ラスボスは甘党デブ公、弟弟子はアンラッキー主人公、父親は外道鬼畜神父 作:天才になりたい
リナリーは無事入団し、ご両親も医療関係に従事していたという事もあって医療班に配属された。それから少し遅れてコムイも晴れて教団本部の科学班に配属された。
また、オレはどうやら年下が大好きだったらしくリナリーの面倒を見てたらコムイと意気投合した(これが後にアレンたちのトラウマになることはまだ誰も知らない)。
後、オレが逆らえない人が増えたというなんとも言えない状況。まあそんなでも楽しくはやってた。
しかし、楽しい日々はすぐに様相を変えた。この頃はアクマ達の動きが激しく、ファインダーやエクソシストの死傷者数が激増した。それに伴い、中央庁もなりふり構っていられなくなり当初より行っていた使徒増員のための人体実験に時間を費やすようになっていった。それは共にダレス室長の心は摩耗していった。
アクマ達の動きが激しくなる中、ファインダー達はこのままではいけない、と思うようになった。そしてより一層の訓練が始まった。そこで室長は新たに修練場の管理人、という役職を設けた。これはファインダーの一人、エミルダさんがなった。彼女は任務中に子供を守って大怪我を負い、ファインダーとして続けられなくなった。その為引退か他の班に入るかを責められている中、室長から管理人になって欲しいと頼まれた。エミルダさんは二つ返事で了承。訓練管理班として活動が開始した。管理班は一番エクソシストとファインダーに密接につながっている医療班と科学班との連携をとった。これよりドクターストップをかけられている者の訓練の停止や、余りにもやりすぎな者にも管理人権限でストップがかけられるようになった。またファインダーに関してはレベル決めをして、任務の内容を吟味しながら班編成を行うようになった。これはエミルダさんのファインダーとしての経験がとても役に立った。更には一つの班に最低一人は医療班の人間をつけて欲しいと提案した。が、元々医療班は本部内での仕事のため、急造では逆に被害が出かねないということでボツとなった。しかしファインダーの訓練の中に応急処置の仕方も含まれるようになった。医療班の中からも若い者たちが買って出てファインダーと同じ訓練をこなすようになった。これはさっき言った医療班の人間を班編成に組み込むのを可能にするための取り組みの一つとなった。これらの行いで死傷者数は激減。
その時、科学班の方でも色々変わっていた。
オレが「これからはもっと他の支部とも連携はしっかりしておいたほうがいいと思う。」と
いう発言からダレス室長が案を出した。教団本部と各支部での交換体験はどうかというものだ。初めは月一で行われ、若い者優先となっていた。その心理は若者ならば古いものに染まらず新たな発見をしてくれるだろう、という願いを込めていた。その中にはもちろんコムイもいた。また後のオセアニア支部長アンドリューナンセンや北米支部長レニーエプスタイン、アジア支部長バクチャンも含まれていた。さらに既に高齢でもあり中東支部長のルイジフェルミも参加した。これには中央の人間も驚きを隠せなかったが彼の言葉を聞いてみんな考えを変えた。
「いやなに、これはワシにとってもいい経験になるじゃろう。若者たちに囲まれることによって慢心するのではなく新人に戻った気持ちで改めて仕事に取り組むことができる。それにワシが考えつかないようなことを知ることもできてとてもいいことじゃと思う。」
それから室長は二つのグループに分けて行うようにした。一グループ50人ずつで年齢に関係なく入団5年以下の者と以上のもので交換体験を行うようになった。
数ヶ月後には、医療班と探索班も同じように行うようになった。これの成果はすぐに現れ、結界装置〈タリズマン〉の性能がレベルアップし、レベル2のアクマなら出ることはままならないだろう。
こうして他の班や各支部との連携を強化していき、エクソシストもファインダーも以前より死傷者の数が減ったことはとても大きな成果となった。
またその間、神田やスーマンが入団した。コムイも晴れて室長に就任。それに伴い、リーバーウェンハムが化学班班長、バクチャンがアジア支部長にそれぞれ就任を果たす。他の支部でも次々と若い世代へと世代交代が行われた。ただ中東支部だけは支部団員直談判により未だに変わりはない。
しかし、嬉しいことばかりでもない。コムイが室長に就任し、リーバーが班長になったのはダレス室長の遺言書によるものだった。それも初めは簡単には受け入れられなかったが……。
今の発言でわかる通り、ダレス室長は亡くなった。自殺だった。第一発見者、オレ。遺言書は大きく分けて二つだった。
一つは、使徒実験の無意味さと中止の嘆願。室長及び科学班班長の指名。
二つ目は、団員全員に向けての手紙だった。その中でオレにだけ個人的に残していきやがった。
割と室長の存在ってのは大きかった。誰もが思うよりも。皆んな、口では中央から来たやつだと愚痴ばっかだったけど、本当は大好きだったんだと思う。彼がいたおかげで中央から守られていた部分もあった。冷たいような人に見えてその実優しい部分もあった。団員に厳しく当たるのは団員の事を思ってだということも理解していた。彼がいなければ今の教団はないと言っても過言じゃない。そんな彼は未来を託した。コムイやリーバーさん達に託した。エクソシストを団員達を守ってくれ、と。
オレは本当は気づいてたんだ。気づいてて気づかなかったフリをしていた。いつかこんな日が来るんじゃないかと思ってしまってもいた。でもさ、約束したんだよ。任務から帰ってきたらチェスやろうって。なのにチェスできなくてごめんねって、ほんとないわ〜。
師匠もあのコムイですらも室長の葬儀には参列し、涙ぐんでた。あれでも結構人望暑かったようで、いやあり得るのか。まあとりあえず多くの人間が参列してくれた。オレらは何処ぞの《◯の意志》じゃないけど、室長の思いを胸に、その想いを引き継いで、今日も今日とてアクマ狩り!
皆さん、更新遅れて申し訳ございません!大学の準備だったり、何も思い浮かばなかったりとかで全然できませんでした!まあこんな作品待ってる方がいるかは分かりませんし相変わらず文才無さすぎて泣けてきますが、今回もお読みいただきありがとうございます!
とりあえずやっとコムイが室長になりました!ダレス室長は多分もう二度と出てこない。過去話になると微妙ですが笑
お次は神田とのお話です。スーマンは放置で。ww
次の投稿はあまり遅れないよう頑張ります!
感想まってます!では、また!