IS~転生者は頑張って生きるそうです~(凍結)   作:赤い変態

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今回はすこし出来が悪いかなと思います。というか自信がない・・・

出来ればコメントでアドバイスお願いします。





クラス代表戦? すまん、眠くて無人機が出てくるまで起きていられそうにない・・・

凪side

 

 

チュン、チュン…

 

「ふわぁ……あー、結局徹夜だったな…しかも二日間……」

 

お袋から送られたデータ通りに『アウトフレーム』を『ゲイルストライク』のコアに統合する作業を実行した結果、クラス対抗戦当日の午前三時になってしまった。

その作業の中には『アウトフレーム』のコアの初期化もあったから予想以上の時間が掛かった。

 

PLLLL…

 

「……あ? …誰だこんな時間に……もしもし?」

『凪~? 作業終わった?』

「お袋か…あぁ、終わったぜ。二日間完徹でな……」

『お疲れさま! あ、コアはリビングのテーブルの上にでも置いといていいわよ? 今日の昼前にはシャルロットちゃんと一緒にそっちの家に着くから』

「おう……ちょっと待て、アンタ何処から電話してる?」

『日本行きの旅客機よ♪』

「……アンタは常識ってもんを知らないのか?」

 

※飛行中の飛行機の中ではマナーを守りましょう。

 

『常識はブチ破るモノよ、死亡フラグを吹っ飛ばすように』

「ああそうかい…で、シャルロットさんは隣に居るのか?」

『寝てるわよ…ああ、そうそう。今日のクラス対抗戦、シャルロットちゃんと一緒に観戦しに行くから♪』

「…頼むから問題起こすなよ?」

『それじゃ、CAさんが睨んでるから切るわね? バ~イ♪』

「話を聞けええええぇぇぇぇ!!!!!」

 

ブッ! ツー、ツー…

 

切りやがった……。

 

「…まあいい、それより学園に行く準備しねぇと。今日は襲撃イベントがあるから…早めに準備しとかないと…」

 

眠りを欲する体に鞭を入れ、学園に向かう準備を済ませる。

ったく、これで戦闘中にぶっ倒れたら確実に寝ちまうぞ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は午前十一時。

第二アリーナ第一試合、組み合わせは一夏と鈴。

アリーナの観客席は満席。

生徒だけでなく、各国のお偉いさんや企業の方まで。

片や男性IS操縦者、片や中国代表候補生なんだ、これくらい集まるのは当然だろう。

 

『それでは両者、規定の位置まで移動してください』

アナウンスに促され、二人は五メートルの距離を取り、空中で向き合う。

 

「さて、どこまで出来るかな?」

 

俺はアリーナの中継塔で観戦していた。

何故ここなのかというと、この後起こるであろう無人機による襲撃に備える為だ。

ここなら遮断シールドをブチ破るだけで中に入れるからな。

…まあ、原作通りの敵が来るとは限らないから気を引き締めないといけないがな。

ちなみに本来中継塔に居るはずの職員は会場警備などに割かれていて、ほぼ無人。

代わりにオートで試合映像を記録、放送するように設定されてるので問題ないようだ。

まあ、そのせいで箒がここに来るんだが…一応入口は完全にロックさせて貰った。

下手すると彼女が無人機の標的にされかねないからな。

…あぁ、それにしても眠い。

襲撃が起こる前に寝てしまわないよう、気ぃ引き締めとかないとな……。

 

ブ―――――――――――ッ!

 

「…っと、どうやら開始のようだな」

 

二人ともブザーが鳴ると同時に互いの得物でぶつかり合い、一夏は弾き飛ばされるが三次元躍動旋回でどうにか体勢を戻し、鈴を正面に捉える。

まあ基礎は出来ているから後は技量次第かな…。

 

しばらく斬り合っていると、鈴の肩の非固定浮遊部位が開き中心の球体が光ったと思ったら、いきなり一夏が吹っ飛び、少し間を置くとまた吹っ飛ばされた。

 

「『衝撃砲』、たしか第三世代兵器だったか。避けるの難しそうだな…」

 

たしか空間自体に圧力をかけて砲身を生成、余剰で生じる衝撃それ自体を砲弾化して撃ち出す、だったか?

