遅くなってすみません!
fatego楽しいれす^^
もしも主人公達がfategoに登場したら。のセリフを考えてみた。
「杏里 聖」キャスター 星4(イベントか何かで登場、普通に人間)
召喚時
「ふう、なんとか助かったな。・・・・・・ん?あぁすまない、召喚時の魔力の流れを利用して転移してきたショウと言う者だ。手を貸そう救世主どの?。」
マイルーム
「・・・・・・マスター、で宜しいかな?・・・疲弊しているようだな、ホイミ。さぁ、戦いに出よう。」
「ん?何故自分を手伝うのか?だと?・・・・・・まぁ、なんだ。転移する直前、妻が消え失せてしまったのだ。恐らくは今回の特異点・・・・・・いや、気にしないでくれ。」
「マスター、武道の経験は?有るなら君を強化しよう。サーヴァントと戦うのは良い経験になるだろうからな。・・・なに?無いのか?」
「おいマスター、少しは休憩するべきだ。・・・・・・何なら俺がサーヴァントを連れていこうか?」
好きなこと
「好きなこと?・・・ふむ、そうだな、魔術、魔法の研究。後は・・・まぁ平和な日々は好きだな。」
嫌いな事
「嫌いなことか・・・・・・聞いて何をするつもりだ?まぁ教えるが。戦いは嫌いだ、後は・・・・・・裏切りか、自分が裏切られるのは許せるがな」
聖杯について
「聖杯か・・・・・・万能の願望器のほうだろう?。手に入れた事はあるが、少々特殊でな。だがいい思い出だ。」
誕生日
「なに?今日が君の誕生日なのか?誕生日おめでとう!・・・にしてもなぜ予め言わなかった、言ってくれれば何か用意したのだかな。なに、誕生日とは特別な日だ・・・残念ながら俺には無いのだがね」
オリセイバー所有時
「・・・・・・・・・セイバー・・・・・・・・・。あぁいや、何でもない気にしないでくれ。すこし、昔を思い出していただけだ。」
杏里 愛優所有時
「ハハハ、いやぁ、なんとか連れ戻せたな!ありがとうなマスター、君のおかげたよ。ほらマユもお礼を言いな」
「杏里 愛優」アヴェンジャー星5
召喚時
「・・・・・・ほぅ?この私を呼び出すとは・・・運のない奴め。・・・・・・この間はすまなかったな、私の旦那が邪魔をした。ショウが手伝うと言うのだ、私も手伝おう、最も戦闘ではあまり役に立たないが」
マイルーム
「なぁマスター、ショウを知らないか?なに?戦闘に出ている?全く、何故置いていくのだ・・・え?私に危険が及ばないように?・・・そ、そうか、し、仕方の無い奴だな全く。今日はオムライスを作るとしよう。」
「マスターマスター!戦闘に連れていってくれ!ショウが私をからかうんだ!目にものを見せてやらねば!・・・・・・その、私は余り役に立たないから強いサーヴァントを連れていこう。」
「マスター、ショウが晩御飯は何でも良いと言っている、マスターは何がいい?え?何でも?むむむ、スキルの使用許可を貰ってくる」
ギルガメッシュ所有時
「ええ!?ギルちゃん!?・・・・・・あわわ・・・男になってる。・・・・・・コホン。そうか、此処のギルガメッシュは男なのだな。」
キャスターエリザベート所有時
「む?エリザベート!わぁ!私の事覚えてるよね?良かったぁ・・・!ん?どうしたのだマスター?あぁ私の子供なんだ、義理ではあるが」
ランスロット所有時
「む?ランスロットか、・・・・・・路地裏同盟ッ!・・・ふっ、腕は鈍っていないらしい。狂化されていてなお覚えているとは・・・・・・さすが・・・と言っておこう」
好きなこと
「好きなこと?掃除洗濯料理に裁縫・・・・・・なんだその目は。悪いか、こんな事が趣味で・・・。他には・・・・・・ショ、ショウ・・・・・・。」
嫌いなこと
「嫌いなこと・・・・・・此処は美人が多すぎる。ショウが取られるかも・・・・・・っ!マスター!また後で!私にはやるべき事が出来たッ!」
聖杯について
「私は聖杯だ。な、なんだその可哀想な子を見る目は!本当だぞ?私こそは万能の願望器だ!ショウに聞いてみろ!え?はぐらかされた?ショ〜オ〜!!」
誕生日
「おめでとうマスター、願いを言ってみろ、叶えてやる。え?特に願いが無い?じゃ、じゃあどうすれば・・・えっと欲しい素材とか無い?無い?そんなー。」
「オリセイバー」セイバー星2
召喚時
「召喚に応じ参上しました。名は明かせませんが貴方にこの剣を捧げます。マスター・・・世界の危機、共に救いましょう。」
