ラブライブ! μ'sあれから君達は    作:まもる

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 前回のラブライブ!

 ツバサさんから電話があり、ドライブに行くことにツバサさんは私達が再結成の話しに喜んでいた。そんな中、ツバサさんと別れ、一人散歩していたら昔会った女性歌手と出会った。女性歌手の正体は違う未来のわたしだった。


ことり編 ことりの一日

 

 「ス~ス~・・・・・」

 

 わたしは、社長室のソファーに横になり、気持ち良く眠っていた・・・・・

 

 「社長・・・・・社長・・・・」

 

 誰かな?

 

 わたしはゆっくり、瞼を開けた・・・・

 

 「朝から誰~」

 

 「社長、おはようございます。秘書のマチルダです。」

 

 そっかぁ・・・・わたし、徹夜してそのまま眠っていたんだ・・・・・

 

 わたしは、合宿後は残業したり、徹夜だったりしている。わたしのテーブルは、デザインのデッサンや書類とかで散らかっていた。

 

 「うん、マチルダさんおはよう~」

 

 「おはようございます。今日の予定はどうしますか」

 

 わたしは一度、目を閉じ、社長としてのことりに変わった。

 

 「予定を聞かせてくれるかしら?」

 

 「はい、10時から、アイドルプロダクション社長と会談があります。12時から・・・・・と昼食会で、14時からパリコレクションに向けての会議があります」

 

 「分かったわ。10時まで時間があるから、仮眠室でシャワーを浴びて来るね」

 

 「わかりました。では、朝食を用意しときますので、ごゆっくり」

 

 秘書は社長室を退室した。残されたことりはため息を掃いた。

 

 「はぁ・・・・」

 

 わたしは、仮眠室でシャワーを浴び、社長室に戻るとテーブルには朝食が用意されていた。わたしは、朝食を済ませ時間まで書類の整理やデザインの手直しをしていた。時間になると、マチルダさんがやって来た。

 

 コン、コン

 

 「マチルダです。失礼します」

 

 「どうぞ、わたしは準備出来てるから行きましょ」

 

 「わかりました。では、下に車がお待ちになってますので行きましょう。」

 

 わたしとマチルダさんはエレベーターに乗り、地下駐車場に向かった。地下駐車場には、運転手が車の後部座席を開け待っていた。後部座席にマチルダさんと乗り、アイドルプロダクションに向かった。

 

 車内では、マチルダさんに質問された。

 

 「社長、何故アイドルプロダクションを傘下に加えるのですか?」

 

 わたしは傘下に加える為の条件や所属アイドルの名簿を確認しながら答えた。

 

 「あのね、日本ではプロダクション事務所に所属しないとアイドル活動が出来ないの。わたし、会社、グループを上げてμ'sを全てにおいて、サポートしようとこないだ、話したでしょ?」

 

 「はい、話しましたね。我が社には、アイドルプロダクションのノウハウが無いですし、グループ傘下に所属させればって事ですね。」

 

 「うん、確かにノウハウは無いよ。それに、わたしのみんなに対する恩返しなの。挫折した、わたしを助けてくれたから。だから、衣装だけじゃなく、事務所も提供したいの!」

 

 「はい、知っいます。わたしは8年前、ニューヨークライブを見て、ことり様に一生付いていこうと思ったんだからね。」

 

 そう、幼かったマチルダさんは、8年前のニューヨークライブを目の前で見ていた。そして、わたしがニューヨーク留学して、今の会社を立ち上げた時に、入って来た最古参の社員でもあった。まだ、二十代前半にも関わらず、わたしを公私共に支えていた事も知っている。だから、社長室と車内二人きりの時だけは、友人のように話していた。それに、わたしが再結成に参加も許していた。

 

 いつの間にか、アイドルプロダクション事務所に到着した。小さい事務所ながらも、アライズやアクアも所属する事務所だった。わたしはプロダクション事務所の社長と会談に挑んだ。

 

 「いや~、ことり社長自ら会談とはうれしい限りですよ。」

 

 「では、この内容で傘下に加入して貰えるかしら?」

 

 社交事例を流し、交渉会談に入った。この、条件の内容なら受けるはず・・・・

 

 「かなりの好条件ですね。何故、元スクールアイドルが所属する事務所を?」

 

 「そうでね、自社としては、スクールアイドル出身者が多く、アキバなら活動もしやすい。そして、自社ブランドのデザインの衣装でステージに立って貰えば、宣伝にもなります。この、事務所には、アライズ、アクアがいます。そして、これから、加入するμ'sの三本柱になりますが。」

 

 「えっ?μ's・・・・あの、伝説のスクールアイドル・・・・」

 

 「えぇ、再結成するので、どうかなって」

 

 社長はしばらく沈黙した。

 

 

 「良いでしょう!グループ傘下に加入しょう!すぐにでも、契約しましょう!」

 

 「わかりました。でも、契約は記者会見を後日、開きますのでその時にしましょう」

 

 会談が終わった。再び、車に乗り込み、昼食会に向かう途中、電話が鳴った。

 

 プルル・・・・

 

 誰かな?

