FLOWER KNIGHT GIRL 安心したい団長 一時凍結 作:メイコウ
(元ネタは≪エリオをかまってちゃん≫です)
それでは始まります
突然ではあるが、此処の団長は一つのルールを設けていた。それは……
「ダンナさま、今日はへリオがお手伝いするのです」
俗に言う副団長…団長を手伝う花騎士を毎日のように変えることだ。団長に色んな子の長所短所を知って貰い、それを害虫駆除に役立てる為であった。
「今日は一日よろしくなへリオ」
とへリオの頭を撫でながら言う。
「へリオ……ダンナさまのナデナデ嬉しいです~」
ニコニコと笑いながら喜んでいると思い出したように顔をあげた。
「っは! ダンナさま忘れてたです! 今日はへリオ、ダンナさまのお手伝いに来たです! 何かして欲しい事があったら何でもしますですから!」
ん? 今何でもするって言ったよね……じゃあ
「よしへリオ、命令だ」
「なんですです~?」
「まだ来て間もないから此処を詳しく教えながら探検するぞー」
そう……聞いた話へリオは前にいたご主人様(女性)が大変可愛がっており、危険だからと言い外に出さなかったらしい。
「でもダンナさま、書類は大丈夫ですかです?」
「それなら問題ないぞ。残り4枚位だから時間かからないよ、それとも俺と一緒に歩くのは嫌か?」
へリオはそれを聞くと頬を膨らませて
「ダンナさま意地悪です~へリオは一緒に行くです!」
「なら探検出発だ!」
食堂
色んな所を回ってお昼が過ぎ午後の仕事をやりに行ったのであろうか、ここには人が居なかった。
「知っていると思うがここは食堂だ」
「ダンナさま! 流石にへリオも食堂や自分の部屋とダンナさまの執務室を忘れるはずないですです!」
少しからかい過ぎたらしい……だから他に大事な場所を言わなかったのだろう。そう信じたい。
「そうだ、喉が渇いたから何か頼めるか、へリオ?」
命令と聞いて喜ぶへリオ。
「ご命令承知ですです~」
へリオは厨房の中に入って行った……
……椅子に座って待つこと数分後
「お待たせしたです~どうぞお飲み下さいです~体が温まる上に、爽快感も多分ばっちり! ホットコーヒーを炭酸水で割ってみましたです~」
受け取ってそれを見ると、コーヒーを温めながらそこに炭酸水を入れてコーヒーを冷まさず爽快感を残したのだろうか、湯気が立ちながらシュワシュワといっている。
「じゃあいただくね」
飲んでみると……コーヒーに炭酸水を入れたので薄くなり、そこに爽快感が加わり想像以上の味になっていたのだった。
「ダンナさま? お味はどうでしたかです?」
これはどう答えようか……実際の感想を言っても良いが、それでへリオが傷つく事はないだろうか?
「えっとねえ…個人的にはコーヒーは濃いのが好きだから炭酸水で割らないで欲しいかな?」
少し飲んだコーヒーをテーブルに置いて立ち上がり、へリオの頭を撫でながら
「今度からは味見もしような?」
と言うと、意味が分かったのか笑っていた。
「へリオ次からは気をつけるです~」
そしてへリオと食堂を出て他の場所を案内したのであった。
後日談――コーヒーカップを洗うのを忘れた事が原因でラベンダー スズラン が争った事により、食堂が半壊した事で書類が増えてこのあと夜遅くまで書類仕事したのは別のお話だった。
今回は個人的に好きなへリオを主軸にしたお話でした。
追伸……一部変更しました