絵里先生はのぞみさんの説得で参加してくれる事に。穂乃果さんもかなえちゃんが本心を聞きだし、絵里先生とのぞみさんが迎え行き参加してくれた。でも、他のメンバーの足取りがわからないまま、いつものように部室に集まる私達。これからどうなるやら。
私達は授業が終わると真っ直ぐ部室に向かった。
ガチャリ
「みんな来てるね!はい、差し入れだよ。」
穂乃果さんはあの日から放課後部室に来るようになった。差し入れで饅頭を持って来てくれている。
「穂乃果さんこんちには!」
「こころちゃんにここあちゃん相変わらず元気だね~」
「あれ、絵里先生は」
「絵里ちゃんなら理事長に用があるから理事長室に行ったよ」
「そうなんだ・・・・」
そこに、大荷物を抱えたのぞみさんが入って来た。
「穂乃果ちに良いもの持って来たよ~」
「えっ?のぞみちゃんそれは・・・・・」
穂乃果さんは顔を引きずりながら見ていた。
「あっ、これね。うちの会社の新商品のダイエットマシーンや。」
「の、のぞみちゃん・・・・」
「それとも、現実みたいかな?」
のぞみさんは穂乃果さんの手を握ると隣の衣装部屋に入った。
部屋から声が聞こえた。
「嫌、脱がさないで・・・・」
「あら、たっぷり、お肉付いたやな。」
「イヤァァァ、お腹、掴まないでー」
ガチャリ
「あったわ・・・・穂乃果ち、これ、着るんや!」
「これって・・・・ラストライブの時の衣装・・・・・」
しばらくすると悲鳴が聞こえた。
「いっ、イヤァァァァァァ」
「決定やな。ダイエットや!」
5分後、衣装部屋から二人は出てきた。
Side絵里
理事長室前
コン、コン
「絢瀬です。失礼します」
「どうぞ」
「理事長、個人的な用事で来ました。」
「何かしら?」
「はい、娘さんに連絡取りたいと思い、理事長に連絡先を聞きに来ました。」
「あら、娘さんじゃなく、ことりって呼んであげてね。ことりが悲しむわ。それに、連絡してくれたらきっと喜ぶわ」
わたしは、理事長から連絡先と向こうの住所を書いたメモをもらった。
Side 海未
一ヶ月前 スイス マッターホルン八合目
「ミス園田!。」
「どうしたの?」
わたしは、8年前の解散から心の虚しさから登山を始めた。はじめは、富士山を登り、晴れず、次はキリマンジャロを登り。まだ、晴れないから、エレベストを登頂した。8年で数々の山を制覇したけど、なんで、晴れないだろう。
「吹雪が止んだぜ!今なら、登頂出来るが、どうする?」
「もちろん!山頂アタックです!」
わたしは酸素マスクを付け、マッターホルンの山頂アタックを始めた。8時間登り続けただろうか山頂アタックは成功した。
「そうなんだ!この虚しさは、わたし、やっぱり、アイドルやりたかったんだ!」
Side 絵里&穂乃果&かなえ&希
「穂乃果!ことりと海未の居場所が分かったわ」
「ことりちゃんと海未ちゃん、どこにいるの?」
「わたしも気になります」
「ハァー、幼なじみ揃って出国中でした。海未はスイスのマッターホルンに登頂中で、ことりは、ニューヨークにいます。ただ、ことりは音信不通で連絡できませんでした。」
そこに、こころが入って来た。
「えっ!えっぇぇぇぇ!まさか、登山家の園田海未さんがμ'sのメンバーだったですか!」
「えっへへ、実は・・・・・私も知らなかったんだ」
「ほっ、穂乃果!幼なじみなのに知らなかったの?」
つかさず、絵里先生が突っ込んだ。
「だって、わたしも卒業後は実家で和菓子の修業してたし、連絡してなかったから。」
「ことりはどうしようか?わたしも国際電話は何回もかけられないし・・・・」
「なら、うちの出番やな。」
「のぞみ!」
のぞみさんは絵里先生のメモを受けとると部屋から出て行った。
「ねぇ、絵里ちゃん。海未ちゃんはいつ帰って来るの?」
「話しによると、四日後の成田行きの便に乗って帰って来るわ」
その日の部活は終わった。のぞみさんはその日の便でニューヨークに向かった。
Side 絵里
わたしは、今日もことりに電話をかけていた。
「只今、電話に出られません・・・・」
はぁ・・・・・やっぱり出ない。
わたしは、そのまま秋葉原に向かった。たまたま、アイドルショップに入った。
「まだ、あるんだ・・・・・」
商品棚にはμ'sグッズが並んでいた。隣の棚には見たことないアイドルグループがあった。
「これって、今流行りのアイドルグループのニュージェネレーションじゃない。」
「あなた、アイドルに興味があるんだ」
「えっ?あなたは・・・・」
「わたし?わたしは渋谷凛よ。あなたは」
「私は音ノ木坂学院の教師で絢瀬絵里よ」
「知ってるわ。元μ'sのメンバーの絢瀬絵里でしょ。だから、声を掛けたの。棚をみて分かるわ。解散して8年経っても不動の人気スクールアイドルがあるって、結成して一年も立たずにラブライブを優勝。その後はスクールアイドルで初めて海外ライブを成功させ、帰国後は全国のスクールアイドルと共同で秋葉原ライブの成功。第三回ラブライブでは、前回優勝校のライブをラストに解散した伝説のスクールアイドルそれが、μ's。アイドル業界にいたら常識だもの。」
「詳しいのね」
「私も、アイドルだから・・・・」
わたしはその子と別れた後、アキバの街を歩いた。見たことある女性が歩いていた。
「あれって・・・・・・理事長?」
なんで、変装しているのかな。声掛けてみようかな。
わたしは理事長らしき女性に声を掛けた。
「理事長?何故、アキバに・・・・・」
「きゃあ!」
女性はわたしの顔を見るなり走って逃げてしまった。
「まさか、ことり?」
わたしは跡を追ったけど見失った。