2話です。
あの発言から・・・いや、あの現象からしばらく経った。
「・・・ふん!」
が、こんな感じだ。いや、俺も悪かったと思ってるよ?不用意な発言がこういったことを招いてしまったんだからさ。
まぁ、何が起きたかというと、俺の発言で擬人化&女体化?した聖杯君もとい聖杯ちゃんは俺が50年も下らない事に酷使してきたせいで魔力が足りず、俺と魔力のパスを繋ぐことで何とかギリギリ受肉し、こうして留まる事が出来た。・・・・・・が、魔力の入っていない聖杯に何の価値があるんだ!と怒鳴られ・・・そこからは余り口を聴いてくれない。
しかし聖杯の強制力とは恐ろしく彼女は無意識のうちにソファに座る俺の隣に腰掛けたり、キッチンで料理する俺の隣で味噌汁の味見をしたりと、とてつもなく家庭的な面を見せている。本当に無機物だったとは思えないぜ。
ちなみにその事を指摘すると顔を真っ赤に染めてこちらを睨んでくるのだが身長差のせいで萌えるだけである。ちなみに俺の身長は185cmだ。彼女の外見は黒髪ロングで、赤みのかかった黒い目、整った顔立ちと大きくもなくしかし小さくも無い大きさの胸と尻の所謂「美少女」である。俺も黒髪で赤みのかかった黒目だ。
ちなみに本人に何故その姿に?と聞いたところ聖杯は「・・・悔しいが貴様と契りを結び、最も他者からの疑問が少ない姿が選ばれたようだ。・・・本来なら誰よりも醜く、それこそ貴様が正気を疑われる程に醜い姿で顕現し貴様を狂気に落とすつもりだったのだがな・・・!魔力が全く足りなくて貴様とパスを繋がなくては受肉すら出来ん!・・・くっ!これも全て貴様の計算通りか?」
とか言われた。良かった、そう、素直に思った。
え?何故ボンキュッボンじゃないのか・・・いや、睨まないで。なに?直感スキル?それとも心眼?まぁいいや。
はぁ・・・第4次か・・・。このままだと絶対死ぬな!間違いない!アイツらの中でBランク以下の攻撃系の宝具とかだれか居たっけ?ってくらい軒並み強い奴らばっかだからなー。俺は生き残れるのだろうか、あぁ、そうだ。ちなみに名前が無くて不自由していた俺と聖はそれぞれに名前を付けることにしたんだ。俺が
愛優と言うのは優しくなって欲しいな〜と思い付けたのだ、思いのほか愛優は気に入ってくれた様で良かった。実際漢字なんてどうでもいいので字面的にはカタカナだ(メメタァ!)
マユ、ショウと互いを呼び会える関係になりたい。・・・未だに「貴様」なんだよなぁ。まぁでも貴様って「貴方様」って意味があった気がするし・・・多少はね?
さ、俺だって死にたくないし強くなる為に特訓だ!ふっ!伊達に聖杯戦争を生き抜いた訳では無いぞ?色々な所から声が掛かっているのだ、さらには家から出ることの無かった50年間何もしていない訳もなくただひたすらに魔術やら何やらを繰り返し練習していた。お陰で魔力量も凄い上がった気がする。ストックも全回復だ!大惨事聖杯戦争(誤字にあらず)では3つも減らされたからね。
ちなみに俺の魔術属性は剣だ、剣、カッコイイよ剣。しかし無限の剣製なんて使えないし宝具の投影なんて無理ぽ。壁や地面から神秘を秘めた剣を飛び出させたりとか出来るくらいだ。得意魔術は強化と回復。まだだ、まだ硬くなるぜ俺は!ちなみに全ての魔術が我流である、と言うかこの世界の魔術じゃない、そう、ドラクエだ。が、なのにメラゾーマとか撃てない。攻撃系で使えるのはギラ系とメガンテだけだ。バイキルトとかスカラとかベホマとかボエミとかメダパニとかバフ、デハフは使えるのだが。まぁ、あれだ「魔法使い」なんだ、俺。
あぁちなみに魔術師達には聖杯に願ったのは根源への到達だーって言ってあるから俺が歳をとらないことや殺しても生き返る事を疑問には思われない、まぁそもそも未だに外に出ていないんだけどね!何故って?例えマユの魔力が無くても俺の魔力で代用できるから食べ物程度なら余裕で呼び出せる。流石は我が嫁だ!
