IS~転生者は頑張って生きるそうです~(凍結)   作:赤い変態

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オリ主の才能の比率は、
技術面
        戦闘<開発・・・4:6くらい

頭脳面
        戦闘≦ハッキングや技術理解・・・4.5:5.5くらい




代表決定戦~イギリス娘対俺~編

 

 

 

「残念だったな」

「なんで引き分けになったのか納得いかない・・・」

「まあその話は今から織斑先生にでも訊いとけ・・・さて、次は俺の番だな」

 

ピットに戻ってきた一夏に声を掛け、『アウトフレーム』を呼び出す。

続いてエールストライカーとライフル、ガンカメラとシールドを展開、装備する。

 

「え、全身装甲?」

「珍しいな・・・」

「おお! すげぇ!」

 

山田先生、箒、一夏の順にそれぞれの感想を聞く。

・・・まあ、本来シールドエネルギーのあるISに全身に装甲を付けるなんて、普通はあり得ないからな。

 

「そんじゃ、行ってくる」

「勝てよー!」

「おう!」

 

ピットから飛び出し、アリーナの中央近くで停止する。

既に補給は済んだのか、『ブルー・ティアーズ』は傷一つ無い姿で待ち構えていた。

 

「・・・全身装甲とは、ナンセンスですわね」

「俺として素肌を晒してる方が危険な気がするが?」

「ふん・・・まあ、逃げなかったから誉めてあげますわ」

「そりゃどうも・・・で、どうだった? 一夏は」

「・・・強かったですわ。今頃の男たちと違って」

「そうかい。・・・ま、それよりも今は――」

「ええ、全力で相手をして差し上げますわ!」

「そうこなくっちゃなぁ!」

 

                  (推奨BGM:Zips)

 

戦闘開始と同時にお互いの獲物で相手を攻撃する。

が、撃った場所にはどちらも、もういない。

セシリアは上空に、俺は地面すれすれの位置に避けていた。

その距離は約四十メートル、上空にいるセシリアの方が攻撃しやすいだろう。

(さて、どうしたもんか・・・)

 

「あなたには悪いですが、一気に決めさせてもらいますわ!」

 

左手をこちらに突きだすと同時にセシリアの周囲に浮いていた四機のビットが攻撃を開始してくる。

銃口のある位置を確認し、射線を予測、攻撃する直前で回避。

即座にガンカメラをビットに向け、ライフルの照準と同期、一番手前にある一機に狙いを付ける。

 

「まずは一機!」

 

十分に狙いを付けて、トリガーを引く。

―――着弾、一機撃墜。

続いて死角を狙おうとする一機を照準―――しかし、すぐに別のビットに目標を変え、狙い撃つ。

・・・ふぅ、死角を狙う個体に気を取られ過ぎて、危うく他のビットに攻撃されるとこだった。

 

「危険を察知するのが得意のようですわね」

「はっ! この程度で感心されても嬉しくないよ!」

 

セシリアは一度ビットを呼び戻し、ライフルによる精密射撃に切り替えてきた。

・・・どうやらエネルギー補充か。なら、そろそろ動くか。

エールストライカーのスラスターを吹かせ、セシリアと同じ高さまで最大速度で上昇する。

精密射撃を避けつつ、距離を二五メートルまで詰めてライフルを狙い撃つ!

 

「っと! そう簡単に破壊させませんわよ!」

 

しかし、セシリアはギリギリでこちらの攻撃を避け、同時にビットを周囲に待機させたままこちらに攻撃をしてくる。

 

「ちぃ! やっぱそう上手くいくわけねえよなぁ!」

 

やはり、ビットを優先して落とすのが先決だな!

今度は周囲に待機させたまま攻撃してくるからガンカメラの補助なしで狙いを付けて攻撃する。

この距離なら外さねぇ!

 

バシュッバシュッ!

 

二発連続で撃つが、命中したのは一機だけ。

もう一機は当たる直前で行動を再開、俺の目の前にまで移動していた。

 

「っ! これでも食らっとけ!」

 

膝アーマーからアンカーを射出し、最後のビットを打ち抜く。

 

―――四機の特殊兵器を掃討完了。

 

ハイパーセンサーからの情報を確認しながら、セシリアへ再接近。

ガンカメラの下段レンズからレーザー通信用の光を最大出力で照射し、一時的に目潰しをする。

 

「くぅっ! ・・・この程度で!」

「何処を狙ってやがる? 俺はここだぜ!」

 

すぐに射撃を行ってくるが、目潰しによって狙いが甘くなっているため楽に避け、同時にライフルで『スターライトmkⅢ』の砲身を打ち抜く。

セシリアはすぐに獲物を手放す。数秒後、『スターライトmkⅢ』は爆散する。

さあ、一気に決めるぞ!

 

ライフルとシールド、ガンカメラを収納し、右手にビームサーベルを、左手にビームサインを持ち、一気にセシリアの懐に飛び込む。

 

「ふん! さっきのわたくしの戦いを忘れたのかしら! 行きなさい、ティアーズ!」

 

スカートアーマーの一部が外れ、最後のミサイル型ビット二機がこちらに向かってくる。

 

「一度見た手に掛かると思うなよ!」

 

すぐにビームサインの形状を扇状に変更、ビームシールドに転用し、ミサイルビットを薙ぎ払うように防ぐ。

爆発で多少シールドエネルギーが持って行かれるが、それに構わず直進、ビームサーベルで斬りかかる!