ふむ、ウイングソーで振動数を同調させて斬れば無効化出来そうだな。

 

「ま、今度模擬戦でも頼み込んで、その時に試して見――――」

 

ズドオオオオオオンッ!!!!!

 

いきなりアリーナを襲う大きい衝撃。

直後に一夏と鈴の近くに何かが煙と共に落ちてくる。

アリーナの観客席にいた人達は悲鳴を上げながら出口に殺到、同時にシャッターが下りていく。

……来たか。しかも今の攻撃、ビームじゃなかったな。

爆弾…だろうか?

まあ、今の攻撃で原作の無人機じゃない可能性が出て来たな。

 

「さて、今ので眠気も吹っ飛んだし……『アウトフレーム』、ランチャーストライカー装備!」

 

『アウトフレーム』をランチャー装備で呼び出し、ハイパーセンサーで煙が漂っている辺りを確認する。

 

「反応は…三機!? おいおい、マジかよ……お、煙が晴れて――――」

 

次第に煙が晴れていき、三機の侵入者の姿が露わになるが……その姿を見て俺は言葉が詰まった。

暗緑色に『ブリッツ』を模したボディー、左腕の武器は鉤爪状の武器。

 

「『NダガーN』…何つーモンを嗾けてくれてんだよ!」

 

『NダガーN』、ミラージュコロイドを搭載したダガーシリーズで、量産型ブリッツともいえる機体。

だが、オリジナルのブリッツよりもミラージュコロイドを長時間使用できるという最悪な機体でもある。

 

「…ミラージュコロイドを使われる前に倒すしかないか。なら…!」

 

『アグニ』を構え、一番近いところにいる一機に向けて大出力ビームを放つ。

遮断シールドに一瞬阻まれるが、すぐに突破。

狙い通りに一機撃墜する。

仲間がいきなり倒されてすぐに攻撃してきた俺に距離を取る二機。

それを見てすぐに俺は一夏達の下へ機体を飛ばす。

 

「よお、助太刀に来たぜ?」

「凪! 助かったぜ!」

「というか、遮断シールドをブチ破って更に敵を完全に破壊するってどんだけよ…」

「まあその辺は後で説明するとして…どうやら無人機だったようだな」

「む、無人機だったって、有人機だったらどうする気だったのよ!」

「あ、無人機って事には気づいてたんだな」

「ああ、どこか機械染みてたからな……それより、残り二機だな」

 

一夏の言葉で二機の方へ視線を向ける。

…どうやら俺たちが話してる間は攻撃してこないようだが―――――ッ、不味い!

俺たちが話を中断してそっちを見たと同時に、ミラージュコロイドを展開し姿を隠しやがった!

 

「ちょっ!? なんなんだあれ!?」

「ウソ!? ハイパーセンサーにも引っかからないステルスなんて……どういうことよ!」

「お前ら! 背後取られないようにカバーし合うぞ! いいな!?」

「お、おう!」

「ああもう! なんでこんな事になんのよ!」

 

すぐに互いの背を隠すように身を寄せ合う俺達。

不味いな、あの二機は熱源反応すら発生させないように移動できる。

大方、手足に内蔵したアンカーでそこら中を移動してるに違いない。

さて……どうやってこの場を切り抜けるか…。

 

「ちっ! 先生たちにも連絡が取れない! 本当になんなのよあいつ等!」

 

鈴はさっきから先生たちに連絡を入れてるようだが、繋がらないようだ。

…たしか本来は繋がるはずなんだが……っ!

まさか…ウイルスか?

となるとこの二機を倒せば……いや、この二機にそんな機能は無いはずだ。

だとしたら、他にもう一機――――って、

 

「ぐぅ!? くそ…っ!」

 

いきなり頭上からビームが降り注いできた。

威力自体はそこまで強くないが、いつまでも喰らってられない。

すぐに撃ってきた方向にコンボウェポンポッドのガトリングで攻撃するが、弾は空を切る。

 

「うわっ!? くっそ~、どうすりゃいいんだ?!」

「っ、衝撃砲が片方やられたわ…シールドエネルギーも試合で消費してたから不味いわね…」

 

二人もあまり長く持たないようだ…ちっ、どうすれば……。

周囲を見渡し、なにか状況を打開出来そうなものを探す。

地面、空、中継塔、ピット、壁……。

 

! そうだ、壁だ!