マイルーム
「戦闘準備完了しました、マスター・・・出撃の合図を」
「余り無理をなさらずに。休める時に休む。止まれる時に止まる。突き進むだけでは死期を早めますよ」
「マスター、戦闘時は私の後ろに居てください、自分を守るのは下手ですが他人を護るのは得意なんです」
「ピンチになったら私のことは捨て駒にして下さい。時間稼ぎ位は出来るはずです。・・・そんな事は言うなと言われましても、お役に立つにはこれくらいしか・・・いえ、マスターの意思ならば従います」
好きなこと
「好きなこと?・・・・・・考えた事も有りませんでしたが・・・他人の幸せを見ると、嬉しく思います。好きな人なら家族が居るのですが。あぁ、マスターもお慕い申しておりますよ?」
嫌いなこと
「・・・無力な自分は余り好きになれません。ですが誠心誠意尽くしますよ。」
聖杯について
「聖杯ですか・・・懐かしい響きです。マスター・・・・・・どうしてるでしょうか・・・・・・。え?あぁマスターではなくて・・・むむむ、説明が難しい」
誕生日
「おめでとうございますマスター!また新たな歳を迎えられましたね!また同じ日を迎えられるよう全力でお守りいたします!」
杏里 聖 所有時
「マスター・・・・・・?また・・・・・・お会い出来ましたね。
心より嬉しく思います。・・・・・・杏里聖、杏里聖・・・・・・良い、名前です。それと、ご結婚おめでとうございます!私のお願いも叶えてくれましたね!」
ショウのスキルは全体防攻強化1つ、全体NP獲得1つ、全体HP大回復を1つ。という感じ。宝具はギラグレイド、ベホマズン、ドラゴラム、ザオリクのどれかになると思もう。カードはアーツ2バースト2クイック1。
マユのスキルはカリスマ、すきな効果を1つ選択で発動する聖杯系スキル(NPを消費する)、魔術EX
宝具は唯貴方の為の絶対悪、効果はショウにターゲット集中を付与、ショウに対する敵の効果を反射、反転する。(例、攻撃力ダウンを的に跳ね返し、ショウの攻撃力が上昇する。ショウに対し即死が発動すると発動が無効化され相手が即死するなど)
カードはアーツ3バースト1クイック1
オリセイバーのスキルは勇猛、軍略、戦闘続行。
宝具はただ貫く一心の突き。効果は防御力無視、無敵無視。相手の防御力が強化されているとダメージ倍率が上昇する。カードはアーツ1バースト2クイック3
こんな感じかなぁと予想。
アインツベルンの別荘で僕は難しい顔をして、机の対面に座り読書するケイネスを見ていた。
彼の名はケイネス・エルメロイ・アーチボルト。警戒に値する人物だ、彼によって此処は素晴らしい工房になったが、僕では気が付かないような罠を張っていないとも限らない。それに彼のサーヴァント、ランサーの宝具によってセイバーの片腕は使えない、よく同盟を頼みに来たな。僕がそう思っているとケイネスはこちらの視線に気がついたのか本から顔を上げる。
「ん、どうかしたのかね?切嗣」
「いや、何でもない」
「そうか」
僕は考える。どうすればこの戦争を勝ち抜けるのか、と。ケイネスの願いが何かはわからない、いや、知る必要も無い。彼と交わした契約は「最後の2組になるまでいかなる手段を持ってしても攻撃を互いに行えない」というもの、本当はもっと細かく決められているが、とりあえず僕は彼を殺す事は出来ない、だから僕の片腕に殺ってもらうことにするとして・・・・やはり問題は杏里聖か。
「グゥッ!?」
突然ケイネスが顔を顰め呻く、様々な可能性を瞬時に巡らせ・・・少し前似たようなことがあったのを思い出す。
「ケイネス?結界が?」
「あぁ、そのようだ、あのライダー・・・・・・もっと大人しく出来ないのかっ」
そう言ってケイネスは空を睨む、それと同時に後ろで扉が開いてアイリが出てくる。
「切嗣!こんなに乱暴な突破の仕方あのサーヴァントしか居ないわ!」
すこし苦しそうな表情のアイリをみて、ライダーに対して怒りを覚える、迎撃の準備をしなくては。
「アイリ!大丈夫かい?セイバーを呼ぶんだ」
「後はランサーも頼む、ふん、役立たずだが足だけは速い」
「ええ」
そう言って来た道を戻るアイリ、・・・・・・アイリもケイネスも念話を使わないのかい?アイリが走って向かうより速いと思うんだけどね・・・・・・?