 

 わたしはディスプレイを確認すると、『高坂穂乃果』だった。

 

 電話に出ると

 

 「ことりちゃん!これから、お昼を一緒に食べない?」

 

 穂乃果ちゃんからだった。

 

 「穂乃果ちゃん、どうしたの~」

 

 「ことりちゃんとお昼したいな~って、思ってかけてみたんだ」

 

 「ちょっと、すぐかけ直すから待ってて」

 

 わたしは電話を切り、マチルダさんに相談したが・・・・

 

 すでに・・・・

 

 「ことり様。昼食会と午後の予定はキャンセルですね。わかりました。すでに、キャンセルしましたので大丈夫です。幼なじみとお昼を」

 

 「うん、ありがとう~でも、マチルダさんも一緒ね。」

 

 「えっ?わたしもですか?」

 

 「うん、一緒にね!」

 

 運転手には、穂むらに向かって貰った。わたしは穂乃果ちゃんに電話をかけた。

 

 「穂乃果ちゃん、お昼いいよ~一緒に食べよ~今、迎えに行くから待ってね~」

 

 「えっ?迎え?」

 

 「うん、迎えだよ。もうすぐ着くからね~」

 

 電話で話している内に穂むらの前に着いた。穂乃果ちゃんは自分の部屋から手を振っていた。わたしは車から降りて、店内に迎えに行った。

 

 「ことりちゃん、忙しいのにごめんね。」

 

 「穂乃果ちゃん、気にしないでいいよ。だって、昼食会って堅苦しくて・・・・」

 

 「じゃ、行こうよ!」

 

 「うん!」

 

 わたしは車に案内した。穂乃果ちゃんは秘書のマチルダさんを見て固まった。

 

 「えっ?外国の方・・・・・」

 

 「穂乃果ちゃん、わたしの秘書のマチルダさんだよ。」

 

 「はじめまして、秘書のマチルダです。」

 

 「はじめまして、わたし、幼なじみの高坂穂乃果です。」

 

 「はい、ことり様から良く話しを聴いております。」

 

 「凄いね!日本語が凄く上手だね。」

 

 「あのね、穂乃果ちゃん。マチルダさんは日本語学校を首席で卒業してるの。それに、私達のファンでもあるよ」

 

 「こっ、ことり様そっ、その話は・・・・・」

 

 「そうなんだ。よろしくね。マチルダさん」

 

 「はい、穂乃果様」

 

 私達は車に乗り、マチルダさんが予約した、洋食店に向かった。

 

 洋食店に着いた。店内は、アンティーク調の落ち着いたお店だった。私達はお昼を食べながら、会話を楽しんだ。

 

 「えっ!マチルダさんって、初めて、私達のライブ見たのニューヨークライブだったの!」

 

 「はい、恥ずかしながら」

 

 「穂乃果ちゃん、マチルダさんがまだ、十代の頃の話だよ。」

 

 「でもさ、ことりちゃん、やっぱり凄いよ!」

 

 「何で?穂乃果ちゃん」

 

 「だって、自信取り戻した、ことりちゃんが輝いてるもん」

 

 「うん!だって、穂乃果ちゃんやみんながいるもん。それに、仕事では、マチルダさんがいるから頑張れるよ~」

 

 「そうだ!ことりちゃん!マチルダさんに私達の練習姿見て貰おうよ!それに、もうすぐ百周年記念祭だよ!」

 

 「うん、わかった。じゃ、マチルダさんわたし達の学院に行きましょ」

 

 「ことり様が良いのであれば・・・・」

 

 「じゃ、決まりだね~穂乃果ちゃん」

 

 「じゃ、行こう!」

 

 私達は車に再び乗り学院に向かった。学院の屋上では、かなえ達一年生が最後の追い込みで、歌いながらダンスの練習をしていた。日陰では、メンバー達が休暇していた。

 

 「海未ちゃん、ごめぇん!」

 

 「穂乃果、遅いですよ!もう、皆さん練習してますよ!って、ことり、今日は会議で来れないって・・・・」

 

 「海未ちゃん、あのね、わたしの秘書のマチルダさんに私達を見て貰いたくて、連れて来ちゃった」

 「はじめまして、秘書を勤めます、マチルダです」

 

 「ハラショ~ことりが社長だって知っていたけど、秘書がいるのは初めて知ったわ」

 

 「絵里様、ニューヨークライブ以来、全くお変わりなく、美しい方ですね」

 

 「えっ?ニューヨークライブ・・・・」

 

 「マチルダさん、ニューヨーク以来やね。」

 

 「東條様、久しぶりですね。」

 

 「希!知っていたの?」

 

 「エリチ、うち、前にニューヨークに行ったやん、その時に本社で会ったのマチルダさんやったんよ。」

 

 「そうだったの・・・・マチルダさん、わたしにニューヨークライブ以来って言ってたけど・・・・」

 

 「絵里様、まだ、幼かったですが、ニューヨークライブの時に見てまたから。」

 

 「えっ?ことりちゃんの秘書さんだにゃ~、長身で、ブロンズの長い髪にスタイル良くって美人だにゃ~」

 

 「凛様、照れます・・・・・」

 

 「かよちんも、来るにゃ~」

 

 「えっ?凛ちゃんいいよ。わたし、英語話せないから」

 

 「大丈夫だにゃ~マチルダさん日本語ペラペラだにゃ~」

 

 「ダレカタスケテ~」

 

 「ことり様、楽しい方達ですね。」

 

 「うん!わたしの自慢の仲間だよ~」

 

 「ことりちゃん!マチルダさんの為に、歌おう!精一杯踊ろう!」

 

 「うん!穂乃果ちゃん。マチルダさんは見ててね~」

 

 「はい、わかりました」

 

 わたしはみんなと時間が許す限り、復活ライブで歌う予定の曲を通し練習で、精一杯やった。

 

 

 

 ぱち、ぱち、ぱち・・・・・

 

 「素晴らしい・・・・・」

 

 マチルダさんはずっと見ていた。

 

 練習も終わり、わたしは実家に帰った。まだ、ママは帰ってなかったけど、自室でアルバムを見ながら、わたしは思う。

 

 やっぱり、わたしはみんなと一緒が一番なんだなって。

 

 

 

 

 

 

 

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