FLOWER KNIGHT GIRL 安心したい団長 一時凍結   作:メイコウ

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お待たせしました。
予定より遅れてしまいましたが第5話です。


今日だってチョコレートの香り

 今日は仕事を早々に終わらせ、バレンタインのお返しのお菓子をみんなに渡しながら予備のお菓子を取りに執務室に戻ろうとすると、

「あ、団長さん」

 後ろの方から俺を呼ぶ声と共に甘い香りがほのかに漂ってきた。

 呼ばれた方を見ると予想をしていた通り、そこにはチョコレートコスモスが居た。

「お、チョコレートコスモス良い時に来てくれた。これバレンタインデーのお返し」

 クッキーの入った袋をチョコレートコスモスに渡した。

「団長、ありがとう……嬉しいよ」

 チョコレートコスモスはクッキーを笑いながら受け取る。

「喜んで貰えて嬉しいよ。えっと、残りは……」

 このあと会う予定の娘を除くと

「コスモスちゃんですか?」

 横に回って来た彼女はリストを見ながらそう言った。

「良く分かったな、理由を聞いてみてもいいか?」

「えっとそれはですね……今出撃してる娘やラベンダーさん達を除くとコスモスちゃんだけだったので」

「よく出撃してる娘を全員覚えていたな」

 誉めようとチョコレートコスモスの方を見ると、気がつかないうちに顔が近づいていたらしい。

「ん? どうしたんですか団長さん……きゃ」

 不思議に思ったのか、彼女もリストからこちらに顔を向ける。

 チョコレートコスモスとしても思いの外顔が近かったらしく、赤面して俯いてしまった。

 

「チョコレートコスモス……なんか、ごめんな」

「いえ、私の方こそごめんなさい……」

 少しの間の後ほぼ同時に自分達は謝りながら笑った。

「それにしても良く覚えていたな……今日のは少し特殊だったのに」

 今日はベルガモットバレーの方に援軍として出撃している、後少しすれば帰ってくる頃合いだ……あっそうか、ベルガモットバレーだからなのか。

 そう気がついてチョコレートコスモスの方を見ると頷いた。どうやら正解らしい。

「連れて行けなくてごめんな、出身地なのに出撃させてあげれなくて」

「いえ、分かってます。私がまだ弱いから……」

 ……さっきよりも空気を重くしてしまった。

「……」

「……」

「……いっくしょん」

 ん? 今聞きなれたくしゃみが聞こえたぞ?

 周りを確認してみると、本棚と壁の隅の隙間に隠れて……いや、頭を入れている少女が。

「見つけたぞオトギリソウ」

 そしてこちらを見ていなかったオトギリソウを両手で掴み、持ち上げた。

「うわぁ高い! 団長さん何で分かったの?」

「いつものが聞こえたからな」

 オトギリソウは「何の事?」みたいな表情を浮かべていた。

「帰ってるという事は無事に終わったのか?」

「うんそれは勿論。はいこれ報告書」

 手にはハナショウブの字で綺麗にまとめられた報告書があったので、オトギリソウをおろしてから報告書を受け取った。

「うん確認完了。お疲れ様……オトギリソウ、はいこれ、バレンタインデーのお返し」

「やったー! 団長のクッキーだ! 美味しそう……食べていい?」

 オトギリソウに笑顔で頷き答えた。

「早速……美味しい」

「じゃあ私も……団長さんこれ美味しいです」

「そうして団長の料理の腕前に惚れた二人は……団長さんってば卑猥過ぎます~」

 ドアの所から見ていたチョコレートコスモスの従姉妹であるコスモスが、突然そんなことを言い出すと一人で妄想をしているようだ……凄く盛り上がっている。

「コスモスちゃん何言ってるの! そんなこと昼間からしないって……なんでもないですよ団長さん!」

 チョコレートコスモスはいきなり言われたのが恥ずかしいのか、どうやら墓穴を掘ったらしい。

「オトギリソウ……コスモスを捕まえてこい」

「分かった! 忍法団長さんに命令されるの術!」

 オトギリソウはコスモスを捕まえにドアへ向かうと、それに気がついたコスモスが走って行った。

 

「なぁ……チョコレートコスモス、美味しかったか?」

 そう聞くとチョコレートコスモスは小さく頷いた。

「ありがとな」

「はい……」

 

 その後オトギリソウがコスモスを連れて帰ってくる間にラベンダー達も来たが、バレンタインデーのお返しをすると笑顔で帰っていった。




と妄想したコスモスであった。







はい少しふざけましたが今回は本日(少し考え過ぎて14日を越えてしまったけど)キャラクエが増えた、羞恥ネタに関してはわりと墓穴を掘りに行く系花騎士チョコレートコスモスちゃんの話でした。
本文中にまだ弱いという台詞がありましたが……私のチョコモスちゃんはまだ進化してないのです。
(最近はセンリョウとランタナを育てたので)
次回はスペガチャ(持ってない星6一人確定)で出た娘を書こうと思います。お楽しみに
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