「大丈夫ですか主ぃ!!」
速っ!流石ランサークラスだ・・・。セイバーは・・・・・・少し待ってやって来た。
「キリツグ!大丈夫ですか!」
そう言ってアイリを抱えて走ってくる、恐らくアイリを抱えていたからスピードも出せなかったのだろう。後ろでランサー達が
「主?大丈夫ですか?お怪我は?結界の反動は?」
「ええい!ベタベタ触るな!どうにかならないのかそれは!」
「な、何を言いますか!主に何かあれば私は騎士として」
「黙れ!平気だと言っている、私はロード・エルメロイなのだ、この程度何の問題もない!」
とか言い合っているのを尻目に僕はセイバーの問に答えずにライダーがやってくるであろう空を見上げる。すると雷鳴が轟き、ライダーがチャリオットに乗ってやって来た。
「おお!揃っておるな!・・・・・・んん?もしや果たし合いの最中だったか?ううむ、酒盛りに誘おうと思ってたのだが・・・」
ナニヲイッテイルダコノサーヴァントハ。酒盛り?馬鹿なのか?普通参加するわけないだろう。聖杯戦争だぞ?
「ふん!そんなものに参加する訳が無かろう!私達は杏里 聖を打倒するために同盟を組んだのだからな」
なっ!何故それを言ってしまうんだ!確かにライダーも向こうの陣営に取り込まれているかも知れないが・・・・・・早計すぎる。
「なんと!・・・・・・うぅむ・・・此度の聖杯戦争は同盟を組まねばならぬルールでもあるのか?てっきり奴を倒すのは我が軍勢とばかりに思っておったが・・まぁいい。
それにしても本当に来ないのか?あの魔法使いの家を酒盛りの会場にしたというのに」
・・・・・・だから何を言っているんだこのサーヴァントは・・・・・・あの杏里 聖が自分の家を酒盛りの会場にする?そんなわけないだろう、大方ライダーが勝手に言っているだけかそれとも罠か。
「いやぁショウの所の酒は旨い!勝手に押し入った甲斐があったというものよ!ハハハ!」
勝手に押し入ったのか・・・・・・ん?マスターが見えないな、何処に居るんだ?