 

アンカーで移動してるなら、どこかに打ち込まないといけない。

さすがにアンカーを打ち込んだ壁や天井、地面にできる傷跡までは隠せないからな!

 

「二人とも! 壁と天井と地面に傷が出来たところに攻撃するんだ!」

「どういうことだ? 凪」

「! 凪、傷が出来た瞬間を狙えばいいのね?」

「ああ! 奴ら、アンカーで移動して熱を出さないようにしてるからな」

「…そういう仕掛けで移動してたのね」

「? つまり、アンカーが撃ち込まれたところを狙えばいいのか?」

「そういうことだ。…いくぞ!」

 

神経を集中させ、ハイパーセンサーも使って傷が出来た瞬間の所を狙う。

 

「「「…………」」」

 

得物を構え、いつでも攻撃できるようにする。

 

シュッ――、シュッ――

 

微かにアンカーを打ち出す音が聞こえてくる。

どうやら近づいてくるようだ。

 

『鈴、一夏。お前たちは連携でやれ』

『凪はどうするんだ?』

『俺のは当たる範囲がデカいからな、一人で十分だ』

『撃ち漏らすんじゃないわよ?』

『了解した…来るぞ』

 

プライベート・チャネルで会話後、アンカーの射出音がかなり近づいてきた。

出来れば『ゲイルストライク』で挑みたいところだが…呼び出す時間がないからな。仕方ない。

 

シュッ――、シュッ――……ガッ!

 

一番近いところにある壁に傷が出来たのが見えた!

今だ!

 

「「「うおおぉぉ!!!」」」

 

三人同時に攻撃を開始する。

 

「これでも食らっとけ!」

 

『アグニ』を発射し、壁に付いた傷ごといるであろう敵に攻撃する。

大出力ビームが壁に直撃する前に何かが爆発、一瞬だけミラージュコロイドが切れたNダガーNの姿が確認できた。

どうやらこっちは撃墜できたな。

 

一夏達の方を見ると、鈴が『衝撃砲』で見えない『NダガーN』の動きを止めたところを一夏が『零落白夜』を発動させ、止めを刺していた。

 

…なんとか撃退できたな。

さて、さっさと戻って先生方に―――――

 

ズドッ! ズドッ!

 

「っ! くそ、まだ敵が!?」

 

目の前にいきなり撃ち込まれたビームをどうにか避け、撃ってきた奴を見る。

 

「な…マジかよ……!」

 

そこには新たに四機の『NダガーN』の姿が…。

くそ、入ってきたのは三機だけじゃなかったのか!

さっきのは前座とでも言うのか!?

 

「ウソだろ、もうエネルギーが殆ど無いってのに!」

「こっちも殆ど無いわ…」

「俺はまだいけるが……分が悪いな…」

 

『アグニ』は二発しか撃ってないが、それでも四機を相手するとなるとエネルギーが心許無い。

こういう時、先生たちが対処するために出撃するのがお約束だが、望み薄だな…。

くっ、『ゲイルストライク』にチェンジすればエネルギーもマシなんだが……。

 

四機はミラージュコロイドを展開せず、こちらに向けて銃口を突きつけてくる。

…エネルギーが切れそうな俺達を倒すのにミラージュコロイドは不要ってか?

くそっ、ここまでか……。

 

ズドオオォォォンンッ!!

 

「え…」

 

四機の攻撃が今にも行われそうになった時、急に太い光条が現れ、二機の『NダガーN』を呑み込み、破壊していった。

すぐにその光が放たれた方向を見る。

そこに居たのは――――

 

「『ライゴウガンダム』…サムブリットストライカー装備?!」

 

観客席で『アグニ改』を構えている深緑色の『ライゴウガンダム』が居た。

どうやら遮断シールドと緊急用のシャッターを同時に貫いて入ってきたみたいだ。

…いやまて、『ライゴウガンダム』ってことは、あれを動かしているのは!

