Cadaver Of Dead   作:超輪

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右に続く廊下

ノワールは右に続く廊下へ逃げる。

 

ノワール「階段?」

 

その廊下は上に続く階段が存在していた。

 

ノワール『上の階が2階なら、間違いなく集合場所がある階層。もしかした2人はそっちに?』

 

ノワールは2人が逃げた先だと思われる2階へ駆け上る。上った先の廊下はくらいが、見知らない廊下にたどり着いた。下の階からまだ怪物がやって来ない。怪物が鈍足なのが助かる。

 

ノワール「これなら撒けるわね。どこか隠れないと!」

 

廊下を軽く見渡すと、少し先に部屋に続く扉があった。ノワールはその扉の元まで走る。

 

ノワール『鍵がかかってませんように!』

 

扉の前に立ちすぐにドアを開ける。鍵は掛かっていなかったので入る事は出来た。部屋に入った後、すぐに鍵を閉めて身を潜める。

 

ノワール「はぁ……」

 

後は通り過ぎるの待つだけ、なのだが足音が聞こえない。

 

ノワール「……?」

 

耳を傾けてみたが、無音だけが続いた。赤い怪物、もしかして階段を上って来れない?ノワールはそう仮設付けした。

 

ノワール「ひとまず安心、かしら?」

 

危機は逃れた。そう自覚した瞬間、体が一気に重くなるような感覚に襲われた。その場で崩れるように座り込み、背中を扉に預けるように寄る。

 

???「もしかして、一階下の赤い怪物から逃げて来たの?」

ノワール「え?」

 

ノワールは怪物から逃げる事で必死だった為、部屋の状況を掴めていなかったが、1人の男性の声で身の回りに気を向くようになった。

部屋は明かりで照らされている。全体は一人部屋のようで、テーブルやベッドとタンスなどが設置されている。そして目の前に、学生服を着た男性がノワールに話し掛ける。

 

???「まあとりあえず一旦落ち着いて、場の状況を頭に入れて整理した方がいいよ」

 

ノワールはまず状況を整理する事にした。赤い怪物から逃れる事は出来た。そして今、見知らない男性に話し掛けられている。大雑把に整理したノワールはひとまず落ち着く事が出来た。

 

ノワール「ありがとう。頭の整理は出来たわ。君は?」

平沢「初めまして、僕は平沢聖人(ひらさわまさと)です」

ノワール「私はノワール。よろしく……」

平沢「よろしくノワールさん。とりあえず話はそこのテーブルでしましよう。立てます?」

ノワール「え、えぇ。問題ないわ」

 

座り込んでいたノワールは自分でその場に立って、話をする為、テーブルまで行って椅子に座った。互いを向き合うように座り、早速話を始める。

 

最初はお互い何者かを話す事になった。

 

平沢「まず、僕が何者かを話しますね。僕は学生で、北原高校と言う学校の三年生です」

ノワール「北原高校……聞いた事がないわね。私の高校は総合校って言って全体に知り渡ってる高校なのだけれどもちろん知ってるわよね?」

 

総合校は、全国から注目されている。全ての学科が存在し、中学と高校が1つになっている学校。少なくとも知らない事は無い。そう思ったのだが、ノワールは予想外の言葉を聞く事になるとは思わなかった。

 

平沢「総合校?ごめんさい。僕には聞き覚えがないです」

ノワール「え?」

 

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