「所でライダー君のマスターが見当たらないが?」
「んん?あぁそうであった、これっ!シャキッとせんか小僧」
そう言ってライダーは自分のマントに手を突っ込んだりチョップをしたりしている。
「うわあぁぁー!嫌だ!やめろライダーぁ!魔術師殺しだぞ!ケイネス先生だぞ!?僕が出ていったら殺されるに決まってるだろぉ!?」
「おのこなら真正面から笑って受け止めい」
「馬鹿だろ!やっぱりお前は馬鹿だろぉ!」
そんな彼らに僕はペースを崩され、呆れながら話を詳しく聞くことになった。
「ふむ、私は行っても構わないと思うがね切嗣」
ライダーが去った後、ケイネスは思案顔でそういった。
「奴が、杏里 聖が自分の家に招くと言っているのだ、騙し討ちは無いだろう。」
そう、それは僕も思う。情報が正しいのなら礼節を持って接すればどの様な人物でも招き入れて貰えるらしい。殺しを嫌う魔法使いとしても有名な杏里聖は例え殺しても実力や才能を垣間見ればその者を生き返らせたりと非常に慈悲深いとされている。とはいえ彼も魔術師、きっと魔法の鍛錬や実験をかねてのことだろう。
何よりも、どんな相手であろうと真正面から叩き伏せるその戦闘スタイルは魔術師から賞賛を集めている。彼が騙し討ちや毒物を盛るなど考えられない。
「私も行ってみても良いと思うわ切嗣、少しお話しもしてみたいし・・・・・・少し怖いけれど」
「私もですキリツグ、今回の酒盛りは願いを語り合う為に設けるとライダーは言っていました。魔法使いの願い・・聞いてみる価値はあるのではと。」
どうやら全員が賛成らしい。少し不安だが・・・・・・装備を整えて行こう。
「わかった、準備してくれアイリ、ケイネス。」
「ショーーーーーー―ウーーーッ!おーきーてーー!あーさーでーすーよー!」
「パーパー!起きなさいよーー!コンサートよコンサート!早く会場を準備しましょ♪」
う"、うるざい・・・・・・。どうやら寝坊したようだ、こんな事は少なくとも10年来無かったな。どうして起こされなかったのだろうか。
「ショ〜ゥ〜!起きないというのなら・・・・・・!えいっ!ていっ!せやっ!」
イダッ!痛い痛い!待って!今は待って!十二の試練切ってるから!筋力Eでもサーヴァントだからなその肉体!痛い!結構痛い!ポコポコ殴らないでくれ!
「ま、まてマ「アハハ楽しそうね♪私もやる〜!えいっ!やーっ!」う"っ!おまっ、筋力D「くくく随分と楽しそうではないか、ええ?それっ!よっ!」やめ、や、止めろぉ!筋力Bは止めろ!」
はぁ、はぁ、はぁ・・・・うぐ、痛てぇ・・。十二の試練起動。ベホマ。よし、体力回復だ。・・・にしてもだ。
「全員、正座しろ。」
俺は今、怒っておる。聖杯戦争と全く関係ないところで本当に死ぬ所だった事に。きっと俺が生き返ると思ってやってたんだろう。特にギルガメッシュのやつは避けて無かったら死んでたきがする。
「「はい・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」」
如何にも反省していますと言った風にショボーンとしながら暗い雰囲気を漂わせる2人。涙目になりながら俯いて正座して縮こまってる姿はコチラが罪悪感を感じる程だ。
「ギルガメッシュ」
「ほぅ?この我に頭を下げろと?大きく出たなショウ、マスターだから大目に見てやるが、次からは治すといい・・・・・・」
対してギルガメッシュは片足に体重をかけ、片手を腰に持ってきてそれはそれは偉そうに上から目線でそう言ってくる。しかし残念かな、視線を合わせないように目をそらしたりと少々落ち着きが無い。
「・・・・・・ギルガメッシュ」
「な、なんだ先程から。我の名が素晴らしいのはわかった、その名を呼ぶ事も許したが意味もなく連呼する必要は無いぞ?それともそんなに我に振り向いて欲しいか?」
遂にコチラに背を向け腕を組みながらギルガメッシュは言い訳を続ける。
「・・・・・・はぁ、そうか、最強の英霊ともあろう者が、たかが魔法使いから逃げるか、そうかそうか。」
ピクリとギルガメッシュが反応した。
「いやぁ残念だ。あの最古の王がなぁ・・・・・・、英雄王がなぁ。怒られたくなくて言い訳を言いながら逃げようだなんて・・・・・・」