 

「大丈夫? 凪君」

「シャルロットさん…そうか、お袋と来てたんだっけか」

「うん、と言っても今来たばかりだったんだけどね。…それよりまだ動ける?」

「ああ、そこの二人は無理みたいだが…」

「あんた誰よ!」

「落ち着け、鈴。味方みたいだ」

「はじめまして。僕は凪君の義理の姉だよ。まあ詳しい話は後にして――――来るよ!」

 

シャルロットさんの声と同時にその場から離れると、残りの二機によるビームが突き刺さる。

 

「二人は下がってて。後は僕たちがやるから…いけるよね? 凪君」

「ああ勿論! 装備換装、ソードストライカー!」

 

ランチャーからソードに換装し、『シュベルトゲベール』を構える。

 

「換装、キャリバーンストライカー!」

 

シャルロットさんもストライカーを換装し、機体色も深緑から水色になる。

そして背の大剣、『シュベルトゲベール改』を構え、俺たちは二機の『NダガーN』に対峙する。

 

「一気に決めるよ!」

 

まずシャルロットさんが飛び出し、一番手前に居た方に斬りかかる。

急な行動に反応しきれなかったのか、その『NダガーN』は見事に真っ二つにされるが、右手を挙げ、銃口を向けるが…

 

「させるかよ! これで!」

 

左肩のビームブーメラン『マイダスメッサー』を俺が投げつけ、その右腕と頭部を切り落とす。

 

「さて、最後だね!」

 

完全に沈黙したのを確認すると同時に、シャルロットさんが残りの一機に向けて左腕のロケットアンカー『パンツァーアイゼン改』を発射、逃げれないように捕まえてしまう。

さあ、これで決める!

両手で『シュベルトゲベール』を持ち直し、一気に接近し――

 

「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

ありったけの力で頭部から真っ二つに切り裂いた。

 

 

凪side out

 

 

 

???side

 

「…無人機七機の沈黙を確認、データ収集を完了。ウイルスの散布を中断する」

 

第二アリーナ上空、凪達の戦闘を見ている者がいた。

その姿は『アウトフレーム』と似ており、前に飛び出した二本の角が特徴的だった。

 

「…『テスタメント』、帰投する」

 

背中のウイングを展開し、IS学園から去っていくガンダムタイプのIS。

 

「……早く戦いたいものだな、あの男と……」

 

 

 

???side out

 

 

 

 

凪side

 

 

「お疲れ様、凪君」

「シャルロットさんも、ありがとう」

 

あの後、アリーナのシステムも回復し、俺たちは治療を受けた。(といっても、俺とシャルロットさんはほぼ無傷だったので検査だけだった)

その後、学園側からシャルロットさんの『ライゴウガンダム』に対する説明を求められたが、お袋が登場し、事情を説明。

明日からIS学園に通わせるということで話は終了した。

(もっとも、最初からそうする心算だったんだけどな)

ちなみに、明日から俺と同じクラスに入るらしい。

そして今、シャルロットさんが過ごすことになった部屋で俺は改めて彼女と顔合わせをしていた。

 

「…顔を合わせて話すのは、はじめてだね」

「電話越しの、1回限りでしか会話してないですしね…」

「ええと、これからよろしくね?」

「あ、はい。よろしく」

「…あ、あとね? そう畏まらなくてもいいから、気軽に呼んでいいよ?」

「え…ああ、わかった。ええと…シャル…姉?」

「! は、はい……」

 

ボンッ! という音と共に顔を真っ赤にする…シャル姉。

たぶん、照れているんだろうが…うっ、なんか俺まで恥ずかしくなってくるんだが…。やばい、顔が熱くなってきた。

 

「あああああ、あの、その……ぼ、僕も、凪君のこと『凪』って呼んでいいかな!?」

「! え、ええどうぞ!」

「…な、凪……?」

「! お、おう……」

 

ボンッ!