「・・・今日の夜食は何かな?」
「和食だ、黙って食え。」
・・・・・・悔しい、でも美味しい!パクンパクン!旨いなこの鮭。
1年後
「起きろ、全く・・・50年間も自堕落な生活を送りおって・・・!今日からは私がお前の生活方針を決める、いいな?」
「・・・嫌だ」
「嫌よ嫌よも好きのうち・・・と言うらしい。良かったな、これからは健康体だぞ?」
朝、少し低めの声でマユに起こされた。彼女の言いたいことは自堕落な生活は体に悪いから生活リズムを矯正しよう、って事らしい。ついでに「嫌だ嫌だと言ってはいるが」ってすみません睨まないで!ブーメランだとか思ってないっすまじで。
「・・・悪かったマユ、そんなに睨むな。・・・わかった、我が嫁の頼みだしっかりと言う事を聞くとしよう。」
「くくっ・・・わかれば良い。ではまずは朝のランニングだ、走ってこい」
「ん?一緒に行かないのか?」
「え?一緒に行くの?・・・コホン、何故一緒に行かなければならんのだ、お前だけで走ってくれば良いだろう。私には掃除に洗濯が残っている。あぁそれと20分位で帰ってこい。その時には朝食も出来ているはずだ」
素が出てるぞーマジ天使。
「ん、了解。じゃ言ってきます」
「あ、・・・・・・な、何でもない。」
マユが何か言いたそうにこちらを見た後、目を伏せた。ふむ、デレ期突入か?
「いってらっしゃいのチューか・・・この本の通りにしていいのかな・・・嫌われるよね?(小声)」
デ、デレ期キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
さらに1年後
「べギラゴン!」
今日は死徒と呼ばれる何かすごい奴らと戦っています。え?なんで急にって?知るか、こっちが聞きたい。俺はべギラゴンを放つ、見た目としては太い熱線が手のひらから出る感じ。つまりはグラビームである。
「なっ!?これ程の大魔術を一言で!?根源への到達は本当だったか!」
とか言われてもー、テメェみたいなオッサンに興味はないんだ!
「ショウ!強化しろ!私が狩る!」
見よ!見たか!お前ら!2年間の努力の末!やっと!名前で呼んでもらえるようになったぞぉぉおおお!でも余り喜びを表現すると引かれるので、極めてクールに。
「了解だ。バイキルト×3!スカラ×3!ピオラ×3!マジックバリア!バーハ!アタックカンタ!行ってこいマユ!」
「はぁぁあああッ!」
ズドンッと言う思い音をたてた瞬間パーンと体が弾ける死徒。でもこれで死なないから怖いよねこいつら。ま、俺が言えたことじゃないんだけど。あれ?そう言えばこいつらって太陽の光浴びると死ぬんだっけ?やって見よ。
「ラナルータ」
俺の一言で世界の昼夜は逆転する。型月世界でこんな事をしたら世界を敵に回すんじゃないか・・・とか唱えた後に考える俺は駄目なヤツ。
「ギャアアアァァ・・・ァァ」
と叫び声を上げながら消滅した。・・・あれ?これってマユ要らなかったんじゃ・・・チラッ?