俺は腕を組み下を向きながらため息混じりに呟く、視線を上げるとすぐ近く、それこそ息が鼻に掛かるほどの近くにギルガメッシュの顔が。
「逃げてない。・・・・・・良いだろう、確かにショウを殺しそうになったのは我だ。そこは謝ろう。・・・・・・だがもう少し我らにそう言った情報を渡すべきではないか?我、お前が起きなかったら王の財宝で色々と撃ち込むつもりだったのだぞ?」
起きて良かった。これほどそう思った瞬間はあるまい。
顔を赤らめ、そっぽを向きながらギルガメッシュは俺に謝罪の意を示す。それと同時に俺の情報の提示を求めてきた。うーむ、確かに俺の情報は全くと言っていいほど教えてないしなぁ、まぁそれでも半分以上手の内を読まれてそうで怖いけどな英雄王は。仕方ない、どうせ宴会で暴露するんだし先に言っておくか。
「・・・・・・仕方ないな、わかった先に教えておこう。・・・・・・俺は――――」
静寂が辺りを包み込み、暖かな陽光がその場に降り注ぐ。
小さな庭園の真ん中には場違いな程豪華なテーブル、そして、料理が並んでいた。いや、正確には現在進行形で並べられているのだが。
「・・・・・・結局私が料理している・・・、ショウ、少し手伝ってくれないか?」
「ん?あぁ、わかった。」
マユはあーだこーだ言いながらテキパキと全く無駄のない動きで神代の食材達を調理し、テーブルへと並べている。しかし、多勢に無勢、なにせアサシン陣営以外すべての陣営がここに揃うのだ。結局はショウに手伝ってもらうことになった。
そんな2人を椅子に座りながら眺める連中がいる、勿論他陣営の者達だ。そんな彼らにギルガメッシュが声をかける、誰も話をしない為自分から話そうと言う事なのだろう。実は言い出しっぺのライダーだけが遅刻している。最も開催日は教えたが開催時刻は決まっていなかったので遅刻とは言えないのだが。
「この我と共に食事を出来る事を感謝するがいい雑種共よ。ここには最高の食材を用意した!そしてそれを最高の調理人が調理する!
食事による悦を得る事を許そう、存分に楽しむがいい。共に語らい、笑え。それが酒盛りというものだ。今回に限り多少の無礼は許そう。」
両手を広げ大げさにそう言い放つ、しかし、流石は英雄王、とても様になっており、敵ではないなら誰もが頭を下げたくなるに違いない。
「ええ」
「あぁ」
「はい」
返事をしたのはアイリスフィール、ランサー、セイバーだけだった。その事にギルガメッシュは「むぅ」と小さく唸るが無礼は許そうと言った側から怒るのはどうかと思い直し、緊張して声も出ないのだろうと考え直した。
「・・・・・・とはいえ、まだ全員が揃った訳では無い、少し待てライダーが来ていない。あぁ、アサシンとバーサーカーは参加を拒んだ。」
「まぁ、仕方ないだろうな、アサシンは恥ずかしがり屋なのだ。」
いいタイミングで2人が戻ってくる、その手には見事な料理が。思わず感嘆のため息が各々の口から漏れる中、雷鳴が轟きイスカンダルが参上する。
「ほぅ?この我が居るというのに遅く来るとは・・・・・・」
「ハハハ何を言う、主催者は遅れて会場に入ってくるものだろう?
んん・・・では、ここに集いし真なる英傑達よ、今宵、そなたらと共に語らい、共に酒を食らえる事を余は誇りに思う。存分に飲み!存分に食え!そしてその胸に秘めたる願いをここに示そうではないか!」
ガッハッハ!と豪快に笑い、早速料理に手を伸ばすイスカンダル。・・・・・・が、その手を強く叩く者がいた。マユだ、眉を吊り上げ怒りをあらわにしている。
「何を怒っておるのだ、さっさと食らおうではないか、冷めるぞ?」
「手」
「手?手がどうした」
「手を洗えと言っているのだ、風邪引くぞ?」
「いや・・・・・・サーヴァントは風邪など」
「黙れ。貴様のその品の無い行動をショウやエリザベートが真似したらどうする気だ」
「いや、だからなぁ?・・・・・・はぁ、わかった!もう叩くでない!」
マユはそれでも尚料理に手を伸ばすイスカンダルの腕をぺしペしと叩き、動きを妨害する。するとイスカンダルも諦めたのか手を洗うことにしたようだ。
「気の強いおなごだなぁ・・・・・・」と愚痴りなから手を洗う様は彼の性格や信念を考えると少しシュールだ。しかし、考えて欲しい。神代の食材、それも最高の物を使い、最高の調理人が作ったとあれば、手を洗う程度の事に我を張る必要等無いのだ。