 

「く! インターセプター!」

 

近接用のブレードを呼び出し、ビームサーベルを受け止めようとしてくるが―――

 

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ビームで出来た刀身を只の実体剣が受け止められるはずがなく、セシリアのブレードを両断する。

 

「なぁっ!?」

「おらああぁぁぁ!!!」

 

ビームサインの出力を上げ、疑似ビームサーベルに変換。両手のサーベルでセシリアの『ブルー・ティアーズ』の各部を切り刻む!

 

「・・・これで、終いだあぁぁ!!!!!」

「きゃあああああああ!?!?!」

 

最後にクロスするように両腕を降ろし、シールドエネルギーを削るとセシリアは地面に落下、同時に試合終了のブザーが鳴り響く。

 

 

『試合終了。勝者―――高天原凪』

 

 

・・・ふぅ、なんとか勝てたな。

とりあえず、地面に落ちたセシリアに手を差出し、起き上がらせる。

 

「大丈夫か?」

「ええ、なんとか・・・・・・お強いのですね。本当に素人ですの?」

「一応、ここ一週間はアリーナで練習してたからな・・・・・・まあ、一夏は剣道しかしてなかったそうだが」

「では、わたくしが一夏さんに負けたのは・・・」

 

おや、あいつのことを一夏さんと呼んだな?

どうやらフラグは立ったようだな。祝ってやるぞ、一夏。

 

 

 

 

その後、セシリアはピットに戻っていった。

さて、シールドエネルギーもまだまだ余裕があるし、このまま一夏と戦うか。

 

「織斑先生。このままいきますので、一夏と戦わせてください」

『いいのか、補給なしで』

「ええ、まだまだ余裕はあるんで」

『そうか、わかった』

 

 

数秒後、一夏はピットから出てきた。

 

「・・・いいのか? 本当に補給しないで」

「十分いけるさ。それより自分の心配でもしとけよ? さっきみたいにエネルギー切れ起こして、負けとか辞めてくれよ?」

「千冬姉からこの『雪片二型』の特性はもう聞いてきた。だから心配はいらないぜ?」

「ほう・・・なら遠慮はいらないな」

 

エールストライカーからソードストライカーに換装し、対艦刀『シュベルトゲベール』を下段に構える。

 

「・・・それも『アウトフレーム』の武器か?」

「ああ、正確にはバックパックごと変えるものだがな」

「すげぇな。だが、負けないぜ」

 

一夏も『雪片二型』を上段に構える。

 

ビ―――――ッ!

 

「「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」

 

試合開始のブザーと同時に俺たちは相手に向かって突撃し、そして――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、では一組のクラス代表は織斑君で決定しました!」

『わああぁぁぁぁぁぁぁぁいいいい!!!!!』

「・・・・・・はい?」

 

代表決定戦の翌日、クラス代表は一夏に決定した。

 

「あの、山田先生。俺、たしか凪に負けたんですけど・・・」

「あぁ、それは―――」

「俺が辞退したからだ」

 

あの後、確かに俺は一夏に勝った。

一夏の自滅で。

正確には、なんどか斬りあった後何度もブースターやスラスターを吹かせまくって加速したり、斬りかかってくる時は常に『零落白夜』を発動しっぱなしですぐにエネルギー切れを起こして終了、というものだった。

まあ、一夏の剣筋が凄すぎて途中何度かやばかった、こっちも。

もし対等な状況で戦ったら間違いなくやられてた、ってことを織斑先生や山田先生に伝え、クラス代表は辞退させてもらったんだ。

・・・まあソードのままならって事での話だがな。

 

「そ、そんなぁ~!!」

「大丈夫ですわ、一夏さんなら十分適任です!」

「オルコットもそう言ってるんだ、素直に受け入れろ、織斑。

・・・・・・さて、ではクラス代表は織斑一夏で構わんな?」

『はーい!!』

 

と女子の声が重なる。

一夏はというと、肩を落としていた。

・・・・・・後で飯奢ってやるか。

 

 

≪オマケ≫

 

休み時間にて

 

「わたくしが一夏さんにISについて指導して差し上げますわ!」

「いや、私が先に教えていたんだ!これ以上指導役はいらん!」

「あー、セシリアも箒も悪いけど、俺凪に教えてもらうわ。いいよな、凪?」

「え? 別にいいが――って、あの、箒さん?なんですかその真剣は。セシリアさんも何で『スターライトmkⅢ』を取り出しているんだ?」

「「さあ?なんでだろうな(でしょうね)?」」

「ま、まて。落ち着け、素数でも――――――」

 

ザンっ!

バシュンっ!

 

「うおおおおおお!?!?!」

「凪――――!?」

 

一組は今日も平和だった。

 

 




※戦闘中のBGMを考えました。
不必要なら今後は辞めておきます。



この作品内の、今のところ装備可能な各ストライカー・シルエット・ウィザードのスペック順は、

機動型
シールドストライカー≦ガンバレルストライカー=ブレイズウィザード<エールストライカー≦フォースシルエット

格闘型
スラッシュウィザード<ケルべロスウィザード=ソードストライカー<ソードシルエット

砲撃型
ランチャーストライカー=ガナーウィザード<ブラストシルエット
という感じです。

ホスピタルウィザードについては、病院では無理なので、医療用の物資を積んでいるという設定で行こうと考えてます。

また、各ストライカー・シルエットの上位装備は六種ほど考えてます。

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