ラスボスは甘党デブ公、弟弟子はアンラッキー主人公、父親は外道鬼畜神父   作:天才になりたい

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更新遅くてごめんなさい。
どうぞ!


白髪?しらん!私レイラは不死なのだ!(嘘

はいっ!どーも!前回死んじゃったレイラでぇ〜す!

今回は私が死んだ時の他の奴らのことやその後について語るそうなのでシクヨロ!この古い感じがスキ!今回も全力でハッチャケながら行きまーす!

 

ーーーーー

イエーガー元帥の場合

 

それは宿泊先で休んでいた時だった。備え付けの机を使って報告書を書いていると、昔レイラが作ってくれたブレスレットが突然光ったのだ。そして光ると同時にそれは粒子となって飛び散った。それを見て一瞬で私は悟った、何があったのかを。彼女が死んだのだ。作成者が死んだのだ、それが壊れるのも当たり前だろう。けれど信じられなかった。かつて私に私が死ぬ時爆笑しながら見送ってやると言った彼女は私より先に消えたのだ。頭では理解しても心はそれに追いつかなかった。

ただ呆然としていると、その粒子は何か形を成していった。彼女が何か残したのかと思い、形がなすのを待っていると彼女の姿になった。それと同時に彼女の声が聞こえてきた。

 

「うぃっす!ケビン、元気にしてるかい?いや〜、本当悪いんだけどさぁ。。あんたとの約束守れなかったっぽい。んで、そんな私からのお願いなんて聞きたくないと思うんだけ、ど!

聞いてくれなきゃ困るのよ。うんうん、あんたなら聞いてくれる。そう信じて言うわ。あ、ちなみにこれ返信不可能なんで返事しようがしまいが関係ないからそこんとこよろしく!」

 

キメ顏でビシッ!と親指立てて言われても困るんだけど、と思いながらも彼女らしいと思い黙って聞くことにした。彼女が私に頼ってくるなどこれが人生最初で最後なのだ。それぐらい聞いてあげてもいいだろう。約束は約束であるかも怪しい巫山戯たものであったし(たぶん彼女は本気だったのだろうが)、そこまで気にすることもない。

 

「そんでね、えっと、そうそう!私が死んじゃった理由なんだけど、それがとても問題でね。ハルをお願いしていい?きっとクロスは言えないだろうからケビンから行ってあげて欲しい。ハルのせいなんかじゃないって。私の死をあの子の重荷にはしたくない。あの子はきっと自分を許さないから。死ぬことはしなくても死んでもいいやって思ってしまうだろうから。

でもそれはダメ!

私は今まで数百年も生きて楽しいこと面白いこと、ほとんどやりきった。でもあの子は違う。あの子にとってはこれからなの!それを私のせいで無駄にさせる?ふっざけんじゃないわよ!!だから、ケビン!あんたが叱ってやって。もしそれでもあの子が変わらないならそれはそれ。成るように成る。でも何もしないのも嫌だから。よろしく!

それじゃそろそろ行くね!あんた全然早く来なくていいから。あんたのお小言なんて聞きたくないからね。説教はそっちでバカ生徒達にやりなさい。私はその間こっちで散々楽しませてもらうからね!じゃあね!」

 

そうやって一方的に押し付けて彼女は消えた。粒子の一粒が消えるまで私は動けなかった。そこには何も残っていなかった。その日、私は久しぶりに泣いた。ただ別に悲しくて泣いたのではない。彼女と過ごした日々を思い出して、笑いすぎて泣いたのだ。

彼女は最後まで彼女のままだった。ならば私も最後まで私らしく生きよう。彼女の想いを私はあの子に伝えねば。例え、幾年も掛かってしまうとしても。

その日は一睡も出来なかった。

 

 

 

ーーーーーー

シモンの場合

 

昔、俺を拾い育てた父が言っていた。

 

「いいかシモン。わしら人間にはな、生と死しかないだわな。だがオメェ、生は分かるがよ、死はダメだぜ?生きてる間は死にたくねぇ、死なせたくねぇ思うのは良いがよ。死んだ奴のことをいつまでもぐちぐち引きずってリャーよ、そりゃ意味ねぇ。んな事しようが、人間生き帰りゃせなんだよ。なぁ?オメェもよく知ってるだろ?特にここに住んでりゃ生も死もあったモンじゃねーがよ。でもわしらは生きてんだよ。だからよ、死ぬなよシモン。オメェが生きてる間はオメェの死を悼んでやるさ。だがさよ?オメェが死んだらわしはオメェを思い出すかもワカンねぇよ?そりゃオメェも同じさよ?」

