Cadaver Of Dead   作:超輪

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一時限目

ここは総合校、中等部と高等部が存在している。そして私を入れた6人は卒業式を終え、最後の放課後を過ごすべくして、生徒会室に集まっている。最後の事もあって雑談や面白話が今まで以上に響き渡る。そして課題が終わったら頃に事前に用意したおまじないを行う。

 

ノワール「みんな。ちょっといいかしら」

ネプテューヌ「さあさあ、おまじないの時だよ」

ノワール「これをやりたいの」

 

そう言って手元のスクールバッグから出したものは、プレゼントによく使われる細長い織物。切れ目が入った赤い織物で引っ張ると10枚に分裂する仕組みになっている。

 

アイエフ「これは、リボンを作るのによく見かける織物ね」

コンパ「その織物は何です?」

ノワール「これはネット上のおまじない集にあった物よ。切れ目が入ってるのが見えるでしょ?その間につまんで一斉に引っ張るの。取れた織物をずっと持ってると一生友達でいられるのよ」

 

ノワールが説明するとブランとアイエフ以外は目を輝かせている。おまじないをあまり信用していないのか2人は少し呆れている。

 

コンパ「ずっと持ってると友達でいられるです?それはいいおまじないです」

ピーシェ「わぁー!面白そう!」

ブラン「やはり胡散臭い」

ユニ「でも素敵だね」

プルルート「そうだね〜」

ネプギア「なんか、また会えるような約束をするみたいなおまじないにも見える。いいおまじない」

ベール「ノワール なかなか嬉しいおまじないをご用意して下さいましたね」

ノワール「当然でしょ?さあ、みんな好きな間をつまんで」

 

言われた通りに好きな間をつまむ

 

ネプテューヌ「つまんだよー!」

ブラン「これでいいの?」

ノワール「みんなつまんだわね。爪を使ってしっかりつまんでいてね 次は目を瞑って「一生の友達になれますように!」って心の中で唱えて、10回唱えなさいね。唱え終わった目を開けて、全員が終わったら一生にちぎるように」

ピーシェ「はぁーい!」

ノワール「それじゃあ、せーの!」

 

ノワールは「一生の友達になれますように!」と心の中で10回唱える。唱えてる間はカラスの鳴き声以外は聞こえない空間になった。唱え終わったノワールは目を開ける。

 

ノワール「はぁ……みんな、唱え終わったかしら」

 

ノワールが唱え終わった頃には、皆も同じタイミングに唱え終わっていた。そしてこのおまじないの最終段階に入る。

 

ノワール「それじゃあ後は一生にちぎるだけよ。せーの!」

 

リボンの織物は切れ目によって、見かけによらずあっさりちぎれた途端、外の電線にとまっていたカラス達が一斉に飛び立つ。その瞬間をネプギアが軽い悲鳴を口にする。

 

ノワール「お疲れ様、ちぎれた織物は定期入れや財布の中にしまって、無くさないように保管しなさいよね」

ブラン「お守りになるのかしら?」

ネプギア「びっくりしたー カラスが飛び立った音だったんだね」

ネプテューヌ「もうネプギアは大袈裟だな〜」

ユニ「ありがと!お姉ちゃん」

コンパ「一生の宝物にするです」

ベール「さあ、名残惜しいですが時間が迫ってきています。そろそろ帰りの支度をして下さいな」

 

外は夕方が見えなくなる位に沈んでいた。帰りの支度をして、全員がスクールバッグを持つ。その時だった。廊下側の壁が突然大きく砕かれ、大きな穴が出来る。その先は暗黒に包まれて先が見えない。

 

プルルート「ほぇ〜!なんか大きな穴が出来てる〜」

ノワール「な、何よりこれ」

 

誰もが動揺した。地震が起きた訳でもなく、爆弾が爆発した訳でもない。怪奇現象にしては異常。穴があいたとはいえ先が真っ暗。何が起きているのか頭の処理速度では追いつかない。

 

ベール「皆さん落ち着いて、ここは私が」

 

ベールが生徒会室にある固定電話に手を掛けようとしたその時、景色全体が90度傾いた。追いつかない。事態の収集に時間が足りない。いや足りないとかの問題ではない。理解が出来ない。

 

ネプテューヌ「ネプー!?」

ノワール「ノワァァー!?」

 

生徒会室全体と廊下まで響かせる大きな悲鳴を上げ、そのまま大きな穴の暗黒の闇へと落ちていった。

 