そしてイスカンダルが手を洗う様子をチェックしたマユはショウの方へ振り向きドヤ顔でグッ!と親指を突き立てサムズアップ。しかし、周りの視線に気が付いたのか咳払いをした後ショウの隣の席に着く。
「そうだな・・・・・・取り敢えず今回は日本式で祈りを捧げるとしよう。」
皆、手を合わせろ。ショウのその一言にその場の全員が手を合わせる。
「「「「「いただきます」」」」」
おっすおっす。俺だ。ショウだ。
いただきますをした後、それぞれが料理に口をつけた。しかし、毒見も兼ねているのだろう。マスター達は口を付けずサーヴァント達が器用に箸を使い1口食べた。
するとどうだろう。アーサー王は目を見開き椅子を蹴り飛ばしながら立ち上がり空に向かって咆哮した「私の食べていた物は何だったのですかマーリンッ!」
・・・・・・いや、マーリン関係あるの?なんて思いながらマユの方に顔を向けると嬉しそうにウンウンと頷いている。
ディルムッドは面白味がないな、目を見開き更に数口箸を進め・・・・・・ケイネスの方を向いて首を横に振る。おいテメェ・・・・・・うちの妻の料理が気に入らないってのか?おんおん?やるか?って違う違う。あれはまぁ、そういうことなんだろう。あんなんまともな人間が食ったらイカレル可能性すらある。流石の俺も神代の飯は食ったことがない。
ギルガメッシュは1口食べた後ニヤリと笑いその後も箸を進めていく。黙々と食べている事を見るに気に入ったのだと思う。マユを見るとギルガメッシュに胸元で小さく手を振っている。それにギルガメッシュがウィンクで返す。
イスカンダルは・・・・・・め、めっちゃ食ってる。汚ぇ、食い方が汚ぇ。おい、箸使えよ。念のためスプーンとフォークは用意しておいたけどさ。
「ふまふひるっ!!!」
うまいのはわかった。だが飲み込んでから話せ。
エリザベートは1口食べた後ほっぺたを両手で抑え足をバタバタさせながら「ん〜〜〜〜〜っ♪」とご機嫌だ。
マユはそれを見てニコニコと笑顔を見せた。・・・・・・いつかエリザベートも料理が上手くなるといいな。
サーヴァント達の反応を見てマスター達は警戒を強くしたみたいだな、まぁ、食べてみたいとは思っているのだろうが。・・・・・・・・・・・・・・・あの、マユ?どうして先程から俺の手や顔や目の前の料理を見比べているのかな?食えと?サーヴァント達が我を忘れる料理を人間の俺が食えと?平気なの?
そんな事を考えているとギルガメッシュが話しかけてくる。
「ふふふ、心配なのか?ショウも可愛いとこが有るではないか。なに、心配は要らん、貴様ほどの男となれば耐えられるだろう」
なんですか耐えられるって!?やっぱり普通の人が食ったら狂うんだよね!?これじゃなきゃ満足出来ない体になっちゃうんだよね!?だ、駄目だマユ!これは流石に食えないぞ俺は!俺寿命無いしなかなか死なないし!なのに狂ってあひぃぃとか言いながら過ごすのは嫌だ!
「・・・・・・マユ、すまない。俺は」
取り敢えず何も言わないでしかも食べない何て作ってくれた本人に申し訳ない。だからこそ、俺はあやまろうとマユの方を向き、しかし最後まで言葉を続ける事はできなかった。
「食べてくれないの?」
俺の言葉を遮るようにマユが言葉を重ねてくる。身長差のせいで見上げる形になるマユは常に上目遣いだ、今回はその目にうっすらと涙がたまっている。
ぐっ!?な・・・・・・負けるな!負けるな俺ぇ!魅了Bになんて負けない!
「・・・ぐっ・・・俺は・・・・・・その、だな」
俺は血涙を流す思いで、わかってくれ、と視線を送る。しかしこういう時に限って言いつけを守ってスキルを封印しているらしい。
「私・・・・・・一生懸命つくったんだよ?ショウに美味しいものを食べさせて上げたくて・・・・・・駄目、かな?」
両手を胸の前で組み合わせ「お願い」と首を傾けながら見上げてくるマユ。う、うおおおぉぉおお!!スカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラスカラ!!硬くなれ俺の精神!負けるな!今この瞬間の誘惑に負けるな!ここで負ければここから先の永遠の幸せな生活がなくなってしまう!