 

それは長ったらしい説教のようなものだ。俺がそいつから教わったのはあの地獄で生き延びる術とそれだけだった。でも間違いじゃない。あそこは死しかない。生まれた時から俺の周りには死だけだった。あそこで生きていること自体が奇跡に近い。

師匠に出会った日、俺は拾い育ててくれた父を失った。けれど別段何も思うことはなかった。ただ、もう二度とあの特徴的な喋り方を耳にすることはなくなったんだ、とそれだけだった。

 

その考え方は他人からしたら歪なのだろう。けれどその考え方が当たり前の世界だった。親父や俺だけじゃない。あの死しかない地獄で生きていた数少ない人間どもは皆同じ考えだ。結局人間の思考なんて生きてきた環境ということだろう。イェーガー元帥やティエドール元帥は始めその考えを持つ俺を哀れんだ。けれど師匠はそれもまた人だと、何も言うことなく受け入れた。その息子も生まれた時から一緒にいるからか受け入れてくれた。クラウドも「それがお前ならそうなのだろう」と受け入れてくれた。

 

要は何が言いたいかっていうと、師匠が死んだと聞いた時、親父が死んだ時のように俺は何も思わなかった。ただ一つだけ、越えるべき存在が居なくなったのが困ったくらいだ。

だから師匠の死に関しては何も思わない。そんな俺をあの人は笑ってツッコむぐらいだろう。

 

それでもハルはまだ生きている。そうなると俺としては困るわけだ。あいつが死ぬのは嫌だ。だってあいつはまだ死んでないんだから。だから師匠と交わした約束を守るためにも俺は兄としてあいつを見守らなきゃいけない。本当に面倒くさい弟だ。人をアホ呼ばわりはするし、勝手に他人の死を背負い込むし、面倒臭いことこの上ない。しかしまあ、あいつの飯を二度と食えなくなるのは少々どころではなく困るのでそこら辺はちゃんと守ってやろう。

 

 

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クロスの場合

 

………………………。

 

ああ、死んだのか。死んじまったのか。この人だけは死なないと思っていた。俺を置いていかないんだと思っていた。けれど結局、あんたも俺を置いて行きやがった。しかも面倒なモン残してな。俺は父親なんてガラじゃないだろ。しかも息子とか。娘ならまだ分かるけどよ。洒落になんねーぞ、レイラ。

 

ずっとその背中に憧れてた。でも強いだけじゃなくて、弱い部分もあった。だから俺は、生まれて初めて誰かを守りたいと思ったんだよ。なのにあんたは一度も俺に守らせてくれなかった。あんたは俺に俺だけのために生きろと言った。分かってねーよ。あんた、俺のこと何でも知ってたけどこれだけは分かって無かったな。俺の為に生きろと言うなら守らせて欲しかった。一緒に背負わせて欲しかった。結局、ハルのことだってずっと黙っていやがったしよ。

 

あんたとの約束通りあんたの体は俺が守る。って言ったけど結局あんたに守られてる気がするんだがな。でもそうだな。あんたの事、守らせてもらえなかったし、遠慮なくクソガキは守らせてもらいますよ。

 

あの日、あんたは俺の師匠となり親になった。そしていつの間にかあんたは俺の愛している人になった。結局、ちゃんと言葉で伝えたことなかったけど、愛していました。ありがとう。そしてこんな不甲斐ない弟子で旦那ですまなかったな。そっち行く時には美味い酒持っていくから許してくれ。あ?まだ来んなって?ハハッ。イイぜ。愛人でもバンバン作って嫉妬させてやるか。さて、取り敢えずロマネコンティでも飲むかね。

 

 

ーーーーーー

あれ?ハッチャケてない?あれ?いや、ハッチャケてるか。つうかクロス、怨霊として出てきてやろうか?これ以上愛人増やす気か、あの野郎。よし、今度怨霊として出てきてやろう、クロスの愛人の元に、な!

 

 




ハッチャケられなかった。
あ、原作始まると思った人?残念!それはまだまだ先なのだ!
でも次回からは白髪くん出る予定です。
あとクロスの口調がイマイチ掴めんかった。ゴメンなさい。でもクロス愛はあるよ、大好きだよ!


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