 

 

 

ネプテューヌ「………ん」

 

ここで私は目覚めた。ゆっくり上半身を起こす。周りを見ると他のみんなが倒れているのが分かる。でもまず目に付く物があった。

 

ネプテューヌ「ここは……どこかな?」

 

この空間はヨーロッパ風の部屋になっている。木製の綺麗なドア。人を描かれた絵が展示されている。クローゼットやベッドがある。部屋の中心に値が高そうな長いテーブルと椅子がある。明かりが付いているからはっきり見えると同時に見慣れない場所なのだと認識する。

 

ノワール「う……」

 

次に目を覚ましたのはうつ伏せに倒れていた委員長のノワール。両腕で上半身を起こして、その場で立った。

 

ネプテューヌ「ノワール 大丈夫?」

ノワール「大丈夫よ それよりここはどこなの?」

ネプテューヌ「それが分からないんだ とりあえずみんなを起こそ?」

 

他に倒れているみんなを起こしに掛かる。1人を起こすと、次第にみんなも目を覚ます。

 

 

 

 

 

アイエフ「ここはどこなの?」

ブラン「確か急に景色が傾いて穴に落ちたよね」

ネプギア「うん......」

プルルート「もうちょっと〜。寝ていたかったのに~」

ユニ「そんな呑気な事を言わないで下さい プルルート先輩」

ピーシェ「なんかの部屋みたいだね」

ベール「そうですわね。この部屋は誰かの寝室なのかも知りませんわ」

 

よくみればヨーロッパ風ではあるが、言われた通り寝室にも見える。何せアンティーク風のベッドが2つ設置されてるのだから。

 

ノワール「何にせよ、ここはどこかは分からないわ。まず電話を......」

 

ノワールの言葉はスマートフォンの画面に映されている電波を見た瞬間途切れた。

 

ノワール「嘘、圏外?」

アイエフ「私のも圏外ね」

ベール「困りましたわ。これでは警察に連絡が出来ませんわ」

 

少しずつ皆か青ざめた表情に変わっていく。この空間に窓がない以上、外の景色も確認出来ない。不気味だ。

 

コンパ「私、怖いです......」

 

コンパは身体をブルブルと震え始めた。コンパは怖いの苦手で、冷や汗をかく。

 

アイエフ「大丈夫よ。私が側にいてあげるから」

 

コンパの背中をさすってコンパを落ち着かせる。何だか不気味に思えてくる。見知らない空間、圏外。そしてあの穴。

 

ノワール「穴がない?」

 

ノワールは落ちてきた筈の穴がないのを気付く。みんなが倒れている様子から考えると、上から落ちてきたの間違いない。つまり天井に穴がある事になるが、不可思議な事に穴がない。

 

ブラン「変ね。私達が落ちてきた筈なのにその穴がないの」

ベール「謎が多いですわね。意を決めて、ここは探索してみませんこと?」

ノワール「探索......ならここは四手に分かれましょ」

ネプテューヌ「まずは私とネプギアは一緒だね」

ネプギア「うん」

ノワール「ユニ、私に付いてきてね」

ユニ「分かったわ」

 

ネプギアとユニは姉の側に歩み動く。そして残りの6人は

ブランとプルルートとピーシェ。アイエフとコンパとベールと四手に分かれた。

 

ピーシェ「ぷるると、我慢してね」

プルルート「ふぁ〜」

 

プルルートは眠そうにしていた。目を瞑って手を擦りながら欠伸をする。

 

ブラン「大丈夫なのかしら、私達のチーム」

 

ブランは自分のメンバーが心配で仕方ない様子。

 

アイエフ「もうしっかりしなさいよね」

ベール「先が思いやられますわね」

コンパ「ねぷねぷ 気を付けるですよ?」

ネプテューヌ「うん。みんなも気を付けてね」

ノワール「30分後にまたこの部屋に集合してね。それじゃあ行くわよ、ユニ」

ユニ「う、うん...」

 

ユニはしがみつくようにしてノワールにくっつく。そしてドアのノブを掴み捻ると、簡単にドアがあいた。ドアの先はロウソクの灯りで景色は見える。広くは見えていないが館内なのが分かる。

 

そしてみんなもノワールの後を追うように動き出し廊下足を踏み入れる。そして各自探索に入った。この館内にある生き物がいると知らずにーーーーーーー

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