「わたし、音ノ木坂学院の一年生の春日井 叶(かすがい かなえ)μ'sに憧れて音ノ木坂学院に入学しました。だから、μ'sのようなスクールアイドルになりたいです!」
ところが・・・
始業式
「再び、生徒数減少により、来年度より生徒の募集を止め廃校とします・・・・・」
「えっ?えっぇぇぇぇ・・・・いきなり廃校なの?こころ、ここあ、嘘でしょ?」
「嘘じゃない見たいですね」
「そうだね・・・・・」
「二人はいいじゃん!勉強できるし、わたしなんか・・・・・」
「「・・・・勘違いしてる・・・・」」
「わたし、μ'sに憧れて入ったのに・・・・・」
「かなえちゃん・・・大丈夫だよ。私達が卒業するまでは廃校にならない見たいだし・・・」
「こころ・・・・・えっ?・・・・そうなんだ・・・・・」
「「かなえちゃん・・・・・・」」ハァー
「ちょっと・・・・ため息って酷くない・・・・・」
私達は、廊下を歩き部活を見て回った。そして、ある部室で足を止めた。
アイドル研究部
「こころ、これが伝説のμ'sの部室だね」
「うん・・・・・・だね(これが、お姉ちゃんのいた部室・・・・わたしもなれるかな・・・」
「でも、なんか活動してない見たいだよ・・・」
三人で話しているうちに部室のドアが開いた。
ガチャリ・・・・
「ハラショー、アイドル研究部に入らないかな?説明会開くから・・・・って、あれ?」
「あれ、今日赴任した絢瀬先生だよね?」
「そうだけど、アイドルやってみない?部員がいなくて・・・・・・困っていたのよ。」
三人は顔を見て叶が答えた。
「こころ、ここあ、アイドルやろうよ!わたし、μ'sに憧れてこの学校に入ったんだし、やりたいからやる、やってみたいからやる。最初ってそんな感じじゃない?」
この子、昔の穂乃果を見てる見たい・・・・
「かなえちゃん、わたしもやるよ!」
ここあが答える。
「仕方ありません。かなえちゃんが入るならわたしも入るよ。だらし無い二人じゃ、見ていられません。」
「こころ、ここあ、ありがとう。じゃ、やろう!アイドル!」
やっぱり、昔の穂乃果、ことり、海未を思い出すわ・・・・
絵里は三人のやり取りを見て昔を思い出していた。
「「「絢瀬先生!よろしくお願いします」」」
「こちらこそ、よろしくね。絢瀬先生じゃなく、絵里先生ね。」
「はい、絵里先生!」
そして、私達は、スクールアイドルを始めた。
「その前に、ひとつ聞きたいだけど、こころさん、ここあさん、まさかと思うけど、お姉さんいる?矢澤にこに似てるから・・・・・」
こころが答えた。
「違います。わたし、お姉さんいませんし、名字も矢澤じゃありません!名字は内藤です。」
「ごめんね。こころさん、、ここあさん・・・・・」
「大丈夫です。」
1時間ほど、絵里先生から説明を受け、部活は終わった。
私達は、帰りに神田明神に立ち寄った。
「そこの、お嬢さん。なんか落としたよ」
「ありがとうございます。」
「気にせんでええよ。わたしはただの通りすがりのスピチュアルなOLやから。」
わたしはお気に入りのCHブランドのキーホルダーを受け取った。それを見た、こころが興奮したように聞いて来た。
「かなえちゃん、そっ、それって、元μ'sの南ことりが社長兼デザイナーを務めるCHブランドのキーホルダーじゃない!」
「えっ?南ことりって誰?」
「ハァー」
こころは、深いため息をはくと説明した。
「あなたね~南ことりも知らないのそれで、良く、μ'sを憧れてますって言えるわね!」
「ごめん・・・わたし、μ'sの曲しか聞いた事ないし、メンバーも良くわからないんだよね。」
「仕方ないわね。教えてあげるわ。南ことりは、元μ'sのメンバーで衣装なんかを作っていたのよ。話しじゃ、高校卒業後、単身でアメリカのニューヨークでデザイナーの勉強して、向こうで起業して今じゃ、トップデザイナーよ。うちの音ノ木坂学院のこの制服やアイドルグループの衣装も今は、みんなCHブランドで染められてるって話しよ。」
「そうなんだ・・・・」
こうなった、こころはアイドルマニアのスイッチが入り手に負えない。
そこに、先程のOLが話しかけてきた。
「へ~ことりちゃんの事知ってる子がおるんね。」
「あなたも、知っているんですか?」
こころがOLに聞いた。
「わたしも、昔μ'sのメンバーだったんよ。今は、スピチュアルなOLだけどね。」
こころはOLを良く見ていた。
「えっ、まさか・・・・東條希さんですか?」
「ええ、そうよ。わたしは元μ'sのメンバーの東條希よ。また、カードが告げとるんよ。」
希は、THE太陽のカードを見せた。
「えっ?えっぇぇぇぇ!サイン下さい!!」
暴走したこころは希にサインを求めた。
「今は、書く時じゃないんよ。ごめんな。」
希は、走って行ってしまった。
「仕方ない。かなえちゃん、近くに美味しい和菓子屋があるから寄って行かない?」
ここあが提案してきた。
「うん!行こうよ。」
三人は近くの和菓子屋に向かった。しばらく歩くと看板が見えて来た。
『穂むら』
店に入ると、元気な声が聞こえて来た。
「いらっしゃいませ!あれ、君達、音ノ木坂学院の生徒なの?サービスしゃちゃうよ」
「音ノ木坂学院の制服知っているのですか」
「卒業生だし、昔、スクールアイドルやっていたからね。」
「えっ?まさか、高坂穂乃果さんですか?」
「そうだよ。」
「こころ、高坂穂乃果さんって」
「あなたね~高坂穂乃果さんは元μ'sのメンバーでリーダーだった人よ。知らないの?」
こころが再び、興奮していた。
「サイン下さい!」
「いいよ。サインなんて何年ぶりかな~」
穂乃果は色紙を受けとるとサインをした。
「ところで、部活は何しているの?」
かなえが答えた。
「今年入学してアイドル研究部に入りました。μ'sのようなスクールアイドルになりたいです。」
「そうなんだ。じゃ、ファイトだね。はい、おまんじゅうにサービスに穂のまん付けておくね。」
これが、高坂穂乃果との出会いだった。再び、歌の女神は降臨するのだろか。