「・・・・・・昼夜の・・・逆転だと?(尊敬の眼差し)」
めっちゃキラキラしてる(笑)そう言えば逆転とか反転とか好きだよなお前さん。ま、世界に怒られないうちに戻さないと。
「ラナルータ」
隣で、おお〜!とか言っているマユに苦笑しつつ、家に帰るために歩き出す。周囲が焼け野原になっているが、まぁ気にしない。
「むむむ・・・私も魔力さえあれば・・・チラッ?強力な魔術を使えるのだがな・・・チラッ?・・・誰か魔力提供してくれる者は居ないものか・・・チラッ?」
可愛いので止めてく下さい、魔力をあげられるけどさー、何が起こるかわからないと言うか・・・でも今のうちに慣れとかないと本番で失敗しそうだしなぁ・・・。やってみるか。
「・・・ふぅ、仕方が無いなマホアゲル」
「む?!これは・・・凄いな魔力のパスが急に太くなった。それに私の魔力その物が増えたぞ・・・ショウ、お前は本当に何者なんだ(キラキラした目)」
落ち着け俺、ここでデレっとした表情を表に出したら引かれる、ドン引きだ!
「旦那だろ?・・・ほら、魔法を使ってみたいんだろ?取り敢えずギラを唱えてみようか」
「あぁそうだな・・・って!その、この体勢はなんだ!」
ん、今の体勢は俺がマユの後ろに立ちその両手を後ろから掴んでー、って感じだ。これの方が教えやすいだろう?俺はマユの耳元で囁く。
「「炎の精霊よ、我に集え。」だ、わかったか?」
耳が真っ赤になっているが・・・私は一向に構わん!むしろもっと赤くなれ!
「ほ、炎の精霊よ、われに集え。ギラ!」
詠唱に反応した魔力は小規模の熱線となり眼前を薙ぎ払う。俺にはわかる、絶対に今マユの目はキラキラしてるはずだ。だって小さい声でぉぉ〜って言ってるし。
「・・・ショウ私もちゃんと魔法使えたっ!」
素が出てるぞ〜くっそ、なんで録音の魔法とか無いの?
録画でもいいのに!
「ショウ?・・・はっ!ゴホッゴホッ!ンン!!。・・・・・・ショウ・・・何故そんな微笑ましい物を見るかのような目をして私を見ている?私は世界すら崩壊させられる究極の聖杯なのだぞ?」
残念だなもう遅い!カリスマスキルを全面に出してきても無駄だ!
「んで、オレの嫁と。」
「ばっ!馬鹿者!今日の夕食は無しだ!」
あ、おい走るなよ!ったく、強化切れてないから速いな〜。つかドラクエの魔法マジパネェな。コスト安い癖にステータスのランク一段階上昇するからね?これ。やり過ぎると体が吹き飛ぶけど。ちなみに大惨事聖杯戦争の死因3回のうち1回がこれだ。だからもう強化のしすぎで死ぬ事は無い。今のところ三段階以上上げると不味いみたいだ、俺はその位で爆発四散したし。まぁつまりは敵に4〜5回掛ければ筋肉が耐えきれずに爆発四散するっていう凶悪な魔法に早変わりしたのだ。流石現実、やることが無慈悲だぜ。
もっかい1年後
「ショウ!ショウ起きろ!客人が来ているぞ?私が対応してもいいが・・・感ずかれるのは不味いのだろう?」
うん?なんだ・・・・・・客人・・・あぁ侵入者かな?・・・こんな朝早くからなんて・・・こまるなぁふわぁ・・・。
「ふわぁ・・・分かった。今迎撃する・・・」
「ち、違うぞショウ!お客さんだ!魔術師の偉い人らしいんだ!」
・・・あ、危ねぇ・・・ありがとうマユ。
「そうか・・・ありがとうマユ。」
んじゃ一体誰が来たのかねー。はいはいどうもー、とドアを開けると。
「おはようございます魔の深淵を覗きし者、杏里 聖。ここ冬木の管理人遠坂家当主、遠坂時臣と言います。」
おおー・・・凄い若いけどダンディだな。マジカル☆トッキーが来てくれたよ!皆集まれーーー!・・・何しに来たんだこの人。
つーか恥ずかしいな、なんだよ魔の深淵を覗きし者て。しかし不味いな・・・嫁としか話した事無いし・・・俺コミュ障なんだよなー・・・まぁ、何とかなるべ、舐められるのはヤダから少し大きめの態度を心掛けてだな。
「ふむ・・・遠坂時臣か・・・その名、しかと心に刻んだ。して、俺に何か用か?」
うむ?なんぞ?緊張しすぎで少し固くなり過ぎだぞ?
