FLOWER KNIGHT GIRL 安心したい団長 一時凍結 作:メイコウ
実は本当でしたらある子の話に決まっていましたが……お姉ちゃん編ガチャから単発で来てくれたあの人に主役を変更しました。
花騎士になるには二つの方法がある。
前者は准騎士や騎士見習いが専門の学校を卒業後、各地域の正式な花騎士に任命される方法。
後者は複数の華霊石を使い、世界花の力を特殊な器に注ぎ花騎士を召喚する方法。
今回は久しぶりに後者をやることにしたのだ。
「オトギリソウとセンリョウ、準備は良いか?」
いつものように遊びに来たオトギリソウと今日の副団長であるセンリョウの二人に協力してもらって、現在進行系で花騎士召喚をしている所だ。
「忍法! 団長さんの手伝いをするの術。こっちは準備終わったよ! だけど珍しいね」
「そうだよね、珍しいよね。団長さんが召喚をするなんて」
と二人に返されたので、
「なんか……こうな、無性にやりたくてな。なんて言うんだっけ? 確か……乙女座の勘だよ」
そう言うと、オトギリソウは頭を抱えて何かを考え始めた。
対するセンリョウはというと、
「団長さん、それって乙女の勘……じゃない? しかも乙女の勘なら団長は男だから違うでしょ! それとも……センリョウの服を着たいとか? 貸してあげようか?」
とセンリョウは自分の着物の襟を少しだけ崩しながら答えた。
ついでにオトギリソウはセンリョウが答えると「それだ!」と言わんばかりの顔をしたのだった。
「バカ言うな、そんな趣味はないからな。……さて、そろそろ召喚するか」
先程の器を真ん中に置いて、召喚に必要な言霊を
目映い光と共に器の色は銀に変わり、更に金から虹となった!
「虹色!? いったいどんな子がくるんだ?」
光が収まり、器の有った所を見ると、
「フラワーナイトマンリョウ、此処に着任致しました。妹のセンリョウ共々宜しくお願い致します。家は少々大きいですが私は養子ですのであまり気にせず接していただけると嬉しいです」
と丁寧な自己紹介と共に、そこには和服の似合う美人が居た。
「ん? センリョウの……姉? 前からセンリョウが目標とか、自慢の姉と言っていた人……」
「あら、どうやら妹がお世話になってるみたいで」
丁寧なお辞儀が終わる前にセンリョウが抱きついた。
「マンリョウお姉ちゃんだー」
「センリョウったら」
と妹を優しく抱きしめたマンリョウはセンリョウの頭を撫でた。
「忍法……空気を読んで退室するの術」
オトギリソウは小声で忍法を言って出ていった。
自分も壁際まで下がり、息を潜めたあと目を閉じる。
少し時間が経つと、
「団長さん! 団長さん!」
センリョウに呼ばれる声がしたのでそちらを見ると、どうやら何処かに出掛けるらしい。
「センリョウが私の為に町を案内してくれると言うので、団長さんも御一緒に如何かと」
「それじゃあ、今日は二人のナイトになりましょうか」
マンリョウの誘いに対してそう答え、少しの間の後に二人で笑っていると仲間外れにされたと思ったのか、センリョウが自分達の間に入ってきた。
「二人とも仲間外れにしないでよ」
「まぁ、そんなこと思ってないわよ」
「あーそうだな、仲間外れになんかしてないぞ」
その後に町へ出掛けた時、偶然出合ったラベンダーがマンリョウのオーラを食らったのか、「今回は……見逃してあげるんだからね……」と悪役っぽい事を言って逃げ出したり、三人で出店のクレープを食べようとしてよくわかっていないマンリョウに色々と教えたりして、今日は楽しい一日であった。
そして……今日の残った書類を忘れている事を思い出すのは、マンリョウ達と別れてからの出来事である。
と言う事で第6話はマンリョウとセンリョウでした。
銀から金になって「お、珍しいなぁ」と思った瞬間虹になって「ファ!?え?え?来たーーーーーーー」と自分でも驚くような声を出しました。
確定ガチャ以外から初めての虹なので嬉しかったです。
次回はどちらにしようか、再び考えましょうそして
ヨモギさんのイベント皆さんも頑張りましょう!
(私は残り贈り物とアンプルのみ)
それではまた次回