ミシミシ、と音がなるほど強く拳を握りしめ誘惑から逃れようと踏ん張る。
決死の思いを胸に、崖のギリギリで逆立ちをしている気分だ。崖の方に落ちたなら俺は廃人と化すだろう。
「腕によりをかけたのに・・・・・・。頑張ったのに・・・うぅ・・・・・・我が儘言ってごめんなさい」
う、うぅうがあああああぁぁあ!・・・・・・・・・妻を泣かせる奴なんざ生きている価値すらないっ・・・・・・!ガシッ!とマユの肩を掴む、涙目で驚くマユに俺は廃人になる覚悟を持って頷く。
「わかった、食べるから。食べてみせるとも。」
そしてニヤニヤと笑うギルガメッシュは無視してマスター達の方に顔を向ける。
「・・・・・・すまないな。妻の頼みだ。・・・・・・逝ってくる。」
その目に強い光を湛え、決意に満ちた表情で席に着く。呼吸は落ち着いている、体調もバッチリ、何も不備は無い。・・・・・・いただきますっ!
「うおおおぉぉおお!はムッ!・・・・・・・・・びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛!!」
「杏里・・・聖?その・・・大丈夫かい?」
「まさか・・・!そんなありえん!あの男がこの程度で・・・、いや、それほどという事なのか・・・・・・?」
「あわわ、あわわわわ!ショウが!ショウが動かなくなっちゃった!心の中も無言だし!?どうしようどうしよう!?」
「え?ぱ、パパ!?食べちゃったの?ど、どうするのよママ!」
「あわわわわ!」
「くくく・・・ふふふ・・・あは、アーッハッハッハッ!ショウのヤツめ!まさか呑まれたか!ククク、ププッ。」
心が洗われる。荒波打っていた心の湖面は一瞬の動きすらない程に静かになる。そして俺は――――意識を失った。
――起きろー。俺はこんな所で寝ていて良いのかな?
誰かが話しかけてくる。いや、違うな、これは俺の深層心理なのだと思う。
――マユが慌ててるよ。落ち着かせてやらないと何をしでかすかわからないぞ?何時ぞや見たいに暴走するかもしれない。
それは・・・・・・ふふ、少し困るな。だけどさ、ここが心地いいんだ。
――はぁ、確かに
あぁ、それは確かに、だが間違ってるぞ、
――そうだったねー。・・・・・・fate伝統の魔力供給をしないのも魔力を持たせすぎるとこの世全ての悪が表に出てくるから何だろう?
他に何の理由が有るんだよ・・・・・・。
――魔法使いだから・・・じゃないのかい?
それ童貞の方じゃねぇか。
――ふふふ、百数十年童貞を守ってるスーパー魔法使いが何言ってんだか。
うるせぇ。
――煩悩は帰ってきたかな?・・・よし、早く戻らないと本当に心配している。
あいあい、わあったよ。さーて、戦争に戻るとしますか。
自分の名を呼ぶ声がする。複数人の声がする事からまだ宴会は終わってないらしい。
「いや・・・・・・問題ない。少し思考が宇宙旅行に出掛けていただけだ・・・・・・」
それは問題ないのかよ!?とウェイバーの声がするがやけに頭に響く。・・・・・・なるほど、料理その物が濃厚過ぎる神秘を蓄えていて・・・それを神秘の塊のマユが調理して・・・俺のグルメ細胞、ではなくて身体そのものが活性化したんだな?つまりは五感が鋭くなっている。
「ショウ!・・・よ、良かったぁ・・・・・・もう起きないかと・・・」
胸をホッとなで下ろし俺のすぐ近くにへたり込むマユ、外面が剥がれているぞと指摘したらどうなるだろうか、そんな事を考えながらマユの頭に手を置き、微笑みながら優しくなでる。
「・・・起きるさ、マユがそう願うなら。だから、俺の願いも叶えてくれよ?」
マユは真っ赤になって固まってしまう、それをしっかりと目に焼き付けて立ち上がる。マユがハッとして先程まで撫でられていた頭を両手で寂しそうに抑えている。
俺は席に再び着いた。
「食事も済んだ。酒も回った。ならば後は語るのみ。王よ、騎士よ、英雄よ。冀求するのは如何なる願いか・・・・・・この卑小な身に教えてはくれないか?」
聖杯問答・・・スタート。