「おぉ・・・!やはり根源へ到達した魔術師とはこうも・・・。感服致しました。・・・今回訪問させて頂きましたのは管理人である私がこの地に住まう「魔法使い」に挨拶をしないなど魔術師として礼儀がなっていないと思いまして・・・大分遅れてしまいましたがこうして御挨拶に伺わせていただきました。」
真面目だなー・・・うん、人柄も良さそうだし・・・お金ありそうだし。イイヤツかも知れんなぁ。まぁ時間に関しては気にする必要ナッシングだから、気にすんなよ。
「遅れてなど居ないとも・・・そも、寿命の概念が存在しない俺からしてみれば、その短き人生の貴重な一部を俺如きの為に使ってくれた事を、誇りに思う事こそあれど、責める事など出来はしないとも」
「・・・勿体なきお言葉・・・お心遣い感謝いたします。最早問など不要、では私はこれで」
お?なんだ、もっと沢山質問されると思ったのになぁ・・・。と言うかお話ししようぜ!俺もずっと人と話してないから話したい!
「待て時臣、魔道に連なる者がこうして会したのだ、魔術に関しての意見交換など・・・してはみたくないか?」
俺の言葉に時臣は目を大きく見開く・・・あれ、引かれた?
「嫌なのであれば無理強いは「是非とも!」お、おう」
俺が引いちゃった(笑)
一気に二年後!現在1985年。第4次まであと9年。
「ギラ!」
極太の閃光が戦場を薙ぎ払う。
「ぐわぁぁぁぁあああ!!」「ぎゃああああ!」
ああ!ウザったい!何が封印指定だ!この馬鹿者共が!
これはべギラゴンでは無い!ギラだ!
「くっそ!時間を稼げ!もうすぐで大魔術の詠唱が終わる!」
うおおおお、とか言いながら魔術を放ってくる。だが放った者から順番に自らの魔術で吹き飛ばされる。
「マホカンタ」
聖なるバリアミラー・・・コホン、マホカンタだ、この魔法は自分以外の魔法を全て跳ね返す魔法だ。
「ぐぅ?!馬鹿な!魔術が全て跳ね返されるだと!?」
NDK?NDK?(ねぇどんな気持ち?)倒そうと魔術を撃ったのに自分に帰ってきてどんな気持ち?
「ディバインスペル、ラリホー」
ディバインスペルで魔法耐性を下げ、ラリホーで眠らせる。一瞬にして静かになる戦場はなんて言うか虚しいものがある。まぁ、いらいらしてるだけだけどさ。全く、俺の嫁を封印指定だと?メガンテ使ってやろうか?糞が。
「・・・安心しろ・・・お前は俺が守ってやるさ」
そう言って俺の背に隠れる様に立たせていたマユに笑いかける。ちなみに十人前後の魔術師に襲われ、それを1歩も動かず真正面から全滅させた。ふふふ、さぞかしカッコよく映ったのでは?惚れたか?惚れたか?
