

「ギキキッ…!」「ギギキッ!」

 

鎌厄の号令で、周囲の下忍・漏血が一斉に飛びかかる!

地獄より黄泉返りし亡霊との戦いが始まった!

 

 

 

 

 

次回を待て!

 




堕悪穂彌曇はフォビドゥン+ウォルター+メズール。アレンビーに併せて女性武者にしましたが、嫌味っぽいキャラで気に入っています。因みに鎌の先端は、プロフェッサー・ギルとお揃い。

夢者遊撃隊はOOのMSから、SBとそれ以外から選出。ライルはいないのか、はお楽しみという事で。

桜刀はまんま赤兎馬のリデコですねwライダーとのクロスだから、丁度いいと言えば丁度いいけどw名前は「オートバジン」のアナグラム。

ギンの軽装形態は『変身忍者嵐」のイメージです。因みに、名前は「かげろうお銀」から取っています。

「地上最強編」より黄虎賊登場。堕悪化していない理由は次回発覚予定です。
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