艦これ世界に転移した狙撃兵の戦闘記録   作:Lindwurm

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初めまして Lindwurmです。 艦これ世界に狙撃兵が転移したらどうだろ?なんて考えで書いた初めての小説なのでおかしい所盛りだくさんですが、どうぞ宜しくお願いします。



5/24日 リニューアルしました。 少し字数が増えたような気がしますが、どうぞ


始まり

かつては多くの観光客で賑わったこの街も奴らの攻撃でゴーストタウンと化していた。そんな街での特殊任務で狙撃手として味方の援護の為に俺はここにいる。

 

「16:45 そろそろか…」

 

そんな街の崩れかけた廃ビルの中で三脚に据えられている、スラリと伸びた銃身と他の銃にはないサムホールストックを持つ銃を構えながら呟いた。

 

飾り気のないシンプルな外観をしたその銃には、くすんだ緑や茶色の迷彩テープが巻かれた銃身と、その銃身よりも太いサプレッサーと伏射時に安定させる為のバイポッドが装着され、折り畳む事が出来るサムホールストックとレシーバー上部には可変倍率式のスコープが備わっている。 イギリスの銃器メーカーが開発したL115A3と呼ばれる8.59㎜の338ラプアマグナムという強力な弾を用いる狙撃銃だ。

 

道の両脇に立つ建物を監視していると、味方の進路上に立つ建物のベランダに1人の敵兵を捉えた。見たところ小銃にスコープを付けたマークスマンライフル持ち…厄介な敵だ

 

「距離350、敵さんが1人二階のベランダにいる。見えるか?」

 

「ああ、とっくに捉えてる」

 

横でスポッティングスコープを覗いて敵の位置を報告する男- 星野 龍弥(ほしの りゅうや)こいつとは小学生の頃からの付き合いになる。テロ事件の時からありとあらゆる作戦に従事してきた信頼できる相棒でもあり親友だ。

 

「リーパー0-2からシュリへ、前方50メートル先の建物に敵がいる。排除する」

 

『こちらシュリ了解。 』

 

無線で龍弥が杉崎大尉が率いる味方の部隊に連絡を送る。 こちらでもスコープ越しに物陰に隠れるのが見える。

 

「北西の風 2、 撃ち下ろしだ。お前ならいけると思うが… 一撃で頼むぞ」

 

「…了解」

 

このくらいの風速ならこの距離でも弾が逸れる事は無いと思うが、一応撃ち下ろしである事も考えて少し照準をずらす。

息を吐きながら引き絞る。息がピタリと止まった瞬間にトリガーを最後まで引き絞るとパシュゥゥゥンというサプレッサーである程度減音された甲高い発射音と共に撃ち出された銃弾が頭を貫き、スコープ越しに赤い花のように頭部が吹き飛ぶのが確認できた。

 

「リーパー0-1からシュリへ、敵兵を排除。進路上に敵なし」

 

『了解。此方でも確認できた。流石だな』

 

さて、こっちも移動だ。 三脚と装備品を纏めて次の地点に移動しようとした時、地響きと共に建物が少し揺れた。地震か…それに空が急に曇だしてくるし、一体何なんだ?

 

「おい柊司、こりゃ何かヤバイ事が起きるんじゃねぇか」

 

荷物を纏めMk.11を弄っていた龍弥が言う。何をバカなこと言ってんだ。さっきの揺れだってただの地震だし、この雲だってスコールの前兆だろ。 そんなお前の心配してるような事は起きないっての

 

「大丈夫だ。 そんな事起きねぇからさっさと行くぞ」

 

L115をドラッグパックに収めてM4に持ち変え廊下を警戒しながら進む。このビルも派手にやられたのか至る所にひび割れと大穴が開いていた。 雲が多くなってきたのか薄暗かった廊下が一気に暗くなる。

 

流石におかしい。今の時期は夏だし日の入りはもっと遅い。それにこの雲がスコールの前兆ならとっくに降ってきてるはずだ。 事前のブリーフィングでは台風の接近なんて聞いない。沖縄の天気予報があまりアテにならないのは知ってるがこの雲は異常だ。もしかして本当に何か起きるのか…

 

 

ズキッ…

 

ああ、こめかみの古傷が痛む。何か良からぬ事でも起きそうだ。ったく、面倒くせぇ

 

「リーパー0-1からデルタ、作戦区域のこの雲は何だ。そちらでは確認でき…」

 

確認できたかと最後まで聞こうとした瞬間、ズドンと突き上げられたかと思うと大きな揺れが俺たちのいる廃ビルを襲う。 これが地震だと気づくのに1秒とかからなかった。

 

「不味い!走れ!」

 

龍弥の叫びと同時に、揺れが止まらぬビルの廊下を非常口目掛けて突っ走る。両脇の壁がメキメキと音を立ててビビ割れていくが構ってられない。しかし、あと少しというところで目の前の天井が崩落し、非常口への道が絶たれてしまった。

 

「こっちだ!崩れたところから降りるしかない!」

 

「チクショウ!こんな時に地震なんてふざけんな!」

 

俺に言っても何もならんわ。そう思っている間にもビルの崩壊は進んでいた。 ビルと一緒に巻き込まれるのは時間の問題だ。

 

「くそっ、こんな所でくたばってたまるかよ…」

 

龍弥が呟いたその時、長く続くと思われた揺れは収まった。

 

「収まったか? おい、連絡だ!」

 

龍弥の一言で我に返った俺は無線機に繋がれたPTTスイッチを押し司令部と援護していた味方へ交信を試みる。だが…

 

「リーパー0-1からシュリ、聞こえているのか?応答しろ!おいッ!」

 

帰ってくるのはザーっという耳障りな雑音だけだった。龍弥のほうはどうだろうか?

 

「龍弥、そっちはどうだ?繋がったか?」

 

「ダメだ。 司令部にも杉崎さんにも繋がらねえ…」

 

どうゆうことだ…地震の揺れごときで壊れるポンコツな無線機なんてあってたまるか。

一時的な電波障害か何かだろう。 その時

また揺れて来た。いや、さっきの揺れとは何か違う…まさか!

 

「崩れるぞ!龍弥!」

 

そう叫んだ瞬間、廊下が崩れ、俺たちは外へ滑り落ちそうになってしまった。俺はドアの枠に捕まって何とかなったが、龍弥は腕一本で支えられている絶体絶命の状態だ。このままでは不味い…

 

「ドア枠を掴め!このままじゃ俺の腕もサヨウナラだ」

 

「分かってるっての!」

 

こいつ重い…でもこの手を絶対に離すわけにはいかない。 死んでも離すものか! 渾身の力を込めて持ち上げる。どうやらドア枠を掴めたようだ。よし、早いとこ上がるぞ

 

そう言おうとした時掴んでいたドア枠がバキッ!という音と共に俺たちはビルから落ちてしまった。

 

「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

くそっ、こんな無様な死に方ってアリかよ…

嫌だ、まだ死にたくない…だけどもう、どうしようもないか… クソッタレ…

 

「ガあッ… く、くそ…」

 

瓦礫の山に叩き付けられた衝撃と凄まじい痛みが身体中を駆け巡り、余りの痛みに意識を失いかける。そこに追い討ちを掛けるように、上から落ちてきた瓦礫が俺たちをモロに直撃した。

 

「(ああ、こんな終わり方か…あれ?何だこの光は…)」

 

意識を失う寸前眩い光が差し、その後意識が暗転し、完全に闇に飲まれた。




はい、最初から駄文ですね… おかしい所が所々ありますが教えていただけると幸いです。 次回は物語の設定になると思います。

追記
次回の物語の設定も改変するかもしれません
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