今度は俺からそんな音が出た…気がする。

やばい、互いの名前を言うだけで互いに照れていくとは…延々と続くぞコレ!?

 

PLLLL…

 

「「ひゃうっ!?」」

 

いきなりケータイが鳴り、ビビる俺達。

くそっ! 誰だよこんなタイミングで!

とりあえず、掛けてきた人物の名前を確認すると…。

 

「お、親父から…?」

「た、武さんから? なんなんだろう…」

「と、とりあえず出てみるけど……もしもし? 親父?」

 

一応、シャル姉にも聞こえるようにスピーカーモードにする。

 

『おお、凪! 那美さんから聞いたぞ、大丈夫だったか?』

「お、おう。シャルn…姉さんも大丈夫だぞ!」

『よかった~! 君たちが無事でとても嬉しいよ!』

「そ、そうかい……で、何の用だ?」

『ええとな、我が家に新しい家族が増えるだ!』

「「……はい?」」

 

いきなりの発言内容に俺たちは一瞬呆けた。

ええと、この親父、なんて言った?

 

「…すまん親父、聞き取れなかった。もう一回言ってくれ」

『だから、僕たちに新しい家族がまた出来るってことさ!』

「「は…はいいいいいいぃぃぃぃぃ!?!?」」

『実はね、この前ある森に出掛けてたんだけど、そこで怪我をしてた少女を見つけたんだ。

話を聞くと名前が無いって言うし、身寄りもないみたいだったから養子にすることにしたんだ!あ、もちろん那美さんにもさっき伝えておいたよ!』

「一応聞くが…何歳?」

『気になる? しょうがないなぁ、たぶんだけど十歳ぐらいかな?』

「わぁ、僕に妹が出来るんだ……」

「今度は義理の妹か…あー、それで名前は何て付けたんだ? どうせあげたんだろう?」

『モチのロン! 漢字で『空』と書いて『くー』と読む!そう、くーちゃんと名付けたのさ!』

「くーちゃん…かわいい名前だね…♪」

 

シャル姉は嬉しそうな顔をするが、俺はそうじゃなかった。

いや、嬉しいのは嬉しいんだが……問題はその名前だ。

くーちゃん? 原作キャラじゃねえか!

おいぃぃぃぃぃ!!!! 我が家の両親は原作ブレイク職人か何かか!!?!?

 

『あと、そのくーちゃんなんだけど、今度僕と一緒に日本に行くから、その時に凪達で面倒見ててくれるかい?』

「え、いや、俺達寮暮らしなんだが」

『大丈夫大丈夫!当分は僕も日本の家で暮らすから ♪』

「そ、そうか…」

『じゃ、僕は仕事があるから!』

 

ブッ! ツー、ツー…

 

「と、とりあえずまた増えるな、家族」

「でも、家族が増えるのはいいことだと思うよ?」

「…まあ、そうかな……」

「うん、そうだよ」

 

その後、俺はシャルロットさん改めシャル姉と、消灯時間近くまでが過ぎるまでお互いのことや世間話について語り合った。

(…姉弟って、こんなにいいものなんだな……)

彼女との会話でどこか安らぎを覚える俺だった。

 

 

 

 

 

≪オマケ≫

 

久しぶりな1024室

 

「さて、そろそろ寝るか…」

「だねぇ~」

 

コンコンッ

 

「誰だろ~ね~」

「はいはーい、今出ますよー」

 

ガチャッ

 

「あ、高天原君。居たんですね、良かった~」

「山田先生、どうしたんですか?」

「ええとですね、高天原君の部屋ですが、都合が付きました!」

「おお、遂にですか。ということは一夏と同じ部屋になるんですね?」

「いえ、同室者は織斑君じゃありませんよ?」

「え、では誰と?」

「明日から一組に入る高天原君のお姉さん?とですよ」

「な、なんだとおおおぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!」

 

明日から義理の姉と同じ部屋になるそうです。

 

 

 

 




凪にシャルロットのことをシャル姉と呼ばせることにしたのは私がDCⅢ好きによるものだと思う・・・

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