「な、何カッコつけているんだか・・・まぁいい私は聖杯だからな、狙われるのは仕方が無い。・・・つまりは私を守らせてやると言う事だ、喜べ。むせび泣いてもいいんだぞ?」
「聖杯なんて守らないさ・・・マユだから守るんだ」
「ブフォ!?ななな!何言ってるんだお前は!この馬鹿ショウ!!」
「嫁を守らない夫がいるもんか」
「・・・・・・//////」
そこから一気に話は飛んで・・・1993年。第4次まであと1年。あの後は色々と考えた結果2人で新婚旅行に行こうという事になった、結婚から6年後に新婚旅行と言う何だかなぁって感じで世界中を回った。帰りはルーラで一瞬だった。
世界を回ったせいなのか俺と嫁の名は世界中に轟いた。魔法使いと天才魔術師の夫婦という事になっている。まぁそりゃ行く先々で厄介ごとに巻き込まれ、それを全て真正面から叩き潰したのだから有名にもなる。特に嫁の、マユの宝具はやばかった。敵方の魔術師が「そんな綺麗な女を連れ歩きやがって・・・!リア充爆発しろ!」なんて言った瞬間マユの顔付きが変わり、畳み掛けるような質問のあと・・・相手が爆発四散した。凄いね!
で、戻ってきた理由なんだが俺の右手に令呪が現れたからだ。前回現れた令呪は小さな丸を二つの勾玉が囲む様な見た目だったが・・・今回はアンリ・マユと同じものだ。つまりマユはアベェンジャーとして今回の聖杯戦争に参加することになってしまった・・・絶対にマユを脱落させる訳には行かない・・・さらに現在の聖杯は汚染されていないのだ、なぜなら汚染の元が俺と一緒に暮らしているのだから。彼女が脱落してしまえばまたあのニート生活に逆戻りとなる。てか最悪俺が死んでるだろうなぁ、そうなったら。
全く・・・根源に到達したって世界中の魔術師に言ってるのに・・・疑われるだろうが・・・はぁ。
「ショウ?お客が来てるよ、私が出迎える?」
お客?・・・切嗣とかだったら不味いな・・・。にしてもマジ天使。俺には聖杯としてのカリスマ的な魅了も通用しないとわかったのか俺の前ではキャラ作りを辞めている。可愛い。
「いや、一緒に行こう。警戒はしておく方がいいだろうし。」
そしてそれは俺もである、いや、俺の場合はコミュ障なだけですけど。ドアに近づき声を掛けながら開ける。
「今開ける、待たせてすまないな」
開けるとそこには時臣が居た。
「師よ!令呪が再び現れたとは本当ですか?!」
お、おおう・・・え?なんで知ってるん?・・・マユ、教えた?視線を向けるとまるで分かってましたと少し笑った、可愛い。
「あぁ、すまんなショウ。久しく此処には戻って来なかったものだから遠坂の所で嫁どうし話しに花を咲かせていたのだ。」
なるへそ、時臣の嫁さんとお茶会してたのね・・・ってそんな大事な事言っちゃダメだろ。まぁいいか。
「なるほど。・・・時臣、後ろの男は何方だろうか、俺の記憶には無いのだが」
ま、言峰綺礼ですよねマーボー。
「あ、あぁそうでした。さぁ綺礼挨拶するんだ」
「分かりました師よ。・・・私は言峰綺礼、遠坂時臣氏に師事している者です・・・以前1度お見かけしました」
・・・え?会ってたか?・・・あっ!代行者が死徒と戦ってる時勝手に援護したことあったなぁ、あの時か。
「なるほどあの時の若き代行者か・・・」
俺が思い出して、ほえー、と間抜けな声を出しそうになり堪えていると時臣が少し緊張した面持ちで話題を持ち出す。
「師よ・・・実はお願いがありこうしてやって来たのです・・・同盟を、組んでは下さらないかと」
なるほど、確かにギルガメッシュと組めるなら・・・いやめんどい事になるだけだろ・・・ってもせっかくのお友達(向こうは勝手に師とよんでくる)を失うのも・・・ま、いいか、なるようになれ!
「いいだろう・・・見たところ時臣に綺礼、両者共令呪を宿しているようだしな」
「ッ!!解っておいででしたか・・・感服致します。そして同盟の件、お受け頂きありがとうございます。」
「うむ」
遠坂邸にて英霊召喚の儀式が始まる。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
無駄にダンディな声で詠唱が始まる。
「
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「―――――
「――――――告げる」
「――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
そして、最古の英雄王が召喚される。
「この戦い・・・我々の勝利だ!」
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